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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2016年5月21日 東北楽天vs横浜DeNA (平塚) の感想

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 「かき氷なんてただの水じゃん。ただの水にシロップかけてるだけじゃん」

 

 夏が近づく度にそんな事を考えている僕ですが、皆様こんにちは。小学生の頃からこんな調子で周囲の大人に渋い顔をさせ続けてきましたが、今となっては嫌な子供だなと、ほんのり反省をし、胸の内に留めるようにしております。

 

 さて、今日は平塚球場で行われた楽天戦を見に行ってきました。「午後1時プレイボールでもきついのに、なんで今日だけ12時プレイボールなんだよ」と愚痴りながら向かいました。どうやら同じ公園内にあるサッカー場でJリーグの試合が組まれているらしく、なるべく迷惑にならないようにしたのかもしれません。

 帰り際にサッカーの来場者を見ましたが、ベイスターズの2軍ではとても太刀打ちの出来無いものすごい数の来場者で賑わっておりました。邪魔にならないよう道路の端っこを歩くようにしました。

 

楽天 (中)オコエ(遊)吉持(二)柿澤(三)内田(一)中川(指)アマダー(左)榎本(捕)小関(右)八百板(投)古川
横浜 (右)荒波(遊)柴田(一)白根(三)ロマック(指)松本(左)井手(二)百瀬(捕)黒羽根(中)青柳 (投)三嶋

 

 

 

 さて、今日の先発ピッチャーはベイスターズが一昨年1軍の開幕投手を務めた三嶋選手、楽天は高卒3年目右腕の古川選手です。ちなみに、僕が球場にたどり着いたのは3回表楽天の攻撃中で、バッターオコエ選手という場面でした。

 

 まずはベイスターズの三嶋選手について。最近は少し調子を落とし気味だと聞いていましたが、今日の6回までは非常に落ち着いてコントロールも良く、被安打も3つくらいだったように記憶しています。

 例によって平塚球場の厳しいスピードガンで140キロを超えない程度の球速表示ですが、これは今年の年初から取り組んでいる、あまり球速にこだわらずにゆったりと低めに集めるピッチングを貫いているからであろう、と思います。

 問題は無失点のまま迎えた7回表のピッチングです。代打で登場の栗原選手がサード前にボテボテの内野ゴロを打った際、キャッチャーの黒羽根選手が「ピッチャーピッチャー!」と三嶋選手が打球を追うように指示し、しかし三嶋選手はそれにうまく反応しきれずに内野安打としてしまったあたりから雲行きが怪しくなりました。僕の見立てでは、あのゴロを三嶋選手に獲らせようとした黒羽根選手の判断ミスで、本来ならロマック選手が取らなければならない場面だったのではと思いました。

 それで調子を崩した三嶋選手は、打者走者の栗原選手を2塁に置いて小関選手にレフトオーバーの先制2ランを浴び、さらに後続の打者を内野ゴロ2つに仕留めたはずが、柴田選手がファーストへ悪送球、ロマック選手がライン上のゴロを大きくファンブルし、とうとう堪えきれなくなってしまったのか、タイムリーヒットを許してノックアウトと相成りました。

 最初の栗原選手の当たりといい柴田選手ロマック選手の連続エラーといい、とても気の毒なイニングではあったと思います。まともに打たれたのは小関選手のホームランと、最後のタイムリーヒットの2本だけだと思います。それがダメだと言えば、ここは2軍なのだからそれくらい踏ん張ってくれと言われてしまうかもしれませんし、評価の難しい場面だと思います。

 ただ、トータルで見れば充分評価できる内容だったのでは?と僕は考えます。

 

 次に楽天先発の古川選手ですが、開口一番、球の速いピッチャーだなと感心致しました。平塚球場のスピードガンで僕の記憶の範囲で最速144キロ表示ですから150キロくらいは出ていたのではないでしょうか。

 ピッチングのスタイルとしては先述の速球に120キロ台の落ちるボールが主体という感じで、この落ちるボールを投げる時と速球を投げる時でピッチングフォームに若干の違いがあるように見えましたが、それでもベイスターズ打線には充分通用して、5回

4回まで被安打2の無失点くらいで登板を終えたと思います。

 今年は既に1軍で2試合ほどリリーフ登板をしているようですが、この球の速さを見ると首脳陣がリリーフで起用したくなる気持ちも充分理解できると思います。今後は投げる球種ごとにピッチングフォームがばらつかないようにする事と、もう少し変化球のコントロールが良くなると、俄然一軍の先発登板が近付いてくるように思います。

 

 次にベイスターズ打線について。

 

 今日は良い評価を下せる選手が1人もおりませんでした。新加入のエリアン選手の姿も見えませんでした。最近状態が上向きと噂されるロマック選手も無安打でフォアボールによる出塁しかありませんでした。飛雄馬選手が手を怪我したらしく、チームには帯同していませんでした。

 

 そういう中でロマック選手の暮らしぶりに注意して見てみました。ロマック選手は打席に入る前の準備にとても熱心で、自分の打順が回るよりはるかに前にグラウンドに出て、ヘルメットとグローブを装着してピッチャーの投げる球にアジャストすべく素振りに取り組んでいました。1軍の試合だと次打者がネクストサークルに入ることが義務付けられる反面、それ以外の打者がグラウンド上で素振りするのはたぶん認められていないと思いますけれども、その点2軍は緩やかなのです。

 守備では、筒香選手が2軍にいた時期に玉突き的にサードに再コンバートされて以来サードを守り続けていますが、今日見た印象としては、打球への反応が少し遅いというか鈍いというか、あまり良い印象を持てませんでした。7回先頭の栗原選手のサード前へのゴロを三嶋選手が処理するしか無かったのも、元はといえばロマック選手の動きを見た黒羽根選手のやむを得ずの判断だったのかもしれません。

 

 

 そして楽天打線について。

 

 今日は6回まで三嶋選手にほとんど完璧に抑えこまれて取り付く島もないという雰囲気でしたが、7回表に入り、先頭で栗原健太選手が代打で登場して内野安打で出場すると、3塁側スタンドにいた熱血楽天ファンがおもむろに1人で応援を始め、それに呼応するかのように楽天打線が大爆発となりました。

 もっとも、大爆発のうち3つほどベイスターズの不味い守備が含まれておりますので、しっかり自分のバットで結果を出した小関選手や中川選手に拍手を送っていただきたいとも思います。

 

 さてさて、楽天といえばゴールデンルーキーのオコエ瑠偉選手に触れないわけにはまいりません。僕は今日はじめて生オコエを拝見したのでありますが、やはりテレビ越しに見るのと同じかそれ以上にたくましい、とても高卒ルーキーとは思えない身体つきをしていると感心致しました。これこそがフィジカルエリートだぞ、という雰囲気を感じました。

 バットの方では僕が見た3回の2打席目以降ヒットはありませんでしたが(第一打席はわかりません)、確か4打席目か5打席目でライト後方へ鋭い打球を飛ばし、荒波選手の好守備さえなければ2ベースは堅かったという場面はありました。右方向へおっつけてあれだけ鋭い打球をあの飛距離で飛ばせるのですから、とてつもない才能の持ち主に違いありません。

 同い年のライバルと目されるロッテの平沢選手は一足先に1軍デビューをして先を越された感があるかもしれませんが、焦らずしっかりと地固めをしてもらいたいと思います。

 

 

 次にリリーフについて。

 

 ベイスターズは7回途中から8回終わりまで久保裕也選手、9回は柿田選手がマウンドに上がりました。

 

 まず久保選手についてですが、燃え上がる楽天打線に飲み込まれるように先頭の中川大志選手にタイムリーヒットを打たれるも、その後を抑えて自責点は0。8回もランナーを出しながらも無失点でした。せっかくベイスターズのユニフォームを着てくれたにも関わらず、ですが、昨年東野選手を見た時とさして変わらない、あまり僕の心に湧き上がってくるものがありませんでした。

 

 9回の柿田選手は、記録を見た限りでは今年2試合目の登板です。もう随分お目にかかっていないなとは思っていましたが、それがリリーフで久しぶりの登場となると、それまでの間故障か何かをされていたのでしょうか。

 柿田選手は少しボール先行気味でランナーを出しつつも無失点で切り抜けました。球速は元々そんなに速い方ではありませんので130キロ台の表示で、こんなものかな?という気がします。なかなか1軍に上がるチャンスが得られずに苦しい立場かもしれませんが、頑張ってドラフト1位らしさを発揮していただければと思います。

 

 

 楽天6回5回から8回7回まで左腕の濱矢選手、8回に宮川選手、9回に石橋選手という継投だったと思います。

 

 楽天先発の古川選手も球の速いピッチャーでしたが、濱矢選手もとても速いピッチャーです。以前から何度か登板を見ているので速いのは覚えていましたが、平塚球場のスピードガンで140キロ近い、なかなかの数字が出ていたように思います。多少変化球のコントロールに難を残すようですが、あれだけのボールを簡単にポンポン投げ込まれると二軍の選手ではそうそう対応できるものではありません。

 既に1軍でもそれなりに場数を踏んでいるようですが、これだけのボールを持ちながらも現在ここにいるのは、精神的な弱さがあるとか、そのへんが理由でしょうか。こればっかりはいくら2軍で抑えても1軍の試合にそれが活かせるとは限りませんので、コーチや諸先輩方のアドバイスなどを聞いて一皮むけていただければなと思います。

 

 最終回は石橋選手。対するベイスターズのバッターは先頭のロマック選手、続く代打の山本武白志選手、そして最後に渡邊雄貴選手と勢い良く三者三振で「This is あっけなく」という感じで見事に片付けて下さいました。全くぐうの音も出ず、ありがとうございましたとお辞儀をして本日の試合終了を迎えるしかありませんでした。なぜ2軍の試合に出ているのか理由が全くわからない素晴らしいピッチャーでした。

 

 

【注】楽天の継投について誤りがあったため訂正いたしました。間違えてごめんなさい。(2016/05/22 18:47)

 

              ■

 

 今日は7回に大量失点してから帰途につく来場者が増え始めたのですけれども、2軍の試合で、12時プレイボールで夜まで時間もたっぷりあるのに、どうして最後まで見届けてくれないのかと残念に思いました。

 勝負事だから勝ち負けはとても大事に違いありませんけど、しかしせっかく貴重な時間とお金を使って見に来た試合なのだから、最後まで見てくれれば良いのではないでしょうか。

 

 僕は結果だけでなくプロセスも楽しみたい人ですので、結果が何より重要だという人とはそもそも相容れないのかもしれませんけど、しかし残念だなと、最後に思いました。

 

 明日も平塚球場でデーゲームの楽天戦が行われます。さらに1日開けて24日火曜日から平塚→横須賀→横須賀でナイターの対巨人3連戦が行われますので、どうぞ皆様お誘い合わせの上、球場に足を運んで頂けますようお願い申し上げます。

 

 

東北楽天6-0横浜DeNA

 

勝:古川

敗:三嶋

本塁打:小関

観客数:1398人

 

 

以上