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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

BCリーグ公式戦 群馬ダイヤモンドペガサス対武蔵ヒートベアーズを見に行ってきました

 

 試合の話の前に、本日亡くなられた山本功児さんについて、率直に驚きましたし、こんなに若くして亡くなられた事に強いショックを受けました。

 僕が川崎球場に通うようになったのは、ちょうど山本功児さんがロッテオリオンズで現役晩年を過ごしていた頃と重なりますので、当然球場でプレーしている姿を生で見ていましたし、バッティングフォームだって記憶しています。今で言えばベイスターズの山下幸輝選手がやっているような、少し背中を前かがみにしてボールが来るのを待つフォームだったと思います。

 

 伊良部秀輝さんが亡くなられた時もそうでしたが、現役時代にプレーしているのを生で見た選手が亡くなられる話というのは、とても堪えるものです。とにかく残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。

 

 また、我らがベイスターズに今年から在籍しているご子息の山本武白志選手には、今は一旦プレーから離れてお父様の最後にしっかりと寄り添って貰いたいですし、一区切りがついたら、気持ちを切り替えて、お父様を超えるような立派なプロ野球選手になるべく、今まで以上に頑張ってもらいたいと考えています。

 

 とにかく残念という言葉しか浮かびません。

 

 

             ■

 

 

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 さて、今日はお昼ごろに埼玉北部に短時間で片付く用事がありましたので、せっかくなので鴻巣フラワースタジアムで行われたBCリーグの試合を見てきました。

 

 球場では、横須賀スタジアムで見たことがある人がいました。横須賀スタジアムには常連的なお客さんが少なくありませんので、覚えているのです。あの人は確か加藤政義選手のレプリカユニフォームを着て立派なカメラを持ってたくさん写真を撮っていた人だと思います。

 今月の上旬に熊谷で行われた開幕戦でも、今日の人とは違う、横須賀スタジアムでよく見かける常連さんを1人見かけましたので、もしかしたらマイナーリーグクラスタみたいな世界が存在しているのかもしれないなと、今更になって気が付きました。皆さん行動エリアがとても広くて凄いですね。

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 今日の試合が行われた鴻巣フラワースタジアムは両翼98メートルでセンターが122メートルのプロサイズのグラウンドを持つ、シンプルな構造の地方球場です。観客席や設備は適度な清潔さがあって良かったと思います。

 スコアボードはご覧の通りで、一応両チームの出場選手が表示される構造にはなっているものの、文字が小さ過ぎてスタンドからは全く見えませんでした。このスコアボードを読み込むためには簡易なオペラグラスでも間に合いそうになく、しっかりとした望遠鏡が必要だと思います。

 というわけで結局両チームのスタメンがいまいちよくわからない状態で試合を見始める格好となってしまいました。

 

 先攻の群馬ダイヤモンドペガサスの先発ピッチャーは右腕のラミレス・ヨンデル選手です。ベイスターズのラミレス監督の親戚にあたり、日本の日体荏原高校に通っていた時にスポーツ新聞か何かでラミレス監督の親戚が日体荏原に入学したと報じられて話題になった事もありました。

 

www.sanspo.com

 

 ラミレス選手は叔父のラミレス監督譲りの立派な体格で、さぞ速い球を投げるんだろうと思いきや、あまり球速を追い求めることはせず、じっくりとコントロールに留意しながら投げている感じでした。

 スコアをつけていないので記憶があやふやですが、7回くらいにヒットで出したランナーをワイルドピッチで進め、タイムリーを打たれて同点に追いつかれ、続くバッターに再びワイルドピッチ、さらにフォアボールを出して降板となりました。

 

 まだまだ荒削りですけれども、体格は立派ですし伸びしろも非常にありそうですので、今後が期待される選手の1人なのだろうと思います。

 

 後攻の武蔵ヒートベアーズの先発ピッチャーは今年の開幕投手を務めた左腕の中村選手です。開幕戦では立ち上がりから非常に良かったものの、打順が一回りしたあたりから捕まり始めたという記憶があります。

 今日の試合も立ち上がりが非常によく、今回は打順が一回りした後もしっかりと低め低めに集める丁寧なピッチングを継続して、5回くらいまでヒットを1本か2本打たれた程度で全く危なげのないピッチングでした。

 確か6回くらいにヒットとフォアボールでランナーを溜めて先制タイムリーを浴びてしまうものの、後続を抑えて7回1失点で登板を終えました。前回同様立ち上がりが非常に良いのでリリーフでもしっかり結果を残せそうな気がするものの、しかしNPBでリリーフをやるには球速が少し足らないかな?とも思いますし、なかなか難しいところですね。

 

 なお、今日は元ベイスターズ戦士が多数所属している群馬ダイヤモンドペガサス

という事で、ブルペンに何度も足を運んで様子を伺ってきました。

 伊藤拓郎選手は残念ながらチームに帯同していなかったものの、その他では北方悠誠選手とソト選手が帯同し、ソト選手が若手選手に投球フォームのアドバイスを送っているシーンを眺めることが出来ました。北方選手は一応ベンチ入りメンバーとして発表があったものの、この目で存在を確かめることは出来ませんでした。

 

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 次に野手陣について。

 

 群馬ダイヤモンドペガサスの野手陣は昨年と顔ぶれがだいぶ変わっておりました。昨年の開幕戦で活躍していた茂原選手はベンチ入りしておらず、4番を打っていたいた井野口選手はアメリカの独立リーグに行かれたという事です。

 

 そんな中で注目なのが昨年オリックスでプレーしたカラバイヨ選手です。

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 昨年オリックスでプレーしていた時と比べるとだいぶふっくらされて、お腹は臨月を迎えた妊婦さんのようになっていました。明らかにオーバーウエイトです。

 肝心のバッティングも、第一打席第二打席はいずれもひっかけてボテボテのサードゴロ、第三打席第四打席は全く打てる雰囲気を感じない三振で倒れました。

 ベイスターズはどうやら日本球界の経験がある外国人野手の獲得を検討しているらしいですが、たぶんカラバイヨ選手が獲得されることは無いんじゃないかな、と思いました。

 

 全般的に、昨年と比べて小粒な選手が多くなったなと感じました。僕自身BCリーグの試合を見るようになったのは昨年の開幕戦が初めてで、今日の試合で4試合目というにわかファンですので、人の入れ替わりの激しさにまだまだついていけない所があります。

 

 

 一方の武蔵ヒートベアーズの野手陣は、奈良選手が初回からヒットを飛ばすなど活躍していました。後で調べると、昨年までは社会人のNTT西日本に所属していてBCリーグの選手になるのは今年が初めてのようですが、既に主力級の雰囲気で7回にも逆転の足がかりとなる長打を放ちました。

 これまで見てきた印象としては、BCリーグでは奈良選手や群馬の森岡選手のように左打ちで走攻守にバランスの取れたタイプの選手が多いように感じました。チームとしては無くてはならない重要な存在になるのだと思いますが、しかし選手個人として今後NPBを目指すとすれば、似たようなタイプが多いのでそれが非常に大変ではないかなと感じます。

 

 

 リリーフ陣について。今日は群馬も武蔵もリリーフ陣に魅力的な選手が相次いで登場しました。

 

 まず群馬は2番手として左腕の南選手をマウンドに送り込みました。その直前にソト選手から腕の使い方を教わっていた選手ですが、残念ながら打ち込まれてしまいました。

 

 3番手として8回に登板したのは昨年の開幕戦で開幕投手を務めた町田選手です。なぜ今日の試合でリリーフで出てきたのか、もう先発からリリーフへ転向してしまったのか事情はよくわかりませんが、今日出てきたピッチャーの中で一番速いボールを投げ、1人にヒットを許したものの、しっかりと無失点で抑えました。

 昨年の開幕2試合で僕が褒めたピッチャーの殆どは秋のNPBのドラフトで指名されてあっち側に行かれてしまいましたが、町田選手だけは指名されずに今年もBCリーグで頑張っておられるようです。本人にNPBを目指す意思があるのかどうかはわかりませんが、非常に近い位置にいるのではないかと思います。

 

 

 武蔵のリリーフ陣は、8回に永田選手、9回に村田選手といういずれも右投げオーバーハンドの速球派ピッチャーがマウンドに上がりました。

 

 まず8回の永田選手ですが、大きく変化する球や小さく変化する球、それに速球を巧みに使い分けてあっさり三者三振に切って取りました。スタンドから見ていても変化球のキレがものすごいのが伝わってきましたし、ストライクゾーンの隅をつくような細かいコントロールも持っているようでしたし、この人はすごいぞと大変驚きました。

 昨年NPBのドラフトで指名された武蔵の選手は5名中5名とも育成枠での指名にとどまりましたが、この永田選手というピッチャーならば支配下ドラフトで指名されるだけの能力を持っていると思いました。今日はNPBのスカウトは誰もいらっしゃっていなかったようですが、ぜひともお見せしたかったと残念に思います。

 

 永田選手の後を継いで9回にマウンドに上った村田選手も凄いピッチャーでした。球速は群馬の町田選手と肩を並べるくらい速く、たぶん140キロ台後半は出ていたと思います。その速球をビシビシ低めに投げ込んで、こちらはフォアボールを一つ出したものの、それ以外の3人の打者をいずれも三振に切って取りました。

 多少コントロールがばらつくものの、速球でビシビシと押していくスタイルの実に頼もしいピッチャーだと思いました。

 

 こんなに優秀なリリーフピッチャーを多数輩出する武蔵ヒートベアーズの小林監督は、もしかしたら非常に腕のたつ投手コーチなのかもしれないなと、指導者方面の凄さも合わせて感じた次第です。

 

              ■

 

 というわけで本日は7回裏に怒涛の連打で一挙5得点を上げた武蔵ヒートベアーズの勝利となりました。

 

群馬1-5武蔵

勝:中村

敗:ラミレス

S:村田

観客数:286名

 

 

 僕は今月上旬の開幕戦についてこのブログに感想を書きましたが、どうやら何人かのヒートベアーズのファンの方にご覧頂けていたようで、とりわけ僕が武蔵ヒートベアーズの応援団を激賞した事に言及していただけました。

 というわけで今日も応援団について触れますが、今日は両軍の応援団ともトランペットを使った応援をなさっておりましたけれども、トランペットがいかに難しい楽器であるかを思い知らされる、そういう違いが出てしまったのではないでしょうか。

 そして、そういう難しい楽器をトップレベル級に使いこなす人が何人もいる武蔵ヒートベアーズの応援団がどれだけすごいか、という証明にもなったのではないでしょうか。

 

 この事を一番誰に言いたいかと言えば、それは武蔵ヒートベアーズを運営する、背広を着ている人達であります。運営の皆様方も粉骨砕身頑張っておられるのは間違いありませんが、この類まれな武蔵ヒートベアーズのウリの一つが営業戦略に全く活かされていないのは、なんとももったいない事だと僕は思います。

 僕は前回武蔵ヒートベアーズの応援団はお客を呼べる応援団だと書いた覚えがありますが、繰り返し申し上げます。武蔵ヒートベアーズの応援団はお客を呼べる応援団なのであり、彼らの応援の素晴らしさ、楽しさを集客に結び付けなければなりません。

  

 今日の来場者数は、確か286人とアナウンスされていたと記憶していますが、あくまで外野として、本来このチームがどれくらい集客する能力を持っているだろうかと考えると、土日のホームゲームであれば2000人くらいは呼べる潜在能力があるはずだと、そのように考えています。

 ですから、今はまだヒートベアーズの潜在能力のうち15%くらいしか引き出せていない、という事になるのではないでしょうか。

 

 これは武蔵ヒートベアーズに限った話ではなくBCリーグ全般に言えることですが、とても素晴らしい取り組みをされていると、心の底から尊敬しています。

 ですが、それと同時にもどかしさも感じています。もっとお客を呼べるはずなのに、お客を呼ぶことへの意欲があまり感じられませんし、慎まし過ぎると感じています。

 

 文句を言うばかりでは意味がありませんので、僕も僕なりに色々と提言していきたいと考えています。

 

 とにかく、BCリーグの背広組の皆さんにもうちょっと頑張って欲しいという事を最後に書き殴って最後としたいと思います。

 

 

以上