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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

なにが構想外だ。なにが若返りだ。

 我らがベイスターズはNPB12球団の中では極めて稀な、強化や上の順位が求められないチームであります。

 オーナーからはどんな順位であろうと中畑監督の続投が通達され、球場はいくら最下位争いに落ちぶれようとも連日大入り満員になります。オーナーも、ファンも、チームが強いとか弱いとかはさしたる問題ではないというのが主だった考え方なのだろうと受け取れます。

 それは、仕方がない事かもしれません。資本主義国ですから、持ち主が財物をどう扱おうと基本的には自由が大原則ですし、球場を埋め尽くすファンの姿も、それこそが民意と言えるのかもしれません。

 ですから僕のような少数意見の持ち主は、せいぜい言論の自由を発揮するのが精一杯です。ささやかながら今年1年一度も1軍の試合を見に行かない不買運動みたいなものを続けてきましたが、こんなものは全く効果がありません。

 したがって今日はチームが弱いことへの不平不満は抑えておきます。もう何度も書き続けてきましたので、今日はもういいやという気分で、それ以外の事について書きます。

 言わずもがな、多村選手が構想外だというニュースについてです。

DeNA・多村 来季構想外…野手最年長38歳、現役続行へ模索

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/09/29/kiji/K20150929011226880.html

 僕は先日多村仁志選手を引退させてはならない!というブログエントリーを書きました。何年も2軍を見続けてきた経験から多村選手の来季の契約が危ういだろうと想像できたので、予め僕の意思を示す意味で書いたのです。

 いつもは賛否両論渦巻く僕のブログですが、このブログエントリーについては珍しく賛成一色という雰囲気でありました。ベイスターズファンの誰もが多村選手を戦力外にしてはならないという意志を持っているのだと、僕はとても心強く感じました。

 ですが、やはり僕の嫌な予感というか予想は的中してしまいました。案の定だと思いました。

 案の定だと考えながら、しかしこうも考えました。なぜ弱くても許されるチームが、わざわざ人気者をクビにしなければならないのでしょうか。もしも球団の見立て通り多村選手が戦力にならなかったとしても、どのみち弱くても許されるチームなのだから、それの何が問題なのでしょうか。

 むしろ、多村選手の代わりに新しく獲ってくる選手のコストが嵩むではありませんか。

 新人選手を取れば、年俸や契約金その他諸々の諸経費で、7~8人獲得したとして5億円くらいはかかるのではないでしょうか。1人あたりで換算すれば4000万から5000万はかかる計算です。それと比べて多村選手の年俸は4600万ですから、大して変わりません。むしろ多村選手は人気があって関連グッズの売れ行きも高い方だと思いますから、経済的な理由だけを考えても、新人を取るより多村選手を残すほうが合理的な選択です。

 また、せっかく客入りが良いのに、このムードに水を差す恐れもあるのではないでしょうか。

 かつて、チームの顔とも言えるような人気選手を放出したチームが、やがて観客動員をどんどんすり減らしていって不人気チームになってしまったケースが何度か見られました。

 僕がかつて応援していた西武ライオンズも、秋山選手や清原選手などの人気選手をどんどん流出させて、やがて日本シリーズですら満員にできない不人気チームになったと記憶しています。僕は不人気チームになった西武ライオンズ日本シリーズを見に西武ドームに足を運びましたが、かつてはあの川崎球場ですら満員にした人気球団だったのに、それが今では日本シリーズのチケットさえ並ばずに当日券を買えるようになるとは、と非常に寂しい気持ちになったのをよく覚えています。

 それでなくとも昨年も金城選手の退団騒動でファンの不興を買ったばかりなのですから、これでは西武の二の轍を踏むのではないでしょうか。客入りだけが取り柄なのだから、そこは最大限配慮すべきではないでしょうか。

                     ■

 今日のベイスターズもなかなかトリッキーな負け方をしました。一部始終をテレビで見ていましたが、なるほど今日はその手できたかと、妙に頷いている部分もありました。

 ベイスターズはエラーと暴投が多く、ダブルプレーが取れないチームカラーです。連携プレーはからっきしダメです。

 個人個人の練習はせっせと努力して補うとしても、連携プレーは首脳陣が組み立てた練習メニューからでなければ上達するのは難しい筈です。練習相手を揃えることも、場所を確保することも出来ないからです。逆に言えば、首脳陣が組み立てた練習メニューの質が劣っていれば、その影響がテキメンに現れるものです。

 だから今日の敗北も、結局は首脳陣の春からの積み重ねがそのまま出ているという他ありません。

 こういうチームを来季も続けるのだから、何も無理やり多村選手を辞めさせる理由も見当たらないのではないでしょうか。

 一体どうなのでしょうか。

 こうやって貴重な選手寿命を弄ぶ許しがたいチームだと、昨年秋から繰り返し苛立ちを隠せないのであります。

 今からでも遅くはないので、ベイスターズは来季も多村選手と契約を結び、大勢のファンが待つ横浜スタジアムで精一杯働いてもらうべきだ。そのように申し上げる次第であります。

以上