読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2015年7月28日 日本ハムvs横浜DeNA (横須賀) の感想

 久しぶりに野球を見に行きました。体感的には1年ぶり位に思える横須賀スタジアムです。7月まででトータル20試合近く球場に行く人が1ヶ月近くご無沙汰をするというのは、普通の人が1年ご無沙汰をするのと同じくらいの感覚を覚えるのだろう、と勝手に思っています。

 この1ヶ月近くの間、僕の目はドライアイになってしまいました。これもきっと横須賀スタジアムの開催試合を減らしたベイスターズ球団のせいに違いない!と憤っております。

 今日の先発ピッチャーはベイスターズモスコーソ選手、日ハムが武田勝選手です。まるで1軍のような豪華メンバーです。しかしながら、僕の目はドライアイで調子がよくありません。ようやく落ち着き始めたのが3回裏位の頃で、その時既にモスコーソ選手はマウンドから降りていました。

 最初はモスコーソ選手について。今日は試合の話の前に書いておきたいことが有ります。

 まずはじめは、僕は4月の下旬に「抑えも含めたリリーフ陣の大改編が必要だ」というエントリーを書きました。今更誰も覚えていないと思いますが、僕はこの中でモスコーソ選手に抑えに回ってもらうべきだと書きました。

 ですが、このエントリーから幾ばくもしないうちに肝心のモスコーソ選手が故障で離脱してしまいました。そして1カ月後に戻ってきたモスコーソ選手を見た僕は、新たなエントリー「2015年5月21日 読売巨人vs横浜DeNA (横須賀) の感想」の中で故障明けとは思えない完璧な内容などと書きました。

 さて、その後の状況は如何だったでしょうか。書くこと書くことことごとく正反対の結果になりました。もしも運悪く僕のエントリーをよく覚えている方がいらっしゃったならば、誠に申し訳ないとお詫びしたい限りです。

 そして、往生際悪く言い訳もしたいのです。モスコーソ選手のリリーフ転向が失敗に終わったのは、何もモスコーソ選手に適正が無かったからではなく、そもそもまだ故障を明けてからの調子がいまいち芳しくなかったから、だと思っています。すなわち僕が5/21に書いたエントリーこそが全く的外れだったと言いたいわけです。いずれにせよ僕の目が節穴であると証明した事に違いはありませんが、この事でモヤモヤし続けてきたので、まずはこれから書かせて頂きました。

 長い余談はさておき今日のモスコーソ選手ですが、3回表1アウトまで投げて1失点で負け投手になりました。3回表1アウトの時点で急いで有働コーチがマウンドに駆けつけて、もしかしたら怪我か?と心配になりましたが、その後のベンチの手際の良さから察するに、元々予定された降板だったように見受けられました。1失点はレフトを守る井手選手がレフト前ヒットを後ろに逸らして、1塁ランナーの生還を許したものですから、心情的には「負け投手:井手」としたい所です。

 球は充分速かったような気もしましたが、元より目が節穴かつドライアイでよく見えていない僕の言うことなどアテになりません。

 次に日ハム武田勝選手。1軍での実績もそれなりにある選手ですが、不思議と2軍でもよくお見かけするピッチャーです。持ち味の緩い変化球でベイスターズ打線を翻弄し、被安打は初回の荒波選手に許したセンター前の1本で片付けました。今日のベイスターズ打線は1軍の出場試合数がそこそこ多い人達ばかりですが、実に2軍選手らしい討ち取られ方をしていました。凡打の中では非常に高く上がる内野フライをいつもよりも多く見ました。

 次にベイスターズ打線について。

 今日は荒波選手が初回に打ったセンター前ヒットがチームの最初で最後のヒットになりました。1軍では若手の山下幸選手や乙坂選手がマルチヒットを放つ活躍を見せているのに、横須賀の中堅ベテラン勢は一体何をやっているのか!と叱り飛ばしたくもなるというものです。

 今日の打線で褒めたい話は何一つ見つからないので今日の顔ぶれについて書きますが、2軍らしからぬ年齢層の高さではないでしょうか。

 スタメン9人中で若手と呼んでよいのは関根選手飛雄馬選手百瀬選手の3人で、残りの6人は中堅ベテラン勢です。これからの時期は、1軍がいよいよ順位争いの正念場を迎えるのと並行して、2軍では厳しいふるい落としの季節がやってきます。この9人中6人、および途中出場の下園選手や内村選手などなど、何やら一足早く秋風を感じる野手陣だなぁと、そのように感じたのでありました。

 そして日ハム打線について。残念ながら本日の神奈川県決勝で敗退してしまった横浜高校出身のルーキー浅間選手と高濱選手が揃ってスタメン出場です。球場についた途端に浅間選手のヒットを目の当たりにし、さすが1軍でも打ちまくっていただけはあると唸らされました。高濱選手もあわやホームランの大きな外野フライで驚かされました。

 その他では浅間選手高濱選手と同じ高卒ルーキーの大田選手も打球が鋭くなってきたなと、著しい進化を実感しました。なぜ高卒1年目からあれだけのバッティングが出来るようになるのでしょうか。元々の才能の高さももちろんでしょうが、きっと練習の質が高いのだと思います。浅間高濱大田の高卒トリオはこれからも大いに楽しみだと思います。日ハムファンの皆様方は楽しみのバリエーションが豊富過ぎて実に羨ましいです。今日の試合中に1塁側のスタンドから「たかはまー!横浜にきてくれー!」と叫び声が聞こえたのも、それも当然でありましょう。

 次にベイスターズのリリーフ陣について。今日は大人数が登場です。

 まず3回表1アウトから登場曲パワーホールをバックに登場したのが東野選手。4回まで投げてとりあえず無失点で切り抜けました。あのコンパクトな投球フォームから投げ込むボールはバックネット裏から見る限りとても速そうなのですが、打者から見るとそうでもないらしく、そんなに圧倒的な内容という感じではありません。マウンドを降りてからはボールボーイとして若手のようなキビキビした動きでよく働いてらっしゃいました。

 5回は1軍復帰が待ち遠しい三上選手。以前海老名球場で見た時よりは感覚的に球速が増したような感じがします。ただしスピードガンが無いので正確ではありません。先頭打者にボール先行で心配させられましたが、その後は盛り返して無失点で切り抜けました。三上選手もマウンドを降りてから東野選手と共にボールボーイを務めましたが、動きは多少ノロノロとしたものでした。

 6回は楽しげなアニソンっぽい雰囲気の登場曲をバックに高橋尚成選手が登場です。この曲で高橋尚成選手が出てくるというのが、何かちょっとイラッと来るものがあります。しかし投球内容はベテランの味をしっかり出して無失点です。リリーフなら1軍でもそれなりに活躍できるのでは?とも思いますが、ピッチャーを見る目にかけて自信を喪失している為断言は致しません。

 7回はすっかり2軍に染まりつつある国吉選手が登場です。ベイスターズの速球派ピッチャーが陥りがちな傾向ですが、コントロールがとても悪くなってしまいました。確かフォアボールで出したランナーを自分で牽制悪送球して2塁に進め、かなり高く上がったショート後方のフライを百瀬選手がエラーして失点、さらにもう1点取られて2失点となりました。これもよく見るパターンだなぁと残念に思いました。

 8回は育成3年目の今井金太選手が登場です。この目で見るのは本当に久しぶりで、自宅に帰ってきてからNPBのホームページで確認すると今日で今季2試合目の登板になる、というのがわかりました。あまりに久しぶりすぎてかつてどんな投球フォームだったかも思い出せませんが、「こんなフォームだったっけ?」と疑問に思うスリークォーター気味のフォームから高めの「打って下さい」と言わんばかりの球を投げ続けて4失点もしてしまいました。ことごとく外野へクリーンヒットを運ばれていますので、ボールの強さが全く足りていないのだろうと思います。登板がなかった理由が故障なのか別に何かあったのかわかりませんが、今年で育成3年目でオフには制度上の戦力外になってしまいますので、これは非常に厳しいことになったと危機感を持っています。

 9回は山下峻選手が上がりました。昨年は2軍の先発ローテの一角としてこつこつと実績を積み上げてきましたので今年は遠からず1軍で投げる機会も出てくるだろうと期待していたのですが、今年はこれまで全てリリーフで、それもポツポツと地味に投げているだけのようです。今日はひとまず無難に切り抜けたものの、故障でもしてしまったのでしょうか。随分スケールダウンしてしまった感があります。支配下の2年目ですから焦ってどうこうする時期ではないのかもしれませんが、個人的に期待していただけに、怪我なら怪我でしっかり癒して元通りのピッチングを見せてほしいものです。

 最後に日ハムのリリーフ陣について。武田勝選手も3回までで降板してしまったので、その後は5人で小刻みのリリーフです。

 僕がハッキリと覚えているのがライブリー選手です。先日の1軍の楽天戦で大量失点してしまった張本人ですが、大きな身体からブンブンと腕を振り回す、実に特徴的なフォームのピッチャーです。見た感じ一度として同じフォームで投げておらず、いつも何かしら違いをつけてきます。本当に動きが多過ぎて「ボークでは?」という風にも思えますが、あれでも一連の動作として認められるのでしょう。野球のルールの限界に挑戦しているかのようです。先日埼玉の高校球児が変わったフォームで有名になりましたが、彼の投手版がライブリー選手と言えそうです。

 肝心の投球内容は、あれだけ動きの多いフォームの割にはコントロールもそこまで悪くは無く、球も速いです。これだけ速くても打たれてしまうのですから1軍のバッターはすごいなと感心します。2軍のベイスターズはさっぱりでしたけれども。

                        ■

 1軍のベイスターズはしんどい試合に終わったようですが、こちら2軍も呼応するように大量得点差で負けてしまいました。横浜高校OBが多いチームなだけに、敗退のショックが尾を引いたのでしょうか。しっかり気持ちを切り替えて明日の試合に挑んでもらいたいものです。

 明日と明後日も横須賀スタジアムのナイターが予定されていますので、お時間のある方はぜひ足を運んで下さいますようお願い申し上げます。

日本ハム7-0DeNA

勝:屋宜

敗:モスコーソ

観客数:630人くらい