ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

【追記】2014年9月21日 読売巨人vs横浜DeNA (横須賀) の感想

 今日を含めると残り2試合となったベイスターズファームのホームゲームを見てきました。一昨日の平塚と昨日の横須賀スタジアムの試合はいずれも大変な盛況ぶりでしたが、今日もまたすごいお客さんの数で、試合終了後に発表された来場者数は二千二百人を超えていたようでした。昨日に引き続き外野の芝生席も開放されました。

 僕は昨日一昨日とモタモタしていたせいで試合開始に間に合わなかったので、今日こそはと気合を入れていつもより早く家を出ましたが、横浜横須賀道路の朝比奈インターが渋滞中と聞いて並木インターに回ったせいもあり、横須賀スタジアムの敷地付近に到着したのは試合開始10分前程度。おまけに駐車場が満車で停められず、昨日停めたコインパーキングも満車で停められず、泣く泣く六浦方面まで移動してコインパーキングに駐車し、そこからタクシーで球場に向かう事となりました。おかげでスタンドに立ち入ったのは試合開始から少し経ち、1回裏のベイスターズの攻撃中でした。来週の最終戦は電車で行こうと心に誓いました。

 僕の与太話はさておき今日のスタメンですが、ベイスターズが1軍の開幕投手を務めた三嶋投手、巨人が期待の若手左腕今村投手です。

 まずは三嶋投手ですが、そこそこ球速も速く落ちるボールもキレていたとは思いましたが、所々に甘い球がいき、セペダ選手にライトへフラフラと上がる2ランホームランを浴びました。ちょうどホームラン風になっている時間帯でしたからついていなかったかもしれませんが、高めに浮いた球を捉えられたという事だと思います。6回にもどんな成り行きだったか忘れましたが1失点して降板、6回3失点と可もなく不可もなくといった感じでしょうか。本当に調子の良い時はもっと速い球を投げられたと思いますし、まだまだ復調には程遠いようです。

 それにしても今季の三嶋投手はいい時と悪い時の差が激しいですね。1試合おきに好不調の波が入れ替わるような感じです。

 一方の巨人今村投手も6回を投げて3失点ですが、こちらは味方の守備に足を引っ張られての失点もありましたし、そこまで打たれたという印象はありません。1軍で先発をやるにはもうちょっと長いイニングを平気で投げられるくらいでなければ体力的に厳しいとは思いますが、既に1軍の登板実績もあるピッチャーですのでそんな初歩的な課題はあえて言われるまでもないかもしれません。

 次にベイスターズ打線についてですが、初回の僕が球場につく前に既に1点とって、さらに2走の荒波選手が3塁へ盗塁を試みた際にキャッチャーが悪送球してホームインで2点目、6回はなんだったか忘れましたが1点取って、最終回2アウトで井手選手がライトへ技ありのソロホームランで一矢報いて4点目。この3連戦は一軍にお付き合いでもしているのかいまいち打線が低調で、ランナーを溜めて畳み掛けるように連打で得点するような場面はほとんど見られませんでした。

 今日は再びDHで出場した中村ノリ選手が2打席立った後に多村選手にスイッチして多村選手の打席も見ることが出来ましたが、今日も随分と調子が悪いようでノーヒットで終わりました。モチベーションの有無で成績が大きく左右する選手ですので、もしかしたら大事な場面でファーム落ちして腐っているのかもしれないな?などと僕は考えています。

 守備面では2つ書きたい事があります。まずは6回表巨人の攻撃で2塁にランナーを置いて松本哲也選手がセンター前にクリーンヒットを放つも、センターの関根選手が超絶レーザービームでキャッチャーミットにノーバウンドのドストライク送球を決め、見事にホームタッチアウトと相成りました。センターの定位置よりやや前目からの送球でしたが、こんなに文句のつけようがないドストライク送球を見たのは初めてではないかと思うくらいの、ドンピシャの素晴らしい送球でした。キャッチャーミットにボールが収まると、そこにランナーが飛び込んできてアウトですので、キャッチャーの嶺井選手はミットをあまり動かす必要がありませんでした。これは北方選手に関根選手の爪の垢を煎じて飲ませたいと思いましたね。コントロール的に。

 もう一つは、本職は外野で今年はファーストを守ることが多い赤堀選手が途中からサードの守備につきました。ウグイス嬢がサード赤堀とコールした瞬間に球場がザワつきましたので、恐らく初めて試合でサードを守るのではないかと思いますが、さて最初のバッター加治前選手がいきなりサードにかなり高くあがったフライを打ち上げ、赤堀選手が一旦はボールをグラブに収めるも、ポロリとこぼしてエラーを記録してしまいました。そんなにサード特有の打球という感じでもありませんでしたので、変に意識し過ぎた結果のエラーという事だとは思います。これには場内苦笑いで溢れました。この観客の反応もファームならではです。

 ちなみに、巨人で途中出場してショートの守備についた和田凌太選手もかわりっぱなのショートゴロをエラーしていました。替わった所によくボールが飛ぶと野球の格言みたいな事が言われますが、今日はそれを痛感する一日でした。

 巨人打線ではセペダ選手がホームランを1本打ちましたが、それとは別にホームラン性のファールも打ちました。やはりキューバの至宝という事で当たれば飛ぶんだなぁとは思いましたが、巨人のファームで4番を打つ人といえば大田泰示選手も当たれば飛ぶと言われ続けていましたので、じゃあキューバの至宝と広島の至宝(大田泰示選手)で価値が同じなのか?みたいなジレンマを感じてしまいます。その他では松本哲也選手が昨日に引き続きヒットを量産して好調さを見せつけています。このままファームに置いておくのは惜しい選手ですね。

 次にリリーフ陣について語りますが、7回から登板した安部建輝選手がいきなりフォアボールを2連発して送りバントで送られて1アウト23塁にして降板、後を継いだ小林寛選手もタイムリーを1本浴びて1失点となりました。8回からは萬谷選手が登板し、先頭の加治前選手に先述の赤堀選手へのフライエラーを食らい、そこから連打やセカンド桑原選手へのエラー臭いヒットを浴びる等して3失点、9回は平田選手が登板して無失点で切り抜けました。フォアボールを2つ出しただけで降板した安部建輝選手に負け星がつきました。

 巨人のリリーフは7回から田原選手が登板するもヒットや進塁打でピンチを招いて公文選手にスイッチして結局無失点で切り抜け、8回は星野投手が登板してこちらも無失点、9回は一昨日昨日と3連投になる土田選手が登板し、井手選手にホームランを打たれたものの、後続を抑えてゲームセットとなりました。

 去年もファームの最終盤に巨人戦のカードがあって見に行ったのですが、今日もその時もとにかくエラーが目立ちました。トータルでいくつだったか思い出せませんが、シーズン終盤で今年の集大成みたいな意味合いの試合になってくると思います。そこへきてエラー連発では、どの選手も猛省してもらわなければなりません。

 ちなみに去年の終盤のファーム戦で1試合3つか4つエラーした巨人の松富選手がその1か月後に戦力外になりましたので、そういう恐ろしいことにも繋がってしまうのだと心しなければなりません。

 さて、ベイスターズファームの試合も残り2試合となりました。来週火曜(祝)の西武第二のデーゲームと、そして27日土曜日がホーム最終戦です。泣いても笑っても見納めになる選手などもおりますので、悔いを残さぬよう、ぜひとも球場に足を運んで、この眼でしかと見届けていただきたいと思います。

読売巨人7-4横浜DeNA

勝:今村

敗:安部

本塁打:セペダ、井手

以上

■ 今日の余談コーナー

 シリーズ化するつもりは無いのですが、本編で書きづらいけど書きたいことが今日もあったので書きます。今日ははじめ1塁側で見ていたのですが、僕の後ろにいるやたら声のでかい男性の野次とか会話がどうにも癇に障ると言うか、気になったので愚痴りたいと思います。

 まず、とにかく言葉が汚かったのです。三嶋投手がセベダ選手にホームランを打たれる前は大きな声で散々賞賛していたのに、打たれた途端に手のひらを返して「一生横須賀にいろ!」だの「死ね!」だの、セベダ選手にまで「さっさと走れ!」だの「ゴ○ミ○!」だの、まるで某巨大掲示板のカキコミみたいなものを大声で野次り散らしていたのです。

 それだけでなく、2軍応援団にも毒を吐いて「あんなんじゃダメだ!」と言い放ち、1軍の応援歌を1人で熱唱し始める始末でした。昨日も外野で1軍の応援歌を熱唱している人がいましたが、今日は2軍の応援もそれなりに聞こえる1塁側スタンドでしたので、もういい加減腹に据えかねると思って席を移動することにしました。今になって思えば、混んでいるのにそこだけポッカリ空いていたのは、そういうわけだったのかと合点するに至りました。

 「しね!」だの「○ミ○リ!」だの、匿名掲示板で書くことさえ躊躇うような汚い言葉を、ああも堂々と公衆の面前で口に出来る人がいるとは、ちょっと想像の範囲を超えていました。見た目はどこにでもいそうな普通の30歳前後といった感じでしたが、球場は治外法権みたいな感覚をお持ちの人なのかもしれないなと、近寄りたくないと思いました。

 僕もそんなに人様に四の五の言えるような立派な人間ではありませんけど、ああいうベイスターズファンは望ましくないなと思いました。

余談も以上

※ 余談の部分がスパム判定されてしまったので修正しました。伏せ字の所が問題だったようです。