読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2015年5月9日 日本ハムvs横浜DeNA (海老名) の感想

【観戦記】 対ファイターズ

 昨日に引き続き試合を見に行ってきました。今日は初めての海老名球場です。初めてなのでささやかながらガラケーで写真を撮ってきました。

 神奈川県内各地には立派な公営球場がたくさん建設されているのですが、それらと比べて、この海老名球場はだいぶ質素な構造をしています。内野の座席があるエリアは1000人分にも満たない大きさで、それから外野側に向かって芝生席になります。バックネットは透過性に難のある緑色のネットが用いられ、ネットを支える太い柱は年季の入った赤茶色をしています。ベイスターズ球場のバックネットもそうですが、この柱が観戦の妨げになり、集中力を削がれてしまいます。

 設備が質素なのは仕方ないとして、問題は安全管理の面です。ファールボールが簡単に球場外に飛び出してしまうので、球場の外を歩く人に危険が及びます。僕も駐車場から球場まで歩く際にスタッフの方に「ファールボールにご注意下さい」と声掛けをされました。声掛けしてくださるのは丁寧で良いですが、球場の外ではプレーの状況が見えませんので、急にボールが飛んでこられても、これでは注意するのも難しいと感じます。

 ただし、バックスクリーンの電光掲示板だけは一点豪華主義的にリッチな作りをしています。横須賀スタジアムにも無いスピードガンが用意され、投球のたびに滞り無く表示されました。前橋の敷島球場でも同じことを感じたのですけれども、どうにもお金の使い所を間違えている気がしないでもありません。電光掲示板にかける予算で球場外周に防球ネットを設けて安全対策するべきだったのではないでしょうか。

 愚痴はそれまでにして本題、今日のスタメンです。

 ベイスターズの先発が1軍昇格を期待される柿田選手、日本ハムが金平選手です。1回表は間に合わなかったので見られませんでしたが、柿田選手は立ち上がりにだいぶ苦労したようで初回から1失点していました。3回も精彩を欠くピッチングで1失点。最終的に6回を投げて2失点と数字だけ見ればまずまずですが、あんまり詳しくは覚えていないものの、かなりヒットを打たれ、あんまり1軍昇格をオススメしたくなる感じではありませんでした。

 対する日ハムの金平選手もせっかく先発登板の機会を得ながら、ストライクを取るので精一杯でこちらもヒットをたくさん打たれました。誰に打たれたのかは後で書きますが、山下幸選手以外の全員にまんべんなく打たれたような気がします。山下選手だけは打ち急いで金平選手を助けてしまいました。特別球が速いわけでもすごい変化球があるわけでもなく、まだまだ戦力として評価してもらえるようになるまで時間がかかりそうだなと思いました。

 次にベイスターズ打線についてですが、皆さん非常に調子が良いようです。主に打撃不振が理由で2軍落ちしてしまった桑原選手は3安打猛打賞をマークしました。3安打打てたことは素直に喜ばしいのですが、打球がことごとく3塁側に引っ張ってしまっているのが気がかりです。昨日のヒット1本と今日の1本目2本目はいずれも三遊間のサード寄りをゴロで抜けるヒットで、3本目のヒットもサードの頭をライナーで超えるものでした。確か4打席目か5打席目でセンターへのハーフライナーを打っているのですが、これが唯一の三塁線寄りでない打球だったと思います。再び1軍で出番をもらうためにはもうちょっと幅広いポイントで待って打てるようにならなければならないなと思います。

 もう一人取り上げたいのが7番レフトでスタメン出場の渡邊雄貴選手です。今日は3回にチャンスで打席が回ってきて1塁線をライナーで抜ける2点タイムリーを放ち、その後も大塚選手からレフト前に本日2本目のヒットを放ちました。最近は新進気鋭の若手野手の台頭が目覚ましく、出場機会を以前ほどもらえておりませんが、外野コンバートで得意の打撃に磨きをかけ、今日はナイスアピールが出来たと思います。肩の力がうまく抜け、バットを軽く振っても強い打球を飛ばせる彼ならではの持ち味をいかんなく発揮できたと喜ばしく感じた次第です。

 その他にも3番DHでスタメン出場の柳田選手が右中間オーバーのタイムリーを打ったり、不動の四番となりつつある宮崎選手も右に左にヒットを2本と、若手から中堅までみんなが良いアピールを出来たのではないでしょうか。今年は1軍の調子が良いですが、ファームでもハイレベルの選手がスタンバイしてくれているのが本当に頼もしい限りです。

 一方の日ハム打線はどうでしょうか。昨年入団して教育リーグの時から注目して見てきた岸里選手がスタメンで出場し、1打席目は見られませんでしたが、2打席目くらいで華麗なセンター前ヒットを放ちました。昨年入団の高卒ルーキー組ではベイスターズの関根選手と肩を並べるような逸材ですが、日本ハムの外野陣も非常に層が厚い上に高卒ルーキーの浅間選手が昇格するなり連続試合安打を続ける大物ぶりですから、これは1軍昇格も容易ではありません。しかしながらバッティングの調子は非常に良さそうですから、負けずに頑張ってもらいたいものです。

 

 そしてベイスターズのリリーフ陣についてです。今日は多くのベイスターズファンが一刻も早く1軍復帰して欲しいと待ち焦がれる大原慎司選手と三上選手が揃って登板しました。まずは7回1イニングを大原選手ですが、球速がものすごく遅くなっており、まだまだ復帰まで時間がかかりそうだと感じられました。だいたい120キロ台しか出せず、最速でも130キロを計時した球があったかどうかという程度です。左打者には変化球で勝負できるものの、右打者には簡単に強い打球を打たれてかなり苦労している様子が伺えました。まだまだ道程は遠いようです。

 次に三上選手が8回1イニングを投げましたが、こちらも大原選手ほどではないにしても、最速が140キロでワンバウンドする球を1球投げたくらいで、あとは130キロ台中盤から120キロ台と、全盛期の球速とは比べ物にならないくらいスローモーでした。力をセーブして投げている雰囲気でもありませんでしたので、まだまだ復帰まで時間がかかりそうです。

 最終回の9回は大田阿斗里選手が登板です。「イースタンの大田」と言えば、投げては大田阿斗里、打っては大田泰示というのが相場でしたけれども、今では打つ方の大田選手が1軍で4番を張るまでに成長なさいましたので、こちらの大田選手もうかうかしてはいられません。ですが、今日はそのあたりの焦りが表に出たのか、1アウトを取った後から急に制球を乱し始め、1点取られてリードを1点差と縮められ、さらに満塁の絶体絶命の大ピンチでカウント3ボール、場内はもはや延長線もやむなしの空気を漂わせたものの、辛くも凡打に打ちとってゲームセット。助かりました。まったく高卒1年目のピッチャーのような初々しいピッチングで、球の速さだけは今日投げたピッチャーの中で一番でしたけれども、このままではオフが恐いと言わざるを得ません。なんであんなにコントロールが悪くなってしまったのか。一からやり直してもらいたいと思います。

 日ハムのリリーフ陣は4回から新垣選手が3イニング、7回から大塚選手が2イニングを投げました。ブルペンではハンカチ王子こと斎藤佑樹選手がピッチングを行っていて登板を期待されましたが、あいにく出番がありませんでした。今日の準備の様子だと明日の同一カードで登板機会があるのではと思います。

 4回から投げた新垣選手は、確か昨年はファームのローテーションピッチャーとして度々お姿を拝見してきたと記憶していますが、今日はリリーフで3イニングです。ポジションチェンジでしょうか。お顔立ちを見る限りとても優しそうで人柄の良さがにじみ出ているのですが、それが1軍に上がって仇と出てしまうのでしょうか。今日もまるでベテラン投手のような安定感のある内容でしたけれども、これと同じことを1軍で出せるようになれれば良いのでしょうね。

 3番手で登板した大塚選手は大卒6年目らしい落ち着いたピッチングですけれども、こちらも1軍で少し足りない存在なのでしょうか。ファームではとても安定していますが、これといって速い球を投げるでも無いですから、なかなか難しい立場だと思います。

 今日は1軍が僅差のゲームを最後の最後に落としてしまいましたが、こちらファームチームは逆に僅差のゲームを徳俵いっぱいまで追い込まれながらもなんとか粘って勝ち切りました。今のところイースタン・リーグ最下位と厳しい状況ですが、昨日今日と連勝して雰囲気も上々ですから、初のイースタン優勝を目指して勝ち続けていって欲しいと思います。

以上