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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

球場の観戦環境について

 毎度ご無沙汰をしております。

 今日はこのニュースを見て感じた事から書き始めたいと思います。

2015年横浜スタジアム『コミュニティボールパーク』化構想 第一弾

新設シート、新オフィシャルショップオープンについて

http://www.baystars.co.jp/news/2015/01/0126_05.php

 ベイスターズの公式サイトで昨年から行われていたカウントダウンがゼロになったのが今日という事で球団からいくつかの正式発表がなされました。大袈裟にカウントダウンまでやった割に出てきたニュースがガッカリもいい所でしたけれども、それは横に置いておくとして、横浜スタジアムの観戦環境について、新しいシートが用意されたとか、新しいグッズショップがオープンしたとか、そういう話がありましたので、そこで僕なりの見解を述べたいと思います。

 まず今回の新設シートについては、総論としては非常にガッカリしたという事です。来場者が気分よく観戦するための工夫されたシート設定というのは広島カープマツダスタジアムで展開しているものが球界の先駆者と呼べるだろうと思いますが、それと比べて後発の横浜スタジアムは、後発でありながら先駆者のつま先ほどにも及ばない、小手先の改装と言いましょうか、模様替えという感じが致します。

 元々横浜スタジアムというのは持ち主の権利関係であるとか立地場所が国有地で建ぺい率の縛りが厳しいとか、不自由な球場だというのはかねてから伝えられている所です。ですからある意味「仕方ない」と冷めた目で見ている部分もあるのですが、その不自由さを補って余りあるような取り組みを打ち出そうという気概が球団から伝わってこないのが、それがまた二重三重に残念に感じられる部分です。

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 横浜スタジアムの不自由さを補って余りあるような取り組みとは何かと言いますと、僕のアイデアとしては食べ物とサービスについてです。

 横浜スタジアムは道路を挟んだ反対側に中華街があるような、華やかな食文化に彩られた地域に立地していますから、それらの食文化と横浜スタジアム内で販売されている飲食物との格差が痛々しいほどに感じられるのです。横浜スタジアム内で500円くらいで売られている油ギッシュな唐揚げと中華街で500円くらいで食べられる料理の類を「比べられて」しまう環境なのです。どっちを選ぶかと言えば、言わずもがなです。

 僕は北は北海道から西は福岡まで全ての1軍のフランチャイズ球場に足を運んだ経験がありますが、食べ物については横浜スタジアムが最低レベルなのではないかと思います。東京ドームのあまりの高さも問題ですが、あちらには選択肢の幅広さがあります。食の満足度で言えば、今の横浜スタジアムと平成3年の川崎球場とで比べても、あんまり変わらないんじゃないかと思えるほどです。

 以前僕の知り合いが映画館を複数経営している会社に勤めていて、映画館の売店で販売する飲食物について随分試行錯誤をしているのだと聞かされました。映画館の飲食物といえばホットドックとポップコーンしか無いイメージですが、近年は実に様々なものが用意されています。映画館はあくまで映画を見るための場所ですが、それでも飲食物への注意は欠かせないという事です。

 横浜スタジアム内の飲食物の売店にもしがらみの類があるのかもしれませんが、そこはステークホルダーとの粘り強い交渉で現状を打破しなければなりません。

 もう一つ僕の言いたいことであるサービスについてです。

 TBSベイスターズの頃は球場係員の気の利かなさといったら本当にとんでもない有様で、それと比べればDeNAになって格段に良くなったと感じます。人の面においては非常に健全に進化していると評価すべきです。ですが、愛想や言葉遣いが良くなったという以上の、主にインフラ面でのサービス向上がまだまだ追い付いていないように思えます。

 例えば、飲食物をわざわざ売店に買いに行かなければならないのが不便です。僕は横浜スタジアムで試合を見るとすると必ず内野指定なのですけれども、いざ飲食物を買おうと思い立ってから売店に到着し、列に並び、商品を受け取ってから自席に戻るまでおおよそ10分程度を費やさなければなりません。指定席なのだから、自分のスマホなりで注文して届けてくれれば良いではないか、と不満に感じるのです。これは体力の衰え始めた中高年のお客さんに特に顕著なのではないでしょうか。あの狭い通路を他のお客さんに気を遣いながら出入りするのはストレスが溜まるのです。だから、何か食べたいけど面倒臭いからと諦めてしまったりもします。

 最近のピザ屋さんはお花見をしている場所にも届けてくれると言いますが、球場の飲食サービスもそれくらいの気遣いがあれば、顧客満足度と客単価の押し上げに寄与するのではないでしょうか。

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 いずれにせよ、今の横浜スタジアムに出来ることは非常に狭い範囲に限られているのは事実で、新しい球場の事をもっと積極的に考えなければならない筈です。

 僕はDeNAが何十年と球団経営を続けられる会社とは信用しきれていないのですけれども、それが新球場建設の足かせになるのもまた困りますので、球団経営とは別枠で、願わくば民間主導で土地やハコの選定などを進めていって欲しいと思います。

 僕は以前こういうブログエントリーを書きました。

再び動き出した横浜ドーム構想

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/suguru0220/article/27

 僕はドーム派ですが、ドームでやるにしても屋根なしでやるにしても、そろそろ本格的に考えなければならない時期であります。先送りは我が国の悪しき慣習で、とにかくモタモタしていては、いつまでも「全試合満員でも赤字」の歪んだ球団経営を続けていかなければならなくなります。

 オーナーが創業者の南場さんにスイッチされるという事ですから、小手先の模様替えで誤魔化さずに、本腰を入れた大改革を果たして頂きたいと考えている所です。

以上