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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2016年3月26日 横浜DeNAvs日本ハム (鎌ヶ谷) の感想

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 今日は千葉県鎌ケ谷市にあります北海道日本ハムファイターズの鎌ケ谷スタジアムに行ってまいりました。今日は北海道新幹線が開通した記念として、ファイターズの選手は特別なグリーンのユニフォームを着て試合に臨みました。

 

 さて、恐らく12球団で最もファームチームの運営に先端的な取り組みを行っているのがこのファイターズであろうと思います。

 最近はイースタンの他球団でも集客や売上を増やすために様々な工夫を重ねるようになりましたが、そうなったのもファイターズの先端的な取り組みが功を奏していると自他ともに認めるようになったからではないでしょうか。

 

 ではファイターズの先端的な取り組みとは何でありましょうか。

 

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 まず最初に取り上げなければならないのが、この紫のスーツを着て竹刀を持ち歩いているおじさんです。この人が「DJチャス」さんと言いまして、試合前から試合が終わるまで頃合いを見計らってはしゃべり続けておられます。

 この方がファイターズ鎌ケ谷スタジアムのゆるキャラという事だそうですが、果たして、中の人はいるのでしょうか。

 

 そして、僕は2年ぶりの鎌ケ谷スタジアムですが、今回初めて見たのがDJチャスさんの右隣にいるお姉さんも極めて特徴的です。

 一見しただけではどこの球場でも見かけるような明るく爽やかな誘導係のお姉さんという雰囲気ですが、この人のトークがまた面白いのです。試合前のイベントでゆるキャラのカビーが折り鶴の制作に取り掛かるも時間に間に合わないと見るや強制的に終了させたり、カビーの仲間のアヒルを「食料」呼ばわりしたり、わざと鼻につくような語尾を上げた話し方をしたり、DJチャスさん以上に目が離せない人でありました。

 

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 その他このようなイベントが定期的に行われ、お客さんを飽きさせない工夫が随所に散りばめられていました。

 

 基本的にジョーク的な要素を多用する傾向がありますので、ジョークが通じないタイプの球団が無理に真似ようとしてもロクな事にならないと思いますけれども、真似できる所はぜひとも他球団に広まってもらえたらなと考えています。

 

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 それでは本題の試合について。

 

 ベイスターズが三嶋選手、ファイターズが武田勝選手の両先発です。今日は両選手とも先発にしては早い回で降りる予定だったようで、どちらも勝負がつく責任投手にはなりませんでした。

 

 まず三嶋選手ですが、4回を投げて無失点です。球速は140kmを少し超える球が数球あっただけで、いくぶん抑えめの投球です。そのせいかどうかはわかりませんが、毎回のようにランナーを背負い、バットの芯で捉えたような強い打球をよく打たれていました。

 4回しか投げなかった所を見ると遠からず1軍での先発登板が予定されているように想像できなくもないですが、コントロールもばらついていましたし、まだまだ完全復活には遠いような印象です。

 

 一方の武田勝選手も3回を投げて無失点です。近年はファームの試合でよくお見かけする武田勝選手で、それも見るたびに結構打たれているのですが、今日に関しては毎回のようにヒットを浴びるものの無失点で切り抜けました。

 武田勝選手の生命線である遅めの変化球は今日の打者には効果的に決まっていましたし、それなりに満足気な様子にも見えました。

 

 

 次に野手陣について。

 

 本日のベイスターズ野手陣で真っ先に取り上げたいのが高卒ルーキーの青柳選手です。20日の巨人戦で待望の初安打がサヨナラヒットとなりましたが、今日はプロ入り初ホームランを含むマルチの2安打をマークしました。

 最初の1本は三遊間を抜けようかという当たりをショートに好捕されるも内野安打となり、そしてプロ入り初ホームランはレフトへ、最初は「レフトフライかな?」という感じの高く上がった打球がそのままスタンドに飛び込みました。

 ようやくヒットを重ねられるようになったおかげかどうかわかりませんが、守備でもライト線を抜ける長打をキャッチすると矢のようなセカンドへの送球、もう少しでバッターランナーを捕殺に仕留められそうな惜しい場面も見られました。

 まだ入団して間もないですし体力的にも先の細さを感じますので焦ってはなりませんが、思った以上に進歩が早く、大変楽しみな存在だと感じました。

 

 その他では5年目の乙坂選手が調子を上げて打率が3割を超えてきました。テレビ越しに見ると身体が細く見えてしまう乙坂選手ですが、アメリカ人で元アイスホッケー選手のお父さま譲りの体幹の強さで、打球がよく飛ぶのが乙坂選手の特徴です。

 今日もライトオーバーとセンターオーバーの長打を2本放って好調をキープしていますし、今1軍に上がってもすぐに活躍できるのではないでしょうか。

 

 今日はスタメンでヒットがなかったのは白根選手と百瀬選手の2名のみで、他は皆さんよく打っておられるのですが、今日の1軍の試合と同じで散発なのですね。連打が続かないのでなかなか得点に結びつきませんでした。

 一応11安打で4点取っていますが、そのうち2点は相手のワイルドピッチによるもので、青柳選手のソロホームランを除けばタイムリーは乙坂選手の1本しかありません。この効率の悪さはどのようにすれば解消されるのか、考えてやっていただきたいと思います。

 

 

 次にファイターズの野手陣について。

 

 こちらもベイスターズと同様にスタメンでヒットがなかったのはキャッチャーの清水選手とルーキーの平沼選手のみで、その他は全員打っています。しかし課題もまたベイスターズと同じで、10安打も打ちながら1点も取れませんでした。ベイスターズにバッテリーエラーが無かった事と、ファイターズにはホームランが出なかった事が決定的な違いを生んだと言えそうです。

 

 僕はファイターズの岸里選手をルーキーの頃から注目して見ているのですが、昨年はちょっと進歩が見られないなと残念に感じていました。ベイスターズの関根選手と同い年でタイプも非常によく似ているのですが、1軍で起用されるようになった関根選手とは水を開けられた格好です。

 ただし今日の岸里選手は2安打を放って好調そうだったのもありますが、常人離れした巧みなバットコントロールは依然として健在だなと感じさせられました。特に今日の2本目のヒットは多少ボール気味の球を、右足のステップを少しずらしながらうまく反応してヒットにしてしまうような、まるでイチロー選手のようなすさまじいものがありました。

 同じ左打ち外野手で1つ年下の浅間選手がルーキーの年から台頭してきたおかげで厳しい状況かもしれませんが、負けずに頑張ってもらいたいと思います。

 

 ファイターズは4番を打っていた高浜選手を除くとあとは比較的アベレージタイプの選手が揃っていて、いかにも「和製大砲」という感じの選手が見当たりませんでした。和製大砲タイプの選手は当たり外れが大きいので難しいとは思いますが、僕の趣味としてはもう2人くらい和製大砲タイプを置いてもらいたいなと思いました。

 

 

 次にリリーフについて。

 

 ベイスターズは5回からペトリック選手がマウンドに上がり、4回を無失点で抑えました。最近になってファームの試合と1軍のオープン戦で派手に打たれて、当初考えられていた1軍の先発ローテ争いから一歩後退してしまったペトリック選手ですが、今日も一応無失点で抑えてはいるものの、純二軍のファイターズに被安打5は打たれ過ぎという印象を持ちました。

 元々そこまで球の速いピッチャーではなく、今日の球速も140kmを超える球が少々あったくらいで、これはこんなものなのでしょうが、相手打者にボールをよく見られているような印象を持ちました。動くボールでバットの芯を外させてゴロを打たせるようなピッチャーですから、動くボールの精度がいまいちという事なのでしょうか。なぜ急に打たれだしたのかわかりませんが、もう少し様子見が必要かもしれません。

 

 最終9回は大原選手がマウンドに上がりヒットを2本打たれてヒヤヒヤさせられたものの結局無失点で切り抜けました。何が悪いのかよくわかりませんが、強い打球を打たれすぎている印象です。

 

 ファイターズのリリーフは4回に宮西選手が1イニング無失点。5回から7回途中までルーキーの吉田選手が投げて4失点(自責は3)、7回途中から8回終了まで金平選手で無失点。ラスト9回は瀬川選手が投げて無失点です。

 

 宮西選手はパリーグを代表するような左のリリーフピッチャーで、セリーグで言えば巨人の山口鉄也選手のような存在かと思います。その宮西選手は先頭の井手選手にライトオーバーのあわやホームランかという2ベースを打たれ、白根選手凡退後の渡邊雄貴選手にもライト前へクリーンヒットを許すも、後続を内野ゴロ2本で切り抜けました。なぜ2軍にいるのかといえばやはりまだ調整不足という事なのだろうと思いますが、多少球が高かったのかもしれません。

 

 その次に出てきたルーキーの吉田選手が今日チームの全失点を出してしまったわけですが、球速は130km台でコントロールに相当苦しんでいるようでした。右バッターの頭部付近を通過するような危ない球が4~5回もあったのですが、球速がそれほどでもなかったのが不幸中の幸いでした。その他ワイルドピッチ2連発で2失点するなど、まだまだ勉強しなければならないことが山のようにある選手だなと思いました。

 

 その次に出てきた金平選手もコントロールに課題を抱える選手だと記憶していますが、いかんせんその前に投げたピッチャーのコントロールが大変だったので、いくらか金平選手の方が安心感がありました。もっとも、今日はそこまでコントロールに問題はなく、状態はなかなか良かったのではないでしょうか。

 

 最後の瀬川選手は今日登板した両チームの全ピッチャーで唯一の被安打0です。これといった印象が思い浮かびませんのでごめんなさい。

 

 

              ■

 

 今日は千葉マリンで1軍のファイターズ戦があったためいつもの土曜日の試合と比べると少し客足が鈍かったようですが、試合開始から少し経って日が出てきてからはとても温暖で気分よく観戦することが出来ました。

 

 明日も鎌ケ谷スタジアムで同じカードが予定されていますので、お時間に余裕のある方は是非行ってみてはいかがかと思います。

 

 

横浜DeNA 4-0 日本ハム

 

勝:ペトリック

敗:吉田

本塁打:青柳

観客数:968名

 

 

以上