読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2016年4月2日 埼玉西武vs横浜DeNA (横須賀) の感想

f:id:suguru0220:20160402201618j:plain

 

 この4月から関東一円の高速道路通行料が大幅に変更されました。だいたいの場合で値上げになりますが、僕が横須賀スタジアムへ行くのに利用する横浜横須賀道路は十数%程度値下げをされました。これまで狩場から朝比奈まで600円位だったのが、今日は500円位になっていました。

 元々この横浜横須賀道路は普通の高速道路よりも割高な通行料が設定され、それを嫌った利用者が一般道に流れ込んで三浦半島全域に様々な悪影響をもたらしていましたし、三浦半島の観光業関連の団体や自治体が国に料金の低減を求めて陳情をしたりしていましたので、それを考えれば一歩前進したとは思いますが、しかし十数%程度の値下げ止まりだったのは渋いなと思いました。

 この道路の沿線自治体はもれなく人口流出と過疎化に苦しんでいますし、車がないと生活が成り立たないような地域もかなりの範囲にのぼりますので、保土ヶ谷バイパスと一体運営にして無料化する位の大胆な変革が必要では無いかと、僕は考えています。

 

 また、これと平行して圏央道の料金も下がりましたので、今年は久しぶりに西武第二球場の試合も見に行ってみようかなと考えていたりします。2軍観戦は自動車派に非常にマッチするナイスな趣味であるとお伝えしたいと思います。

 

f:id:suguru0220:20160402203029j:plain

 

 本題に入って今日の試合ですが、ベイスターズの先発が三嶋選手、西武の先発が藤原選手となっています。2名ともイースタンリーグではお馴染みの顔ぶれとなりつつあります。

 今日は試合開始30分後くらい経った3回表西武の攻撃中に球場に到着しました。その時点で両チームのスコアは0-0でお互い1安打づつでございました。

 

 まずベイスターズの三嶋選手についてですが、今日はいつもと比べてコントロールのばらつきはそれほど見られず、ワンバウンドするような投球も多くありませんでした。横須賀スタジアムのスピードガンは今日もご機嫌斜めで殆ど機能しなかったので正しい球速はわかりませんが、速い時と比べて若干抑えながら投げているような印象を持ちました。

 山口選手が球速を追い求めるのをやめてリラックスして投げるようになって成果をあげていますので、三嶋選手もそれと近い対策を打っているのかもしれません。今日の数字は7回を投げて2失点ですが、バックの乱れにかなり足を引っ張られての2失点で、実際に公式のスコアを確かめたら自責点は0のようでした。

 今年のベイスターズ先発陣はいずれも順調なスタートを切っていますし、控えている選手も多士済々ですので、その中に割って入るのは相当厳しいかもしれませんが、シーズンが先に進めば夏場に疲れが溜まって調子を落とす選手が出るかもしれませんので、気持ちを切らさずに頑張ってもらいたいと思います。

 

 

 一方の西武先発の藤原選手も6回を投げて1失点と合格点をもらえる内容です。藤原選手はコントロールに課題のある選手だと言われているようですが、今日の内容に関して言えば与四球は2つしかありませんし、ボールカウントを先行させるような場面も目立ちませんでした。打たれたヒットも全て単打で、それほど強烈な当たりでもありませんでしたので、ボールの威力も問題はなかったのだと思います。

 スピードガンで球速を確かめられた時でMAXが130キロ台半ばくらいだったと思いますが、それよりももう少しくらい速いストレートを投げていたのではないでしょうか。

 

 今日見た限りにおいてそこまで欠点らしい欠点は見当たりませんでしたし、西武の1軍先発陣では首脳陣の期待に応えられなかった人が何人かいたようですので、次は1軍で投げる機会があっても良いのではないでしょうか。

 

 

 次に野手陣について。

 

 今日はスタメンでマスクを被った嶺井選手が昨日に続き2試合連続のホームランをレフトスタンドに放り込みました。高めに浮いた甘いボールを逃さずにミスショットもせずにちょうど良い角度で上げてホームランになりました。

 今日の第一打席も打った瞬間に「入るかな?」と期待させるような大きなレフトフライを打っていますし、バッティングについては非常に良い状態なのが見て取れます。

 

 試合後のヒーローインタビューではあまり喜んだ表情を見せる事はなく、インタビュアーを務めた横国大の学生さんから「1軍のレギュラーはルーキーの戸柱選手ですが刺激を受けたりしてますか?」とド直球の質問をぶつけられて少し言葉に詰まったりしておりまして、浮かれること無く危機感に満ち満ちているような印象を受けました。

 ここで変におちゃらけたコメントをするよりは、このほうがむしろ率直な心境が現れたような気がして、僕は好感を持ちました。

 

 ここ最近の僕は、あれだけ打てるなら野手にコンバートしたら面白いのになぁ等と思ったりもしている所ですが、とにかく頑張って1軍復帰を果たしてもらいましょう。

 

 昨日の試合で途中退場した石川選手は特に問題なかったようで今日もスタメンセカンドで出場しました。

 

 昨日の試合でマルチヒットの渡邊雄貴選手が今日も第一打席でライト前ヒットを放ち、すかさず2塁へ盗塁を決めて、次打者飛雄馬選手のセンター前ヒットで先制点となるホームを踏みました。ヒットはこの1本のみですが、相手の好守に阻まれた打球もありましたし、調子はまずまずのようです。

 

 渡邊雄貴選手と同期入団の乙坂選手も引き続き好調をキープし2安打をマークしました。バットスイングが過去にも増して力強くなり、インパクト時はボールを叩き潰さんばかりの衝撃音を放つのが最近の乙坂選手です。まるで怒気をはらんでいるかのような、鬼気迫る表情でプレーしています。

 

 渡邊雄貴選手がバットを軽く振って飛ばすような打球と、乙坂選手が鬼の形相で猛烈にフルスイングして飛ばす打球が、同じような速度で飛んで行くのが不思議だなと最近になって感じることです。

 もしかしたらバットの芯で捉える能力については渡邊雄貴選手のほうが上回るのかもしれませんが、ただ、そのせいで当てるだけのバッティングに陥りやすい渡邊雄貴選手に乙坂選手のフルスイングのマインドを真似していただけたら、これはこれは相手投手にとって驚異的な存在になりそうな気もしますし、いかがなものでしょうか。

 

 良いコメントはここまでで、ここからは昨日に引き続きエラーが目立ちましたので、個々人に苦言を呈したいと思います。

 

 僕がいつも非常に大きく期待している百瀬選手が記録に残るエラーを1つ、残らないけどエラーだよねとみなしたいプレーも1つありました。1つはショートの守備範囲に飛んできた低空を飛ぶライナー性の打球を腰高で捕球しようとしてグラブの下をスルーさせてしまったもので、これがエラーとして記録されました。

 もう一つは4回位だったと思いますが、ランナー1塁の場面で白根選手がファーストゴロを捕球しダブルプレーを狙って2塁に送球するも、2塁のベースカバーに入った百瀬選手が捕球し損ねてボールを後方にこぼし、1塁ランナーを3塁まで進めてしまいました。ボールをこぼした後、後方を転がるボールを追いかけるのにもたついた事がランナーを3塁まで進めた原因になりましたので、捕球をしっかりしなければならない事、こぼしたボールを全速力で追わなかった事と、幾重にもミスを折り重ねた救いようのない凡プレーでした。

 

 飛雄馬選手も不味いプレーを連発しました。サードのほぼ正面を襲った強烈な打球を中途半端な格好で捕球し損ね、ボールを内野中央付近まで弾いてしまいました。記録は内野安打になりましたが、強い打球が頻繁に飛んでくるのが当たり前のサードの守備ですから、準備が足らないのではと思いました。

 さらに悪いことは重なるもので、次の打者の当たりも同じような強烈な打球でサードを襲い、飛雄馬選手はまたしても前に弾いてしまいました。ここでしっかり捕っていれば余裕でダブルプレーを完成させられたものを、1アウトしか取れませんでした。こちらも1アウトは取れているのでエラー判定はつきませんでしたが、ピッチャーに申し訳ないプレーに違いありません。

 

 2軍の試合ですから技術や精神面の不足が露呈するのは当然といえばその通りですが、今年のベイスターズファームチームは、率直に言えばそんなに難しくないような所でミスをするパターンが繰り返されているように思われます。

 

 今日は飛雄馬選手のプレーについて詳細を書きましたが、彼は昨日の試合でも三塁線から1メートルほどファールゾーンに落ちてくるイージーな内野フライを取り損ねてエラーを記録していますし、2日続けて不味い守備をしているようでは、凡事徹底を掲げるベイスターズの選手として失格であると言わざるを得ません。

 彼はもう5年目になりますし、ファームのメンバーの中ではキャリアが中堅からやや上に分類されるような立場です。数年前は元気いっぱいだったのが最近はあまり声も出てこなくなりましたし、自覚を失いつつあるのではと苦言を呈したいと思います。

 

 ベイスターズの野手については以上で、今度は西武の野手陣について。

 

 昨日に引き続き山川穂高選手が大声を張り上げ続けてチームを鼓舞しました。打つ方では僕が球場につくよりも前にチーム初安打を打っていたようですが、その後はライト線に特大の、あわやホームランというファールを打ちました。軽く振ってあそこまで飛ばすのだからさすがにパワーが有るなと感心させられました。

 

 その他では、バッティングについて今日はチーム全体で5安打しか打てていませんし、2得点もベイスターズの守乱で得た漁夫の利みたいなものですから、とりたてて書ける話はありません。

 

 ただ、内野の守備についてはベイスターズと反対に非常に強固で、まさにプロの守備という印象を持ちました。サードを守っていた永江選手は本職はショートだと思いますけれども、非常に打球への反応が俊敏で、普通なら三遊間を抜けようかという強いゴロを2つも捕球してピッチャーを助けました。

 ダブルプレーのような連携も流れるように鮮やかで、あまりダブルプレーになりにくいはずの俊足で左打者の石川選手が内野ゴロの併殺に倒れる場面が見られました。

 

 内野手の間をゴロで抜かせないとか、俊足打者でもダブルプレーを取れるというのは、一見しただけだと小さな特徴のようでいて、しかしそれが試合のターニングポイントになるようなとても重要な話だと思います。これはぜひベイスターズにも西武の内野守備に追いつき追い越せで頑張ってもらいたいと思います。

 

 

 次にリリーフ陣について。

 

 ベイスターズは三嶋選手が7回まで投げると、8回はルーキーの野川選手が公式戦初登板を果たし、9回はトレードで入団したばかりの藤岡選手がマウンドに上がりました。

 

 まずはルーキーの野川選手ですが、「オタクト」とあだ名されるほどコアなアニメファンとして知られる通り、アニメに疎い僕ですら一瞬でアニソンとわかる登場曲をバックにマウンドに上がりました。初登場なだけあってスタンドからの反響も大きく、球場中が彼の一挙手一投足に大注目しました。

 内容は、3者凡退でパーフェクトでした。相変わらずたまにしか働かないスピードガンで130キロ台くらいの球速でしたが、記念すべき第一球をストライクで決めるなど、終始ストライク先行で、なおかつ低めに丁寧なピッチングをしました。特に緊張する様子もなく、実に頼もしいデビュー登板となりました。

 

 続いて9回にマウンドに上ったのはトレードで入団した藤岡選手。ユニフォームの準備が間に合わなかったのかどうか理由はわかりませんが、ウグイス嬢のアナウンスで今日は背番号84をつけて登板することが告げられました。

 移ってきたばかりでさぞバタバタしているのかとおもいきや、最初から140キロ少々のストレートでストライクゾーンギリギリにビシビシ決めて、見事無失点で抑えました。内野安打を1本許していますが、これは完全に打ちとったショート前にボテボテと転がった打球をサードで途中出場した山本武白志選手が無理やり奪い取って1塁に送球しようとした、ハッスルし過ぎてしくじった先生みたいなプレーですから、藤岡選手は全く問題ありません。

 日ハム時代の藤岡選手についてはこれといった印象は持ち合わせていないのですが、今日のピッチングは「よくぞベイスターズに来てくださいました!諸手を上げてウエルカムでございます!」と申し上げたくなるような、大変力強い内容だったと思います。

 

 日ハムからやってきたピッチャーと言えば江尻選手や菊池選手や林選手など、いずれもリリーフで大変素晴らしい活躍をしてくれた選手が多くおられますので、この藤岡選手もそこに名前を連ねていってくれれば非常に嬉しい所です。

 

 次に西武のリリーフ陣について。

 

 7回から大石選手が1イニング、8回から野田選手という初めて見るルーキー左腕が1イニング登板しました。

 

 まずは大石選手です。ハンカチ王子こと斎藤佑樹選手とともに早稲田大学からプロ入りした時はものすごい大注目と大期待をされた選手ですが、今日はこんなところに出てきて、しかも逆転ホームランを打たれて負け投手となりました。

 先頭打者の山本武白志選手にはフルカウントまで粘られて結局フォアボールを許し、続く嶺井選手には高めに浮いた球をしっかり振りぬかれてホームランとなりました。大石選手といえば豪球ピッチャーというイメージを持っていましたが、今日は球速もそれほど出てはおらず、コントロールも中途半端に悪く、全く自分の持ち味を出せていないピッチングだったと思います。

 どこかを故障して休み明けの登板でこうなったというなら理解も出来ますが、どうなってしまわれたのでしょうか。

 

 8回に登板した野田選手は1イニングにヒットを3本浴びるも、ベイスターズの不味い攻めに助けられてなんとかかんとか切り抜けたという感じです。ただ、白根選手に打たれた2ベースはそれほど強くない打球が1塁線上を転がって2ベースになってしまった運の悪さみたいなものもありましたし、青柳選手に打たれた内野安打も打球そのものはそれほど強くもなく、ガックリと落ち込むような内容でもないと思います。

 まだまだこれから自身の色みたいなものを打ち出していけばよいのではないでしょうか。

 

 

               ■

 

 というわけで不味い守備が再三出たものの、終盤に飛び出した嶺井選手の逆転2ランホームランで勝利となりました。

 

 明日は今日より1時間早い13時から、今日と同じ横須賀スタジアム埼玉西武戦が行われます。明日の予想気温は今日より5度ほど暖かいそうですが、それでも多少多めに防寒対策をしてご来場いただければと考えています。

 

 

埼玉西武2-3横浜DeNA

勝:三嶋

敗:大石

S:藤岡

本塁打:嶺井

観客数:500人台

 

 

以上