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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

ドラフトの入団拒否くらいでガタガタ騒ぎ過ぎ問題

 

 今日お昼頃のヤフージャパンのトップニュースにこの記事が取り上げられていました。

 

thepage.jp

 プロ野球界の一大イベントであるドラフト会議で指名された選手が入団を拒否するケースは、そんなに珍しいものではありません。

 去年も育成指名の選手が故障を理由に入団を拒否して今年改めて指名されたケースがありますし、巨人にいる長野選手や菅野選手が日本ハムへの入団を拒否したケースも記憶に新しい事だと思います。

 

 ですから、こんな毎年のように起きるありふれた出来事を、わざわざ取り上げること自体が、ネットニュースのページビューが欲しいあまりに針小棒大に論っている、炎上ビジネスみたいなものだと、バカバカしく感じております。

 

 こんなものは本来なら、知識のない人に向けた、状況を解説する目的で小さく載せるレベルの些末なニュース価値しかないものです。

 

 

 しかしその一方で、世の中のニュースへの捉え方として、ある程度の知見を有しているから冷静に受け止められる人と、あまりこれといった知見を持たずに何事も浅く捉えて、テレビ新聞ネットニュースが騒ぐのについつい過剰反応を示してしまうような、悪い意味でミーハーな人達というのも一定程度おりまして、ですから、世の中の反応については注意して事態を見守らなければならない、と言う風にも受け止めております。

 

 

 なぜなら、元々大した興味も知識もない人に中途半端に首を突っ込まれて豊洲の例の件みたいにされては困るからです。ミーハーな人達を集めるだけ集めて、後処理で無駄な苦労をするハメになりたくないのであります。

 

 ですから、ドラフトで指名されたからと言って、入団を断ることは全く珍しくないし、悪いことでもないと、改めて周知を図る必要があるでしょう。

 

 

 もしもですよ、貴方が何の前触れもなく、とりわけ忌み嫌っている某球団から育成ドラフト9位くらいで指名されて、年俸240万支度金50万で入団しろとか言われたら、どう思われますか?僕だったら断りますよ。収入が減って、さらに今の仕事を失ってまで、どうして入団しなければならないのか?という、基本的人権の根本部分に関わる話であります。

 

 ですから僕は、この程度の出来事で「条件付きプロ志望が問題か?」などと論って、高校3年生の未成年を批判の的にするかのような「THE PAGE」などというネットニュースは実に低俗であると批判したいわけであります。

 

                ■

 

 ドラフトは各球団の戦力均衡の狙いがあるので、今の物事の進め方としてはおおむね正しいと、僕は思います。

 

 あとは、「入団拒否」となった場合にその後どう処理していくのかは、多少議論の余地があるのではないかとも思います。

 

 過去にはドラフトで入団拒否されたチームの担当スカウトが自ら命を絶ってしまう、大変痛ましい事件もありました。入団拒否をした選手も当時未成年でしたから、選手もスカウトもどちらも気の毒な結末を迎えてしまったと、あれから20年近く経った今なお、忘れられない記憶として残っています。

 

 「入団拒否」という言葉も、あまりに重いと思います。ドラフトの場合はかなりの人数の未成年がそこに関わってくるわけですが、その未成年に「入団拒否」という重い十字架を背負わせてしまうのは酷ではないかと、僕は思います。

 先述した「THE PAGE」の件はそういう意味でなおさら腹立たしいと考えています。

 

 せめてね、恋愛でフラれた時のような、「善悪」とは別の語感を得られるような言葉に言い換えられないものか、とも思います。

 

 社会人に置き換えて考えれば、雇用契約のようなものです。ですから、入社試験を受けても「お祈りメール」が届く人もいれば、逆に内定を断って別の会社に入社する人もいれば、社会人になって他社からヘッドハンティングを受けても誘いを断る人もいるわけで、ですから両思いの結末なんて、そこまで多くないと思います。

 

 なのに、なぜ野球選手がドラフト指名を受けて入団拒否をするだけでこれだけ話題にされるのでしょうか。変な先入観があるのではないでしょうか。

 

 

 ベイスターズが指名した選手には皆さん入団してもらいたいですが、されとて、仮に入団拒否をされるような事になっても、その人を責める気持ちにはなりませんし、そういう事を言ってはならないと思います。

 

 入団拒否をして、一体何が悪いのだ。そういう事ではないでしょうか。

 

 

以上