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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

BCリーグに提言したい! その3「中高生のファンを増やせ」

 

 昨年から富山サンダーバーズの試合を見に行きたいなと思っていますが、なかなか都合がつかずにいます。先日は富山サンダーバーズと福島ホープスの試合で秦選手と大家選手が先発で投げ合ったという話を聞き、なんという羨ましい対戦だと、見に行けない悔しさがますます募ってきました。

 今月の8日に本庄市の球場で富山と武蔵の試合がありましたが、さすがに次の日の事を考えると本庄でナイターを見るのはきついなと自重してしまいました。7月にも群馬の伊勢崎と武蔵の本庄でナイターが組まれているようで考えている所ですが、果たしてどうなることやら、と思っています。

 

 さて、少し間が空いてしまいましたが、続きを書きたいと思います。

 

BCリーグに提言したい! その1「インターネットをなめるな」 - ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

BCリーグに提言したい! その2「BCリーグよ大志を抱け」 - ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

 

 僕はこれまで通算で4試合しか球場に足を運んでおりませんのであまりえらそうな事もいえませんが、その中で感じたBCリーグの印象の一つが、中高生の来場客が非常に少ないというものでした。

 乳幼児や小学生くらいの子供来場客が親や少年野球チームの引率で連れてこられるのを何度も見ましたが、中学生や高校生ともなれば自らの意志で見に来るパターンがほとんどでしょうし、そこが集まっていないのはなんとも残念だと思いました。

 

 というのも、中学生や高校生は文化やブームを作ったり広めたりする事に極めて強い年代層だからです。携帯電話もSNSもソーシャルゲームも、そのかなりの割合でブームの牽引役を中高生が担ってきた側面がありますので、だからこそ今でも多くの企業がこの年代層に向けたマーケティング活動に熱心に取り組んでおります。

 

 中学生や高校生というのは毎日のように学校で友達と顔を合わせては、それほど代わり映えのしない日々でもなんとかかんとか世間話のネタをひねり出しては語らって生きていますので、したがって口コミの伝播力が他の年代層とは比べ物にならないくらい強力なのです。

 なんたって彼ら彼女らは世間話のネタが欲しくてたまらないのです。ネタが集まり次第ただちに喋りますから、すぐに口コミとして広がりやすいのです。

 

 その点大人は頻繁に世間話を語り合うような交友範囲がそれほど広くありません。だからそんなに口コミが広まらないのです。定年退職してヒマを持て余している中高年とて、そこまで話し相手は多くはありません。

 

 だからこそ、BCリーグの各球団も中高生のファンに狙いを定めて、ファンの獲得に邁進しなければならないのであります。

 中高生のファンを増やせば、まずは球場で見かけ上の華やかさを演出する事もできますし、彼ら彼女らが大人になってBCリーグに利益をもたらす側になるのもそんなに遠い未来の話でもありませんから、投資回収を見込みやすくなるはずです。それ以外にも経済的なメリットが少なくないでしょう。

 

 

 では、一体どうすれば中高生のファンを増やせるのか?を考えてみたいと思います。

 

 まずは、BCリーグのファンになってくれそうな中高生を2パターンに分けて考える必要があります。

 

 1つ目は、将来本気でプロ野球選手を目指している野球少年たちです。彼らは日頃から練習漬けの毎日を送っている可能性が高いので、球場に足を向けてもらうのはなかなか大変です。そこまでの時間が取れません。

 ただ、チーム単位で見に来てもらうとなれば話は別です。本気でプロ野球選手を目指しているような、それなりにレベルの高い野球部を部の単位で球場にお招きして、ただ試合を見せるだけではなく、監督や選手のトークショーなども行ってみてはどうでしょうか。

 BCリーグで監督やコーチを務めている人の中にはNPBでそれなりの実績を築き上げてきた方も少なくありません。福島ホープスの岩村さんや大家さんのようにMLBでもレギュラーとして活躍した人もいます。こういう成功者から直接話を聞ける場を設ければ、相当魅力的なものに映るはずです。

 また逆にNPBへの入団を果たしたもののあまり活躍できなかった選手や、これからNPB入りを目指す選手から、「若い頃にやっておけば良かったと後悔している話」などを聞かせてもらうのも、プロ野球選手を目指す中高生にとって大変興味深いものであるに違いありません。

 プロアマ規定がBCリーグにも適用されるならそれはそれで線引きに注意しなければなりませんが、そうならない範囲で、「BCリーグの選手や監督やコーチの話を聞ける」をウリにする事ができるのではないでしょうか。

 

 

 次にもう1つ、プロ野球選手を目指していない中高生へのアプローチです。

 

 プロ野球選手を目指していない中高生にも色々な人がいると思いますが、まず、なるべく暇そうな子に狙いを定める必要があります。毎日受験勉強に忙しい子を集めるのは難しいからです。

 暇そうな中高生と言えば、イオンやアピタのようなショッピングセンターのフードコートでなんとなく集まってああでもないこうでもないと語り合っている子たちが思い出されます。BCリーグのチームがあるような地方の郊外であれば、かなりの頻度でそういう風景が繰り広げられていると思います。

 そういう子たちに、アピタのフードコートではなくBCリーグの試合が行われる球場に集まってもらって、野球を見るのも良し、世間話に明け暮れるも良しで、憩いの場にしてもらってはどうでしょうか。

 

 と言っても中高生が普段から自由に使えるお金をジャラジャラさせている筈がありませんので、お金をかけずに楽しめる環境整備も必要です。

 

 まずはステューデントパスを作る必要があります。1年分の前後期合わせて年会費3000円くらいでどうでしょうか。

 それでは全く利益にならないと怒られるかもしれませんが、利益は別の場所から取ればよいです。具体的には、毎月1回位ステューデントパス専用の会報を発行して、そこに載せる広告料で儲ければ良いのです。学習塾やらマクドナルドやらコカコーラボトラーズやら携帯キャリアやらスポーツ用品メーカーやらツタヤやらジーユーやらソシャゲメーカーやら、中高生専用の会報なら広告を出したいと考える企業は相当いる筈です。それで帳尻を合わせればよいのです。

 会報の中身は、ファンが撮影してくれた写真を集めた写真コンテストや、選手のロングインタビュー、NPBに巣立った選手の追跡取材などを載せれば良いと思います。

 自動車ユーザーにお馴染みのJAFが会報で儲けてる理屈をそのまま拝借すれば良い、という事です。

 

 あとはドリンクバーを作らなければなりません。中高生を集めるためのキラーコンテンツがドリンクバーだからです。

 僕はBCリーグの球場で入場料金とセット価格でドリンクバーを実施すれば良いと考えておりますけれども、セット価格でなくとも、1試合200円とか300円とかを取って、ジュースと、あとは地元農家から提供された野菜でサラダバーなども作ってみたら面白いのでは、などとも考えています。ジュースとモロキュウを肴にうだうだ世間話をしながら野球を見る中高生、という新しいライフスタイルが構築できるのではないでしょうか。

 

                 ■

 

 近年は感性豊かな中高生が着目した新たなカルチャーに、感性の衰えた少し若い人やオッサンオバサンが後ろから続々と押し寄せてくるというのがトレンドが広まる流れとしてありますので、まずは中高生ファンの獲得を考えなければなりません。

 

 そのへんの所を、BCリーグの球団関係者の皆様にもじっくりとご検討頂きたいなと申し上げる次第であります。

 

 

 

以上