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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2015年9月3日 日本ハムvs横浜DeNA (横須賀) の感想

【観戦記】 対ファイターズ

 そういえば最近山下幸輝選手がツイッターで差し入れの写真を載せなくなったな、と気付き始めた僕ですが皆さんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

 さて、今日は小雨が降る中横須賀スタジアムまで行ってきました。数少ない横須賀スタジアム開催日が立て続けに仕事で行けずじまいだったので、今日は雨が降ろうと取引先から呼び出されようと、そんなものは見ないふりをして半ば意地になって横須賀スタジアムに行きました。イースタンの日程も残り僅かとなりましたし、数ヶ月に及ぶオフの寂しい季節を乗り切るためにある程度「貯め」みたいなものが必要だと焦っているのです。

 本日の先発ピッチャーはベイスターズが井納選手、日本ハム武田勝選手です。両者とも1軍選手のイメージが強いですが、今年はふたりともよく見かける気がします。僕は今年オープン戦も含めて1軍の試合を一度も見ていない(球場で)のに、もう何度か見に行った気分に浸れます。

 まずはベイスターズ井納選手ですが、9回被安打6の完封勝利となりました。いきなり試合の結果を書いてしまうのはいささかネタバレ的で申し訳ないですが、今日の井納選手を語る上においてはどうしても避けて通れません。

 今日の内容的には、見た感じそれほどストレートで押す様子ではなく、昨年の山口選手のような肩の力を抜いたリラックスしたピッチングを最初から最後まで貫徹した印象を受けました。被安打の6は連打が無く、すべて散発で、1イニングで1本づつしか打たれていません。それほど痛烈な一打でもなく、「あわやホームラン」と冷や汗をかくようなファールも無く、非の打ち所が見当たりません。

 これほど長いイニングを投げるのも久しぶりだとは思いますが、試合後のヒーローインタビューでも疲れた顔をみせずいつも通りの受け答えができており、状態に関しては申し分ないのではないかと感じました。

 次は1軍の先発が濃厚のようですが、バッテリーを組んだ高城選手との相性の良さも感じるので、願わくばセットで昇格してもらって1軍でも井納高城のバッテリーを拝見したいものだなと思いました。

 一方の日本ハム武田勝選手ですが、初回にヒットやフォアボールで2失点し、その後も失点には至らないもののヒットを多く浴びて4回でマウンドを降りました。4回終了で降板しているため故障等のトラブルではなく、予定の球数をクリアしたとかの計画的な降板ではなかろうかと思います。

 打たれたヒットは長打もあればボテボテの不運なものもありましたけれども、それほど好調とも言えないベイスターズ打線で苦労しているようでは、重量級揃いのパリーグの1軍相手に戦っていくのは厳しいのかもしれません。なんとかもう一花咲かせてもらえるといいですね。

 次にベイスターズ打線についてです。今日の途中交代は倉本選手が2打席終了後に百瀬選手へ、多村選手も2打席終了後につる岡選手へ、井手選手は確か3打席目で出塁した際に代走で松本選手へバトンタッチとなりました。

 まずは皆さんご注目の多村選手ですが、1打席目にフォアボールで1塁に出塁すると、次打者の井手選手が放った右中間オーバーの2ベースで一気にホーム生還を果たしました。楽にホームインできるタイミングではなく、1塁からホームまで全て全力疾走できわどいタイミングで生還しました。「多村選手は全力疾走できないのでは?」と心配する声も少なくないようですが、この場面では周囲のお客さんが「はやっ!」と驚きの声をあげるほどの俊足ぶりで、多村仁志ここに健在!とアピールする素晴らしい好走塁でした。2打席目は軽く振った当たりがライトフライとなり、ここでお役御免となりました。

 多村選手と同じくらい1軍復帰が待ち望まれるのが2年目の若武者関根選手ではないかと思いますが、今日はいずれもセンター前へヒットを2本放ちました。1本目はリリーフした木佐貫選手からゴロでセンター前へ抜ける当たりで、その際にセンターの守備の反応が多少緩慢なのを見逃さずに、一気に2塁まで陥れてしまいました。この抜群の野球勘こそが関根選手の真髄ではなかろうかと思います。

 1本目のヒットが軟投派の木佐貫選手からだったのに対し、2打席目は剛球ピッチャーのクロッタ選手から速い球をコンパクトに振りぬいて、鋭い打球でセンター前へ運ぶ一打でした。今年に入りプロの壁にぶつかっている印象があった関根選手でしたが、今日は攻走守のいずれの面においても、良かった頃の思い切りの良い関根選手が見られました。今日の1コマを見ただけで全てを評価するのは早計かも知れませんが、1軍で活躍する姿を見られるのもそれほど遠い話ではないように思われます。

 その他では倉本選手がトップバッターで幸先良くレフト前ヒットを放ってチームの先制点に貢献しました。打撃フォームがオープン戦の頃のような本格的な一本足打法に戻っています。一時期は首脳陣の指示で右足の上げ方を小さくするようにしていましたが、ようやく原点回帰が出来たようです。今はまだ自分の形が定まっていないでしょうから、焦らずに地固めをしてくれればと思います。

 日ハム打線は井納選手に抑えこまれてアピールらしいアピールの出来ない1日でした。バッティングについては特に書きたい話もないのが残念ですが、守備では内野のセカンドショートがキビキビ動いて好印象です。確か6回裏くらいでしたが、得点圏にランナーを置き内野前進守備の場面で百瀬選手が放ったセンター前へ抜けようかという鋭い打球をショートの渡辺諒選手が反応良くキャッチしてアウトに仕留め斉藤勝選手を救いました。その他にも良いプレーがいくつもありました。二遊間の守備が課題だと言われ続けて2年が過ぎようとしている我らがベイスターズにとっては羨ましい限りです。

 ベイスターズは井納選手が完封したため、リリーフは日本ハムのみです。まずは5回から木佐貫選手がマウンドに上がりましたが、関根選手にセンター前へ運ばれてそのまま2塁に進まれ、送りバントの後にセカンド内野安打で1失点となりました。関根選手に打たれた当たりもそれほど強い打球ではなく、進塁された経緯も含めてやや運がなかった印象です。

 6回の1イニングを投げた斉藤勝選手については連打でピンチを招くもバックの好守備に助けられ無失点。7回の鍵谷選手は豪速球をビシビシ投げ込み三者凡退。最後のクロッタ選手はヒットを許すものの無失点で終えました。

 鍵谷選手だけ一人場違い感と言いましょうか、投げる場所が横須賀スタジアムと札幌ドームでお間違えなのでは?と言いたくなるような容赦の無い完璧なピッチングで、相手チームファンながらしびれさせて貰いました。

 今日は雨の影響もあってかお客さんの数が300人少々と寂しい限りでしたが、試合は1軍級の選手を複数見られて非常にお得感のある良い試合でありました。

 次は9月5日の横須賀スタジアムのデーゲームです。当日は横須賀カレーゲームと銘打たれた恒例の大人気イベントが行われます。毎年のように駐車場が満員になるくらいで評判もすこぶる良いイベントですので、皆様もお誘い合わせの上、横須賀スタジアムに足を運んでいただけますようお願い致します。

日本ハム0-3横浜DeNA

勝:井納

敗:武田勝

観客数:315人くらい

以上