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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2016年8月19日 桐蔭横浜大vs横浜DeNA (横須賀) の感想

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 昨日は昼間から大雨洪水警報が出たりしているくらいだからたぶん中止だろうとタカをくくって、遠方に出掛けてしまいました。実際神宮球場の試合は中止になりましたけど、横須賀スタジアムの試合は無事に行われたとかで、ちょっと失敗したなと後悔している僕です。

 今年に入って今日で29試合目くらいのベイスターズ戦ですが、それでも1試合見逃すと悔しい気持ちになる、貪欲な気持ちで野球観戦に挑みます。プロ意識の高いプロ野球観戦士として年俸1000万くらい貰いたい所です。

 

 さて、今日は先だってよりお知らせしております通り、神奈川県野球交流戦を見に行ってきました。大学野球部や社会人野球部、そしてベイスターズで合計6チームのトーナメント制で争われます。

 「横浜高校より弱い」などと揶揄されたからシャレで作った大会、という事ではもちろんなく、純粋な心を持った人達が考えて催される真面目なイベントです。

 

 早速今日の試合についてダラダラと書き連ねたいと思います。

 

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 今日の両チームのスタメンはご覧の通り。最近はあまり試合に使ってもらえない高卒ルーキーの青柳選手やムサシ選手がスタメン出場しています。僕的には柿田選手を久しぶりに見ますので、ちょっと嬉しいです。

 今日は全く知見のない大学野球部が対戦相手ですので、先方の感想は先発とリリーフピッチャーの計2名についてのみとします。

 

 

 まず柿田選手についてですが、5回を投げて無失点被安打1で勝ち投手となりました。唯一のヒットはどん詰まりのバントみたいな打球が三塁前に転がって内野安打となったもので、内容的にはパーフェクトピッチングでありました。

 僕の柿田選手に対するイメージは、球速は基本的に140キロが上限で、あとは低めへの制球と変化球で打たせて取るピッチャーというものです。実際今日の柿田選手も僕が覚えている範囲で最速141キロでしたので球速についてもイメージと違わないのですが、今日はそれに加えて110キロ台のカーブなのかスライダーなのか曲がりの大きな変化球でバッターを上手に惑わせて、的を絞らせずに器用に投げ終えました。

 いくら大学生相手とはいえ、彼らも日頃140キロ台をドンドン投げ込むピッチャーと相対しているわけですから141キロのストレートだけでどうにかなるものでも無いと思いますけれども、球速以上に速く感じさせる何かがあって、振り遅れるバッターも少なくありませんでした。

 今日の登板だけで一軍で通用するとかしないとか判断出来ませんけれども、ようやく良かった頃の調子を取り戻しつつあると感じさせてくれました。イースタンの残り日程も少なくなってきていますので、1試合でも多く先発する機会をもらって、そして初の一軍昇格に向けたアピールをしてもらいたいと思います。

 

 

 桐蔭横浜大の先発ピッチャーは齋藤友選手です。何年生の選手なのか存じ上げませんが、やや細身の体の右腕です。初回から147キロ146キロのストレートを立て続けにガンガン投げ込んできましたが、いかんせん制球がつかず、先頭と二番打者をフォアボール、三番が送って四番もフォアボール、五番もフォアボールで押し出し1失点、六番七番続けざまに甘い球を狙われてレフト前ヒット2連射で2失点、ようやく八番亀井選手がショートゴロゲッツーに倒れて、初回の1イニングだけで3失点の立ち上がりとなりました。

 2回以降は立ち直り、ロマック選手に左中間オーバーのホームランを浴びた以外はほとんど抑えきり、5回までで4失点で負け投手となりました。

 初回の乱調さえなければ、ベイスターズも非常に危なかったわけですし、5回でも球速は衰えていなかったのでスタミナ自体は決して悪くないかもしれません。見所のあるピッチャーではないかと思いました。

 

 

 次にベイスターズ打線について。

 

 ロマック選手が昨日に引き続きホームランを打ちました。それ以外の打席は2打席あっていずれもフォアボールを選んで出塁しています。春先のオープン戦に挑んでいた頃のロマック選手は選球眼の良さをアピールしていたと思いますが、最近はようやくその長所を安定して発揮できているのではと思います。今日はDHで出場しているので守備にはついていませんが、最近の外野守備は、不格好ではあるものの、守備範囲が広くて肩も強いので、標準程度の評価を下せるのではないでしょうか。

 チームにとってロマック選手はどういう位置づけなのか相変わらずよくわかりませんが、期待されているバッティングについてはオープン戦の頃と同じくらいではないでしょうか。

 

 高卒ルーキーの青柳選手がいずれもレフト方向へ2本のタイムリーヒットを打ちました。1本目はレフト前へのシングルヒットで、2本目は左中間を深々と破る2ベースです。

 一時期の青柳選手は完全にバッティングの勘を失って、打席に立つたびにバットと身体が一緒になってクルクル回って三振に倒れる、ある意味気の毒とも思える状況に陥っていましたけども、今日は完全に元に戻って、ボールを引きつけてしっかりと強く叩けるようになりました。やや内角寄りで詰まってしまいそうな球をうまくバットの芯で捉えて強い打球を飛ばしていますので、彼の良さが出ていると思います。

 青柳選手は走攻守の全ての面で非常に高いポテンシャルを持った、山田哲人選手の外野手版みたいな存在ですので、少し遠回りしましたけれども、これから巻き戻してもらえたらと思います。

 

 

 次にリリーフについて。

 

 ベイスターズは6回から国吉選手がマウンドに上って8回まで3イニングを投げました。最近少し雨で試合を流しているので調整登板のような意味合いで出てきたのか、それともリリーフに復帰したのか、そのへんの事情はよくわかりません。

 国吉選手は最初から150キロを超える球をビシビシ投げ込みました。僕が記憶している範囲では154キロが出ました。球速を出そうと力投する、という雰囲気ではなく、クールに淡々と150キロオーバーを連発していました。コントロールがアバウトなのはいつも通りで、148キロのストレートで右バッターの肩から背中辺りにかけてデッドボールを当ててしまいました。当てられた選手は何事もなかったように一塁に走ったものの、すぐに代走が送られてベンチに下がってしまいました。

 6回はデッドボールのランナーを1人出しただけでしたが、7回はいつも以上にワイルドになり、この回だけで暴投を3つくらい出したように記憶しています。ヒットとフォアボールでランナーを出し、暴投を3つくらい出したものの、しかしなぜか無失点で済みました。暴投については、うち2つはバッテリーを組む亀井選手のキャッチングの拙さもあったと思います。

 7回は少し落ち着き、球速も140キロ台が主体になりました。ここも無失点でマウンドを降りました。

 一軍のリリーフが手薄なので国吉選手が一時的にでもリリーフに戻ってくれればチーム的にも助かるでしょうし、そういうチーム事情が今日のリリーフ登板に関係しているように思われてなりません。

 

 最終9回は野川選手がマウンドに上がりました。野川選手はここ最近かなりの頻度でリリーフ登板してきていますのでチーム的にはなるべく早く一軍に上がって投げて欲しい思惑もあるような気がしますが、残念ながら桐蔭横浜大打線に捕まって、今日唯一の失点をしてしまいました。僕の記憶では被安打が3,フォアボールが1だったと思います。

 いつものことでは有りますが、ストライク先行でいくものの、バッターにカットカットで粘られているうちにフォアボールを出したりヒットを打たれたりという流れになりがちです。ウイニングショットと呼べるような変化球が欲しい所です。

 

 

 桐蔭横浜大は6回から高橋拓選手がリリーフで登板しました。こちらも何年生か存じ上げませんが、左投げのピッチャーです。

 最初の回は最速140キロのストレートと110キロから100キロくらいの落ちるボールをうまく織り込んで無失点で切り抜けるも、7回は、シングルヒット性の当たりをセンターのやや緩慢な動きで2ベースにされ、さらに途中出場の白根選手が上空高く打ち上げた外野フライが風に大きく煽られ、またしてもセンターが捕球できずにタイムリーヒットにされる等の不運も重なって2失点してしまいました。ちなみにセンターの選手はこのセンターフライを取れなかった直後にベンチに下げられてしまいました。懲罰でしょうか。

 8回は完全に立ち直って、緩急を巧みに使ってビシっと抑えました。ストレートを投げる時も緩いボールを投げる時もフォームが変わらず、バッターは完全にタイミングを狂わされました。

 今日の登板に限って言えば、野川選手よりも格段に力があると言っても過言ではないように思いました。落ちるボールも決まっていましたし、コントロールも悪くありませんでした。先々が楽しみなピッチャーであります。

 

 

              ■

 

 というわけで神奈川県野球交流戦の最初の試合を無事勝利することが出来ました。相手は大学生でスコア的にも少し開いていますが、しかしちょっとした行き違いでひっくり返ることもありうると感じるくらい、いい試合をしていたと思います。

 ただ、バッターについてはパワーも技術も格段に差があると思いますので、明日の試合もピッチャーにしっかりとプロの威厳を示してもらいたいものですね。

 

 なお、明日は午後1時から今日と同じ横須賀スタジアムにて、東芝との試合が行われます。お時間のある方はぜひ、横須賀スタジアムに足を運んでみて下さい。

 

 

桐蔭横浜大1-6横浜DeNA

勝:柿田

敗:齋藤友

本塁打:ロマック(僕の推定飛距離115メートル)

観客数:恐らく600人から700人程度

 

 

以上