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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2015年8月28日 読売巨人vs横浜DeNA (平塚) の感想

 皆さんこんばんは、ゴメス後藤選手の登場曲がナードコアテクノ風味の曲に変更されていて意気上がる僕です。僕はテクノが好きです。東野選手の登場曲であるパワーホールを作曲したのはP-MODEL平沢進さんだという、まるで役に立たない豆知識を皆さんに教えてあげます。

 さて、本日は平塚球場(パレスタひらつか)で行われた巨人戦を見に行ってきました。試合中盤まで小雨~霧雨がぱらつく気象状況でしたが、1000人以上のお客さんが入りました。さすがは巨人の集客力です。また、大相撲の朝赤龍さんがご来場され、ビール飲み放題をご堪能される様子も見られました。パッと見た限りではとても優しいお人柄のように見受けられました。ご来場ありがとうございます。

 また、平塚市の海岸では花火大会が行われ、球場からもよく見えました。この前は僕の家の前からみなとみらいの花火の様子を見ましたが、みなとみらいにしても平塚にしても、こんなに離れているのによく見えるものだなと感心致しました。

 本日の両チームのオーダーはご覧のとおり。第1回から第3回までのWBC日本代表がふんだんに加わる、全く2軍らしくないメンバーであります。ベイスターズはビロウ選手、巨人は内海選手の両先発ピッチャーです。ちなみに巨人の9番打者は「松本啓」ではなく「松本哲」です。

 今日は両チームとも試合途中の選手の入れ替わりが多かったのでおおまかに入れ替えの中身をお伝えします

横浜:内村→百瀬 多村→渡邊雄 後藤→西森 井手→荒波(守備だけ)

巨人:金城→高橋洸(代走) 和田恋→堂上 井端→大塁(代走) 河野→北(代打のみ)

 まずはベイスターズ先発ピッチャーのビロウ選手です。ちょうど1週間前の大和の試合でも拝見しましたが、今日の方が若干球が速く見えました。先週より気温が10度も低いですから、投げやすかったのかもしれません。僕が球場に到着した3回の時点で既に1失点しており、5回まで投げて被安打も7本か8本くらい浴びていましたし、打たれたヒットも芯で捉えた強い打球が多く見られましたが、失点は1つで済ませ、要所を締めるピッチングと言えそうです。

 ただ、あんまり1軍で見たいという印象は受けませんが。

 巨人の先発は1軍のエース格である内海選手です。今年はかなりよく見かけます。先日は1軍の試合で投げて故障だか違和感だかを生じて降板したと聞きましたが、怪我がそれほど大きなものでなかったのは不幸中の幸いと言えましょうか。今日は8回まで完投し、7回の1イニング以外は散発の4安打ほどで無失点と抑えましたが、その7回のみ打者一巡の集中打を浴びて6失点し、負け投手となりました。長いイニングを投げるのは久しぶりだからでしょうか、7回は球が高かったかもしれません。ただ次の回にすぐに修正してくるあたりはさすが1軍のピッチャーだなと感心します。

 次に野手陣について。内海選手の所でも書きましたが、今日は7回の1イニングだけ攻撃をし、それ以外のイニングはみんなでウォーミングアップでもやっていたのだろう、という塩梅です。

 7回の先頭赤堀選手がシケシケのピッチャーゴロ内野安打で出塁すると、次の高城選手が送りバントをするも守備妨害を取られて1アウト。続く山崎憲選手はバットを短く持ってコンパクトなスイングからなぜかレフトオーバーの逆転2ランを放つと、続く関根選手が打撃妨害をゲットして1塁出塁、さらに途中出場の百瀬選手が三遊間の三塁寄りを超強烈なライナーで抜けるヒットを放ち、レフトがもたつく間に1走関根選手が3塁、打者走者の百瀬選手が2塁に進塁して1アウト23塁。やはり途中出場の渡邊雄選手がフォアボールを選ぶと、やはりやはり途中出場の西森選手が右中間を深々と破る走者一掃のタイムリー3ベース、スタメンの古豪井手選手がセンターへ犠牲フライを放ってとうとう6点目。最後に倉本選手がさくっと討ち取られてようやくこの回の攻撃に終止符が打たれました。

 まったく息をつくヒマもない怒涛の攻撃であっという間に勝負を決めてしまいました。4安打で6得点、残塁無しという効率の良さも僕好みです。

 それ以外は特に誰がどうというコメントも難しいですが、西森選手の右中間タイムリー3ベースの打球は、今までの西森選手に抱いていた先入観を覆す、非常に力強い夢のある一打だったなぁと思い出されます。これまでの西森選手は足の速さを活かすべく転がせるバッティングという印象でしたが、今日の一打はしっかりと自分のパワーをバットに乗せて振り切った当たりという印象を持ちました。1軍のレギュラー争いが混沌としていますので、ぜひ西森選手にもチャンスを与えてもらえないものかなと思いました。

 次に巨人打線についてですが、今日はチーム全体で11安打を放ち、それで2点しか取れませんでした。今日は作戦らしい作戦を打ち出さずに自由に打たせているように見えましたが、それにしても効率の悪い攻めでした。

 これだけのヒットが出ていますので皆さんそれなりに結果を出していらっしゃるのですが、その中では辻選手が攻守に良いアピールを見せていました。辻選手はルーキーの頃からトッププロスペクト的な扱いで優先的に試合に使われていましたが、その甲斐もあってか守備が非常に上手になりました。安定したグラブさばきから正確無比のシャープな1塁へのスローイングは、これは1軍でレギュラーを務めるのに充分な印象を持ちました。バッティングでもライナー性の目の覚めるようなヒットを2本放ち、もはや2軍で学ぶべきものなど無いという風格を帯びてきました。

 巨人ではルーキーの岡本選手が1軍初昇格を果たしたようですが、右左の違いはあれど、順番的には辻選手を1軍に上げるべきではないのかなと僕は思いました。

 今日の巨人の野手陣を見ていて思ったのは、守備の動きが極めて高レベルで、まさにプロの守備という感じを受けました。カステヤーノス選手にエラーが1つついているかと思いますが、それ以外は本当に文句のつけようがありません。7回に井手選手が放ったセンターへの犠牲フライも、犠牲フライに充分な飛距離でランナーが俊足の西森選手だったにも関わらず、緻密な中継プレーであと一歩で捕殺に仕留めるほどのスピードでした。松本哲也選手のセンターから3塁への正確無比の送球もありましたし、1塁2塁ライトの中間辺りにポトリと落ちそうな中途半端なフライを一目散でかけつけてキャッチした井端選手のプロの技も見事でした。

 巨人は負けはしたものの、守備面についてはプロのプレーをふんだんに見せてくれました。こういうのがプロ野球なんだと膝を打つ思いがしました。

 巨人の内海選手が完投したため、リリーフはベイスターズのみ。ベイスターズは6回から3イニングを井納選手が担いました。ウグイス嬢が井納選手の名前をコールすると球場内からどっと歓声がわき、いやがおうにも期待が高まったわけですが、いきなり立ち上がりに橋本選手とカステヤーノス選手に連打を浴びる苦しい展開でした。無失点で抑えてはいるものの、続く7回も被安打1、8回もセンターオーバーのあわやホームランという当たりを関根選手のファインプレーで救われました。

 球速はカステヤーノス選手にヒットを打たれた時の148キロが最速で、平塚球場のスピードガンの特性を考えれば井納選手の持てる力をフルに発揮できたようにも思えるのですが、球が高いのかなんなのか、よく打たれました。入団以来もっとも芳しくない状況に追い込まれていますが、正直言って僕の目には何が悪いのかよくわかりません。やや力で押しすぎているのかもしれませんね。

 そして最終9回にマウンドに上がったのは小杉選手。こちらも何本かヒットを打たれて1失点するも、最後は巨人の代打北選手を三振に切って取るなどして、無事試合を終えることが出来ました。

 来月は上旬に横須賀スタジアムの試合が続きますので、残り僅かのイースタンリーグを悔いのないよう楽しんでおきたいと思います。

読売巨人2-6横浜DeNA

勝:井納

敗:内海

本塁打:山崎憲

観客数:1051人

以上