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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

育成選手の支配下登録は計画的に

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 今日はこの記事を読んだ感想から書き始めたいと思います。

キヨシ監督、育成の砂田を絶賛「登録して即勝負してほしい」

http://www.sanspo.com/baseball/news/20150218/den15021817460001-n1.html

 砂田選手は育成の2年目になる若手左腕です。去年のシーズン中盤くらいから主にファームの先発として投げ始め、まだ若いのにとてもバランスの良い将来性豊かな投手だと期待して見ていました。去年の高卒1年目組では打の関根選手と投の砂田選手が本当に楽しみな選手だと、球場でホクホクしながら眺めていたのが思い出されます。

 そういった好素材ですから遠からず支配下登録して欲しいという考えを持ってはいるものの、しかしながら、このタイミングで支配下登録に踏み切るのは、それは違うのでは?という風にも見ています。

 と言いますのも、砂田選手は先発型の投手です。1軍の先発投手陣が久保井納山口モスコーソ三浦と各選手が居並び、なかなか割って入れる環境にありません。先発で投げる機会も無いのに支配下登録してしまえば、とにかく一刻も早く1軍登板をと焦るあまり、不慣れなリリーフで登板させてしまうような事態を招きかねません。

 実際、萬谷選手もファームでは先発ローテを担っていたのが、支配下登録されてすぐの1軍でいきなりリリーフに転向させられ、充分な活躍ができないままファームに送り返されています。

 先発もリリーフも器用に立ち回れるような選手なら良いですが、そんな器用な選手が都合よくファームに存在すると考えるのはムシが良すぎるというものです。まだ自転車に乗れない子供が補助輪つきの自転車に乗り、やがて補助輪なしの状態で親御さんのアシストで前に進み、そうこうするうちに1人で自転車に乗れるようになる、そのような慎重な成長プロセスを経る必要があります。

 まだ未熟な若い選手をスムーズに巣立たせる為にも、1軍で先発をやるならファームでも先発を、リリーフをやるならファームでもリリーフをやって、調整法や試合への入り込み方をじっくり準備をさせてからにすべきではないでしょうか。

 砂田選手の件について言えば、支配下登録は開幕後でも充分です。1軍のオープン戦育成選手でも出られますから、開幕前に焦る必要はありません。ファームの公式戦は1軍よりも早く開幕しますから投げる機会は上でも下でも充分確保できると思います。

 その上で、開幕して少し経った頃合いに1軍の先発ローテに割って入る見込があるのであれば、そこで支配下登録をするほうが、砂田選手にとっても良いのではないでしょうか。

 今シーズンのベイスターズには先ほど書いた先発ローテの候補の他にも、先日の練習試合で好投したルーキーの山崎康選手や、復活を期す三嶋選手や高崎選手、新加入の東野選手などなど、過去に例がないほどの先発投手陣の充実ぶりですから、いくら砂田選手が楽しみだからといっても、そこはフェアに競争をさせなければなりません。この中で唯一の左腕というのが砂田選手のメリットでもありますが、試合に勝てるのであれば右でも左でも競争を分け隔てる必要性はありません。長いシーズンのどこかにきっと割って入るチャンスが生じることでしょう。

 ベイスターズファンになって十数年になりますが、先発ローテ候補がこんなに充実した事は未だかつて経験がありません。これが世に言う「嬉しい悲鳴」というやつなのでしょうか。先発投手が今年稼げそうな勝利数を全部足すとゆうに優勝してしまう、というのはプロ野球ファンあるあるですけど、こと投手陣については本当に楽しみな1年を迎えられそうです。

以上

※ 記事の一部に誤りがあったため修正しました(2015/02/28 20:37)