プロ野球の経営陣と選手達は今こそじっくり腰を落ち着けて話し合いを持つべきだ。
プロ野球の練習試合を最後に実施したのが3月25日ですから、それから2週間が経ちました。
その間我々は宙ぶらりんの日々を過ごしております。
実に忌々しい、新型コロナウイルスであります。
阪神タイガースから複数の感染者が出たり、公式戦の開幕をいつにするのかの議論が二転三転したり、プロ野球選手が一致結束して募金すると表明したりと、ちょこちょことニュースはあるものの、傍目にはほとんど何も動いていないように思えるのが、この所の日本プロ野球界であります。
予定通りに公式戦を行えないのは、当然であります。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言まで発せられる状況を見れば改めて言うまでもありませんが、しかし、ファンの立場からしますと、それにしても退屈過ぎるのであります。
何か楽しい事をやってくれ!と、叫ばずにはいられないのであります。
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この際、ありとあらゆるプロ野球選手、および指導者や経営陣の皆さん達で、スマートフォンとインターネットを使ったネット会議を催してはいかがでしょうか。
そしてその様子をコンテンツとしてファンに公開してみてはどうでしょうか。
パッと思いつく議題だけでもこれだけのものがあります。
・サイン転売問題への対応
・アメリカで始まるワンポイントリリーフ規制について
・現役ドラフト問題
・球団数拡張問題
・引退後のセカンドキャリア問題
・原辰徳さんDH熱望し過ぎ問題
etc
平時の場合、これらが労使間で話し合われるのはオールスター期間であります。
しかし日数が少なく、オールスターに出る選手には調整の時間が、そうでない選手は家族と過ごす束の間の休日が失われるという事もあって、あまり長い時間の話し合いにならず、議論もなかなか煮詰まりません。
現役ドラフトの議論がここまで長引く要因の一つも、この話し合う時間の短さにあるのは間違いありません。
しかしだからといってシーズンオフでは、ちょうど契約更改の時期と重なる為に、そもそも労使間で厳しい議論をする時期に適しません。
あまり激しい事を言い合って契約更改に差し障ると困ると、お互い煮詰まった議論に持ち込みにくい為です。
そういった課題をクリアするのに、まさにもってこいなのが、この新型コロナウイルスによるモラトリアム期間と言えるのではないでしょうか。
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このネット会議の進め方としては、まずは4/21(火)は18時プレイボールで球団数拡張問題を、4/22(水)は18時プレイボールでサイン転売問題を話し合う、という風に日程と議題を決め、公表します。
そしてそれまでの間に各球団の選手会、およびオーナーサイド(球団社長も含む)でその日のネット会議に登壇する担当選手を決め、いざ当日、12球団の代表選手、オーナーサイドの担当者の合計13名と、司会進行役にヒマそうな野球好き芸能人1名で、ネット会議を執り行う、という風に致します。
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4/21(火)18:00 球団数拡張問題
球団 登壇者
西武 栗山巧
福岡 和田毅
横浜 山崎康晃
広島 石原慶幸
ハム 斎藤佑樹
中日 平田良介
ヤク 青木宣親
千葉 益田直也
オリ 吉田正尚
巨人 坂本勇人
経営 南場智子
司会 ヨネスケ
(オープン戦順位順)
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こんな感じになるイメージです。
ネット会議の胴元はNPBで、その様子を生中継でファンが楽しめるようにネットやテレビで放送し、ついでに広告でも募ってスポンサー収入を得て、中止になるやもしれぬオールスターゲームの減収分を補ってみる、のも良いかもしれません。
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我々プロ野球ファンとしましては、長年の習性として18時にはプロ野球が始まるという風に体内時計がセットされ、自動でアドレナリンが湧き出してくる仕様になっております。
よって、このなんだかわからない18時のトキメキを上手に着地させる必要に迫られております。
だからつまり、NPBなんかやれよ!と言いたいのであります。
朝まで生テレビとか青春十代喋り場的なノリでもって、こういうネット会議コンテンツを今の時期限定でやってはくれまいかと、そのようにご提案申し上げる次第なのであります。
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というわけで皆様あけましておめでとうございます。
新年一発目のブログエントリーは教育リーグを見に行ってきた記事にしようと思っていたのに、無観客だの練習試合だので、結局4月も8日になるまで間が空いてしまいました。
これからも思い出し次第何か書こうと思いますので、宜しくお願いいたします。
以上