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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2015年6月14日 東北楽天vs横浜DeNA (横須賀) の感想

 1軍では砂田選手がデビュー戦を飾るという事で、自宅で1軍の試合をテレビ観戦するか、それともベイスターズファームのホーム6連戦の最終戦を見に行くか非常に悩みました。悩んだ結果、やはり僕のホームは横須賀スタジアムであるという結論に達しました。それが良い判断だったか否かは、あえて触れないでおこうと思います。

 今日は天気の良い日曜日の試合なのもあってか、横須賀スタジアムは大盛況でした。いつもの公共駐車場が満車で停められなかったので球場隣のコインパーキングに停めました。ここは選手や関係者も利用するので、帰りは出待ちを目論むファンの目前を、まるで関係者気取りで通りすがる気分を味わいました。だからどうした、ですけれども。

 本日の先発ピッチャーはベイスターズがルーキーの石田選手、楽天が森選手の両左腕です。ドラフト2位ルーキーの石田選手もそうですし、森選手も2012年のドラフト1位で入団した期待株です。期待されない選手など誰一人おりませんが、さはさりながらも、とりわけ期待度の大きい両選手です。

 まずはベイスターズの石田投手ですが、初回に味方エラーなどでランナー3塁のピンチを招くも、難なく打ち取り上々の立ち上がりです。マウンドを降りるまで所々にランナーを出すものの、要所を締めて8回を1失点と充分合格点だったと思います。スピードガンが無いので球速はわかりませんが、序盤よりも5回6回頃のほうが球速が増していったように感じました。低めに制球できていましたし、緩めの変化球(たぶんカーブ)や落ちる変化球でもストライクを稼げていました。

 8回くらいには多少バテて球が高めに浮くようになり、この回限りでの降板となりました。1軍の先発として責任投球イニングを投げきる為にはファームで完投できる位のスタミナが求められますが、今日についてはそもそもそこまで調子が良くなかったのでは?と見ています。これが調子がそこそこ良い時に9回を投げきれるようになれば、1軍昇格のお墨付きと言えるのだろうと思います。

 次に楽天の森選手について。初回に3失点を喫してしまいましたが、先頭の関根選手が打ったセカンドゴロを西村選手がエラーして2ベースにしてしまい、その後2アウトまで稼いだものの、続く赤堀選手つる岡選手に連続タイムリーを打たれての3失点ですから、恐らく自責点は0ではないかと思われます。その後はマウンドを降りる7回まで倉本選手にヒットを1本許しただけでほぼ完璧なピッチングでした。大切に育成されているので2軍の試合に出ていますが、恐らくは遠からず1軍で先発ローテに加わってきても不思議ではないだろうという、結構大物の予感がします。

 楽天では同じ左腕の辛島選手が活躍中ですが、森選手といい故障療養中の釜田選手といい、近未来の楽天は投手王国になりそうな予感がしてまいります。

 次に打線についてです。

 今まであまり丁寧に説明してきませんでしたが、2軍のホームゲームでは選手の二毛作と言いましょうか、試合の前半と後半で選手の入れ替えをする事があります。今日のメンバーでは3番ファーストでスタメンの柳田選手から加藤政義選手に、4番DHでスタメンの多村選手から松本選手に、それぞれ入れ替えが有りました。4名とも2打席づつ打席に立ちました。

 2毛作の前半で出場した多村選手に対して1軍復帰を待ち望む声が非常に多いのではないかと思いますが、今週3試合見た限りにおいては全くタイミングが合わず、まともな打球を飛ばす事もままならない状況です。守備にもついておらず、1塁への走塁も全力疾走には程遠いものがあります。

 これが故障の影響によるものなのか、それも単に調子が悪いだけなのかは見当がつきません。あくまで僕の勝手な感想ですが、どうにも表情に生気がないと感じています。モチベーションの問題だとしたら少々厄介です。仲の良い金城選手が出て行ってしまった後なだけに、なおさら心配になります。

 心配な選手としてもう一人取り上げたいのが内村選手です。1軍で活躍する姿が見られなくなって久しいですが、ファームで1軍での実績を誇示するようなプレーが出来ているわけでもありません。トレードされる前の渡辺直人選手とダブって見えます。僕は内村選手がどういった人物なのか存じ上げませんが、独立リーグから育成選手ドラフトで楽天に入団した叩き上げですから、イメージとしては逆境に強そうな印象を持っているのですが、もしかしたら実際の所は糸が切れてしまっているのでしょうか。

 昨年日ハムから移籍してきて全く1軍の試合に出られていない、少し似た状況にある加藤政義選手はそれなりにコツコツと結果を積み上げているだけに、なんとか気持ちを奮い立たせてもらえると良いなと心配しております。

 その他では倉本選手が多少復調の気配を見せているように感じます。この前見た時は全くタイミングを取れずに着払いの空振りを繰り返していましたが、今日はいずれの打席もタイミングはそれなりに取れて、チームが苦戦していた左腕の森選手からセンター前へ教科書通りのヒットを打ちました。今日チームが森選手から打ったヒットはトータル3本のみで、そのうち2本は右打者の赤堀選手とつる岡選手ですから、倉本選手のヒットはそれだけ価値が高いと思います。

 凡退した打席もしっかりファウルで粘れていましたので、ようやく打撃フォームを自分のものにしつつあるのかもしれません。相当真面目な人物だと聞いていますのでスランプが長引くのではと心配していましたが、この調子なら思いの外早く1軍に戻れるかもしれません。

 森選手が降板した8回に1点を追加できたものの、今日はおおむね抑えられた試合でありました。

 次に楽天打線についてです。チーム全体で散発の5~6安打くらいですから褒める場所を探すのが大変です。今日はベイスターズイーグルスもピッチャーを褒める日としか言いようがありません。

 5番ファーストでスタメン出場のサンチェス選手はMLBのオールスターに出場した経験もある大物スラッガーとして楽天ファンの期待も大きかったのだと思いますが、全くご愁傷様と申し上げるしかありません。ただし非常に好人物のようで、ちびっ子ボールボーイが危険な目に遭わないように、ネクストサークルで子供を守ってあげる場面が印象的でした。かつてベイスターズ楽天に在籍したウイット選手を彷彿とさせるナイスガイです。

 その他では、島内選手や西村選手や榎本選手といったあたりがファームの試合でよくお見かけするお馴染みのメンバーになりつつあるなぁと感じています。それは率直にいって芳しい評価とは言えません。特に西村選手は初回先頭打者の簡単なゴロをトンネルのような形で後ろに逸し、緊張感の欠如みたいなものを感じました。若手のお手本にならなければならないベテランの選手ですから、もうちょっとしっかりして欲しいと思います。

 そしてリリーフです。

 ベイスターズは9回から林選手がマウンドに上がりました。スピードガンが無いので球速はわかりませんが、体全体を使って実に思い切りの良い投げっぷりです。よくあれでコントロールがつくものだと毎回感心しながら見ています。多少コントロールがばらつく所もありましたけれども、危なげなく0で抑えてくれました。

 楽天のリリーフは8回から左腕の大塚選手が登板するも、左の加藤松本両選手に連打を浴びて1失点で降板となりました。そこから上がった今野選手は危なげないピッチングで片付けました。短い間で2人のピッチャーですから取り立てて感想はありませんが、大塚選手が打たれた2本のヒットはいずれも痛烈なライナーで外野の間を抜けるような、楽天サイドとしてはちょっと残念な結果となりました。

 というわけで本日は期待の左腕石田選手の能力の高さを十二分に味わえる素晴らしい試合でありました。打線の方は課題が無いわけではありませんが、また各自目標をもって頑張って頂ければと思います。

 また、来週の日曜21日は横須賀市ベイスターズ球場(最寄り駅は安針塚駅)でフューチャーズ戦が行われます。ベイスターズ球場の試合はどなたでも入場無料で観戦できるのが魅力ですが、座席がそれほど多くありませんので、見に行かれる方は早めに到着された方がよろしいかと存じます。

 それではまた2週間も先(怒)のホームゲームを楽しみに、1軍の事などすっかり忘れて健康的に過ごしてまいりたいと思います。

東北楽天1-4横浜DeNA

勝:石田

敗:森

観客数:1324人