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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2016年6月19日 東北楽天vs横浜DeNA (横須賀) の感想

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 暇人なので昨日に引き続き横須賀スタジアムに行ってきました。家を出る頃に多少雨がぱらつきだしたので心配しましたが、球場についてからは小雨もなく、涼しく快適な野球観戦が出来ました。

 今日も少し遅刻してしまったので1回裏ベイスターズの攻撃が終わった所から見始めました。

 

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 ベイスターズは高卒2年目の飯塚選手、楽天は昨年まで一軍の先発ローテで投げていたような気がする菊池選手の両先発です。

 

 まず飯塚選手ですが、試合序盤からランナーがいない場面でもセットポジションで、球速も多少抑えた143キロくらいのストレートを中心に8回まで投げて1失点で勝ち投手となりました。6回にエラー気味の内野安打を皮切りに3連打を浴びるピンチを招きましたが、大物バッターの今江選手を注文通りのダブルプレーで仕留めて事なきを得ました。ピンチの場面でビッグネームを相手に物怖じしなかったことを評価したいです。

 飯塚選手は新潟県の出身という事で先日行われたハードオフエコスタジアムの試合で一軍初登板をするのが年初の目標になっていましたが、残念ながら少し前まで調子を落としていたのもあり、地元でのプロ初登板は叶いませんでした。ただ、前回と今日の登板については制球重視の打たせて取るピッチングが功を奏し、安心感あるピッチングでありました。

 すごい速い球を投げるとか、すごい変化球を投げるとか、スタミナが抜群とか、目立った特徴が今のところ際立って出てきていませんのでアピールという面では多少地味さが拭えませんが、この調子でもう少し速い球を使えるようになれば今シーズン中の一軍初登板も充分狙えるのではないかと思います。

 

 楽天の菊池選手は、さすが1軍でコンスタントに投げているだけあって格上という雰囲気を感じるピッチングです。失投と呼べるような球も本当に数少なく、若手主体の今日のベイスターズファームでは相手になりそうもないと思いました。

 6回を投げて被安打2の自責点1で不運な負け投手となりましたが、高卒ルーキーのキャッチャー堀内選手をはじめ、バックに再三足を引っ張られてノーヒットで2点取られて負け投手となりました。

 飯塚選手と同様で菊池選手もそこまで速い球を放るわけでもなく、いささか地味な印象は拭えません。ただ、6回で降りたとは言ってもスタミナの衰えみたいなものは感じさせませんでしたし、その気になれば完投くらい出来そうな雰囲気はありました。

 ファームで投げているのは今シーズン調子が思わしくなかったという理由なのでしょうが、あんまりファームに置いておく理由がわかりませんでしたので、次は一軍の試合で登板してもらえればよいのではと思います。

 

 次に野手陣について。

 

 今日はチーム全体で2安打しか打てませんでした。そのうち1本はスタメンで起用された山本武白志選手が期待に応える右中間を深々と破るツーベースヒットでした。高めに浮いた、数少ない失投を見逃さずに、軽く振ったように見えたバットの先から右中間へ美しい放物線が描かれました。大袈裟かもしれませんが、軽く振ったように見せて右中間へ大きな打球を飛ばすその姿は往年の清原和博を髣髴とさせるものがありました。

 それ以降の2打席は残念ながら凡退してしまいましたが、同期入団の青柳選手と比べるとバッティングの進化は非常に早く、数少ない打席で相手ピッチャーときちんと勝負出来ているのが、大物感があって素晴らしいなと感心しました。

 ただ、守備ではダブルプレーが求められるようなサードゴロの処理をもたついて1アウトしかとれない場面があったり、このへんはまだまだ時間が必要だとは思います。

 

 本日のチーム2安打目は松本選手のライトスタンドへ低い弾道で飛び込むソロホームランでした。しっかりと芯で捉え、そして振り切ったスイングの見事なホームランでした。その他の2打席は中途半端なバッティングで内野ゴロ2つですから、良かったり悪かったりとハッキリした一日でした。

 

 守備の面では、記録上は百瀬選手がなんでもない真正面のショートゴロをファンブルしたエラー1つですが、その他にも内野全員でいくつか物足らないプレーが見られましたし、まだまだ集中力が欠けているのではと感じられました。難しい内野ゴロを俊敏にダブルプレーに取れる場面もありましたので、技術があるのはわかっているのです。それだけに、もうちょっとビシっとやってもらわなければ、シーズン半分近く経ってエラー1個倉本選手の足元にも及べませんからね。

 

 楽天打線で目についたのは本日2安打の哲郎選手です。ショートのレギュラーをルーキーの茂木選手に奪われて現在はファーム暮らしですが、バッティングは大変シャープで、2安打ともレフトへ痛烈なライナー性の打球でした。打ったのはそこまで甘い球でもなかったと思いますが、思い切りの良いフルスイングが好結果を呼び込んでいるのでしょう。

 ただし守備では6回裏先頭バッターのショートゴロで負け越しの原因となる手痛いエラーを犯してしまいました。ハーフライナー的な変な回転のかかったような打球だったかもしれませんが、大きく弾いてしまったため握り直して1塁へ送球する事もできませんでした。1軍の二遊間は茂木選手も藤田選手も守備の名手ですから、割って入っていくためにはああいう難しい打球もさばけなければなりませんね。

 

 

 次にリリーフ陣について。

 

 ベイスターズは飯塚選手が8回まで投げ、9回は昨日から連投となる加賀選手がマウンドに上がりました。最初のバッターにはどんどんストライクを投じて追い込み、次の今江選手には一転してコーススレスレの際どい球で揺さぶる自由自在のピッチングで今日も三者凡退に終えて、セーブを記録しました。

 もう本当にファームでやることがないという感じがしますので、ぜひ一軍に上げて、あの球速でも勝負になるのか試してもらいたいと思います。

 

 楽天のリリーフは7回に長谷部選手、8回に武藤選手がそれぞれ1イニングづつ投げました。

 この中で長谷部選手に触れますが、先日は先発で登板して残念ながら大炎上でノックアウトで今日はリリーフですから、リリーフで様子を見ようという首脳陣の判断なのだろうと思います。今日のところは左バッターの嫌がる所に的確にコントロールして打ち取れていますが、そこまでクセのあるフォームでもなければ特別球が速いわけでもありませんので、同じ左のリリーフで比べると昨日投げた相原選手のほうが使い勝手が良さそうな感じがします。もうちょっと相手の嫌がるような目立つ特徴を打ち出せていけると良いのですけどね。

 

 

                 ■

 

 というわけで本日は相手のミスにつけ込む形で辛うじて勝利を手にしました。1軍はこの3日間同じ楽天戦を戦いましたが、手にした星は白3つと黒3つで正反対の結果となってしまいました。

 勝ったとは言っても年初からのキャッチフレーズである「凡事徹底」が充分徹底されているとは言えず、このへんが最近あまり聞こえてこなくなっている一軍も初心を取り戻して、まずは基本からコツコツと地道に取り組んでいってもらいたいものだと思いますね。

 

 さて、来週の週末も今日と同じ13時から横須賀スタジアムで、対戦カードは東京ヤクルト戦が行われます。梅雨入りしているのでどのような天候になるのか想像つきませんが、試合ができそうならばぜひとも横須賀スタジアムに足を運んでいただけますようお願い致します。

 

 

東北楽天1-3横浜DeNA

勝:飯塚

敗:菊池

S:加賀

本塁打:松本(推定飛距離100メートル)

観客数:900人ちょっと

 

 

以上