なぜベイスターズファームの試合日程はスカスカなのか
いつもより手短に問題提起したいと思います。
※ 出典
ベイスターズファームの7月と8月の試合日程は上記の通りです。
オールスターブレイクの7/12~16は良いとして、7/20~24の5日間がまるまる休みになってしまっている事と、8月は前半に休みが多い事が問題であると僕は思っています。
ちなみに8/14~17が空白になっているのは「神奈川野球交流戦」が8/15~17の3日間組まれているからで、これは問題ありません。スケジュール表に載せてくれればいいのにとは思いますが。
で、ベイスターズファームがこれだけゆったりとした試合日程を組んでいる間に他球団はどうしているかと言いますと、普通に試合をしています。
※ 出典
試合日程・結果 | ファーム | NPB.jp 日本野球機構
見ての通り、他球団は皆さんしっかりと試合を組んで、鍛錬に励んでおられます。
これを見て、どうしてベイスターズファームはゆっくり休んでいられるのだろうかと、僕は疑問を募らせています。
ベイスターズファームは他球団と違って主に公営球場で試合を行いますから、現在のように高校野球の予選が真っ盛りの時期は球場の確保ができないという事情もあります。
しかしそうであるならば、ウエスタンリーグの各球団と申し合わせてウエスタン交流試合を組むことも出来るはずです。特にウエスタンは5球団しかありませんし、移動距離が非常に広いので試合日程を組むのに苦労しています。
ですからこちらから出向くと申し入れれば、非常に歓迎して頂けるのは想像に難くありません。
また、ウエスタン5球団はいずれも自前の球場で公式戦を行いますので、高校野球の予選で球場の確保に苦しむ心配もありません。
なんなら、九州豪雨の被災地で力仕事のボランティアをしつつ、タマスタ筑後で試合に出るといった、いかにもマイナーリーグ的なハードなスケジュールを組むことも可能でしょう。
もしくは巨人や楽天のように独立リーグのチームと試合を組むことも出来ます。
この時期に高校野球の予選で球場の確保が難しくなるのは毎年恒例なので、予めこうなるのはわかっている筈です。
ましてや、プロ野球のシーズンが佳境を迎えて、より一層ファームの試合を組む必要性が高まるであろうこの時期にスカスカ日程を放置しているのは、編成面の怠慢と言わざるを得ません。
黒羽根選手を放出したことでキャッチャーのやりくりが厳しくなってきた近頃のベイスターズファームですが、それ以外の投手も野手も出番の限られた、もっと試合に出さなければならない選手が大勢控えています。
今すぐにでも臨時で試合を増やすべきであると、強く訴えたい所であります。
以上