侍ジャパンに選ばれたベイスターズの選手は高確率で他球団に流出する法則
39歳になりました。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
今日は侍ジャパンの練習試合が行われ、投手陣が華々しく砕け散って下さいました。諸行無常の響きが、そこにありました。
さて、ベイスターズは一昨年までずっと弱いチームであり続けたわけですが、その割には侍ジャパンに多数の人材を送り込んでおります。ベイスターズが弱くとも、選手はすごいのだ!と、数少ない胸を張れる場面でしたから、僕もよく覚えております。
それで今日の筒香選手の活躍ぶりを眺めながら、ふと、これまで侍ジャパンに招集された事のあるベイスターズ選手について振り返ってみたのでありますが、よくよく考えてみますと、みんながみんな他球団に流出している事に気が付きまして、思わず寒気がしてまいりました。
■2006年WBC
・相川亮二 (横浜→ヤクルト→巨人)
・金城龍彦 (横浜→巨人)
■2009年WBC
・村田修一 (横浜→巨人)
■2013年WBC
なし
■2017年WBC
・筒香嘉智 (横浜)
WBCの代表に限れば、前回大会までに選ばれた5人全て他球団に流出しております。脅威のアベレージであります。
ちなみに、WBC以外のプロ中心でメンバーを構成した国際大会に目を移すとこうなります。
■2004年アテネオリンピック野球日本代表
・三浦大輔 (横浜)
・相川亮二 (横浜→ヤクルト→巨人)
■2008年北京オリンピック野球日本代表
・村田修一 (横浜→巨人)
■2012年侍ジャパンマッチ
・山口俊 (横浜→巨人)
・加賀繁 (横浜)
・筒香嘉智 (横浜)
■2015年プレミア12日本代表
・山崎康晃 (横浜)
・筒香嘉智 (横浜)
ベイスターズのユニフォームを着て現役最後を迎えられたのは三浦大輔さんただ1人であります。あとは筒香選手と加賀選手と山崎康選手が有資格者となります。
全般的に侍ジャパンに選ばれる選手が以前より減ってきている事、そして今後流出する恐れが依然として高い事などが、懸念材料であります。
日本代表として、そして我らがベイスターズの代表として、より一層の人材輩出と流出阻止を大きな課題としてもらいたいと、そのように感じる次第であります。
以上