ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2016年7月2日 横浜DeNAvs埼玉西武 (西武第二) の感想

 

 圏央道の料金も値下げされた事だし、久しぶりに西武第二球場にでも行ってみようと思い立ちました。

 車を運転しながら前回行ったのは何時頃だろうか考えたのですが、多摩湖の近辺まで来てようやく思い出しました。もう十数年も前になりますが、大好きな北川利之選手を追いかけるべく、当時乗っていたアジアンテイストの派手な単車に乗ってここまで来たのを思い出したのです。まだナビが無かったので多摩湖の周辺を随分あちこち迷いまして、それを思い出したのです。

 

 とりあえず今日は西武ドームで1軍の試合日程は無いようだから駐車場とかも余裕が有るだろうとタカを括っていたのが大間違いの始まりでした。

 

 なんと

 

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 エグザイルのコンサート開催日、でした。それはそれはもう、パイセンTVでしか見たことがないようななんちゃってATSUSHIな人と、いかにもInstagramとBBQが好きそうなパリピと、案外老若男女の触れ幅が広い人達の波で揉みくちゃになりながら、なんとか球場まで辿りつけました。

 球場周辺は公式駐車場に入りきれなかった僕みたいなドライバーを呼びこむべくインディーズな雰囲気の臨時駐車場がそこら中に登場していまして、1回3.000円とか1回2.000円とか、おおよそ埼玉らしからぬ駐車料金の提示に辟易としながら、やむを得ず1回2.000円の臨時駐車場で妥協して、そこに愛車を留めて、パリピの群れと共に、西武プリンスドーム(の隣)へと向かったわけです。

 しかし、これからの時期の西武ドームといえば日本最大級のサウナ施設とも揶揄されるような凶悪な灼熱地獄なのに、よくこの時期を選んでコンサートなんかやるもんだなぁと、変に感心してしまいました。灼熱地獄で死人が出なければ良いですけど。

 

 

 さてさて、既に体感気温はゆうに30度を超える灼熱地獄で汗をダラダラ垂らしながら、ようやく西武第二球場に到着して到達感に満ち満ちていたら、ちょうど僕の目の前を柿田選手がさわやかな笑顔で通り過ぎてゆきました。

 ここ西武第二球場は横須賀のベイスターズ球場と同じくらい選手と近い距離を味わえる場所なのです。まだ小学生くらいの頃だったと思いますが、友達とここに来た時に西武のレイモンド・ヤングというピッチャーに握手してもらって感動したのを思い出します。その他、熊原選手も僕のすぐ数十センチくらいの場所を通りすがっていったりもしましたので、選手を間近に見たい人には結構ナイスな球場であるとお伝えしたいと思います。

 

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 スマホのカメラでズームせずに撮った福地選手

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 スマホのカメラでズームせずに撮った福地選手2

 

 どうです、近いでしょう。

 

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 今日はものすごく暑かったのと、日差しでボールがよく見えなかったのとで、細かい所まで見られませんでした。

 ですから今日は非常に大雑把な内容をつらつら書き連ねるだけで留めたいと思います。

 

 

 まず先発の三浦大輔選手ですが、近々1軍で先発をやるとかとニュースで見た気がするのですが、今日はこちらで6回を投げました。2回から毎回のように複数安打を浴びて1失点1失点1失点1失点と小刻みに失点を重ねました。よく見えていないので原因はわかりませんが、いずれもクリーンヒットを浴びてのもので、よくあるバックに足を引っ張られ系のものではありませんでした。

 三浦選手の場合は二軍で打たれたからといって一軍でも同じように打たれるとは限らない、よくわからない所がありますので、今日の内容ですぐに一軍が厳しいと判断するべきではないと思いますが、果たしていかがなものでしょうか。

 

 故障から復帰第二戦のロペス選手が昨日に引き続きホームランを打ちました。あまりに日差しが強くて打球を見失ってしまったのですが、ライナー性でレフトに突き刺さる見事な一打でした。

 守備でもファーストについて7回くらいまでキビキビ動いていましたので、全く怪我の影響もなく、明日から一軍でも良いくらいかもしれません。

 

 高卒ルーキーの青柳選手が今季第三号のホームランを打ちました。打球は左中間にある室内練習場のトタンのような板にぶちあたって金属音がしました。青柳選手のホームランは第一号を鎌ヶ谷でこの目で見られましたので、3本中2本を見る、なかなか珍しい経験をしました。

 ↓この写真のスコアボード左手に何か建物があるのが見えると思いますが、そこにぶち当てたのです。

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 せっかく写真を載せたのでご紹介しますと、このスコアボードは完全手動らしく、イニングが動いたり点が入る度に中の人が現れて、ヨッコラショと数字を差し替える作業をされます。僕が子供の頃の川崎球場もこういう形式だったなぁと再び懐かしさを覚えるモードになりました。

 

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 残念ながら二軍降格となってしまった松本選手は元気にレフトを守りました。

 

 ベイスターズの選手に続いて西武の選手についてですが、今日も山川穂高選手が1人で声出しを頑張り続けました。試合の序盤はオーソドックスな声掛けがメインだったのが、中盤から徐々にわけのわからないことを言い始め、やがてリリーフでCCリー選手がマウンドに上がる頃になるとファーストの守備位置から「しーしーりー!しーしーりー!」と名前を連呼し始めたりして、かえってピッチャーが動揺してしまうのでは?と心配してしまうくらい、でした。

 まぁでも、この酷暑でも俺は元気だぞと首脳陣に暑い(熱い)アピールになったのではないでしょうか。

 

 今日は暑さに耐えながら、なんとか9回の試合終了を見届けるので精一杯で試合の内容でこの他のことを覚える余裕がありませんでした。悪しからずご了承下さい。

 

 おなじみとなった試合後にみんなで取り組む柔軟体操はご覧の通りです。

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             ■

 

 ベイスターズからすると縁もゆかりもない埼玉所沢ですが、この暑い中、結構な数のベイスターズファンが応援に駆けつけていました。若い女性もいましたし、親子連れもおられました。

 もちろんホームの西武ファンも結構な数がお見えになっていて、トータルで400人位のお客さんがいたのではないでしょうか。

 

 しかし、西武第二球場の観客向け設備はイースタンでは恐らく最低といって良く、座席数は全部合わせても数十人分が関の山で、あとは各々でアスファルトの上に腰を下ろしたりして、なんとかパーソナルスペースを作って応援する、という感じでした。

 

 残念だなと思いました。どうしてもうちょっと観客用設備を整えられないのでしょうか。そもそも2軍の試合なんて見世物では無いのだ、とでも言いたげな、そういう設備です。近年は日本ハムの取り組みに刺激を受けた各球団が観客用設備を整えたりイベントを打ったりしているのに、西武第二球場は昭和60年台からほとんど変わっていません。まさに昭和がここに遺されているという印象です。

 

 西武グループというのはともすると官僚的で気が利かない社風という風に言われたりもするわけですけど、こういう所でもうちょっと整えられないようでは、他との差が開く一方ではないのかな?と思います。

 

 ロッテ浦和と西武第二については、当面はいいかな、という感じですね。

 

 

横浜DeNA2-4埼玉西武

勝:岡本洋

敗:三浦

S:CCリー

本塁打:ロペス、青柳

観客数:推定400人

 

 

以上