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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

なぜ巨人入りを目指すのか  &  人的補償を僕なりに考える

 

 「巨人はFAで獲った選手をポイ捨てにする」

 

 山口俊選手の巨人入りに関して、このような理由から山口選手の選択を疑問視するファンの声が結構多く見られましたが、果たしてそれは本当なのでしょうか。

 

 かつては、そういう状況が多かったのは否めません。広沢さん、清原さん、石井浩郎さん、野口さん、他にも大勢の人がそういう状況になりましたから、その印象が強いのは当たり前かもしれません。

 

※ スポナビの読者さまからのご指摘で石井浩郎さんはFA入団ではないとの誤りに気付きました。貴重なご指摘ありがとうございました(2016/12/08 23:43)

 

 ですが、最近は必ずしもそうではないのでは?というのが僕の考えです。

 

【投手】大竹(広島)杉内(ソフトバンク) 

【捕手】相川(ヤクルト)

【野手】脇谷(西武)片岡(西武)村田(横浜)   (敬称略)

 

 今シーズン巨人でプレーしたFA入団の選手は上記の通りです。脇谷選手は出戻りなので他の選手と同じ扱いにするのは難しいですが、不振を極めた選手も含めて、なんだかんだフラットに競争させてもらっているのではないでしょうか。

 また、故障に苦しんだ杉内選手は今シーズン一度も一軍で登板できませんでしたが、それでも来シーズンの契約を結んでもらえました。相川選手に至っては本業のキャッチャーで苦しいと見るや、右の代打で起用されるようになりました。

 

 このように、FA選手のポイ捨ては過去のものになりつつあると言えるのではないでしょうか。

 

 それと、巨人は外様選手のセカンドキャリアについても随分サポートが手厚くなってきたという印象を受けます。

 

 かなり前に日本ハムから巨人にトレードで入団した古城茂幸さんは、すっかり生え抜きOBのような雰囲気で日テレG+の巨人の応援番組に出演していますし、昨年FAで獲得したばかりの金城選手も、引退後はコーチとして受け入れています。やはりFAで獲得した藤井秀悟さんは現役時代に一度ベイスターズに移ったものの、引退してからは球団職員として呼び戻しています。

 コーチ転身といえば忘れてならないのが井端弘和さんです。もはや彼が元中日の主力選手だった事さえ記憶の彼方に追いやられようとしているのではないでしょうか。

 

 

 こういう所を見ると、外様も生え抜きもとことん塩対応のベイスターズのほうがよっぽど辛いように思えてなりません。

 森本稀哲さんや渡辺直人選手や中村紀洋さんなどの外様選手も最終年はほとんどノーチャンスで2軍に幽閉されていましたし、多村選手や鶴岡選手といった元々生え抜きで呼び戻した筈の選手も短期でポイ捨てに近い形で他球団に移る事となりました。

 

 コーチ陣の顔ぶれも然りです。コーチはコーチで出身云々より能力で引き立てるべきではあるものの、それにしても出身選手の登用が少ないように思えます。

 

 

 変わりゆく巨人の状況を見ていくと、現役後半から晩年に差し掛かったプロ野球選手が巨人に移りたがるのも、充分理解できるのではないでしょうか。

 引退した後の事まで考えれば、きちんとセカンドキャリアを考えてくれるチームに行きたいと思うのは、特に所帯を持つ選手なら当然のことです。

 

 ですから僕は、近年の巨人の取組は素直に見習うべきだと、そのように考えています。

 

 

               ■

 

 さて、ドライに人的補償について考えたいと思います。

 

 普段イースタンリーグを中心に見ている僕としましては、巨人は宝の山だと感じています。ベイスターズの高田GMはリストを見てからの判断だとコメントされていますが、28人のプロテクト枠から外れる選手の中にも必ずや宝が混じっているだろうと思います。

 

 そこで今回僕は、プロテクトから外れそうだと勝手に想像している選手の中で何人か、僕の推奨リストとして抜粋してみたいと思います。

 

(敬称略)

 

 ざっと思いつく所では、こういう感じになるでしょうか。

 

 人的補償の選び方は2種類あって、1つ目は自チームの戦力アップに必要な選手を選ぶ事です。2つ目は相手のウィークポイントを奪って弱体化させる事です。

 

 この中で實松選手を選んだのは2つ目の、弱体化を主な目的としています。今オフの巨人は加藤健選手を戦力外でリリースしておりますので、若い小林誠司選手のバックアップになるキャッチャーで1軍経験が豊富なのは相川選手と阿部選手という非常に故障の多い大ベテランと、あとは實松選手の計3人が中心になります。あとの選手は1軍経験が殆どありません。

 そうなってくると實松選手の存在が非常に大きくなってきますから、ここを引っこ抜いておきたいというのが僕の狙いです。

 ベイスターズのキャッチャー陣はキャリアの浅い若手ばかりですので實松選手のような経験のある選手が1人加わることの意味も大きいと思います。

 

 今村選手與那原選手平良選手の3人はいずれも先発ローテ候補です。

 

 與那原選手は1軍経験はありませんが、恐らく来年の早い時期に1軍デビューしてくるであろう大器です。

 平良選手はスリークォーター気味のフォームから非常に速いボールを投げますので、リリーフでもかなり活躍できるのではないかと見ています。

 今村選手は伸び悩み傾向ですが、ファームでは非常にのびのびと力強いピッチングを続けています。かといって2軍の帝王タイプでもなく、環境の変化で一気に開花するだけの素養があります。

 

 1人だけ選んだ野手の辻東倫選手は、ベイスターズで言えば倉本選手に近いタイプです。倉本選手ほど守備の巧みさはありませんが、倉本選手よりも長打力があります。普段はショートを守っており、坂本選手が特に絶好調だったので出番が限られましたが、このまま置いておくのが非常にもったいない逸材です。

 まだ1軍実績が少ないため、すぐに1軍でバリバリ数字を残せるとまでは言えませんが、1軍ピッチャーのスピードやキレに対応するのにそこまで長い時間はいらないでしょう。

 

 與那原選手や平良選手は本来なら絶対プロテクトされる高卒入団1~3年目の若手有望株ですが、やはりそういう位置付けにいた奥村展征選手を人的補償でヤクルトに持って行かれた過去があるだけに、このへんが狙い目になるのではないだろうかと考えています。

 

 

 

以上