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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2015年9月25日 ヤクルトvs横浜DeNA (横須賀) の感想

 宮崎選手やエレラ選手の故障の詳細が気になって夜しか眠れない僕ですが、皆さんこんばんは。スポーツ新聞の記者さん達も毎回毎回「キヨシ揺れる想い」「キヨシも満足」みたいな見出しで釣る記事ばかり書いていないで、たまには選手の情報も調べて書いて欲しいものだと嘆かわしく思っています。肝心の選手の情報が後回しになるスポーツ新聞など、「スポーツ新聞」の看板に偽りありではないでしょうか。

 さて、今日の横浜市保土ヶ谷区は朝から延々と雨が降り続くあいにくの空模様でした。普段ならどこにも出かけずにじっとしていたい所ですが、ベイスターズ2軍のイースタンリーグ残り日程がわずか3試合という状況では引きこもっているわけにもいかず、中止になるのを覚悟の上で横須賀スタジアムへ向かいました。

 やはり日頃の行いが素晴らしい僕のおかげもあり、なんとか最終9回まで無事に試合をとり行うことができました。めでたしめでたしです。

 今日の先発ピッチャーはベイスターズが加賀美選手、ヤクルトがオールドルーキーの寺田選手です。加賀美選手は昨オフの大減俸&背番号変更を受けて背水の陣で迎えた今シーズンですが、この時期に先発ピッチャーとして起用されるからには、来季の契約もなんとかなりそうだという勝手な妄想が膨らんでしまいます。

 まずはベイスターズ先発の加賀美選手。立ち上がりはいかにも加賀美選手らしい不安定さで2回に2失点してしまったものの、3回以降は見事に立ち直って無失点で5回終了時に降板となりました。4回あたりから暖機運転を終えたとばかりにストレートの速さが目に見えて増してきて、ヤクルトの森岡選手や飯原選手といった1軍実績のある選手でさえ振り遅れて手も足も出ない有様でした。加賀美選手の持ち玉であるチェンジアップやカーブも見ていて唸らされるほどブレーキが効いて、これなら1軍でも充分やれるのではと夢を見てしまうほど素晴らしいものがありました。

 加賀美選手の場合は特に立ち上がりに課題があるためにリリーフではどうしても結果を残せません。それが首脳陣へ悪い印象をもたらしてしまうのではと思いますけれども、もしも来季もベイスターズで頑張れるのであれば、先発ローテの一角として大復活を期待したいものだと思います。

 次にヤクルトの寺田選手について。非常に厳しい登板となりました。初回はフォアボールデッドボールにワイルドピッチにボークと、自滅のサイクルヒットとも言える散々な内容で2失点。2回は打ち頃の高さの半速球ばかり投げて先頭の亀井選手から4連打、特に3打者目の乙坂選手には狙いすましたかのようにマン振りされてライトへ大きなホームランを浴びてしまいました。4打者目の飛雄馬選手にもライト前ヒットを浴び、結局2回は1アウトも取れないままノックアウトされてしまいました。

 今シーズンは既にイースタンで24試合登板しているようですから今更緊張で舞い上がったとかでもないと思いますが、それにしてもいただけないピッチングでした。どうしてしまったのでしょうか。

 次にベイスターズ打線について。

 今日は試合途中の入れ替わりが石川選手から百瀬選手への1選手のみでした。それ以外代打もありませんでした。

 今日は1軍の試合がないという事で1軍登録中の乙坂選手と飛雄馬選手が出番を求めてこちらへ参戦してきたのでありますが、そのうち乙坂選手は、さすが1軍選手という貫禄たっぷりに3安打猛打賞と5打点の大活躍でした。

 寺田選手から放ったホームランの他にも、右中間を奥深くやぶる3ベースヒットでヤクルト守備陣がもたつく間に一気に生還を果たすことができました。記録はヒットとヤクルトのエラーがついたのでランニングホームランにはなりませんでしたが、1軍でなかなか出番をもらえない鬱憤をここで見事に晴らしてくれました。守備でもレフト線のファールフライをスライディングキャッチするなど、守備力の高さもアピールできました。

 次に取り上げたいのが石川選手です。ヤクルト寺田選手ノックアウトでリリーフした村中選手からセンター前へ強いゴロでキレイに抜けるヒットを放ちました。ヘロヘロの寺田選手から球速のある村中選手への交代で気持ちの切り替えが大変かと思われた場面ですが、さすが1軍経験も豊富な石川選手です。その次の打席はアウトにはなったものの強い当たりのライトフライを打ち、ここでお役御免となりました。

 もう実戦復帰してからだいぶ経ちましたし、今日の野手で唯一途中交代したのを見る限りでも、もうそろそろ1軍復帰のお呼びがかかる頃なのかもしれません。

 ヤクルト打線については、まず試合途中の交代が多かったので個別にお知らせします。

飯原(3打席くらい立った)→原

ミレッジ(4打席くらい立った)→井野

田中浩(3打席くらい立った)→川崎

西田(4打席くらい立った)→山川→武内(チャンスで代打)

 まずはバッティングよりも守備の面で、チームで今日の1試合に4つもエラーしてしまいました。その他にも記録としてはエラーがつかなかったものの、途中からレフトに入った原選手が高く上がったレフトフライを見失ってヒットにしてしまった上に中継プレーも誤って打者走者に生還させてしまう不手際もありました。

 元々この横須賀スタジアムはナイター照明が硬式球場の基準に満たない暗い球場なので高く上がったフライを見失いやすい傾向ではある(本日ベイ桑原選手も1本見失いました)のですが、それにしても外野から内野への杜撰な中継プレーが繰り返されたのは残念でなりません。

 見どころとしては9回にリリーフで登板した平田選手を攻め立てて、6点差あった所を2点差まで追い上げた集中力は見事でした。途中出場の若手選手が中心でしたが、大振りせずコンパクトに内野の頭を抜けていくヒットを重ねていきました。最後に代打で登場した武内選手も期待に答えてライト前へタイムリーを放ち力のあるところを見せました。

 具体的に誰か一人二人が良かったという感じではありませんでしたが、ある意味ヤクルトらしい見事な集中打を見せてくれたと思います。

 次にリリーフ陣について。

 ベイスターズは6回からマウンドに上った加賀選手が7回まで2イニングを投げました。先日利府で行われた楽天戦でも3イニングを投げたようですが、ここへきてロングリリーフに向けた調整をしているのでしょうか。ただ、やはり加賀選手が苦手とする左打者にはキレイにライト前へ弾き返され、相手の走塁ミスで命拾いする形で無失点で済んでいますが、果たしていかがなものでしょうか。

 8回は田中健二朗選手が登板して1イニングを投げました。数週間前に実戦復帰した頃はコントロールがバラバラで相手打者と勝負する以前の問題でしたが、今日は非常にコントロールが良く、無難に三者凡退に切って取りました。良かった頃と比べて球速がまだまだ物足らない印象ですが、変化球の決まり具合は良かった頃のそれに近づいてきたのではないでしょうか。果たして1軍のシーズン閉幕までに間に合うでしょうか。

 9回は平田選手がマウンドに上がりました。今日はどうもストライクを取るのに苦労していたようで、ボール先行から置きに行った所を連打に次ぐ連打で、あれよあれよという間に4失点の大炎上となってしまいました。乙坂選手の元に飛んだ2本の難しいレフトフライを両方共見事にファインプレーしてくれたおかげでなんとか逆転負けをせずに済みましたが、ヤクルトの最後の打者に投じたボールは2球ともホームランを打って下さいと言わんばかりの半速球かつど真ん中で、それを力んで打ち上げてくれたから助かった、という惨状でした。

 この回は女房役の亀井選手も随分テンパっていたようで、ワイルドピッチで逸らした球をベースカバーした平田選手に返球するのになぜかあさっての方向へ投げてしまったり、まさにドタバタ劇という感じがありました。

 ヤクルトのリリーフ陣は良い人とそうでない人がクッキリハッキリと別れた格好です。

 ノックアウトされた寺田選手の後を受けて登板した村中選手は低めに速いボールをビシビシ投げ込んで、良かった頃を髣髴とさせるものすごいピッチングを見せてくれました。石川選手にうまく打たれて被安打してしまいましたが、その他は申し分がありませんでした。元々は1軍で先発ローテの一角にいた選手ですから2軍で少々良いピッチングをした位で喜んでばかりはいられないでしょうが、今日に関しては本当に良かったと思います。ヤクルトはクライマックスシリーズが待っていますから、戦力になれるよう残り僅かの期間急ピッチで仕上げてもらいたいものです。

 5回はルーキーの中元選手。あんまり強い印象は残りませんでしたが、なんとなくかつてヤクルトに所属していた西崎選手のようなタイプだなぁと思い出しました。

 6回は木谷選手です。背番号16番という立派なものを背中に背負っている人ですが、どうにもマウンド上で自信なさげに見えてしまいます。特に速くもないストレートと目立って曲がりが鋭いわけでもない変化球で、バックの守備の乱れなどもありましたが、なんだかんだと2失点(たぶん自責は1)してしまいました。一昨年くらいは1軍でよく見た選手ですが、どうしてしまったのでしょうか。

 7回はウーゴ選手。ヤクルトの日系ブラジル人シリーズでは先日ユウイチ選手がFA権を獲得したというニュースがありましたが、こちらのウーゴ選手もマウンドで実に堂々とした雰囲気で、まるで大ベテランのような風格があります。先頭打者にボール3までいったものの、そこからキレのいい速球でドンドンストライクを積み重ねて三者凡退に切って取りました。まだ多少コントロールにアバウトさが見られますが、この雰囲気は1軍向きという印象を以前から持ち続けています。

 8回は育成の中島選手。ちょっと僕自身の集中力が欠けていてあんまりよく覚えていないのですが、1失点してしまいました。なんとなく野手の乱れがあったような記憶があります。

 というわけで本日はベイスターズが先制攻撃から最後は辛くも逃げ切る格好で勝利を収めました。試合後のヒーローインタビューではルーキーの飯塚選手がインタビュアーを務め、ついに初めて生で飯塚選手のお姿を拝むことができました。

 いよいよ明日は泣いても笑っても最後の本拠地開催となります。明日は午後1時から横須賀スタジアムで今季最後の試合です。今オフには横須賀スタジアムのスコアボードが大改修される予定ですので、いまどき珍しいストライクカウントが「SBO」のオールドスタイルも明日で見納めです。

 最後の本拠地開催ですから、皆様お誘い合わせのうえ、ぜひ横須賀スタジアムに足を運んで下さいますようお願い申し上げます。

ヤクルト6-8横浜DeNA

勝:加賀美

敗:寺田

本塁打:乙坂5号

観客数:495人

以上