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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

トライアウトがショー化したって、ええじゃないか

 

 この記事がバズっておられましたね。

 

thepage.jp

 

 僕は2年前に書いたトライアウトのススメというブログエントリーの中で皆様に見に行かれることをおすすめしているような人間ですから、1万2千人もの方が見に行かれた今回のトライアウトについて非常に嬉しく思っている所です。

 僕が初めて見に行った2008年のトライアウトはベイスターズ球場で平日昼間に行われたのですが、あの時は多く見積もっても数百人程度のお客さんしかおりませんでしたので、そこから10年も経たないうちに桁が2つも増えたというのは画期的だと思います。

 

 そもそも、かつては関係者だけで地味に行っていたドラフト会議だって、最近はお客さんを入れて派手にやるようになったではありませんか。入り口のドラフトがショー化できるのだから、出口のトライアウトがショー化して何が悪いというのでしょうか。

 

 トライアウトに参加した選手の中にも色々な考えを持つ人がいるとは思います。中にはショー化するのをよろしく思わない人もいるかもしれませんが、そもそもプロ野球とは一人でも多くのお客さんに見てもらってナンボの職業です。プレーする姿を見られたくないなんて言ってはいけないと、僕は思います。

 

 僕としては、雨が降って屋内練習場で執り行う時が非常に気の毒ですので、できればドーム球場でやってあげて欲しいと思っています。何年か前、古木克明さんがオリックスを戦力外になった年のトライアウトが雨で球場が使えなくなり、屋内練習場でやる事になったのですが、ピッチャーもバッターも非常に不本意に終わったと言います。

 何より、屋内練習場では守備を見せることが出来ません。

 

 トライアウトは形骸化しているという人もいますが、一度も一軍に上がったことがない選手の場合、ウエスタンリーグイースタンリーグで、双方の首脳陣の目に触れずにいる、ダイヤの原石が隠れている可能性もあるのではないでしょうか。

 特に守備は数字に現れにくい能力です。ファームの選手の守備能力ともなれば、イースタンとウエスタンで情報が充分に行き交っているとは、まだまだ言えないと思います。プロ担当のスカウトとて全部に目を通せているわけではなく、映像化されていない試合もたくさんあります。

 だからこそ、きちんとした環境でトライアウトが出来るよう、ドーム球場を開催地とするべきです。

 

 

 ショー化うんぬんで言えば、僕はいくらかの入場料を徴収しても良いとさえ思っています。そこで上がった収益を選手のセカンドキャリア問題の向上に充てがってもらえば良いと思います。

 

 あくまで一つの例ですが、高卒で育成契約で入団して数年で戦力外になった選手が、退団後に大学に通うためのお金を補助してあげる為の原資になったりすれば御の字です。最初から支配下で入団した選手はそれなりの額の契約金をもらえますが、育成選手の支度金や年俸では大学の学費を賄えるような金額にはなりません。だからそういった人達の支援が必要だと思うのです。

 入場料や飲食売上がそういったお金に回るなら、ファンも快くお金を払えるのではないでしょうか。

 

 

 トライアウトに参加する選手の中には、一軍の公式戦に出場した経験の無い人もいます。そういった選手たちにとって、数万人ものお客さんの前でプレーする機会というのは、それこそトライアウトが最初で最後になる可能性もあるのではないでしょうか。

 だからこそ僕は、トライアウトにもたくさんのお客さんに集まってもらえるようになったほうが良いと思います。

 

 

 冒頭で挙げた「THE PAGE」については以前にも別の記事を槍玉に挙げた記憶がありますが、今回についても見方が非常に浅はかだと思います。

 お客さんが大勢集まったことに対するメリットへの考察がほとんどなされておらず、終始、何を言いたいのかいまいちハッキリしない、当たり障りのない内容に、記事のタイトルだけで世論を煽っているような印象さえあります。

 そういったネット記事でいちいち釣られる僕も僕で同じ穴のなんとやらですから、困ったものです。

 

 これから先、野球がどんどん国際化してASEAN各国にもプロリーグが出来る運びになれば良いと思っています。そういった所にNPBの選手が加わっていって競技能力向上のお役に立てるようになるために、トライアウトが一つの契機に繋がっていけばいいですね。

 

 

以上