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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

ベイスターズには豊富な戦力がある

 本日の1軍の中日戦でルーキーの石田選手がプロ入り初勝利を挙げました。先日の砂田選手に引き続き、本当に頼もしい先発左腕が2人も誕生してくれ、こんなに嬉しいことはありません。夢のようだと言うと少々大袈裟かもしれませんが、近未来のベイスターズ先発投手陣を想像するだけで夢が幾重にも広がってしまうベイスターズファンは少なくないのではないでしょうか。

 そしてその他に、昨年はあまり1軍で活躍出来なかった野手のうち数名が最近になって1軍の試合で猛アピールを続けている事も嬉しい限りです。

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 最近では宮崎選手が1軍の試合で必ずスタメン出場して毎試合のようにヒットを重ねています。心配の種だったセカンドの守備も思った以上にソツなくこなし、これまで影でどれほどの努力を積み重ねてきたのかがうかがい知れ、それもまた喜ばしく思っている所です。今年に入りファームの試合でセカンドを守ったのが1試合、それもたった2~3イニング程度という実績を考えれば、上出来と言えるのではないでしょうか。

 数カ月前にスポーツナビブログのテンプレートに変更が加えられてから、僕のブログの右上に「このブログの記事ランキング」なる項目が付け加えられたのですが、その中で1位にあるのが「そろそろ1軍にあげて欲しい選手たち」という1年以上前に書いたエントリーです。

 この1年前のエントリーの中で僕は宮崎選手の登用を推奨してきました。昨年はほとんどファームにいた宮崎選手ですが、僕はその当時からバッティングについては既に1軍で主力級の活躍ができてもおかしくない存在だと考えていたのです。ですから昨年は1軍に上げてもらえないことが悔しくてなりませんでした。

 それがようやく1年の歳月を経て、いよいよ僕の悔しさを晴らしてくれる時が来たのです。もちろん1番悔しかったのは宮崎選手本人だったに違いないでしょうが、その悔しさをバネにかえ、素晴らしい活躍を見せてくれています。腐ってしまわずに本当に良かったと思います。トレードに出されて他球団で活躍する姿を見ずに済んで良かったと思います。

 目下の課題としては、得点圏にランナーを置いた場面が少々物足らないかもしれません。ですがそれも昨日本日と2日続けてタイムリーヒットを打てるようになりました。リラックスして打席に入れるようになったのかもしれません。

 あとは贅沢な要求かもしれませんが、そろそろ長打も欲しい所です。1軍に上がってきたばかりの頃はテレビの解説者やアナウンサーが「パンチ力がある」「一発がある」と彼を評しているのをよく見ましたが、筋力は確かに人並み以上のものがあるようですけれども、それほどホームランをたくさん稼ぐタイプではありません。ですから何本も打って欲しいとは言いませんが、1軍の試合に出続けるからには少々ホームランが出たほうが首脳陣へのアピール材料になるかな、という気がしています。

 こんな事を言うと大法螺吹きのように思われるかもしれませんが、宮崎選手は内川選手と肩を並べられる位の存在になれると思います。本人は非常にストイックな性格のようで、1軍に慣れて脇道にそれる心配はそれほどいらないと思います。あとは首脳陣が彼をどれくらい信頼して起用するのかにかかっています。

 これから調子の悪い時期が訪れる事もあるでしょうが、首脳陣が彼をどのように扱っていくか、慎重に見守っていきたいと思います。

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 もう一人取り上げたいのが松本選手です。

 6月28日のエントリーの中でも書きましたが、昨年あたりからバッティングが見違えるように良くなってきたと感じています。具体的に言えば、それまで当てるバッティングだったのが、きちんと捉えて強い打球を飛ばせるようになったのです。それは1軍の成績にも現れていて、今年の長打率は8/5時点の数字で.521と長距離バッターのような成績を残しているのです。

 1軍の試合を中心に見ているベイスターズファンの皆さんにとっても、今年の松本選手の覚えは相当良いものになっているのではないでしょうか。昨日の時点で打率.354ですから悪いはずがありません。元々ドラフト1位で競合してくじ引きで獲得した選手なだけあって、持って生まれた素質は相当高いのです。当時と比べて体力も比べ物にならないくらい向上していますし、技術もご覧のとおりです。使わない手はありません。

 特に調子が落ちていたようにも見えないのですが、それでも最近はベンチを温める機会が増えてしまっているのが僕は腑に落ちません。同じ左打ちの乙坂選手が昇格してきて猛アピールを続けていますから首脳陣がそちらも選びたくなるのも当然でしょうが、それなら相手ピッチャーが左投げの時だけでもスタメンで起用してもらいたいです。松本選手は左腕ピッチャーを全く苦にしませんので、せめて左腕ピッチャーの時だけでも使ってあげて欲しいのです。

 また恒例の首脳陣批判かと思われてしまうかもしれませんが、せっかく打撃開眼してブレークの兆しが見えているのですから、鉄は熱いうちに打てで松本選手を使ってあげて欲しいと、心から願ってやみません。

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 「ベイスターズは戦力不足だ」という声をいまだにあちこちで耳にしますが、果たして本当にそうなのでしょうか。投手も野手も有望な選手がこんなにいるのに、これで何が不足なのでしょうか。

 年俸総額が12球団で一番少ないことを根拠に戦力不足と指摘する人もいるようですが、年俸総額が戦力の厚さとイコールになるわけではないのは、長いことベイスターズを応援している方ならご存知だと思います。毎年のようにシーズン90敗以上喫していた2000年代前半のベイスターズは当時から常に戦力不足が指摘されていたものの、年俸総額はセリーグ3位4位あたりを推移し続けていました。

 現在も過去も、年俸総額がかさむのは何年十何年と活躍を続けたビッグネームがたくさん在籍しているチームにあらわれる傾向というのがわかります。ピークを過ぎたベテランが非常に多いチームというのは年俸総額が膨らみがちですが、それをもって戦力が潤沢であるとは誰も評しないと思います。ですから年俸総額だけを見て判断してはならないのです。

 それよりも、これからプロ野球人生のピークに向かうようなフレッシュな顔ぶれが多く存在するベイスターズこそが、豊富な戦力を抱えた有望なチームであると言えるのではないでしょうか。

 冒頭で触れた石田選手や砂田選手もそうです。現在はファームで過ごしている3年目の三嶋選手も先日の横須賀スタジアムで見事なピッチングを見せて復活を印象づけています。なぜかファーム落ちした萬谷選手も1軍で充分先発ローテを務めるだけの能力が有ります。有力な選手があまりに多過ぎて選ぶのに困ってしまうのではないでしょうか。

 能力は充分豊富ですから、あとはその能力をいかに試合に結びつけて、そして勝利へと導いていくのかにかかっています。そこについて言及するとますます長引くので今日は止めますが、ベイスターズファンの皆さんには是非ともファームの試合に足を運んで、将来有望な若手をこの目で見届けて欲しいと、お願いしたいと思います。

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 ちょっと私信的な事ですが、今週末から来週いっぱいお盆休みに入りますのでブログの更新は致しません。横須賀スタジアムにも行きませんが、その代わり西日本でウエスタンの試合を何試合か見てこようと思います。1軍の本拠地球場は全て走破しましたので、次は2軍の本拠地を走破する考えです。それはまた写真をとって後日ここで書き綴ろうと考えています。

 それではみなさんも熱中症に気をつけて楽しい夏休みをお過ごしくださいませ(仕事の方はご愁傷さまです)。

以上