読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2015年3月22日 東北楽天vs横浜DeNA (相模原) の感想

【観戦記】 対イーグルス

 今日は2年ぶりくらいにサーティーフォー相模原球場に行ってまいりました。サーティーフォーというのはそれっぽいアイスクリーム屋さんと間違われがちですが、神奈川県の県央を地盤とする不動産の会社です。アイスクリームのサーティーワンではありません。

 この相模原球場に行くのは2年ぶりになります。昨年は見に行くつもりだった試合が直前のごく短い時間に大雨に降られ、それによって中止になってしまったのです。どうにも水はけに難のある球場なのだそうで、短い時間の雨でも量が多いと復旧が難しいようです。あの時は既に車で相模原市内まで辿り着いていましたのでとてもガッカリしたのをよく覚えています。

 だからというわけでもありませんが、今日は今日で家を出るのが遅くなって球場に到着した時には既に3回表になっていました。いくら日曜日といっても保土ヶ谷から淵野辺まで1時間40分もかかるとは想定以上です。元々横浜から相模原方面の道路は非常に厳しい混雑箇所なのですけど、さいたま市千葉市に行くのと同じかそれ以上にかかる神奈川県というのも考えものです。

 ただ、交通には難があるものの、球場の観客席はとても広くて素晴らしいです。観客席は古めかしい割にシートピッチが広めに取られていまして、混雑してもそれほど窮屈な感じにならないのではないでしょうか。グラウンドはまん丸い形状をしているためファールグラウンドが異様に広く、ファールフライがたくさん取れそうです。

 雨が降るとすぐに中止になってしまうのは興行の場として大きなネックにはなるものの、この広い球場で年に2~3回のイースタンの公式戦しか使わないというのも、なんとももったいない感じがします。

 それでは本日の両チームのメンバーについてです。ベイスターズが一時は支配下登録の声も上がったほどの期待の左腕砂田選手、楽天アンダースローのルーキー加藤選手の両先発です。

 まずは砂田選手についてですが、今日は最終的に7回を投げて無失点。数字だけ見れば文句のつけようがない内容ですが、あえて言えばコントロールがいつも以上にアバウトな印象を受けました。7回無失点の内容の割に球数が多かった気がします。今日の楽天打線はオープン戦期間中なのもあって軽量級が中心でしたけれども、こういう相手にはもう少しストライクを先行させるようでないと1軍の試合でコンスタントに長いイニングを投げ続けるのは難しいと思います。

 ただ、7回くらいになってもそれなりに速い球を放っていましたので、スタミナの面では去年と見違える成長をしているのは確かです。1軍の状況にもよるでしょうが、今年中に支配下登録される可能性が高い選手です。それはつまり1軍の先発マウンドに立つことを意味しますので、そこを前提に、より厳しく見て行きたいと思います。

 次に楽天先発の加藤選手についてです。初回に2失点していますが、僕は3回表から試合を見始めたので何があったのかわかりません。3回表の時点でベイスターズは2安打2得点でしたので、打たれて失点したというよりも、何やらグダグダとした失点の仕方をしたんだろうなと思います。3回以降のピッチングは非常に落ち着いていて、今年中に1軍に上がれるピッチャーなんだろうなと見ていました。アンダースローのピッチャーはいかに低めに地を這うような球を投げられるのかが問われるのだと思いますが、途中まではそれが出来ていました。ただ、6回表になって急に高めに浮くようになってからは連打を浴びてイニング途中でマウンドを降りる事になりました。ファームで7回8回くらいを投げきれるようなスタミナをつけてくればそれなりに面白い存在になりそうです。

 次にベイスターズ打線についてです。初回の2得点は見ていないので状況がわかりませんが、そこから5回の攻撃までは淡々と進みました。そして6回に連打で大量4点をあげ、さらに2アウト満塁の場面でバッターは荒波選手に代わって代打多村選手!相模原のお隣厚木市出身のご当地選手でもあるので期待しましたが、甘い球をミスショットしてフライを上げてジエンドでした。

 このあたりまでの感想としては、宮崎選手と加藤選手の調子が非常に良さそうだなと感じました。宮崎選手は右へ左へまさにバットの魔術師という感じでうまく打ち分けて巧みさをアピールしていましたし、加藤選手も内野の間をライナーで抜けるヒットを2本打ちました。ボールが良く見えている感じを受けます。荒波選手も1安打しましたが、思い切りの良さみたいなものが影を潜めてしまった感じがします。自分の打撃の方向性がわからなくなってしまったのでは?と、やや大袈裟な心配もしてしまいますね。

 高卒ルーキーでは百瀬選手がスタメンショートで出場しました。守備の方では相変わらず軽快な足さばきで取ってから投げるまでの流れがとてもビューティフルです。とても高卒ルーキーとは思えません。1塁への送球もなかなかシャープです。バッティングではまだプロのピッチャーに追いついていくのに苦労している感じですが、守備で破綻がないので山下監督も安心して起用できるのではないでしょうか。

 その他では育成ルーキーの亀井選手も代打で登場し、内野ゴロの相手エラーで出塁しました。代打で出てきた時に一目見て「細いなぁ」と感じてしまいました。プロ野球の世界はゴツイ体をした人ばかりですから、一般人と比べて大きい身体でも、まだまだ青二才になってしまうのです。今年はこのような形でプロのレベルを体感しつつ、しっかりとご飯を食べて身体を大きくする事を心がけて欲しいと思います。

 それにしても、先日も飯塚選手を先発させたと聞きますし、高卒ルーキーをこの時期からこれだけ起用するとはさすがは山下監督です。この調子でどんどん試合に出して桑原選手のような若くてイキのいい選手を1軍に送り込んでもらいたいと思います。

 その他に取り上げたい野手としては、僕が気になって仕方がない渡邊雄貴選手が途中から出場してレフトの守備につきました。渡邊雄貴選手が外野の守備に就くのを見るのはこれが初めてだと思いますが、代わってすぐにレフトへの浅いフライが飛んできたのを無難にさばきました。打球が強い向かい風に押されて、つまり戻されていく多少難しいフライだったと思いますが、よく取ってくれました。3塁線に飛んできたヒットもフェンスの跳ね返りを上手にさばいて返球しました。もしかしたら初めてではないのかもしれませんが、上々だったと思います。

 あくまで僕の考えですが、渡邊雄貴選手が桑原選手や乙坂選手よりも上のドラフト3位と高評価で獲得された理由は彼のバッティングでしょうから、もっとそこを伸ばす努力をすべきです。その為には守備の負担が軽い外野にコンバートして、僕が多村二世と見込む彼のバッティングを開花させたい所なのです。そういった観点から、今日のレフト守備は非常に良かったと思います。ただしバッティングはどうしようもありませんでしたけれども。

 次に楽天打線についてです。今日は無得点で締めあげられていますので「○○選手が良かった!」というコメントは難しいですが、あえて言えば2年目の内田選手のサードの守備が様になってきたと感心しています。確か捕手登録で入団したものの、1年目の去年からほとんど野手として出場していました。ですからサードの守備も2年目、それなりになっていなくてはならない立場ですが、順当に上達しています。今日も頭上を抜けようかというライナーをジャンプ一番反応良くキャッチしてピッチャーを助けました。内田選手の持ち味はなんといっても長打力ですから、田代富雄1軍打撃コーチの指導を仰ぐ機会を設けて、彼を飛躍させてあげて欲しいと思います。

 もう一つ取り上げておきたい所では、センターの守備についていた島内選手が右中間のセンター寄りに飛んだ打球(打ったのは宮崎選手)を好捕した際に下半身のどこかを故障してしまったらしく、そのまま他選手に肩を貸してもらって退場していきました。大きな怪我にならない事を願うばかりです。

 その他では育成登録の外国人キャッチャーのセゴビア選手が試合途中から出場してマスクを被りました。イニング間の練習で投げた2塁送球は普通レベルで、「さすが外国人の強肩だ!」という感じはしませんでした。楽天はポロ&ララ選手とか、昨年の超長身投手ファンネル投手とか、ネタっぽい外国人選手をちょくちょく仕入れてくるのが面白い所です。楽天球団がセゴビア選手に何を求めているのかわかりませんが、くれぐれも我が軍のモスカテル選手のような粗雑な扱いをなさらぬようお願いしたい所です。

 おあとはベイスターズのリリーフについてですが、8回に長田投手が登板しました。最初のバッターに三遊間を強く抜けようかという当たりを打たれるもサードの白崎選手がダイビングで好捕!しかし1塁に悪送球してしまって打者走者が2塁へ、という不運な始まりで、そこから2つフォアボールを出して満塁のピンチを招くも、なんとか後続を抑えて無失点で切り抜けました。2つのフォアボールはいずれもハッキリとボールとわかる球を連発していて、まだまだ本調子ではないなと感じさせられました。

 9回は阿斗里選手が登板し、ヒットを1本打たれるも後続をピシャリと抑えて見事完封リレーを成立させてくれました。あの仏像さんのようなありがたい感じのするお顔で力強い球を放る、実に頼もしい阿斗里選手です。今年こそは1軍で神様仏様阿斗里様になりますので、どうか1軍で使ってあげて欲しいと思います。お願いしますよ中畑監督!

 最後に楽天のリリーフ陣について。8回大塚選手、9回は今野選手が登板しました。これといった印象はありませんが、今野選手は連打を浴びて2失点しました。

                          ■

東北楽天0-8横浜DeNA

勝:砂田

敗:加藤

来場者数:1314人くらい

 というわけで今シーズン公式戦3試合目の観戦でようやく初勝利と相成りました。今年からファームプラスのヒーローサインボールプレゼントが無くなってしまったのでそちらのドキドキ感はありませんが、とにかく勝ててよかったと思います。エースの砂田投手がよく頑張ってくれました。

 それと、試合後のヒーローインタビューも無くなってしまいました。前回の山下監督時代は監督自らマイクを持って「今日のヒーローは○○!」と指名してヒーローインタビューをしていたのですが、それまで無くしてしまったのは残念です。去年のシーズン途中から控え選手がインタビュアーを務めたりして何とかシーレックス時代からの伝統を維持していただけに、これは復活させてもらいたい所です。

 とにかく今日は勝てて良かったということで細かいことへの掘り下げは止めて、パッと終わりたいと思います。

以上