ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

ドラフト会議は週末のドーム球場でお客を入れて実施すべき

 

 毎年この時期になると自分がドラフトで指名された場合を想定したシュミレーションに余念がない僕ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今回のドラフト会議におきましては、僕は決意の上で12球団OKの意向を表明したいと思います。もしも巨人から指名された暁には、マスコミ各位へのコメントにおいて「子供の頃から大の巨人ファンでした。高橋由伸さんのガッツあふれるプレーに憧れていました」などと申し述べ、そしてこのブログの存在など何もなかったかのように、蓮舫さんばりの強気のコメントで押し通す所存でおります。

 

 

 それはさておき、周知の通り明日10月20日はプロ野球ドラフト会議です。昔は平日の昼間に行われ、テレビ中継が行われる時もあれば無い時もあるという位の扱いに過ぎなかったドラフト会議ですが、近年は夕方からスタートとなり、冠スポンサーがついて地上波のテレビ中継が欠かさず行われるよう、様変わりしました。

 そして、昔と大きく違うのはお客さんを入れるようになった事です。昔はどこかのホテルの大広間で政治家の政治資金パーティーのような趣で行われていたのが、近年では観覧希望のファンを募って、毎回かなりの競争率になっているという盛況ぶりであります。

 

 プロ野球ファンにとって見れば、ドラフト会議というのは年に一回必ずやってくる一大イベントですから、盛り上がって当然と言えるでしょう。

 

 日本シリーズは出られないチームのほうが多いですし、オールスターも監督推薦で申し訳程度にしか選手を送り込めないチームもあるという中で、唯一ドラフトだけは他の球団と同じ土俵に立って、ガチンコ勝負を挑めるのですから、注目しないはずがありません。

 公式戦で苦汁をなめさせられたリベンジをしてやるぞと、毎年この時期になると気合が入っていたベイスターズファンも少なくないのではないでしょうか。ま、今年は公式戦でもあまり苦汁をなめませんでしたけれどもね。

 

 

 というわけで近頃のドラフト会議のショー化の流れは大いに賛同する所でありますが、ただし、まだまだ規模が小さいし、手ぬるいとも感じています。もっと大々的に派手にやってはどうかと言いたいのです。

 

 それこそ、より多くの観客を集められる週末にドーム球場でドラフト会議を開催してはどうかと思うわけです。自由席と指定席を設けて入場料を取れば財源不足に苦しむNPBの懐を暖めてくれるでしょう。

 ドラフト会議本番前は現役選手やOBを連れてきて目の前でチャリティオークションを実施したり、トークショーを催しても良いと思います。ドラフトの時にどういう心境だったとか、上位指名と下位指名の選手同士がふた手に分かれてトークバトルをするとか、球団の垣根を超えたドラフトならではの面白いイベントに出来るのではないでしょうか。

 

 また、せっかく我々野球を楽しむものとしては、ホテルの大広間ではなく、球場で会議をするほうがよりイベント気分が高まるのではないでしょうか。単純にハコが大きいぶんお客さんもたくさん入れられるメリットもあるでしょう。

 

 

 その日の指名状況から、スポーツ新聞各紙が特別に号外を作って場内で配布をしつつ、アピールをしたりするのも良いかもしれません。各スポーツ紙でブースを作って各記者が各球団の予想をしたりして読者やファンと交流する場を設ける意義もあると思います。

 

 

 まぁとにかくドラフト会議には様々な利用価値があるという点ではTBSが毎年やるようになった「お母さんありがとう特番」の例を見ても明らかですし、NPBはそこにもっと掘り下げて、ファンサービスと収益拡大に繋げていくべきであるという風に僕は考えております。

 

 ご一考いただきたいものですね。

 

 

 

以上