ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

プロ野球選手のセカンドキャリアについて考える

 

 昨シーズン限りでベイスターズを退団した小杉陽太さんが、退団した次の月に会社を立ち上げたという事で、大変驚きました。

 

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 選手時代は表情を表に出さないタイプでしたので、何を考えているのかよくわからない選手として見ていましたが、思った以上に冷静に色んなものを見ていたのだと、とても感心しました。感心したなんて言うと少し上から目線な感じで恐縮ですが、共感とも言えないし、感動とも言えないし、やはり感心というのが一番しっくり来ました。

 

 プロ野球選手といえば、現役時代は野球のことで頭が一杯になって、いざ戦力外通告を受けると頭が真っ白になって何も動けないという人が少なくないようですから、小杉さんが会社を立ち上げて何をやろうとしているのか、それがまた実に具体的な事に、深い感銘を覚えました。

 

 僕も一応起業家の端くれなのですが、起業する前の準備段階からこれまで十数年の間に、「起業を目指してます!」という割には具体的にどういう事業を手がけるのかさっぱり考えていない自称起業候補生の人をたくさん見てきました。

 ですから、退団翌月でここまでディテールがしっかりしているのは本当に素晴らしいと思いました。

 

 今後小杉さんにくれぐれも気をつけて頂きたいのは、見栄を張らない事、でしょうか。会社の立ち上げ時期は比較的融資を受けやすいですから、割と手元資金がリッチになったりします。

 で、それでついつい見栄を張って費用対効果の見えない設備投資や広告出稿をしてしまったりして、後で「あの時のカネがあれば」なんて後悔する事がありますので、設備投資や広告宣伝費はくれぐれも控え目に、地に足の着いた経営をして軌道に乗せて頂きたいと願っております。

 

 

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 ソフトバンク自由契約にした選手全員に対して原則としてソフトバンクグループの仕事のオファーを出しているようです。それ以外にも、トレードやトライアウト経由で他球団に移った選手を引退後に呼び戻して仕事を与えるような事までしていると言います。

 

 プロ野球チームの親会社はどこでも大きな会社ですから毎年10名前後の雇用の受け皿くらいすぐに用意できるのかもしれませんが、それにしても普通の大学や高校を出たての若者と違って、ビジネスマンとして養成するのは一筋縄ではいかないでしょうから、ソフトバンクの取り組みは賞賛に値すると思います。

 

 

 また、これまで球界の盟主として君臨してきた巨人も自由契約にした選手のアフターフォローは手厚い方で、元ベイスターズで昨シーズン限りで引退した北篤さんをアカデミーのコーチとして契約したというニュースも流れました。

 

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 最近は子供向けの野球教室を展開する球団が他にも複数あって、そこが引退した選手の雇用の受け皿になっているようでありますが、ただし、加速度的に進む少子化の影響もありますので、果たしてどこまでこの方向性を伸ばせていけるのかは、あまり楽観視も出来ないかなと見ています。

 

 

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 近年のプロ野球選手のセカンドキャリア対策について、盛り上がってきているのは非常に良いことだと思う反面、ややホワイトカラー系の職業に偏っているように思えるのが、気がかりと言えば気がかりです。

 

 これまでユニフォームを泥だらけにして野球をやってきた人達ですから、引退したら今度はパソコンに向かってカタカタしたり取引先と言葉で交渉したりする仕事にすんなりと転身できる人ばかりではないと思います。

 

 ですから、大雑把な言い方をすればガテン系の道を作っていく事も必要なのではないでしょうか。

 

 

 その中で僕が推奨したいのは、漁業です。

 

 いくらIOTや科学技術が発達したとは言っても、人間のエネルギー源は食料のまま、数千年も変わっておりませんし、これから数十年で劇的な変化が訪れそうな予兆もありません。

 

 ですから食料を作るための農業や畜産業も含めて今後も非常に重要である事に変わりはないのですが、ただし農業や畜産業に関しては海外との競争が非常に熾烈であるのに対し、漁業に関しては海外勢との競争が農業や畜産業ほど厳しくありませんし、何より我が国は世界で五指に入る海洋国家ですので、このアドバンテージを活かせる漁業が、プロ野球チームのセカンドキャリアの方向性として注目されるべきではないだろうか、と言いたいのです。

 

 さらに言えば食のヘルシー志向が非常に高まっておりますので、漁師さんになるというセカンドキャリアを明瞭にシステム化して、引退後も選手や家族が安心して暮らせる方向性作りをしていったら良いのではないでしょうか。

 

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 一部では人手不足が盛んに言われていますが、詳しく状況を見ると人手不足が生じているのはコンビニや外食チェーンのアルバイトが足りていない等の非正規需要がもっぱらで、数十年先を見据えて働く場所というのは、まだそれほど選べるほどの数はないのが実情です。

 

 そういった場所へ引退間もない選手を放り込むのは非常に無責任な事ですから、様々な進路を作って、良きセカンドキャリアを送れるようにしたいものだと思いますね。

 

 

 

以上

 

 

星野仙一さんにはプロ野球コミッショナーを務めて欲しかった

 

 星野仙一さんがお亡くなりになられました。今朝起き抜けにテレビを付けて、そこで流れていたニュースで訃報を知り、それから今までずっと星野さんのことを考えていました。

 最近は以前と比べてメディア露出の機会がめっきり少なくなっていましたし、昨秋の祝賀イベントで登場された時のお姿が少し痩せて見えましたので、健康面で少し不安を抱えておられるのかとはお察ししていましたけれども、それにしても亡くなられたとは、本当に驚きました。

 

 ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 さて、星野仙一さんが一流の選手であり監督であった事は今更僕ごときが申し述べるまでもありませんが、それに加えて、プロ野球界の歴史上でも類を見ない、最も素晴らしい改革者であったと、僕はそのように考えています。

 

 そして、だからこそ星野仙一さんにプロ野球コミッショナーを務めてもらいたかったと、かねてより考えておりました。

 

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 日本プロ野球コミッショナー職には、昨年11月に民間出身の斉藤惇さんが就任なさいました。民間出身のコミッショナーになるのはおよそ40年ぶりの事で、それまでは全て国や公的機関の要職を務めてこられた方々の専用席となっておりました。

 さらに言えば、「プロ野球コミッショナー」というポジションでありながら、1951年のポスト創設以来、選手出身者がただの一人も選ばれてこなかったのであって、これは非常に問題であると、僕は考えています。

 

 なぜならば、プロ野球が政官財界の道具として扱われている、何よりの証拠ではないかと捉えているからです。

 

 サッカーのJリーグではコミッショナーに相当する立場をチェアマンと呼びますが、その初代チェアマンは元サッカー選手の川淵三郎さんでありました。

 2015年に創設された国のスポーツ庁長官は元水泳選手の鈴木大地さんであります。

 

 こういう様々なスポーツ団体の長の顔ぶれと見比べてみると、プロ野球の異様さがより一層浮かび上がるのではないでしょうか。

 だからこそ、プロ野球界自身がこの異様さに気付き、競技者出身のコミッショナーを据えて、世界に伍していけるだけのものを作り上げていかなければならないのではないか、と考えていました。

 

 そして、もしもこれから日本プロ野球コミッショナーに選手出身者を擁立するとするならば、もっともふさわしいのは星野仙一さんを置いて他にはいないと、そこまで考えていました。

 

 

 プロ野球が他のスポーツと明らかに違うのは、政官財の道具として便利に使われてきたという側面があるという事です。

 その具体的なエピソードを語るのは控えますが、要するに選手出身者がコミッショナーとなるからには、政官財とがっぷり四つに組めるタフネゴシエーターでなければならないわけです。

 

 その点で言えば中日ドラゴンズ阪神タイガースで、時には経営陣やタニマチ衆とも派手にやりあう位の大改革を成し遂げた星野仙一さんこそが実績的にも申し分がないのでありまして、さらに選手としても監督としても超一流の実績があるから各方面に対する発言力も抜群に発揮できるのであります。

 

 こんな風にして考えていましたので、まだやるべき仕事をたくさん残したままあの世に逝ってしまわれた事に、ただただ悔しくてならないのです。

 

 

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 日本プロ野球界は長年に渡り鎖国状態にあります。

 

 「外国人登録枠」や「WBC」などの出島を設けてごく僅かに海外との交流を残していますが、それは選手数や試合数の比率でいっても数%程度にしかならず、それは要するに徳川幕府鎖国政策を現代風に劣化コピーしたに過ぎません。

 

 そしてその影響は競技能力に禍根を残しています。

 

 1984年に公開競技としてスタートしたオリンピックの野球種目において日本代表は、1984年に金メダル、1988年に銀メダルを獲得した程の競技能力を有しておりましたが、それが今ではWBCにおいて2大会連続でベスト4に留まっています。

 世界が着実に力をつけて加速度的な成長を遂げているというのに、日本は30年前40年前と同じ強化体制のまま、明らかに世界に遅れを取っています。

 

 つまり、まさに今こそ日本プロ野球界は維新を成し遂げなければならない時期に来ているわけですが、その軸と成るべき星野仙一さんを失ってしまいました。

 

 とてつもない損失であると言わざるを得ません。

 

 

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 ポスト星野仙一と呼べる人材はいるでしょうか。

 

 落合博満さんは選手や監督として超一流ではあるものの、星野さんのような人望はありません。改革は一人では出来ません。一人でも多くの仲間を必要とします。だから人望は必須要件なのです。

 

 古田敦也さんは選手として超一流でしたし、プロ野球再編問題の折には改革者として辣腕を振るった実績もありますが、残念ながらあまり人望のようなものが見えてきません。むしろ最近は野球界から離れる一方という感じもします。

 

 こうしてポスト星野仙一候補を考えに考え続けても、かえって星野仙一さんの偉大さをますます思い知るだけで終わってしまうのが実情です。

 

 

 簡単なことではありませんが、ポスト星野仙一が必要であると主張したいと思います。

 

 

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 かえすがえすも、本当に惜しい人を亡くしました。

 

 ご本人は今頃何をお考えになっているのかわかりませんが、現役時代からハードに働き続ける毎日でらっしゃいましたので、ここでひとつゆっくり休んでいただき、天国から日本プロ野球の未来を見守り続けて頂きたいと、祈念致します。

 

 

 故人のご冥福をお祈りします。

 

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年シーズンでブレイクしそうな若手ベイスターズ選手ベスト5のお時間です

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 あけましておめでとうございます。あと1ヶ月半で四十路を迎える僕です。これからも二十歳のつもりで生きていきますが、そんな僕を今年も宜しくお願い申し上げます。

 

 さて、新春一発目のブログを書くという事で、それにふさわしいテーマはなんぞやと考えまして、今季ブレイクしそうな若手選手について書くのが良かろうと結論づけました。

 それで今からつらつら書いていくわけですが、ひとつ予め申し添えますと、僕はアマ野球のことを全く知りませんので、したがってルーキーの事もさっぱりわかりません。したがって、ルーキーの各人はこのベスト5の候補にはなりません。

 あとは、「若手」の定義付けも特に確固たるものはなく、2017年シーズンであまり1軍の試合に出ていなかった選手をもやっと想像していただければ幸いです。

 

 

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■第5位 網谷圭将捕手

 

 まず5位に推挙したいのは育成入団3年目を迎える網谷選手です。同じ育成3年目の山本武白志選手とどちらを入れるかで悩みましたが、網谷選手としました。

 

 1年目の春季キャンプから首脳陣の好評価を得ていたものの、そのキャンプ中に大怪我をして夏場までファームの試合に出ることさえ叶わず、2年目となる2017年はチーム事情で内野を守ったり捕手に復帰したり守備面での苦労が絶えなかったものの、シーズン終盤にようやく調子を取り戻して4本塁打をマークしました。

 元々打力を買われての入団で、だから入団以来ほとんど内野手として出場していた網谷選手です。まして、高卒の育成選手ですからただでさえ基礎固めに時間が欲しいのに、そこへチーム事情でいきなり捕手に戻されて守備の練習をイチからやり直さざるを得ず、だいぶ遠回りをさせられてきた感があります。

 

 ですから普通の高卒野手と比べて野手としての練習時間は相当少なかったと見るべきですが、それでも2017年終盤のバッティングの進歩は目を見張る物がありました。

 

 チームは今後、網谷選手を捕手として起用するつもりなのか、それとも以前のように内野手として使うつもりなのかによって今後の見通しは大きく変わりますが、仮に内野手として起用してくれるのであれば、守備力はそこそこ整っていますし、バッティングの成長力は目を見張るモノがありますので、それこそ今季中の支配下登録も充分可能なのではないかと、そんな期待をしている所です。

 

 かつて西武と中日で活躍した和田一浩さんのような率も稼げる長距離砲として、網谷選手は魅力たっぷりのホープです。

 

 

■第4位 国吉佑樹投手

 

 もはや若手とは言えないかもしれません。筒香選手と同期入団で今年9年目ですが、しかしまだ27歳であります。

 

 国吉選手がそもそも迷走したキッカケは2016年に自らが希望して先発に転向した事でした。当時は1軍の先発ローテが充実していて本人の調子が良い時でも昇格する機会を得られず、むしろ調子が下降気味の時に唯一のチャンスが来て結果を残せず。翌2017年シーズンはいまいち立場のはっきりしないまま1軍で4試合リリーフ登板しただけで終わってしまいました。

 あくまで傍から見た印象に過ぎませんが、もう国吉選手には先発転向に対する未練は残されていないと思います。いま最も必要なことは、明確な役割だと言えます。この状況で勝ちパターンのリリーフを任せてくれと言える立場にはありませんが、彼の長所が最も活きるであろう、1イニング精一杯後先考えずに腕を振って投げる、そういう役割を与え、再び輝かせてあげて欲しいと、ただただ願っています。

 

 昨年の日本シリーズではソフトバンクのリリーフ陣が軒並み150キロオーバーの速球を常時投げ込んでくるのに面食らったものでしたが、国吉選手にはそれに伍するだけの才能があります。ですから、やや手薄なリリーフ陣を埋めるべく、国吉選手にそういう役割を明確に与えてあげて欲しいと、そのように思っています。

 

 

■第3位 細川成也外野手

 

 2017年のシーズン最終盤に1軍に現れてホームランを連発したかと思えば、クライマックスシリーズ日本シリーズでも物怖じせずに結果を残した細川選手を3位に推挙したいと思います。

 

 細川選手は日本シリーズの後に台湾のウィンターリーグに参戦したわけですが、そこでは思うような結果を残せませんでした。本人曰く、打撃フォームを崩されてしまったのが主な原因との事でした。

 なるほどな、と思いました。というのも、細川選手はファームでもシーズン終盤にあまり調子が良くはなかったものの、1軍に来てラミレス監督や坪井コーチの熱血指導を受けて調子を上げたという経緯がありました。それが親元を離れて台湾でプレーすると、再びフォームを崩して結果を残せなくなってしまったというわけで、好調と不調の原因は火を見るよりも明らかであります。

 

 ですからもしも細川選手が2018年シーズンにファームで過ごす時間が長いようならば、もしかすると2017年とさほど変わらないような成績に留まり、状態云々は別として1軍に置き続けてもらえるならば、ある程度の成績を残せそうな予感がある、という事ではないでしょうか。

 

 もっとも、ファームの打撃コーチは2017年の高須&小池コンビから嶋村&柳田コンビに人心一新しておりますので、新コンビがどのように細川選手をリードするのかによって変わる部分もあるでしょうが、今年も細川選手から目を離せそうにないでありましょう。

 

※ 初出で細川選手の名前を間違えて「細川聖也」と書いてしまいました。指摘してくださった方、どうもありがとうございました。

 

■第2位 佐野恵太内野手

 

 台湾で行われたウィンターリーグで大活躍してMVPまで貰ってきた佐野恵太選手を2位に推挙したいと思います。

 

 佐野選手が台湾で大暴れしていると聞いて、僕はさほど驚きませんでした。元々それくらい出来て当然の選手だからです。入団1年目でシーズン途中からいきなり捕手をやらされながらも11本塁打をマークした選手なのです。その佐野選手から捕手という足枷を外したらどうなるか。それが台湾ウィンターリーグの出来事なのです。

 

 幸か不幸か、佐野選手は器用過ぎたのです。黒羽根選手の放出に西森選手大怪我による捕手不足で急遽ミットとマスクを持たされて、それでそつなくこなしてしまったがために、シーズン終盤の大事な時期にバッティングで首脳陣にアピールする機会を損なってしまった、ただそれだけなのです。

 これまで梶谷選手や松本啓二朗選手などの不器用極まる選手たちを数多く見てきた僕にとって、佐野選手の器用さは大変異質なものでした。初めて実戦でマスクを被った鎌ヶ谷での出来事は今でも忘れられません。あの福地選手にのびのびと腕を振って気分良く投げさせているのです。既存のどの捕手よりもうまく福地選手をリードする佐野選手の姿が、そこにあったのです。

 

 ただ、いくら佐野選手に才能があるとは言え、捕手とバッティングの二兎を追って即レギュラーをつかめるほどプロの世界は甘くありません。だからこそ僕は佐野選手にマスクを被らせるのを止めて、2018年は外野手として梶谷選手をレギュラーから引きずり下ろす役割を与えて欲しいと、そう願っております。

 

 

■第1位 熊原健人投手

 

 栄えある第1位は熊原選手であります。

 

 僕が熊原選手の一番の長所と捉えているのは、スタミナです。完投能力とも言えるでしょう。9回まで、球数が100球を超えてもゆうに150キロ近い速球を連発できる類稀なスタミナを持つのが熊原選手その人です。

 

 ベイスターズの2017年チーム完投数はリーグワーストの5に留まりました。2016年は9試合でリーグトップでしたから、急転直下です。これは山口俊選手が抜けたのも大きな要因で、この完投能力のある先発ローテピッチャーを1人でも多く養成する事が、リリーフの負担を軽減し、チームの戦力アップに不可欠となります。

 

 まだまだ荒削りな所も多く、シーズン通して先発ローテで投げ続けても防御率が4を切れるかどうか難しい所もあるかもしれませんが、登板した中で4試合に1回でも完投してくれればそれだけで6つの完投数が稼げますし、それはチームにとってものすごく大きなものになるに違いありません。

 また、そうやって場数をこなす中で様々な学びを得て、防御率4前後のピッチャーから3を切るピッチャーへと進化していってくれると期待しております。

 

 当面は先発ローテの5番手か6番手を目指していく立場になるでしょうが、2018年シーズンの中で1つでも上の地位を奪って欲しいものです。

 

 

 

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 いかがだったでしょうか。

 

 皆さんそれぞれご意見はあるでしょうから、2月のキャンプや3月のオープン戦に向けて、頭の自主トレーニングみたいに議論ができれば良いなと、そんな感じですよって所です。

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

球団職員の労働問題

 

 

 元選手で今年からベイスターズの球団職員をされていた井手正太郎さんの、このツイートに僕のアンテナが反応しました。

 

 

 

  監督、コーチや選手などのユニフォーム組の契約が明日をも知れぬ厳しいものだというのはファンの間でも充分承知されている話ですが、その理屈が球団職員にまで持ち込まれるのは、いかがなものでしょうか。

 

 井手さんの雇用契約がどのようになっているのかいまいち不明で、1年毎に契約を結ぶ契約社員のようなものなのか、それとも期限の定めがない無期契約で労災や社会保険が完備されたいわゆる正社員としての扱いなのか、それによって判断の分かれる所ではありますが、仮に前者の契約社員的な立場であったとしても、通告が期日の1ヶ月前ギリギリ入るかどうかというのはあまりにも遅過ぎますし、球団側の対応は誠実さに欠けるものであると批判されて然るべきではないでしょうか。

 

 井手さんご本人がツイートで「いきなり過ぎて頭真っ白」と激白しておりますように、下手をすると労働基準法の定めに抵触する恐れも有り得るのではないだろうかと、僕は疑っております。

 

roudou-pro.com

 

 選手たちがインタビューなどで折に触れて裏方さんへの感謝の言葉を述べているのを皆さんもよく耳にしているかと思います。

 裏方さんといってもプレーをサポートする職員も営業面をサポートする職員もいて色々ですが、チームを縁の下で支える裏方さんの雇用が、こんな不安定な、場合によっては違法性の疑いもあるような状況では、ベイスターズの将来が危ぶまれると言っても過言ではないと思います。

 

 ベイスターズ球団が井手さんに対して行った行為に違法性は無いのか。双方にしっかりと齟齬が無い円満退社が図られたのか。今後のベイスターズを考える上で非常に重要な事ですから、何らかの情報公開を求めたいと思います。

 

 

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スタッフの交通費支給を球団に直訴しソフトバンク動かした和田の交渉力東スポ

 

 

 ソフトバンクと言えば選手の総年俸が12球団トップで、孫正義オーナー自ら「金満球団で結構」と言って憚らないリッチな球団ですけれども、そのソフトバンクをして、裏方さんの交通費で自腹を切らせていたというのが驚きでした。

 そして、裏方さんの窮状に真摯に耳を傾け、球団に直談判をした和田選手は素晴らしいと、最大級の賛辞を送らなければなりません。

 

 で、僕は神奈川県民ですので、このHAWKSベースボールパーク筑後までの交通費というのは一体どれくらいの距離で、どれくらいの費用が生じるのか見当がつかなかったものですから、少し調べてみました。

 

 すると

 

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 ヤフオクドームの最寄り駅である唐人町を起点に計算すると、片道の在来線移動で1370円。通勤定期を買うと37200円もの額で自腹を切らせていたというわけで、これは非常にヤバいぞと、和田選手に直談判されるまで放っておいた球団首脳陣の神経を疑わざるを得ないという結論に達しました。

 

 東スポの記事にある、支度金として50万円を支給されたといっても、通勤定期を買えば13ヶ月で底を突くような、慰めにもならないような僅かな額と言えるでしょう。

 

 選手に高い給料を払うのは大変結構な事ですけれども、裏方さんに対する待遇面でももう少しレベルを高めないことには、黄金時代を長続きさせる事は出来ないのではないでしょうか。

 

 

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 ソフトバンクで2軍や3軍の投手コーチを務めている入来祐作さんが、その前までベイスターズで用具係をしていた事をご存知の方も多いと思います。

 

 用具係時代の入来さんに対しては、ベイスターズの若手選手が失礼な言動をするような事も、ままあったと聞いています。入来さんの選手時代もろくに知らず、ただの用具係と下に見るような態度を取っていた選手がいた、という話です。

 

 それを何かの記事で見た時には怒髪天を衝くような、ものすごい怒りに打ち震えたのを、今でもよく覚えています。

 

 日頃お世話になっている裏方さんがどういう人なのか興味も知識もないというのがそもそもダメですし、失礼な態度を取るというのがそれに輪をかけてダメである、という事です。

 

 くだんの失礼な態度を取った選手というのは誰なのかわかりませんでしたから、ベイスターズ全体に対して、一体何をやっているのだという怒りに繋がりました。

 

 選手はマスコミ向けのインタビューなどで裏方さんへの感謝の言葉を口にしますけれども、それはパフォーマンスとか、リップサービスの類ではもちろんダメで、心の底から選手と裏方さんとか一蓮托生で、共に戦う姿勢が無いと、本当に強いチームになんかなりっこないと、僕は思います。

 

 だからこそ、ソフトバンクの和田選手がチームスタッフの窮状にしっかりと耳を傾けて、そして直談判をした件を聞いて、なるほどこれこそが強いチームの真髄だと感服させられましたし、ベイスターズも筒香選手が裏方さんのグローブをプレゼントしたりして少しづつそういう空気が醸成されつつある感じもありますので、そこからさらにもう一段上に、井手さんのような事が起きないように声を上げる選手が出てきて欲しいと、そのように願っている所です。

 

 

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 野球は総合力の時代になろうとしています。昭和のON時代のような一握りのスターに富と権限が集中する時代は終わり、これからはプレーする選手だけでなく、監督やコーチはもとより、スコアラーや、さらにアメリカMLBではセイバーメトリクスを始めとした理工学系の学者さんまでもが加わって、より高度な野球を追い求める時代になろうとしています。

 

 だからこそ、裏方さんの雇用をぞんざいに扱っているようなチームは早晩時代に取り残されるだろうし、優勝を目指すなどもってのほか、という事になるのではないでしょうか。

 

 最初の話に戻りますが、ベイスターズは裏方さんの雇用にしっかりと目を配り、全員が一致して優勝を目指せるようにしてもらわなければならないと、改めて主張したいと思います。

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

細川成也選手にお詫びしたり褒めたりするブログ

 

 こんばんは。横浜と山梨の二拠点生活みたいな事を始めた僕ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。山梨でニュービジネスの匂いを嗅ぎつけ、アイデアと行動力だけで生きている僕の本能が黙っていられなかった、そんな近頃を過ごしております。

 

 さて、細川成也選手について僕は一言、深く深くお詫びしなければならない事があり、この度筆を執った次第であります。

 

suguru0220.hatenablog.com

 それは一体なんぞやと申しますと、10月のはじめに書いたこのブログエントリーの中で細川選手をクライマックスシリーズ日本シリーズに帯同させることに反対する声明みたいなものについて、これは今思えば非常に愚かな事を書いてしまったと、細川選手や、ベイスターズを愛する3億人くらいの皆様にお詫びをしたいと、そのように痛切に感じたという次第であります。

 

で、この偉業を受けてベイスターズファンの中からは早くも「クライマックスシリーズに代打要員で帯同を!」との声が増えてきているようですが、僕の意見としてはNOであるという事を申し上げておきたいと思います。

 

 なんでしょうか。この理性の欠片も感じられないようなトンチキな意見は。これが本当に僕が書いたものなのか。何者かに不正アクセスをされた!と某有名精神科医師みたいな言い訳でもしたい所でございますが、大変残念な事に、これは僕が書きました。

 

 よって、謹んでお詫び申し上げるとともに、自らに罰を処す覚悟で、スポーツナビブログの更新を2018年1月末日を持って停止することを、ここにご報告申し上げます。

 

 つきましては、それ以降はこのはてなブログで引き続き弊ブログをご愛顧賜れますよう、重ねてお願い申し上げる次第であります。

 

 

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  一言で言えば、僕は細川選手を過小評価しておりました。

 

 確かに高卒1年目としては非常に立派な体格をしていますし、1軍の公式戦最終盤で放った2本のホームランも見事でした。

 

 ただし、シーズンの大半をファームで過ごし、ファームの数字的にも普通の「期待の和製大砲」程度の結果しか残せませんでした。1軍の公式戦でホームランを打った相手ピッチャーもシーズン1勝のルーキー笠原選手と、今季1軍で4試合13イニングしか投げていない阿知羅選手でしたので、場所が1軍だっただけで内容的にはファームで打つホームランと大差が無かったのではないでしょうか。

 そんな所が僕の細川選手に対する実質的な現状評価だったのですが、いざクライマックスシリーズ日本シリーズで打席に立った細川選手の姿を見ていると、対戦するピッチャーは明らかに警戒感を強めて嫌がる気配が見て取れましたし、落ち着いてフォアボールを選んだりヒットを打ったりと、充分戦力としてチームに貢献しておりまして、いやはや、これは僕の評価が不当に低かっただけなのだと、見方を改めたという経緯であります。

 

 細川選手に過小評価した理由としては、筒香選手のルーキー時代の印象が根強く残っているからかもしれません。

 

 細川選手と同じく高卒入団の筒香選手は、ルーキーの年にファームでイースタンの最多記録となるシーズン26本塁打を放ち、やはり細川選手と同じように1軍の公式戦最終カードで初昇格を果たし、当時阪神ブルペンで無くてはならない存在だった久保田選手から1軍初本塁打をマークしました。

 

 それと比べればファームでの本塁打数は筒香選手の半分以下で、1軍の本塁打を打った相手も久保田選手と比べればいくらか格が落ちる相手でありますから、細川選手に対する評価がそこまで広がりを持てなかったのです。

 

 

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  筒香選手と細川選手とで大きく違うのは、やはりチームの環境だと思います。

 

 毎年90敗くらいする弱小球団で、毎年変わるコーチ陣に朝令暮改の指導を受けたせいで何年も迷走を続けた筒香選手と、コーチ陣の顔ぶれが多少変わってもある程度指導方針が堅持され、そしてルーキーの年から日本シリーズへの出場を果たすような現在のチーム環境では、本人の将来に与える影響は計り知れないほど大きく異なり、それは間違いなく細川選手に好影響を及ぼすに違いありません。

 

 さらに、チームはレギュラー固定よりも、レギュラーに競争を求めていく方針らしいというのも、細川選手にとって追い風になるように思われてなりません。

 

DeNA・ラミレス監督、大和獲得を歓迎「打順は2番か7番を考えている」 - SANSPO.COM(サンスポ)

 

 FA入団の大和選手に「定位置を争ってもらう」と語っているようですし、だとすれば細川選手にも筒香選手桑原選手梶谷選手で盤石に見える外野の定位置争いに食い込む余地が残されていると見て取れるのではないでしょうか。

 

 まだ細川選手には実績が何も無いに等しいわけですから、これから春の練習試合やオープン戦で結果を出していくしかレギュラーを奪う方法は無いと思いますけれども、なんせ1軍公式戦最終盤からクライマックスシリーズ日本シリーズで見せた急成長ぶりから、あっと驚く結果を見せてくれてもおかしくはないと思います。

 

 

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 ベイスターズは、いくら日本シリーズに出たからと言っても公式戦の順位はギリギリで3位を死守したという状況だったわけですから、昨年とはまた一段も二段もレベルの高いレギュラー争いが繰り広げられて、今度こそはリーグ優勝して胸を張って日本シリーズにリベンジを果たしに行ってもらいたいものですね。

 

 

以上

 

 

 

 

万永ベイスターズ

 

 ベイスターズの来季首脳陣の顔ぶれが決まったようです。

 

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 今年のファームの首脳陣が誰だったのかピンと来ない方のために、2017年版も貼っておきます。

 

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 大きく変わった点は、まずなにより監督が1998年戦士の万永さんに変わったという事です。

 

 ファームの監督は、ある意味1軍監督よりも体力的に厳しいポジションです。そのため今シーズン中もオリックス田口壮2軍監督がシーズン途中に体調を崩されて休養されましたし、日本ハム田中幸雄2軍監督も体調不良を理由に今季限りで退任されてしまいました。

 ですから二宮監督から万永監督へ18歳若返ったのは、監督の健康を考える上でも、非常に良かったと思います。

 

 万永さんと言えば現役時代から日焼けした肌がトレードマークみたいな人でしたから、真夏もデーゲームばかりのファームの試合で絵になる監督さんになるのではないでしょうか。

 

 監督としての手腕は未知数ですが、守備力の強化がチームの重要課題の一つでもありますので、現役時代から守備に定評があった万永監督には、ぜひその部分の強化をお願いしたい所です。

 

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 コーチ陣の顔ぶれも激変しています。

 

 まず投手コーチについては、川村丈夫さんと大家友和さんの2名体制です。川村さんは過去にもベイスターズでコーチをされていた事がありましたし、大家さんも昨春に現役を引退してから社会人野球のコーチをおやりになっていたとの事ですから、プロアマの違いはあれど、お二方とも指導実績があると評価して良いと思います。

 

 ベイスターズファームの投手コーチでは浅野コーチが今年からファームの専属になったおかげで飯塚選手や綾部選手の1軍デビューが実現し、また平田選手や三嶋選手の復活にも大きな役割を果たしてこられました。

 ですから浅野コーチが退団されるのは非常に残念ではありますが、川村大家両コーチにその方向性をしっかりと引き継いでいただければと考えています。

 

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 打撃コーチも総入れ替えとなって、ベイスターズと中日でコーチを歴任された嶋村一輝さんと、今年からベイスターズの球団職員として働いてこられた柳田殖生さんの2名体制となりました。嶋村さんはオリックスからベイスターズへ、柳田さんは中日からベイスターズへ、ともに選手時代にトレードで入団したという共通点があります。

 

 今季のベイスターズで、ファームから1軍に上がって打撃面で目覚ましい活躍を果たした選手は、非常に残念ながら、ほとんど見られませんでした。

 チーム打率もイースタン・リーグでワーストとなる.234(トップは巨人の.270)でしたので、厳しい表現になりますが、惨憺たる結果に終わったと言えるでしょう。

 特に気になったのはシーズン最終盤に1軍に昇格した細川選手です。ファームでは一向に調子が上向かないままだったのが、1軍に呼ばれて1軍のコーチや監督から打撃指導を受けた途端に結果を出す事となりまして、一体ファームでは何を教えていたのかという声も挙がる始末でありました。

 

 ですからコーチ陣が総入れ替えとなるのはやむなしだと思いますが、しかしこの人選は、果たして如何なものでしょうか。

 

 嶋村一輝さんはベイスターズで現役引退後に2年間コーチを務め、その後中日に移って初年度は1軍、2年目となる今季は2軍で打撃コーチをおやりになっていたわけですが、中日の1軍コーチ時代のチーム打撃成績はリーグワーストで、2軍コーチの今季はウエスタン・リーグで5球団中4位と、これまためぼしい結果を残せずじまいでした。

 その、いまいち実績に乏しい嶋村コーチと、コーチ初体験の柳田さんで2名体制というのは、なんだか僕はとても不安になってしまうのであります。

 

 僕のこのブログでの経験上、ファンの中に「コーチなんて誰がやっても同じ」「悪いのは選手」と言う人も少なくないようですが、今季のベイスターズファームの投手陣が浅野コーチの専属化によって激変したのは見ての通りですし、他にも腕利きコーチとの出会いで才能が開花した選手のエピソードなども枚挙にいとまがないのですから、誰をコーチにするのかの人事が非常に重要であると、現実を直視することを主張したいと思います。

 

 率直な所、来季の打撃コーチ陣が何かの学びを得て劇的に才能を開花させ、打撃成績が見違えるほど良くなってくれたら良いなぁと、半ば神頼みに近い心境に至っております。

 

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 打撃コーチの人選以上に心配なのがバッテリーコーチです。こちらも総入れ替えで、中畑監督時代にもバッテリーコーチを務めていた新沼慎二さんと、今季はブルペンキャッチャーを務めていたつる岡賢二郎さんの2名体制です。

 

 まず新沼さんについては、率直な意見としては、前回コーチを務めた際にはバッテリーエラーがNPBのワースト記録を出すような惨状となり、退任した翌年に入団した戸柱選手が新沼コーチの教え子を蹴散らす格好で初年度からレギュラーを取るという状況で、芳しい結果が得られなかったものと承知しています。

 自分の教え子がルーキーに負けるというのは、なかなか重い事実であります。

 

 つる岡賢二郎さんについては、まだ現役を退いてから1年しか経っていない事と、現役時代にもこれといった実績も見られなかった事から、指導者としての実力は未知数としか言い様がありません。

 長年選手をしていればベテラン選手として後輩に技術を伝承するような事もあったかもしれませんが、つる岡さんの5年間の現役時代にそういう事があったとはなかなか考えにくいですから、そういった所から評価を下すのも難しいでしょう。

 なにより経験が物を言うポジションなだけに、これからお手並み拝見というほかありません。

 

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 守備に関しては福原さんと小池さんで、多少肩書の変更は見られるものの、ほとんど変更点がないと言えるでしょう。万永監督と福原コーチで内野守備コーチが2名いるようなものですから、これから守備をビシビシ鍛えてもらえればと思います。

 

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 12球団全体を見渡してみると、セパの最下位チームが揃って1軍監督の交代と、それに伴うコーチ陣の大変革が行われているようであります。特に腕利きと名高いコーチを、球団OBか否かに関わらずに呼び寄せて、チームの強化に本腰を入れているように思われます。

 

 それに対するベイスターズファームの組閣は、顔ぶれこそ大胆に入れ替わったものの、いまいち力の入れ具合が他球団に見劣るように思われてなりません。

 

 どんなコーチも最初は新米コーチなのですから新米コーチそのものを否定するつもりはありませんが、新米コーチに指導者のなんたるやを指し示す立場の先輩コーチも実績が乏しいようでは、やはり不安が拭えないのが当たり前ではないでしょうか。

 

 かつて池田前球団社長が「コーチも育てる」と声高に訴えていたのをご記憶されているベイスターズファンも少なくないと思いますが、あれから数年が経ち、経験の浅いコーチを呼び寄せてコーチとしても一人前に育て上げようというかつての目論見は、もはや跡形もなくなっていると言えるでしょう。

 だからこそ投手も打撃もバッテリーもコーチの総入れ替えという状況に陥っているのです。

 

 ですから、いい加減この方式には見切りをつけて、腕利きのコーチには相応の高給をお支払してでも、ベイスターズのコーチになっていただけるようにするべきではないでしょうか。

 

 少なくとも、クライン選手のような高年俸の外国人選手を連れてくるよりかは費用対効果が見えやすく、チーム強化に結びつくのではないでしょうか。

 

 

 「1軍と2軍の差が大き過ぎて選手間の競争が起きにくい」と言われるのはファームの首脳陣に問題があるからだと、高田GMにはよくよく考え直して頂きたいと思います。

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

正確な送球と正確な捕球で、来季こそリーグ優勝と日本一を目指せベイスターズ

 

 

 思い起こせば、2016年のラミレスベイスターズ1年目は「凡事徹底」などという、おおよそプロ野球チームのチームスローガンらしからぬ四文字熟語を掲げて船出をしたわけでありますが、それがこうして、この四文字熟語を全うできなかったが故に、あと一歩の所で日本シリーズ3勝目を逃し、日本シリーズ敗退を決定づけたのでありまして、因縁めいているなぁ、昨夜僕はしみじみと感じておりました。

 

 子供が大人から野球を教わる時、まず最初に学ぶのはキャッチボールでは無いでしょうか。そしてそのキャッチボールは、相手の胸をめがけて投げなさいと、繰り返し教わるものではなかったでしょうか。

 

 その、野球を知る者なら誰しもが必ず耳にするイロハのイを全うできずに、日本シリーズ3勝目をすんでのところで逃してしまったのですから、野球の神様はよく見てらっしゃるし、こういうチームが日本一になってはならないという、ある種思し召しみたいなものではないだろうかと、僕は考えました。

 

 他の11球団全てのチームがそうであるように、ベイスターズもまた来年、一からやり直さなければなりません。

 

 

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 それにしてもベイスターズに守備のミスが目立った日本シリーズでした。思いつく限りで順不同で挙げてみると

 

・柳田選手の強めのセカンドゴロが柴田選手のグラブの下を抜けてヒットに

・2塁への盗塁を試みたランナーを刺すべく投じた嶺井選手の送球が高めに浮く

・梶谷選手の本塁送球が1塁側へ逸れた

ダブルプレーで送球を受けた倉本選手がファンブルしてオールセーフ

サードゴロダブルプレーの場面で宮崎選手の1塁送球が高く浮きダブルプレーに出来ず 

・砂田選手がピッチャーゴロで飛び出した3塁ランナーを刺さずに1塁に投げて1失点

・サヨナラのランナーが本塁に突っ込んできた際、嶺井選手が本塁よりかなり後方に守っていため捕球できず

 

 これが全て失点に結びついたミスなのです。

 

 ソフトバンクもトータルで3つくらいのミスはしているのですが、そのうち致命的といえるのは第5戦の明石選手のプレーくらいでしょうから、やはりシーズン最小失策はダテでは無かったと言えるでしょう。

 

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 日本シリーズの戦前の予想ではソフトバンクが圧勝すると予想した人が多かったと思います。それが蓋を開けてみれば、第6戦の延長戦までもつれる大激戦となりました。ベイスターズは下馬評を覆し大善戦したという見方も出来るでしょう。

 

 ですが、僕は、4つ負けたうち3つは守備のミスで落としたと判断していて、ですから大善戦したのは事実であるが、しかし爽やかに敗者を讃えようという気持ちには、すんなり切り替えられておりません。

 

 これならまだ、力の差を見せつけられて負けたほうがまだ良かったと、言葉に表し様のない悔しさで満ち溢れています。

 

 

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 僕は数日前にこういうブログエントリーを書きました。

 

suguru0220.hatenablog.com

 スポーツナビの方では非常に多くのアクセスと賛否両論が激しく分かれるコメントを頂いたわけですが、この中で僕が懸念したものが、不幸にも的中してしまいました。こんな懸念など当たらないほうが良かったと、今でも思っています。

 

 また、梶谷選手を擁護する意見の中でも梶谷選手の守備の不安を挙げている人は少なからずいて、ですから、タラレバではありますが、延長11回の中村晃選手がフォアボールを選んでランナー12塁となった所で、ライトに関根選手を守備固めとして送る事も出来たかな?などとも考えています。

 なんにせよ第3戦の時点でソフトバンクは梶谷選手の弱点に気付いていましたし、昨夜の川島慶三選手のサヨナラヒットもものの見事にライト方向に狙い撃ちしていましたので、大変悔いの残る結果になりました。

 

 ただ、昨夜のサヨナラの場面については梶谷選手ばかり責めてはいけないとも思っています。上の方でも書きましたが、嶺井選手のポジショニングにも問題がありましたので、梶谷選手だけが批判の矢面に立たされるのはアンフェアだとも思っています。

 

 

 突き詰めれば、梶谷選手も嶺井選手も、そしてなによりラミレス監督も、最後のツメが甘かったという事なのだろうと思います。

 

 この本当にわずかな歪を埋めて、また来シーズン、今度こそリーグ優勝と、そして日本一を目指してもらいたいと思います。

 

 

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 日本シリーズの悔しさとかイライラは横に置いて。

 

 一昨年までビリだったベイスターズが、たった2年でソフトバンクと雌雄を決する立場になっているとは、さすがに上出来過ぎたとも思います。

 

 僕は2014年頃から、この戦力があれば最低限CSには出られると本気で思っていました。あとは勝てる指揮官さえ据えてもらえれば、この夢のような舞台にベイスターズが足を踏み込めると信じて疑いませんでした。

 

 ですから、僕はこの2年間に大変満足しています。

 

 野球ファンというのはいつもとてもワガママで贅沢な要求をする生き物で、それは自分自身が痛いほど実感できているのですが、そのワガママはこの瞬間ひとまず横に置き、この満足感の表明と、チームへの感謝を申し述べたいと思います。

 

 まだ選手も首脳陣やチームスタッフの皆さんも嬉しさより悔しさのほうが強いんじゃなかろうかと思いますが、少なくとも僕は思うに、皆さんは僕達ベイスターズファンの期待に充分応えてくれたと思います。だから感謝申し上げます。

 

 また来年、今度はさらにもう1つ上のステージを目指し、短いオフの間ではありますが、しっかり体を休めてもらいたいと思います。

 

 今年一年、夢を見させてくれてありがとうございました!

 

 

 

以上