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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2015年9月15日 埼玉西武vs横浜DeNA (平塚) の感想

【観戦記】 対ライオンズ

 監督人事に関するオーナー発言を聞いてクラクラしている僕ですが、皆様こんばんは。午前中に1本、午後にもう1本栄養ドリンクを投入して、重い体を引きずるようにして平塚球場に行ってきました。早いものでもう今シーズン最後の平塚球場ですから、是が非でも見納めをせねばならぬと思ったのであります。

 監督人事とかオーナー発言について言いたいことは山程ありますが、それはおいおい書くとして、今日は今日の試合の感想を書くに留めておきたいと思います。

 本日の先発ピッチャーはベイスターズが山口選手、西武が小石選手です。僕が球場についた時には3回表西武の攻撃中で、両チームとも2安打1得点のタイスコアの状況でした。

 まずベイスターズ山口選手についてですが、3回表の途中から見た感じでは制球に苦しんでボールを先行させる事がしばしばでした。僕が到着したのが1失点した直後でしたので、そこで何かしらフラフラする様子だったのかもしれません。

 しかし4回からはリラックスした様子となり、終始セットポジションから淡々と、悪い言い方をすればダラダラと気の向くままに投げているような感じへと変化し、そこからは6回終了で降板するまで被安打を1本許しただけで片付けました。去年の初夏、2軍落ちしてから長いイニングを投げるようになった頃の妙にリラックスした、良い頃の山口選手に戻ってきたように思えました。

 僕が見た限りで球速はスピードガン表示で最速148キロ程度、山口選手の力を持ってすればもうちょっと上を目指すことも可能ではあったでしょうが、変にスピードにこだわらずにリラックスして投げることに徹していけたのではないでしょうか。

 先日は1軍の試合でそれなりに評価されるピッチングをしましたし、今日はこれで十分だったのだろうと思います。

 次に西武の小石選手です。僕の友達のアマチュア野球マニアがアマチュア時代の小石選手を非常に高く買っていて、そのせいで僕もよく存じあげております。西武では主に先発として長いイニングを投げることが多いようですが、ゆくゆくは現ソフトバンクの帆足選手のような感じに育って欲しいのでしょうか。

 制球が低めに集まっているうちは痛打されずに済んでおりますが、ひとたび高めに浮くと、打球が実によく飛ぶのも小石選手の特徴です。その短所が今日は特に強く出てしまい、今年はいまいち長打力に欠けるベイスターズファームからホームランを3本も浴びてしまいました。

 僕からすれば広島→巨人の青木高広選手のようにロングリリーフもこなすリリーバーになってくれると面白いのではないのかなとも思ったりするのですが、どこで投げるにしてももう少し制球の精度を上げなければならない現状かとは思います。

 次にベイスターズ打線について。今日の途中出場はこのような形です↓

(二)石川→4回表から(遊)百瀬

(一)山崎憲→5回くらいから(一)赤堀

(指)多村→5回位から(指)つる岡→確か8回(指)松本

(捕)西森→7回位から(捕)高城

 今日は色々書きたい人がいるのですが、いの一番に取り上げなければならないのが飛雄馬選手です。今日は4回打席に立って1打席目2打席目と連続ホームランを打ちました。1打席目は見ていないのでわかりませんが、2打席目はレフトスタンドにやや高めの放物線を描く文句のない一打でした。

 しかし、僕が注目したのはその後に迎えた3打席目4打席目なのです。2打席連続ホームランを打って調子づくかと思いきや意外と冷静で、2打席ともよくボールを選んでフォアボールで出塁し、今日の出塁率を10割としたのであります。とりわけ4打席目は大振りをせずに粘って粘って、実に価値のあるフォアボールだったと感心しました。しっかりと自分の仕事に徹する仕事人の1日だったと高く評価したいと思います。

 シーズンは残り僅かでは有りますが、1軍の調子が良かった頃にスタメンショートを守っていたのは一体誰だったのか、今すぐその存在感を1軍で誇示して欲しいものだと思います。

 次に取り上げたいのが来季の去就が注目される多村選手です。本人は来季も現役を続ける意向であるとスポーツ新聞で報じられたばかりですが、その価値が十二分にあると証明する美しいホームランを右中間スタンドに放り込みました。多村選手のスイングは見る側にとってあまり力感が感じられず、ともすると軽く振っているようにしか見えないのでありますが、その軽く振っているように見えるスイングから、ほぼ無風の上空を突き抜けて右中間スタンドの一番深いところへ、美しすぎて言葉も出ない一打でありました。

 もはや言葉はいりません。いまベイスターズの1軍に最も必要な選手は誰かといえば、それは多村選手を置いて他にはおりません。一刻も早く1軍昇格をさせるべきだと叫びたいと思います。

 その他ちょこちょこ書かせていただくと、まず途中からショートで出場の百瀬選手の守備が今日も美しかったと思います。三遊間に抜けようかというゴロを逆シングルで捕球して1塁に矢のような送球。ショートの前にボテボテと転がる内野安打クラスのゴロをダッシュよく掴んで素早く1塁に矢のような送球。そのどちらの送球も途中出場の赤堀選手が捕球しそこねる不幸に見舞われましたが、ショートの守備だけなら既にベイスターズでナンバー1の評価を与えたいと思います。

 その他では、先代キャプテンの石川選手が1番セカンドでスタメン出場し、3回裏の2打席目を終えた所でお役御免となりました。故障明けですから無理をせずといった所だと思いますが、体の動きは悪くありません。ただ実戦からかなり遠ざかっていますのでバッティングの調子を取り戻すのに時間がかかりそうです。ファームの試合日程はほとんど残っていませんので、果たして今季中の1軍復帰はあるのかないのか、微妙な情勢です。

 もう一つ今日ふと気づいた事としては、つる岡選手がキャッチャーとして出場する機会がめっきり減ってしまいました。だいたいDHの多村選手や井手選手が2打席立った後に出てくるのが最近の定番パターンです。キャッチャーミットを持ってピッチャーの投球練習の相手をしているのは頻繁に見ますのでコンバートしたわけでは無さそうですが、キャッチャーとしての出場機会があまりに少なすぎて少々心配に思うところがあります。

 西武打線については全般的に元気の無い1日でした。特に注目してみたのは山川選手と駒月選手のスラッガー2人ですが、2人とも良いところがなく凡打の山でした。駒月選手は数カ月前にイースタンの月間MVPを取るくらい大活躍していたのが記憶にあたらしいのですが、今日は打席での集中力がいまいち欠けているように見え、外角に逃げる変化球に泳がされる、あまりかっこよくない空振りの場面も見られました。

 僕はここ最近午後のテレビ情報番組でフジテレビのグッディを見ておりまして、そのグッディに出ているミタパンこと三田アナウンサーと付き合っているらしい金子選手の事も少し気を配って見ていたのですが、守備では無難にこなせたものの、打席ではこれといって存在感を示せませんでした。西の堂林、東の金子として女子アナをゲットした若手内野手対決になっているわけでありますが、最近1軍に舞い戻った堂林選手に負けないよう頑張っていただきたいものです。

 次にリリーフ陣についてです。

 ベイスターズは7回から田中健二朗選手が1イニング、8回から国吉選手が同じく1イニング、そして最終9回に平田選手が1イニングを投げました。

 田中健二朗選手は先頭バッターにいきなり3ボールを与えて観客に不安を与えてくれましたが、その後は淡々と打ち取り無失点です。前回見た時はかなり酷かったイメージが有りますので、今日はかなり良くなったと胸をなでおろしています。

 国吉選手は球速こそ150キロを超えないものの、ひとまず無難に無失点で抑えました。国吉選手の課題はメンタルであるというのが恐らくベイスターズファンの共通見解といって差し支えないと思いますし、そうなると2軍でいくら投げても何か得られるものがあるという風には思えないので、ぜひ1軍で元気よく頑張ってもらいたいと思います。

 平田選手は相変わらず荒々しいピッチングです。これはこれで彼の持ち味ですから「ストライクを先行させろ!」みたいな無粋なことを言わず中途半端に矯正したりせずに、相手打者に適度に死球の危機感みたいなものを抱かせながら投げるという方向性で頑張ってもらえればと思います。一時期1軍で集中的に登板して疲れてしまった部分もあるかとは思いますが、その疲れはだいぶ癒えたように見えました。もうちょっと球が速いはずなので、常時150キロを越せる状態に戻ってくれたら良いなと思います。

 西武のリリーフ陣は小刻みな継投です。まず5回途中から6回終了まで福倉選手、7回先頭から宮田選手が登板するも、雲行きが怪しくなった所で中郷選手にスイッチし7回終了まで、そしてラスト8回の1イニングを岩尾選手が締めました。

 まず僕の記憶に残ったのが左腕の宮田和希選手です。かなり前から注目して見ているのですが、相変わらずコントロールに苦しんでいるようで、今日もはじめからセットポジションで投げ続けたわけですが、それでも制球が定まらずにイニング途中で降板させられてしまいました。以前から荒っぽいピッチャーではありましたが、以前にも増して制球に苦しんでいるように見受けられます。制球のしずらそうなピッチングフォームをしていますので、チームの方針によってはそろそろサイドスローに転向させられたりしてしまったりしそうな気がします。

 最後に投げた岩尾選手は今日出てきた両チームのピッチャーの中で一番球が速い印象を受けました。それほどコントロールが悪いわけでもなく、あとは決め球が欲しいという感じでしょうか。何かしらめぼしい落ちるボールでも習得できたら1軍でセットアッパーなり抑えなりで大活躍できそうな気はします。メンタル面次第では有りますが。

 というわけで本年最後の平塚開催が終了しました。今年は例年と比べて平塚球場での開催試合が非常に多く設定され、その効果かどうかはわかりませんが、横須賀スタジアムの試合と比べて客の入りが良かったように感じられます。今年のオフに横須賀スタジアムでそこそこ規模の大きな改修工事をやるらしく、それ以降のベイスターズファームの方針が見えてこないのですが、ある程度客入りが見込める場所としてアピールできたのではないでしょうか。

 来年の平塚開催がどの程度になるのかわかりませんが、ひとまずは今年一年大変お世話になりました。来年もまた1試合でも多く足を運びたいと考えている次第です。

埼玉西武1-3横浜DeNA

勝:山口

S:平田

敗:小石

本塁打:飛雄馬5号6号、多村7号

観客数:1260人

以上