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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

読売賭博問題は案の定玉虫色の決着で終わった

 

 読売ジャイアンツの違法賭博問題は、一部の報道機関によって「プロ野球賭博問題」として報じられておりますが、これは誤りです。正しくは「読売賭博問題」と呼ぶべきです。そうでなければ、まるで罪のないその他11球団までとばっちりや風評被害を受けてしまいます。一緒くたにされるのは大変迷惑ですから、特にマスメディアの方々には正しく呼んで欲しいと願ってやみません。

 

 

 それはさておき、この度の問題において昨日、一応の決着のようなものがつけられましたが、率直に言って極めて手ぬるい、玉虫色の決着と言わざるを得ません。

 

巨人2軍球場が賭場…マージャン、トランプ、高校野球でも恒常化

http://www.sanspo.com/baseball/news/20151110/gia15111005060001-n1.html

 

 これだけの事が明るみに出ながら、なぜ処分を受けるのが福田笠原松本の3選手のみなのでしょうか。今回の問題は八百長ではありませんでしたから、したがって問題の本質は違法賭博に手を染めたのか否かです。その違法賭博に手を染めた人物が他にもいるのに、なぜそれらの選手は氏名の公表や処分を免れたのでしょうか。

 

 野球界ではそれほど多くはないものの、世間を騒がす不祥事の類が時々発生しています。今回のような蜂の巣を突くような騒ぎになった事例としては、1997年に明るみに出たプロ野球脱税事件があります。

 

プロ野球脱税事件

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E9%87%8E%E7%90%83%E8%84%B1%E7%A8%8E%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

 この事件には6球団19名の選手が関与しましたが、不起訴になった選手も含めて全員が名前を公表されて社会的制裁を受けています。それより更に10年前には当時西武ライオンズの選手だった東尾修さんが麻雀賭博で大幅減俸と半年もの間出場停止の処分を受けたこともありました。

 

 それらの過去の事例と比べると、今回の読売の処分はあまりにも手ぬるいと言わざるを得ません。以前にも増して社会がコンプライアンスの問題に厳しくなっているというのに、読売だけが世の中の流れと逆行しているようにさえ見えるのです。

 

 

 そもそも、NPBがこの問題における調査委員会を立ち上げた際、委員長に大鶴基成さんといういわくつきの人物を据えた時点で雲行きが怪しかったのだと考えています。

 

 この大鶴基成さんというのは熊崎コミッショナーと同じ検察庁出身の元検事ですが、検事時代の最後は虚偽捜査報告書問題を起こして刑事告訴された経歴の持ち主でもあります。当時政権与党だった民主党小沢一郎さんたちを有罪にするために証拠書類を捏造した事件の責任者だったわけですが、何ら責任を負うこと無く退職金を満額受け取って検察庁を退官して今日に至ったという人です。

 

 我が国では憲法法の下の平等が保障されている筈ですが、実際には罪を犯しても処分を受けなかったり、逆に軽微な罪で重すぎる処罰を受ける、目に見えて不平等とわかる事例が多々あります。同じ粉飾決算でも、数千億規模の東芝や数百億規模の日興コーディアルが訴追されていないのに、数十億規模のライブドアは訴追されて実刑判決を受けています。

 

 この法の下の不平等を生み出している元凶とも言える存在が検察庁ですから、そこから出てきたいわくつきの人が調査委員会の委員長では、出てくる答えなど推して知るべしという事だったのです。

 

 いかにも読売グループらしいと言ってしまえばそれまでですが。

 

 

                   ■

 

 せっかくなので読売グループが私利私欲のために行っている裏の側面もお伝えしておきたいと思います。

 

 それは訪問販売問題です。

 

 「訪問販売」と聞いて良いイメージを思い浮かべる人はいるでしょうか。滅多にいないと思います。国もそのように考えており、特定商取引法の法改正で訪問販売を全面的に禁止する方向で進めていたのですが、なんと読売グループの横槍で、訪問販売が今後も継続される運びとなったのです。

 

押し売り訪問販売に逆ギレし圧力、読売新聞が菅官房長官に抗議文を送付!

http://yukan-news.ameba.jp/20150716-9/

 

背景には『読売新聞』と自民党か――改革派経産官僚に左遷人事

http://blogos.com/article/137666/

 

 訪問販売といえば何より新聞です。昔からトラブルが多い新聞勧誘ですが、一向に禁止されないのは、読売新聞をはじめとする新聞業界が規制を阻んでいるからです。

 

 

 これが『紳士たれ』の本当の素顔なのです。

 

 

 読売巨人が次期監督で高橋由伸さんに固執したのも、なんとなく理由がわかるような気がします。人柄の良さは見ての通りで充分伝わってきますが、何より上に楯突かない性格というのもまた充分伝わってくるのではないでしょうか。

 

 ベイスターズファンの僕がこういう事を言うのもあれですが、自浄作用の無い読売巨人に未来が見えるとは到底思えません。日本シリーズでヤクルトがパリーグとの力の差を見せつけられ、今こそセリーグを挙げて底上げを図らなければならない時期だというのに、このチームは一体何をやっているのでしょうか。

 

 全く見苦しい事この上ないと思います。

 

 

以上