ベイスターズファームの試合日程に不満を表明する
本日はイースタンリーグの2015年公式戦日程が発表されました。
2015年度イースタン・リーグ公式戦 試合日程発表のお知らせ
http://www.baystars.co.jp/news/2015/01/0127_03.php
ブログタイトルにも書きました通り、大変不満の残るスケジュールです。具体的に何が不満かと言えば、本拠地である横須賀スタジアムの開催試合が非常に少ない事、そしてナイターが非常に少ないことです。各月の横須賀スタジアム開催試合数は以下の通りです。
3月 デーゲーム2試合 ナイター0試合
4月 デーゲーム0試合 ナイター0試合
5月 デーゲーム3試合 ナイター3試合
6月 デーゲーム2試合 ナイター2試合
7月 デーゲーム0試合 ナイター4試合
8月 デーゲーム2試合 ナイター1試合
9月 デーゲーム2試合 ナイター2試合
以上です。なんという試合数の少なさでしょうか。これしか開催しない球場を本拠地と呼べるのでしょうか。これまで陰に陽に支援し続けて下さった追浜の街の皆さんに顔向け出来るでしょうか。
減った分は横浜大洋ホエールズファームの本拠地だった平塚球場と、使用料がかからないベイスターズ球場のデーゲームに置き換えられております。なぜ平塚球場の開催試合が増えたのかはわかりませんが、ベイスターズ球場の試合が増えた理由はほぼ99%コストカットでありましょう。ファームの収益性を向上させるような工夫を全く取らず、ただのコストとして地元を切り捨てたのです。
ファームチームの運営品質については親会社がTBSの時代と比べて確実に低下しています。1軍の横浜スタジアムに観客動員の上限(球場のキャパ)が近づいている中で、まだまだ伸びしろを見込めるファームをどうして見切ったのでしょうか。実に残念です。
“緊張感”が上達のカギ…巨人2軍も集客アップ狙う、週末満員だ
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/01/27/kiji/K20150127009699270.html
巨人は今年からファームの集客力向上に注力するとしていますし、日ハムは先進的なファーム運営のリーダー的存在として画期的なアイデアを相次いで投入しています。日ハムの鎌ケ谷スタジアムは交通の便が非常に悪い所に立地するのですが、それでも昨年は最高で6千人を上回る観客動員数を記録した試合もあったと言います。
ファームでも頑張ればビジネスになるとかその他様々な効果に着目するチームが相次ぐ中で、なぜベイスターズだけが時代に逆行する、縮小均衡的な寂しい戦略を取ろうとするのでしょうか。
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一介のファンとして問題になるのが、ベイスターズファームのホームゲームが1年間見放題になる「ファームプラス」の処遇です。横須賀スタジアムのナイターが1年間で最大12試合(中止の振替試合がベイスターズ球場になる場合がある)しか行われないとなると、ファンクラブ料金と合わせて年間14000円の会費で元が取れません。横須賀スタジアムの入場料が1000円なので全試合行っても12000円ですから、会費を下回るのです。
デーゲームにも行くとか平塚球場にも行くとかすればギリギリ元が取れるかどうかという所ですが、ファームの試合を見るようになって10年ちょっとで、こんな窮屈な思いをするのは初めてです。ファームプラスが2015年も発売されるのかどうか知りませんが、発売されるとしても、これはちょっと手を出しづらいシロモノになってしまいました。
けち臭い話ではありますが、今季は毎回窓口でチケットを買ってから入場するようにすべきか、悩ましい所です。
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ベイスターズのファームチームが他と違う大きな所が、ナイターゲームをたくさん組む事でした。仕事や学校が休みの日はデーゲームでも見に行けますが、平日にデーゲームでは子供も大人も見に行けない人ばかりになってしまいます。だからナイターで開催することが重要なのです。
子供にとって横浜スタジアムの入場料はお財布的に厳しいですが、ファームの試合であればそれほど負担も大きくありません。ちびっ子ベイスターズファンを拡大させる為にもファームの存在はかけがえのないものの筈です。
僕はファームを大切に考えているからこそこういうブログを書いているわけですが、球団本体にその重要性が理解されていないように思われて、本当に残念でなりません。
試合開催には相手チームの都合もありますから決まったものをひっくり返すのは難しいかもしれませんけれども、再考の余地があるのならば、この酷いスケジュールを根本から見直して欲しいものだと願ってやみません。
以上