ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

山口俊よく頑張った。そしてなによりブーイングを浴びせるベイスターズファンの気味の悪さ。

 

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 いつかこういう日が来るだろうなと、僕は思っていました。

 

 2016年暮れの山口俊選手がFA移籍を決めた時に、僕はとてもショックでこういうブログエントリーを書きました。

 

suguru0220.hatenablog.com

 

 

 そして、この期に及んでもまだ山口選手にブーイングを浴びせ続ける一部ベイスターズファンの、なんという気味の悪さ。

 

 とりわけ、7回裏の途中で山口選手が治療のためにベンチに戻り、再びマウンドに上がった時に浴びせられたブーイングの気持ちの悪さといったら、筆舌に尽くしがたいと思いました。

 僕はそれをBS-TBSのテレビ中継で見ていましたが、新タ悦男アナウンサーも解説の佐々木主浩さんもしばらく意味がわからず、言葉を失っている状況になりました。僕も全く同様でした。

 

 一人二人粘着質な人が執拗に続けているというのであれば、それがその人のパーソナリティなのだと諦める他ありませんけれども、テレビを見た限りにおいては相当な人数がそのブーイングに関わっているのが明らかでしたから、本当に寒気を感じました。

 

 そして、これがベイスターズファンのベーシックな態度だと言うのならば、僕はそういう人達と距離を置きたいと思いました。

 

 病的だと思いました。もはやこれはスポーツではないと思いました。

 

 

 

                 ■

 

 

 山口俊選手がベイスターズに居た頃を知るファンであるならば、一体なぜFA移籍するに至ったのか、よほど勘が鈍くない限りは理解出来ていると思います。

 

 ファンはネットでも球場でも四六時中罵詈雑言を浴びせ、山口選手のレプリカユニフォームを着ているだけで攻撃されると訴えるファンも居たほどでした。それは明らかに度を越していました。 

 

 巷に聞くイジメのメカニズムにも似通っているように見えましたし、いまでも時々ネットで話題になる田舎の村における「村八分」的な行為にも似通っているように見えました。

 

 イジメの加害者も田舎の村で村八分をしている人達も僕らと同じ基礎構造を持った人間でありますから、それと同質の行為を悪気も無く、後先に残す禍根に思いを致せずに繰り返してしまう事も、あるのかもしれません。

 

 同じ穴のムジナなんだろうなと僕は思います。

 

 

                 ■

 

 

 そして、こういう事をいまだに続けている以上は、そう遠くない日に新しいターゲットが登場して、再び同じことが繰り返されるのではないでしょうか。

 

 僕が今持っている危機感というのが正にそれで、だからこそ僕は微力ではありますが、ベイスターズファンの皆さんに冷静さを取り戻して欲しい、こういう馬鹿な真似は止めて欲しい、そういう風な趣旨の訴えかけを、このブログを通じてやっていきたいと思いました。

 

 

                 ■

 

 

 山口選手がFA移籍した背景にはそういったファンの態度と共に球団の彼に対する過小評価と、冷淡な態度があった事も指摘しておかなければなりません。

 

 かつて内川選手や村田選手が横浜スタジアムでファンから異様な個人攻撃や家族に対する誹謗中傷を投げつけられるも、球団はほとんど一切彼らを擁護しようとせずに見放し、それが彼らのFA移籍に繋がった背景が有りました。

 

 山口選手もそういった悪循環の一端であったと言えるでしょう。だからチームが初めてCSに進出するなど、いよいよ暗黒期の終焉を予感させる時期に差し掛かっていたにも関わらず移籍する選択をしたのだと言えるでしょう。

 

 未だに続けられる心無いベイスターズファンのブーイングは、そういった悪循環を今尚引きずっている、性懲りの無い事実であると言えるでしょう。

 

 

                ■

 

 我々は能力の高い選手を自らの不甲斐なさゆえに手放す事となり、そのツケをいま背負わされているのです。

 

 ベイスターズ球団もベイスターズファンも、少しは反省したらどうかと言いたいと思います。

 

 

 

 

以上

2019年8月11日 ヤクルトvs横浜DeNA (横須賀) の感想

 

 

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 僕の父方のお墓が鎌倉にありまして、毎年お盆になると1人でそこを訪れて、草むしりをしています。

 誰もお墓参りをしていないお墓は雑草だらけで朽ち果てて見るも無残な有様になりますので、そうはさせまいと、毎年恒例で20年が経ちました。

 

 今では僕自身が山梨で借りている1000平米の畑で日夜おびただしい量の雑草と格闘しているせいか、狭いお墓の雑草くらい屁でもないと、ものすごく気軽にあっさりと片付ける事が出来ました。

 

 

 そして、そのお墓から車で20分ほどの近い場所にあるのが、我らの聖地横須賀スタジアムであります。

 

 僕が横須賀スタジアムへ行くようになった一つのキッカケというか要因というか、というわけで今年も恒例行事を終えて、こうして自宅でパソコンに向かい合っております。

 

 

 

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 本日のスタメンと試合結果はご覧の通りです。ベイスターズはルーキーながら1軍のマウンドでも既に5勝をマークしている大貫選手。ヤクルトは日本ハムから移籍してきた速球派の屋宜選手です。

 ヤクルトはアメリカ流で言えばブルペンデーとされる、リリーフピッチャーばかりで数イニングづつ投げて試合を完結させる一日でありました。屋宜選手はリリーフタイプのピッチャーという印象でしたので先発で名前をコールされた時は「はて?」と疑問に感じたのですが、その理由はこれだったわけです。

 

 

 まずは大貫選手についてですが、今日は全般的にコントロールが悪く、高さもコースも思い通りにいきませんでした。ストレートの球速は140キロ台前半で、変化球も高さコースともにバラバラで、既に1軍で5勝しているピッチャーには見えませんでした。

 年間5勝と言えば2011年ならチームで最多勝になるくらい重みのある勝数ですけれども、果たしてまぐれだったのでしょうか。

 4回の4失点は倉本選手や飛雄馬選手のまずい守備に足を引っ張られた所が大きいので、それが無ければこのイニング2失点トータル3失点くらいで済んだ内容ではあったのですが。

 まだ入団初年度ですので、疲れや暑さで堪えているのかもしれませんね。

 

 

 ヤクルト先発の屋宜選手は制球力重視のピッチングだったようで、球速はいつもより若干抑え気味に見えて140キロ台中盤で、その甲斐もあってかフォアボールは1つもありませんでした。

 屋宜選手といえば150キロ前後の速球とアバウトな制球の荒れ球ピッチャーというイメージが有るのですが、今日はスターターを務めたので、なるべく長いイニングを投げようとでもしたのでしょうか。ただ、これはこれで良いキッカケを掴むポイントになったかも知れません。

 それと、元々リリーフが主戦場なだけあって牽制が非常に上手く、一塁牽制であわやアウトという場面が3回も見られました。牽制がうまいとランナーに走られにくくなるので、良いセールスポイントだと思いました。

 

 

 

 次に野手について。

 

 

 今日のスコアは梶谷選手がライトスタンドに放ったソロホームランによる1点のみで、それ以外に特に見所らしい見所はありませんでした。

 

 

 最近めっきり名前を見かけなくなった倉本選手について苦言を呈したいと思います。

 

 守っては4回に失点に絡む1エラーを喫しました。イージーなショートゴロをファンブルしました。

 倉本選手も人の子ですからたまにはエラーくらいするでしょうが、その直前に飛雄馬選手のまずい守備(記録はヒット)でランナーを出していた場面でしたので、中堅選手二人でルーキー大貫選手の足を引っ張っているようで、なお一層印象が悪くなりました。

 

 それ以外での守備で気になったのが、9回表、ヤクルトの三輪選手がショート正面に打ったイージーなショートゴロを捕球してからわざと送球まで少し時間をもたせてスローイングした結果、ギリギリアウトになってしまうという事があって、とても気になりました。

 倉本選手くらいキャリアがあれば三輪選手がどれほど足の速い選手なのか知らない筈はないと思います。そして、そうであるならば、あのプレーは緩慢に思えて仕方がありませんでした。

 

 打つ方では最初の打席でヒットを1本出したものの、3打席目4打席目にいずれも力ない空振り三振で、特に4打席目は完全に集中力が切れてしまったかのような、外のスライダーで空振り、外のスライダーで空振り、落ちるボールで空振り、という、まるで高卒ルーキーの春季教育リーグの打席を見ているかのようなひどい有様でありました。

 本当に中の人がルーキーの頃の梶谷選手になってしまったのでは?と目を疑うくらい、酷い打席でした。

 

 倉本選手はとても真面目な人物だと聞いていますので、よもや手抜きプレーをしているとは思いませんが、今日の感想としては、あまり後輩のお手本になるとは感じられませんでしたね。

 

 

 ヤクルト打線は5得点を挙げたものの、ベイスターズのまずい守備に助けられた面が少なくなく、だからこちらもさほど良い内容だとは思いませんでした。

 

 

 その中で一人目を引いたのがキャッチャーの古賀選手です。

 

 守っては2塁への盗塁を企図された2回とも刺して強肩ぶりをアピールしました。イニング間の練習で2塁へ送球する場面も見ていましたが、全て手抜かりなく2塁ベース上のタッチしやすい所にピンポイントにストライク送球を決めていて、意識の高さを感じました。

 打つ方ではリリーフで2番手に登板したベイスターズ進藤選手からピッチャー強襲の鋭いライナーヒットを放ちました。今日の進藤選手からまともな打球を打ったのは古賀選手ただ1人でしたので、打撃面でも充分存在感を示したと言えるでしょう。

 高卒3年目で早くも一軍の試合に顔を出し始めているようですし、非常に良い選手がヤクルトにいるなと、感心致しました。

 

 

 

 次にベイスターズのリリーフについて。

 

 5回6回進藤選手、7回砂田選手、8回赤間選手、9回平田選手です。

 

 今日はとにかく進藤選手がすこぶる良かったです。球速は最速150キロが出ていましたし、球持ちの良いピッチングフォームのおかげもあってスピードガン以上に球速が速く見え、ヤクルト打線も完全に手を焼いて、なかなか前に打球を飛ばせませんでした。

 あえて重箱の隅をつつくとすれば右バッターにスライダーを投げる時に若干コントロールがばらついたような感じはありましたが、それもうまく対処していました。

 

 つい最近も1軍に上がったものの、運悪く伊藤光選手が故障してしまってその穴埋めにキャッチャー2人昇格させる為に、まだ昇格してから1試合も投げていないのにファームに送り返されるという憂き目に遭いました。

 

 しかしながら、今季の進藤選手は一軍ではオープナーとして3イニングを投げた試合を除けば1失点もしていないどころかヒットも1本しか打たれていないわけでして、その彼がどうしていまだにファームにいるのか。これは世界の七不思議の一つに数えられてもおかしくない実に不可思議な事態と言えるでしょう。

 今日の1軍は先発はもとよりリリーフも崩れて大量失点に繋がったわけですが、今日の進藤選手を見た限り、飯塚選手や藤岡選手どころか、三嶋選手や国吉選手のポジションすら奪えるぞと、そのような感触を持ちました。

 

 ファーム降格から10日経って再登録が可能になったらただちに1軍に上げるべきだと思いますね。

 

 

 ファーム降格となって久しい砂田選手が7回1イニングを3者凡退に切って取りました。球速は140キロ台前半だったでしょうか。良い頃と比べて若干控えめの球速ながら、1軍でやってきた技術とメンタルでファームの1イニングくらい抑えて当然であります。

 球速が往時と比べて数キロながら落ちているのは、たまたま今日は調子がいまいちだったのか、それともリリーフでたくさん投げ過ぎて疲れがたまっているのか。まだ若いですから尚の事気がかりです。

 

 僕は個人的に彼のような若いピッチャーをリリーフで毎年50試合60試合投げさせる事に否定的で、もしリリーフをやるなら1年くらいの短い期間に区切って、そこで1軍での戦い方を学んでから先発に戻すべきだと、砂田選手についても考えています。

 

 ファームでなら抑えられる小器用な選手で終わらせて良いはずはありませんので、大局的見地から砂田選手の起用法を見直してもらいたいものです。

 

 

 

 ヤクルトのリリーフは大勢出てきましたので覚えるのも大変だったわけですが、その中で圧巻のピッチングを見せたのは8回の大下選手です。

 

 今日のベイスターズ打線はスタメンの途中交代が全く無く全員最後まで出続けましたので、8回ともなれば各バッターともボールがよく見えるようになってきただろうと思うのですが、そんな状況下でミートがうまい関根選手倉本選手を含む3者連続三振に切って取ったのです。

 ルーキーの知野選手も含め、とにかくマンガの野球みたいにストレートも落ちるボールも横の変化球もみんなでクルクル回って、大下選手はさぞ愉快だった事でしょう。

 

 ルーキーだった昨年に一軍で防御率3.09ですからすごいピッチャーに違いないわけでして、本来ファームで投げている場合では無い立場なのでありましょう。そう遠くない時期に一軍に帰っていくに違いありません。

 

 

                ■

 

 

 というわけで久しぶりの聖地巡礼は、進藤選手の素晴らしいピッチングだけを目に焼き付けて、あとは特に記憶らしい記憶も残さずにキレイに捨てて、無事に山梨に帰り着いて、楽しくブログを書いて終わらせることが出来ました。

 

 進藤選手に幸多からん事を願って、次回の聖地巡礼に繋げていきたいという風に思います。

 

 

 

ヤクルト5-1横浜DeNA

勝:村中

敗:大貫

本塁打:梶谷(僕の推定飛距離115メートル)

観客数:1379名

 

 

 

以上

 

 

 

 

 

旬の若手を起用して欲しい

 

 

 ここ最近僕が不満に感じているのが、成長著しい佐野恵太選手があまりスタメンで起用されないことであります。

 

 一昨日のカープ戦では、それまで苦手と言われてきた左ピッチャーから殊勲のタイムリーヒットを打ってお立ち台にも上がりました。

 右ピッチャーからは申し分のない打撃成績を残し続け、さらに左ピッチャーをも克服しつつある今、なぜお立ち台の翌日翌々日と2日続けてベンチを温めなければならないのか。僕には理解できません。

 

 鉄は熱いうちに打て、ではないでしょうか。

 

 

              ■

 

 

 プロ野球選手の中には、山崎康晃選手のようにルーキーの最初の頃から大活躍し続ける選手が稀にいる一方で、その他大多数の選手は、いくらかの下積み期間を経て、1軍と2軍を行ったり来たりする期間を経て、そしてようやく1軍定着を果たすというルートをたどるのが一般的です。

 

 その1軍と2軍を行ったり来たりする期間から1軍定着を果たす瞬間というのも、ある程度のスキルを身につければ後はいつでも良いというような単純なものではなくて、それこそ「旬」の時期を逃さないようにしなければなりません。

 

 旬の時期を逃してしまうとどうなるか。

 

 その一例として僕の念頭にあるのが山下幸輝選手です。

 

 

             ■

 

 

 山下幸輝選手はプロ入り2年目の2016年、1軍の代打要員として起用されるようになると目覚ましい活躍を続け、この年の代打成功率は驚異の.400というハイアベレージをマークしました。

 しかし代打で打ってもほとんどスタメンで起用される機会に恵まれず、やがて成績は下降線を辿り始めました。

 

 そして翌2017年には精神的にも追い詰められて、本人いわくイップスにも似た状況にまで陥った、との事でした。

 

 

 山下幸輝選手が毎試合スタメンで起用されるようになるまで代打で打ち続ければ良かったのかもしれません。

 

 ですが、2割5分打てば一人前と言われる代打稼業でそんな何ヶ月もハイアベレージを記録し続けられる選手など、プロ野球の歴史を70年遡っても、まず出てくるものではありません。

 ましてや、当時の山下選手は1軍と2軍を行ったり来たりしていた立場です。そういう立場の選手に、そんなプロ野球史に名を残すようなレベルに達しないとスタメンで使わないなんて事になれば、山下選手の様子を見ている他のファームの選手のモチベーションもだだ下がりすること請け合いです。

 

 

 当の山下選手は、2018年には再び調子を取り戻してファームで3割を打って1軍で涙のサヨナラヒットを打ったりしたものの、あの2016年の打棒を1軍で再現するまでには至っておらず、あの旬を逃した無念さを、今更ながら悔やんでも悔やみきれないと僕は感じているのであります。

 

 

              ■

 

 成績が伴わない選手に対して「我慢して使い続けろ!」というのはなかなか言いにくいものですが、今シーズンここまで打率.306で3本塁打20打点の選手をスタメンで起用して欲しいと願うのは、僕は妥当だと思いますし、チーム事情にも叶っていると思います。

 

 ましてや、佐野選手が成長著しい若手選手であり、いまこの瞬間を逃せば、再び元の木阿弥に戻ってしまいかねない懸念のある立場である事も確かです。

 

 

 ですから僕は、今こそ佐野選手を、とりあえず打順はどこでも良いのでライトのレギュラーとしてしばらく起用し続けて見て欲しいと、切に願っているという事であります。

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

2019年6月10日 埼玉西武vs横浜DeNA (横須賀) の感想

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  皆様こんばんは、山梨県民になって1周年の僕です。最近のマイブームは甲州戦記サクライザーです。

 

 さて、今日は甲府盆地の天気予報が芳しくないとの事で、畑仕事を休んで今年二度目の横須賀スタジアムに行ってまいりました。

 僕は暑いのが苦手なので例年デーゲームの時期の出足が鈍るのですが、今日は気温が25度を下回るようなとても涼やかな1日でして、おかげで気分よく観戦する事が出来ました。

 

 それと、今年の夏から供用予定とされているベイスターズの新しい総合練習場「ドック オブ ベイスターズ ヨコスカ」の建設状況なども見てまいりました。

 

 

 

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 場所は横須賀スタジアムのすぐ隣の海側になります。かつて少年野球や草野球が行われていたグラウンドや、試合開催時に臨時駐車場として利用されていた土地を再活用するという流れです。

 

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 練習場からは八景島シーパラダイスも見える、そういう場所です。

 

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 この建設案内の掲示板を素直に読めばおよそ1ヶ月後の来月の25日には工事が完了すると解釈できますが。。。

 

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 見たところ室内練習場の屋根の工事は進捗率50%程度といった感じにも見えますし、中身の方もまだまだこれから手を付けるような状況のようでしたので、本当にあと1ヶ月で間に合うのか、やきもきさせられる感じでしょうか。

 

 ただし、新しく作るのだから当然といえば当然ですが、とてもキレイで随所に機能美を感じさせられました。

 

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 港北ニュータウンの一角のような、新興住宅地のような雰囲気と練習場が溶け込んで地域の方々にも愛してもらえるようなこの風景。

 

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 選手寮はオフィス街の真新しいビルのような佇まい。

 

 

 球団公式ホームページに載せてある完成予想図でこういうものが出来上がるというのは予め知っていましたけれども、しかし現物を目の当たりにしてみると、いやはや、ようやく「憧れのスターの居る場所」にふさわしい環境が出来つつあるという実感がこみ上げてくるのでした。

 

 

 川崎市多摩川沿いに社会人野球エネオスの練習場やクラブハウスが有りましてね、そこはとてもアマチュア球団のそれとは思えないくらいキレイで整っている場所で、その場所を車で通るたびに、ベイスターズやライオンズの貧相な練習環境が脳裏をよぎり「あれがプロか」、等と落胆していたのですけれども、これでいよいよ「スターを輩出する場所」らしくなってきたと、胸を張れるようになりました。

 

 

 完成する日を楽しみに待ちたいと思います。

 

 

 

               ■

 

 

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 さて、本日のスタメンはご覧の通り。ベイスターズは井納選手、ライオンズは榎田選手の三十路ピッチャー対決です。

 

 まずはベイスターズ井納選手、7回無失点で勝ち投手となりました。

 この数字だけを見れば非常に良い評価を下せそうなものですが、今日のライオンズ打線が一軍実績が殆ど無い選手ばかりで構成されている事と、序盤から強い打球のヒットを打たれている事に懸念を抱きました。

 バッテリーを組んだ山本選手は2年目とはいえ優先的に試合に起用されて能力もそれなりに身につき、ファームにありがちな「ピッチャーの足を引っ張る」キャッチャーではもはやありませんので、この結果は素直に井納選手の評価と見て良いと思います。

 

 フォアボールが一つもなかったのは好材料ですが、果たしていかがなものでしょうか。

 

 

 

 ライオンズの榎田選手は4回を投げて被安打10の4失点で敗戦投手となりました。

 榎田選手は昨年阪神から移籍していきなり1軍で11勝をマークした実力者ですが、今日はどうしたものでしょうか。

 だいたい130キロ台中盤のストレートと横の変化球で、たまに120キロ台のチェンジアップのような球を投げていましたが、いかんせん緩急の差が無さ過ぎて、ベイスターズ打線が思いっきりフルスイングして狙い打ってきましたし、それがこの結果へ繋がりました。

 ワンバウンドするくらい低いボールを投げても良かったとも思うのですが、そういう事もなく、ややボールも高めに浮きがちで、これではヒットを10本打たれるのもやむを得ないと思いました。

 

 バッテリーを組んだ相手がまだ経験不足の育成の若手選手でしたので、そのあたりを割り引いて評価する必要はあるかもしれませんね。

 

 

 

 次に野手について。

 

 梶谷選手が榎田選手から2安打をマークしました。左ピッチャーから2打数2安打したのは左バッターとしてポイントが高いと思いますが、榎田選手の後を受けて登板した速球派の平良選手(高卒2年目で一軍実績ゼロ)との対戦では2打数2三振で、まるで赤子の手をひねるか(ひねられる)のように、ものすごく不格好な2三振となりました。

 

 このへんのわかりやすさが昔からの梶谷選手の特徴なのですけれども、いくら打てないにしても、もう少しなんとかサマになるような凡退の仕方が出来ないものかと、プロ13年目を迎えようかという梶谷選手を前に、僕は思ったわけです。

 

 140キロ出ない榎田選手から150キロオーバーをバンバン投じてくる平良選手へのスイッチで合わせるのは大変だと思いますよ。しかし、しかしそれにしても少しくらい粘ってくれよと。高めの釣り球に簡単に引っかかって力ない空振りで三振に倒れ、次の打席もあまり変わり映えせずに三振とか、13年目っぽくないと僕は思います。

 

 せっかく誰しもがベイスターズの中心選手と認める存在に上り詰めたのだから、もうちょっとかっこいいところを見せて下さいよ、梶谷選手。

 

 

 

 それともう一人が飛雄馬選手です。飛雄馬選手は榎田選手から1本、平良選手から1本の計2安打をマークしました。同じ2安打でも梶谷選手よりだいぶ印象が違い、ポジティブな感想を持ちました。

 

 飛雄馬選手は速球派に強いというイメージを僕は勝手に思っているのですが、それを裏付けるかのように、今日のベイスターズ各バッターが手を焼いた平良選手の速球に唯一打ち負けなかった飛雄馬選手です。

 考えてみれば彼のプロ入り初ホームランも速球派のカープ一岡選手からでした。今日もベイスターズのどのバッターと比べても速球に振り遅れる事なくコンパクトに対処出来ていましたので、この長所をしっかりアピールして1軍昇格に繋げていってもらえればと思います。

 

 

 

 ライオンズの野手では昨秋にピッチャーから野手にコンバートされた川越選手です。

 

 彼がルーキーの年にこの横須賀スタジアムでピッチャーとしてマウンドに上がり、あの北方悠誠選手の初登板の時のインパクトをも軽く凌駕する凄まじい制球難ぶりを見せつけられたのをよく覚えているのですが、その彼が野手に転向していたと今日初めて気付きました。

 

 それで特に注意して打席を見守ったのでありますが、とにかくスイングが速いのです。そしてガンガンフルスイングするのです。その効果で打球の速さがえげつないにも程が有り、特に9回に打ったライトオーバーの2ベースは低い弾道で強烈なライナーがライトに向かい、ライトを守っていた梶谷選手は弾道が低かった事から最初は前に走るも慌てて踵を返してバックして間に合わずにバンザイする、という有様でした。

 

 まだ野手転向から間もないとあって非常に荒いのでありますが、しかしあのスイングスピードといい振り切れる力といい打球の速さといい、魅力の塊といって差し支えありません。柳田悠岐選手や吉田正尚選手のような系譜の選手で、道を誤らなければ相当な大器となりうると僕は思います。

 

 西武ライオンズは昔から右打ちのスラッガーは大勢輩出するものの、なぜか左打ちのスラッガーが出てこないという風土があります。

  秋山翔吾選手や源田選手のような巧打者タイプの左バッターはいて、森友哉選手のように入団時はスラッガータイプだったものの今年は打率で結果を出している選手もいて、明らかに西武が育てたと言える左のスラッガーバークレオ選手まで遡らなければ見つからないのでは?と思っていて、川越選手についてもそのあたりが今後どう響いていくか、それが懸念材料という感じでしょうか。

 

 

  次にリリーフについて。

 

 

 ベイスターズは8回が中後選手、9回砂田選手でサウスポーが1イニングづつ投げました。

 

 その中で中後選手ですが、3人をたった7球で片付けました。左のリリーフピッチャーはとにかく右バッターをどう対処するのかがカギとなるわけですが、全く問題にする事なく、ストライクゾーンの左右を上手に使い分けて抑えました。

 

 中後選手はルーキーの時にオープン戦で見ておりまして、当時まだ現役でベイスターズに復帰したばかりだった鶴岡一成選手(現一軍コーチ)が中後選手から空振り三振に倒れ、さらにひっくり返ってバッターボックスに尻もちをついたというシーンまではっきり記憶しています。

 タイプ的にも最初からリリーフをやるべくしてプロ入りしたような選手でしたし、その彼が右バッターをここまで見事に料理するんだから素晴らしいと当時感じていて、その姿がようやく蘇ってきたと、今日のピッチングを見て感じました。

 

 

 ライオンズは5回からマウンドに上がった高卒2年目の平良選手がそのまま最後まで4イニング投げて被安打2の無失点という、ほぼ完璧なリリーフをしました。

 

 彼は去年1試合だけ見ていまして、とにかく球が速く、そして見るからに球質の重そうな、バッターが詰まらされるとか差し込まれるといった感じのボールをバシバシ投げ込む将来有望なピッチャーでありました。

 当時感じた彼の課題はコントロールと決め球になるような変化球の精度といった所だったわけですが、コントロールはほとんど問題のない、見違えるような成長ぶりでした。今日の記録の上ではワイルドピッチが2つとありますが、いずれもキャッチャーの守備範囲内に低めに投げている球で、パスボールと記録されてもおかしくない位の軽度のものです。

 変化球は恐らくスライダーしか投げていなかったと思います。130キロ台中盤の横のスライダーを1割から2割くらい混ぜていて、この曲がりというかキレはなかなかのもので、右バッターは思わずのけぞっていましたし、きちんとストライクを狙って取れていましたので、充分戦力として機能するボールに仕上がっていました。

 

 今日4イニング投げさせた所を見ると、西武球団としては彼をなるべく長いイニングを投げる先発ピッチャーとして育成する方針なのかもしれません。

 だとすると使える変化球がスライダーだけでは全く足りませんが、リリーフで長くても2イニング程度を任せる程度であれば、僕はもう1軍で試しても良い時期に来ているのではと感じました。

 高卒2年目ですからリリーフで試合数をたくさん投げさせてしまうような起用法をするのは、まだ身体の骨格が完全に出来上がっていない時期でしょうからあんまりこのましい事とも言えませんし、なかなか判断の難しい所ですが、しかし2年目を迎えてすこぶる順調に成長しているのがわかって、僕も非常に嬉しく思いました。

 

 

 

            ■

 

 

 

 というわけで今季3試合目を見てきました。

 

 僕自身は最近すこぶる燃費の良い車に買い替えたおかげでより一層気軽に横須賀に行ける環境になりましたので、あとはナイターゲームの割合が増えて、時間の都合がつきやすくなったら、もうちょっと球場に行く回数を増やしたいと考えている、今日この頃です。

 

 

 

埼玉西武0-4横浜DeNA

勝:井納

負:榎田

本塁打:中川(僕の推定飛距離115メートル)

観客数:確か621人

 

 

 

以上

2019年5月18日 日本ハムvs横浜DeNA (大和) の感想

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 47都道府県で唯一、地元出身の現役プロ野球選手が1人もいない野球不毛の地山梨県から、実に久しぶりに野球の試合を見に行ってきました。

 

 今日のプレイボールは14時でありまして、近年のベイスターズファームの盛況ぶりだとか一軍の試合がナイターで行われる事なども鑑みて12時半には現地入りする計画で、だいたいその通りに到着できたのですが、既に球場の入場券購入の行列が1000人くらいは居るだろう長大なものとなっていて、本当に驚かされました。

 

 昨年の6月までは横浜市内の駅から徒歩3分もしない場所に住んでいましたのでベイスターズの帽子をかぶったりレプリカユニフォームを着たりする人を自宅近くで目の当たりにする事も多々ありました。

 当時はそれでベイスターズの人気がいかほどのものなのか肌で感じていたわけですが、今は山梨県の桃畑の中にぽつんとある一軒家でのどかに過ごしているものですから、このおびただしい人数のベイスターズファンの人々の中に放り込まれた自分は、ただただ圧倒されておりました。

 

 地方から上京してきた人が渋谷のスクランブル交差点を見て仰天するエピソードは毎春あちこちで聞かれるわけですけれども、本当にこんな感じなんだろうなと思いました。

 

 

 1年足らずで早くも浦島太郎の気分を味わっていると言いましょうか。

 

 ますます人気が高まっているようで何よりだと思います。

 

 

 

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 今日のスタメンと試合結果はご覧の通りです。井納選手と斎藤佑樹選手という、本当はファームで投げている場合ではない両名のマッチアップです。ファイターズにはもうひとり大スター清宮幸太郎選手の名前もありますね。

 

 

 まずはベイスターズ先発井納選手の感想ですが、立ち上がりに変化球の制球が定まらずにホームベース手前の地面に叩きつけてしまうような投球もあったくらいで、唯一ストライクを取れたストレートを皆さんに狙い打たれてしまったように見えました。

 先頭の岸里選手には低めの伸びのあるストレートでポンポンと2ストライクを先行出来て「おっ!これは良い井納さん」だと思ったものの、変化球が怪しく、2番打者の姫野選手が放ったほとんどファーストゴロみたいな一二塁間の打球をファーストの飛雄馬選手が目測を誤ったのか打球に追いつけずにヒットにしてしまい、そこからあれよあれよという間の3失点でした。

 2回3回は立ち直って一軍ピッチャーらしくなんとか抑えていたものの、4回に再び渋いゴロの打球でヒットになってしまったりしているうちに、またしてもあれよあれよという間で3失点してしまいました。

 

 極端な内野の守備シフトが裏目に出たりした場面もありましたし、一軍レベルの内野の守備力が備わっていれば6失点→3失点程度に収まっていたのではないかと思いました。

 

 ただ、守備の問題はあったにしても、井納選手自慢のストレートがファイターズのパワーあるバッターに軽々と運ばれたりもしておりまして、状態も決して良くはないんだろうと思いますね。

 

 

 

 ファイターズ先発のハンカチ王子こと斎藤佑樹選手は5回2失点で勝ち投手です。

 

 今日のベイスターズのバッターたちはどんな球でもダボハゼのように食らいついてバットを振り回しておりまして、斎藤選手はそれをうまくつかって緩いボールになる変化球を高低に散らして簡単に空振りを奪っていきました。

 ある程度一軍実績のある梶谷選手や関根選手はそのへんを見透かしてストレート系のボールがコースに来たのを見逃さずにフルスイングしてホームランにしていまして、ストレートで相手を押し込むような球の力は、あんまり無かったんだろうと伺われました。

 今日は相手が甘かったのでこの程度で済みましたが、手強い一軍のバッターを相手にどれだけやれるのか、少々疑問な感じはありました。

 

 

 

 次に野手について。

 

 

 今日特に見てみたいと思っていたのがルーキーの伊藤選手です。パワーがすごいとか、いち早く一軍で見てみたいという声なんかも耳にしていましたので、今日実際に注目してみたわけですが、選球眼が芳しくないのか、高めのボールになる緩い変化球を無理やり上から叩きつけるように振って空振り、とか、内野ゴロ、とか、あんまり良い場面を見られませんでした。

 僕は今日もいつものようにバックネット裏から見ておりまして、つまり普通のテレビ中継のセンターカメラから見るのとは全く逆の角度から彼のフォームを見ていたという事ですが、体格と言いフォームと言い中日の平田良介選手みたいだなと感じました。

 長打力が自慢なのであまり小さくまとまらないで欲しいと思いつつ、もうちょっと落ち着いて打席に入り投球をじっくり見られるようになると良いなと思いました。

 

 

 5番スタメンの飛雄馬選手にも触れておきたいと思います。色々あった2011年ドラフト組で数少ない生き残りとなった彼ですが、おそらく今から夏くらいまでが、彼のプロ野球生活にとって最も重要な時期となるんだろうと思います。

 その重要な時期を迎えた選手をこれまで何百人も見てきましたが、残れる人と残れない人の違いがどういった所に現れるのかと言えば、ゲームで声を出せているか、明るい表情でゲームに臨めているか、そんな単純な所に凝縮して見えてくると考えます。

 明るく前向きな気持ちでゲームに臨めなければ良いプレーなんかできっこ無いわけでして、そこが今日の飛雄馬選手に全く見られず、残念に感じました。

 野球だから打てる日もあれば打てない日もありますけど、前向きで明るい気持ちを失っては、絶対に成長なんて出来ないですから、かつての入団間もなかった頃の元気と図々しさを取り戻して欲しいと、それを思いました。

 

 

 ファイターズの野手ではまずなんといっても清宮選手です。

 

 最近のファイターズはホームランバッターの素質あふれる選手が揃いつつある現状ですが、その中にあっても清宮選手の打球の鋭さは抜きん出たものがあります。

 とにかく打球が速く、ミスショットで内野に高く打ち上げてしまったフライも高く高く上がってなかなか落ちてきませんでした。ライトポール際にはスタンド奥の防球ネットをも超えてしまうのではないかという特大のホームラン性のファウルも打ちました。

 最初の打席はタイミングを外されながらもおっつけるようにレフト前ヒットを打ったのですが、その打球でさえ痛烈なライナーで内野の頭を超え、まるで右バッターが引っ張って真芯で捉えた打球のような鋭さがありました。

 DHでの出場でしたので怪我の状態が守備につけるような状況まで改善しているのかどうかわかりませんでしたが、打つことに関して言えばもう一軍で十分戦力としてプレーできる状態にあるのではないでしょうか。

 

 

 次にリリーフについて。

 

 今日の大和スタジアムはスピードガンの表示がほとんど機能せずたまにしか見られなかったのですが、なぜかルーキーの斎藤選手が登場した時は表示される頻度が高まって、最速で148キロくらいの速球を投げました。2イニング目に向かう前のマウンドでの投球練習でも146キロが出ていて、仕上がってくれば150キロを超すような球を投げられるのではと期待を持たせました。

 ただ、球は速いしコントロールもまずまずまとまっているものの、どうもバッターに芯で捉えられた強い打球を飛ばされる事が多かったようにも感じました。決め球になるような変化球もこれといった感じが無く、それが今後の課題になるのかなと思いました。

 

 その後に投げた2投手も全般的にコントロールが悪かったような気がしました。

 

 

 ファイターズのリリーフでは昨年の甲子園優勝投手柿木選手が登板しました。

 1イニング目2イニング目はコントロールも良く打たせて取るピッチングで、そして何よりピッチャー強襲の痛烈なゴロを2度受けて2度とも非常に反応良く俊敏に裁きました。

 通常あのような痛烈なピッチャー強襲の打球を受けるとピッチャーはグラブで身を護るなり受け止めるので精一杯でマウンド前に弾く場面が少なくないわけですが、柿木選手はあの一瞬のごくごく僅かな時間の中で最適な角度でグラブを出して捕球したわけでして、これは相当な鍛錬の賜物ではないかと感銘を受けました。

 普通はセンター前ヒットになるような打球を止めるだけでも立派なのに、捕球してピッチャーゴロにしたりゲッツーに出来るのですから、これは自身の投球成績にも非常に大きなプラスになるのは間違いありません。

 残念ながら3イニング目になって明らかに電池切れになって球速が落ちたりコントロールが乱れたりして降板する事となりましたけれども、技術面の練度が相当高いだけに一軍の戦力になるのもそう遠くないのではと思いました。

 

 

               ■

 

 

 残念ながら試合には敗れてしまいましたけれども、それぞれに良いものを見せてもらえましたので、山梨から足を運んだだけの甲斐がありました。

 

 前回からだい月日が経ってしまいましたが、これからナイター開催が増えてくれば見に行ける試合も増えますので、楽しみにしたいと思います。

 

 

 

本日の観客数:3624名

 

 

 

 

以上

【教育リーグ】2019年3月10日 東北楽天vs横浜DeNA (横須賀) の感想

 

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 皆様あけましておめでとうございます。

 

 プロ野球の試合が無い季節はほとんど野球の事を忘れて冬眠しておりましたが、今季初の聖地横須賀スタジアムの試合だぞ!とばかりにムクッと起き上がり、見てまいりました。

 山梨県の我が家から横須賀スタジアムまでたった1時間50分の短い道のりです。吉岡里帆さんも余裕のよっちゃんだと言うに違いありません。

 

 さて、皆様もよくご承知の通り、ベイスターズの総合練習場は今年からこの横須賀スタジアムのある追浜公園の敷地内に移設される運びとなっております。

 当初は今春から開業の予定でしたが、諸々の事情によって建設工事が遅延し、開業が今夏へ延期となりました。その工事の様子も軽く見てきましたが、果たして、本当に今夏中に間に合うのか?怪しいぞ?と、そんな事を感じました。

 

 選手寮となるであろう建物はその外観を確認できましたが、室内練習場となるはずの建物やその他練習グラウンドなど、姿形も無かったような気がします。

 そのうち再延期のお知らせ等が出てくるかもしれませんですね。

 

 

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 それと、湘南シーレックスの時代からスカスタ民のお腹を満たしてきたCoCo壱番屋のスカスタ併設店舗は、今年からこのキッチンカーに変更となった模様です。特にサービス内容に変わりは無さそうですが、今後も末永くお世話になりたいと思っております。

 

 今日の横須賀スタジアムにはもう一つ昨年と違う点があって、昨年まであった小さなグッズショップが無くなってしまいました。

 

 僕は毎年最初の試合にそこで野球名鑑を買って新しい選手やコーチの顔触れを確認しておりましたので、今日は買うことが出来ず、よって野球名鑑無しの試合観戦を強いられました。

 楽天のベンチ前に楽天のユニフォームに身を包んだ「投げる金剛力士像」こと石井貴さんの姿があって、早速野球名鑑で確かめたかったのに、いちいちスマホでヤフープロ野球の無味乾燥な監督コーチ一覧を見るくらいしか出来ませんでした。

 

 このIT時代においても、野球名鑑だけは紙の本が至高だと僕は言いたいと思います。

 

 

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 本日のスタメンはご覧の通りです。ベイスターズは中堅ベテランが中心で、対する楽天は一軍実績がほとんど無いメンバーで構成してきました。

 

 「教育リーグ」というからには若手主体のメンバーで試合をするイメージを抱いてしまいますが、実際にはスロースタートが認められているような中堅ベテランの選手が出てくる事が昔から少なくありません。

 昔は3月1日には関東に戻ってきてベイスターズ球場大田スタジアムで凍えるような寒さの中で教育リーグのスタートが切られて、巨人戦でイ・スンヨプ選手や清水隆行選手や小坂誠選手がスタメンで登場したり、楽天戦で山崎武司選手がスタメン出場したりする、それが春季教育リーグというものでした。

 

 秋の教育リーグは本当に若手が主体ですから、そこは大きく違う部分です。

 

 

  ベイスターズの先発は32歳のベテラン格となった井納選手です。

 井納選手も教育リーグに出てくることが前から多かったのでよく覚えていますが、この人は例年仕上がりが早く、一軍の開幕までまだ半月以上ある時期に150キロをビシビシ投げて「今年は20勝するで!」と期待させてくれたものでしたが、今日の井納選手はそうでもなく、球速は140キロ台中盤がMAXで、ストレートよりは変化球がメインの配球。そしてコントロールもバラバラで毎回のようにフォアボールを出してしまいました。

 

 彼の場合は春先から絶好調で150キロをビシビシ投げたからと言って必ずしも一軍の公式戦の成績と直結しているわけではありませんので今日の内容がイマイチでもそんなにヤキモキする必要はないかもしれませんが、果たして、今年の井納選手はどのような結果を残してくれるものでしょうか。

 

 

  楽天の先発ピッチャーは一昨年のドラフト一位近藤選手です。体格だけ見るといかにも本格派という雰囲気のする選手ですが、今日の球速は140キロ台中盤で、ストレートも変化球もコントロールに苦しみました。

 今日は気温も暖かく風もほとんどありませんでしたのでコンディション的には恵まれていたんじゃないかと思いますが、初めてのシーズンオフを越して、思うような調整が出来なかったでしょうか。

 

 

 次に野手について。

 

 今日の試合は3-4×で最後に山下幸輝選手のサヨナラタイムリーでベイスターズの勝利となりました。チーム安打数は7で、桑原、石川、山下、乙坂、大河、山本、狩野各選手が1本づつでありました。ですので、バッティングで特に目立ったと呼べる選手はいませんでした。

 

 今日は相手ピッチャーがコントロールに苦しみ、その分甘い球も何度も来たのですが、どのバッターも「よしきた!」と力んで高く上がるフライを打ってしまう場面が目立ちました。

 

 甘い球をうまく打てたのは山本選手のレフトフェンス直撃のツーベースでしたが、あれでフェンスを越せないのはちょっとノーパワーだなと感じました。

 山本選手は今季2年目ですから昨年と比べてまずはフィジカル面の進歩が欲しい所ですが、あんまり大きくなっているという感じはありませんでした。

 あまり急にウェイトを上げると骨や筋を痛めてしまいやすいので、年単位で徐々に上げていく事が必要で、ですからその分の上積みを期待したのですが、まだちょっと細いですね。

 昨年も一軍でいきなりホームランを打ったように、バッティングでの度胸の良さ(躊躇わずにフルスイング出来る)を引き続き感じますので、長所を伸ばして頑張ってもらいたいですね。

 

 

 先日から2軍で調整している桑原選手はライト線にポトリと落ちる、半分運で打ったようなタイムリーで1安打です。

 桑原選手は以前からスロースターターですからこの時期に調子が上がらない事に特に何の感慨もありませんが、一つ非常に気になるのは、とにかく1日中表情が暗かったという事です。

 今日の試合は桑原選手とドラフト同期入団の選手が乙坂選手、飛雄馬選手、西森選手と一堂に会する珍しい状況(復帰の古村選手のみ一軍)となったわけですが、この中で桑原選手とともに入団時から元気の良さがウリだった飛雄馬選手が途中出場で打席に立って近めのボールを見送る度に謎のうめき声を上げて観客の笑いを誘ったのに対し、桑原選手の暗さは、まさに明暗を分けるという感じがしたものでした。

 

 神里選手にレギュラーの座を奪われかかっている立場という事で、それだけ崖っぷちなんだというのはわかるのですけれども、しかし暗い顔をして野球をする事で成果に結びつくというものでは決して無く、むしろ初心に帰ってガンガン声を出して明るい表情でプレーする事を心がけて欲しいと、僕は感じました。

 

 

 楽天打線も散発の6安打で特に目立って活躍したと言える選手はいませんでした。

 

 西巻選手はルーキーだった去年は春から1軍のオープン戦に出て当時の梨田監督から相当な期待をかけられているのが伝わってきました。

 当時は小柄で顔つきも高校生そのものでしたので、まるで高校生がプロのオープン戦に混じっているような場違いな雰囲気みたいなものがありましたが、1年経った今季は身体つきも少しプロらしくなって、打球にも力強さが伴ってきました。まだ若いのに右方向に打つのが上手く、同じ右打ちの渡辺直人選手のようだと感じました。

 渡辺直人選手はプロ入りが遅かった上にトレードでキャリアを遠回りさせられた感じがあって、もしも渡辺直人選手がトレードに出されずに楽天でプレーし続けたらどうなっていたかを、この西巻選手に投影出来る感じがして非常に楽しみですね。

 

 

 

 次にリリーフについて。

 

 ベイスターズは先発の井納選手が4回まで。5回から藤岡選手、6回平田選手、7回と8回を熊原選手、9回赤間選手という継投です。

 

 その中では僕が昨年期待していた熊原選手について。少しピッチングフォームを変え、課題のコントロール改善に取り組んでいます。入団時は神主投法などと呼ばれていましたが、今年のフォームはかなり大人しい、普通のフォームになりました。

 7回は楽天打線が初球から打ちに来たおかげであっさり内野ゴロ3本で終わるも、8回はデッドボールとフォアボールを1つづつ出してランナーを背負いました。デッドボールは岩見選手が少しも避ける素振りを見せない、少しずるい感じもありました。

 球速は140キロ台中盤で熊原選手本来の能力から比べれば少し物足りませんでした。2イニングで内野ゴロ5個という内容は決して悪いものでは無いですが、いずれもパワー自慢というタイプのバッターではなかったものですから、まだ評価するのは時期尚早という感じも致しました。

 

 しかし、球速が140キロ台中盤の右投げでオーソドックスな投球フォームという個性の似たり寄ったりなリリーフピッチャーがだいぶ揃ってきまして、チームは一体何をしたいのか、よくわからなくなってきましたね。

 

 

 楽天の先発近藤選手は5回まで。6回から西宮選手、7回則本弟選手、8回木村選手、9回小野選手がそれぞれ1イニングづつ投げました。

 

 最後の小野選手が山下幸輝選手にサヨナラタイムリーを打たれて敗戦投手となりましたが、今日投げた両チームのピッチャーの中で一番球速が速く150キロ出ておりました。

 際どいフォアボールで出したランナーを味方の守備ミスで得点圏に進め、最後に極端な前進守備のせいで普通ならイージーな外野フライが外野の頭を超えて運悪く負け投手になってしまったという流れで、内容的には今日出てきたピッチャーの中で一番良かったんじゃないかとさえ僕は感じました。

 基本的に150キロ前後のストレートでビシビシ押すピッチングでバッターは皆振り遅れていましたし、飛雄馬選手のフォアボールについても、飛雄馬選手が速球についていけなかった事による怪我の功名みたいな感じもしましたし、非常に楽しみなリリーフピッチャーではないでしょうか。

 

 

              ■

 

 

 という具合に今季初観戦を終えました。

 

 毎年の事ではありますが、僕はシーズンオフの間の野球熱が冷温停止状態みたいな感じになりまして、感覚的に「僕は本当に野球ファンなのか?」と自分に疑問を持つレベルになるのですけれども、それでもこうやって春を迎えて球場に足を運ぶと、やっぱり自分は野球が大好きなんだなと改めて感じたり、という風に目を覚ましております。

 

 山梨県民になってしまったので以前のように年間30試合を超える頻度で球場に向かうのは厳しい状況ですけれども、あんまり無理をしないようにコツコツとこのブログを続けていこうと思います。

 

 今年もよろしくお願い致します。

 

 

東北楽天3-4×横浜DeNA

勝:赤間

敗:小野

観客数:1181名

 

 

以上

 

 

僕が選ぶ 2018年ベイスターズ五大ニュース

 

 早いもので、もう今年も残す所数時間となりました。

 

 40年も生きておりますと、もはや年越しなんかどうでもよく、ただカレンダーの刷新作業に取り掛かるタイミングというくらいの感慨しかありません。ソバも食いませんし紅白も見ません。見たかった孤独のグルメの特番は山梨県では放送されません。チーン。

 

 

 というわけで、ストロングゼロでも飲みながら、今年のベイスターズの五大ニュースなどを考えていきたいと思います。

 

 

5位 村田修一選手を獲得せず

 

 誰もが「どこか獲るだろう」と信じて疑わなかったBCリーグ栃木の村田修一選手がNPB復帰の願い叶わず現役引退を表明した事は、いまだに悔やまれてなりません。

 

 特に古巣のベイスターズが手を挙げなかった事が大きかったと思います。

 

 ベイスターズは今年約270回の代打を送っていますから、1試合平均で約2回の代打を出したことになります。

 それでいて、戦力外から獲得して代打要員を務めた中川大志選手の代打率が.200、同様に戦力外から入団の田中浩康選手が代打率.188と、期待に応えたとは評し難い数字に終わっています。

 

 であるからこそ単純に戦力として村田選手の存在が必要だったと言えると思いますし、そういう判断を出来なかったベイスターズのフロントに失望感を禁じえませんでした。

 

 

 4位 予想外の戦力外通告

 

 10月1日から始まる戦力外通告は毎年の出来事でありながら、しかし毎年のように我が身が切り捨てられるかのような辛い感情に打ちひしがれて、そしてそれはいつになっても慣れる事がありません。

 

 そんな中で今年、また例によって10月初旬に戦力外通告を受けた選手の顔ぶれを眺めたわけですが、とりわけ意外に感じたのが、支配下の荒波選手、そして育成の網谷選手と山本武白志選手、この3名でしょうか。

 そしてまた意外なこと続きで、この3名はいずれもすぐに移籍先が見つかるだろうと思っていたのが、一番可能性の高そうな荒波選手の行き先が決まらず、網谷選手は社会人野球のヤマハ野球部、そして山本武白志選手に至っては引退表明と、いつにも増して厳しい情勢となりました。

 

 近年のNPBは一部の例外球団を除けば和製大砲の育成を半ば諦めてしまったような傾向もあって、それが網谷選手や山本武白志選手の厳しい状況に繋がったというのが僕の見立てで、荒波選手について言えば、足の故障が懸念されたという感じでしょうか。

 

 いずれにせよ、本当に無念という他ありません。

 

 

 

3位 京山選手、チーム先発陣で2位となる6勝をマーク

 

 今永選手や濱口選手や東選手のように入団初年度から先発ローテで二桁前後勝つピッチャーもありがたいものですが、ただ、「自前で育てた!」と素直に喜んで良いものか、複雑な気持ちがありました。

 それはあたかも、完成した状態で納品されたタミヤのラジコンを手に「俺が組み立てたんだぜ!」とドヤ顔するかのような、いまいち座り心地の悪さみたいなものが僕にはあったのです。

 

 ですから、入団二年目で、正真正銘の「自前で育てた!」と胸を張れる存在たる京山選手が開幕から無傷の3連勝を達成した時には、いよいよこの時が来たんだと、本当に嬉しく思ったのです。

 それで4勝目を賭けて臨んだ横浜スタジアムのデーゲームで、よりによって負け慣れている事で知られる僕がスタンドで見守っていたがためにボッコボコに打たれて初敗北を喫した時には、これはひとえに僕のせいに違いないとの横浜地裁の判断に基づき山梨への流刑を言い渡されたのも、致し方のない事でありました(※)。

 

※ 京山選手は僕が見に行ったファームの開幕戦でもボッコボコに打たれている

 

 来季入団2年目を迎える阪口選手もラミレス監督の覚えもめでたく来季の1軍入りは確実とも言える情勢のようですし、いよいよ先発ピッチャーも自前で育てちゃうベイスターズの時代がやってきたなぁと、感慨深く感じている所です。

 

 

2位 V逸

 

 常識的なベイスターズファン諸兄ならば「CSに出られなかった」くらいの強度で書くべき案件だろうと思いますが、そうは言っても昨年の11月に日本シリーズで2勝して3勝目もあと僅かという所まで上り詰めた我らがベイスターズですから、いまさらCS云々なんていう低い目標でグラついてはなりません。「V逸」という二文字で語られるべき時、それが今なのです。

 

 昨年はおおむね安定していた先発投手陣が揃って大不振に陥ったりロペス選手が故障で離脱する時期が長かったりと計算外の出来事があったのも確かですが、ただまぁ、4位に終わった原因の大部分はラミレス監督のご乱心だっただろうと、最終的な3位とのゲーム差を見て、改めてそう思いました。

 

 シーズンが終わるのと同時に監督とコーチ陣の間で不協和音があった等と大々的に報じられて監督自ら謝罪したり協調路線が表明されたり、そして不協和音を解消するのにもってこいな感じのする三浦大輔さんのコーチ就任の報があったりして、同じ過ちを繰り返す事はどうやら無さそうだぞという感じもありますので、来季こそはリーグ優勝から堂々と日本一を勝ち取って欲しいものだと、僕は頭を切り替えております。

 

 

 

1位 高城選手の放出

 

 僕が今年最も衝撃を受けた事態は、CSに出られなかった事でもなければBCリーグ静岡の設立がボツになった事でもなく、彼こそが将来のベイスターズを背負って立つ男だと密かに思っていた高城選手をオリックスに放出された件、なのであります。

 

 特に高城選手を贔屓にしていたわけでは無いのです。ただ、「扇の要」たるキャッチャーという重要ポジションを高卒1年目から1軍で務めてきてそれなりの経験を積んできましたし、守備力も申し分ありませんし、明るいキャラクターがまさにベイスターズの明るい未来を予感させるから、だから高城選手こそがベイスターズのど真ん中で、背負って立つのだと、そのように密かに考えてきたのです。

 

 今回のトレードでキャッチャー陣の年齢バランスがかなり偏ってしまったのも気掛かりです。

 

 この前のドラフトで指名した高卒ルーキー1名を含めて現時点で総勢6名しかおらず、そのうち4名が30歳前後(西森、戸柱、伊藤、嶺井)で、残る2名が20歳前後と、極端過ぎやしないでしょうか。もしも高城選手を残していたらこの中間にうまい具合にはまってバランスが保たれていましたし、リーグ最少の6名体制というのも不安でなりません。

 

 出された高城選手は結局オリックスの1軍では1試合も出場する事ができませんでしたから、オリックスがどうしても彼を欲しかったという印象は持てません。だからなおのこと、不満が募るのです。

 

 過ぎたことをグチグチ言うなと言われればそれまでですが、シーズンを終えた今尚、僕には解せないトレードだったと申し上げたいと思います。

 

 

              ■

 

 

 4位に終わった今シーズンで一つ収穫があったとするならば、ファンの間で「CSに出られなくて悔しい」という気持ちが共有されつつある、という所でしょうか。

 

 ほんの数年前までのベイスターズファンの間では「最下位でも楽しければ良いじゃん」のような事を言う人が結構多くいらっしゃって僕はそれが非常に不満に感じていたのですが、この3年間の間でファンが勝つ喜びを学び、負ける悔しさを学んだという事が証明されたのが今シーズンだったと言えるのではないでしょうか。

 

 いくらチームが頑張ってもファンが緩いとチームは強くならないんだと、僕は川崎から千葉に出ていった某球団を見て実感をしております。

 

 ですから来季以降は、程よい厳しさを胸に、ベイスターズの躍進を支えていこうではありませんかという事で、締めくくりたいと思います。

 

 

 今年も一年ご愛顧いただきありがとうございました。

 

 来年も宜しくお願い申し上げます!

 

 

 

以上