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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2014年9月4日 横浜DeNAvs東北楽天 (横須賀) の感想

【観戦記】 対イーグルス

 9月最初の公式戦は横須賀スタジアムで行われる東北楽天の主催試合になりました。このチケット画像にもありますように主催は東北楽天なので試合の先攻はベイスターズ、後攻が楽天になります。ベンチはいつも通り1塁側がベイスターズで3塁側が楽天です。楽天戦に限って見られるこのような変則ゲームでございます。

 いつも通りモタモタしていたせいで球場に到着したのが1回裏の楽天の攻撃がちょうど終わった所で、表の攻撃でベイスターズが1点を先制していました。何をどうやって先制したのかは知りません。

 今日のスターティングオーダーはご覧の通り。ベイスターズが三嶋投手、楽天が高卒ルーキーの古川投手で始まりました。ピッチャーはともかく、野手の顔触れが両軍ともに豪華なのがおわかりいただけると思います。ベイスターズは試合中の怪我から復帰を果たした筒香選手、同じく故障から復帰の荒波選手の名前があります。楽天は1番聖澤選手2番牧田選手3番ラッツ選手と、こちらも1軍と遜色ない豪華打線です。

 まずはベイスターズ先発の三嶋投手についてですが、今日はコントロールに苦しみ続けました。記憶にある限りでデッドボールを2個与え、フォアボールもいくつか出しました。5回まで投げてエバンス選手と小斉選手からホームランを浴びましたが、いずれも高めに浮いた半速球を簡単に運ばれてしまったように見受けられました。先日のジャイアンツ球場での登板とはまるで別人のようで、「間もなく復活!」とテンションを上げたのは失敗だったかもしれないと思い直しました。

 一方の楽天古川投手ですが、初回の失点場面を見ていないのでなんとも言えませんが、2回以降はヒットは浴びつつも要所を締めて、なかなか能力の高い所を見せつけました。1軍に上る前の辛島投手と似たような所があって、すぐに1軍に上がって活躍できるとは思いませんが、2~3年後には1軍の先発ローテに食い込んでいそうな気が致します。

 4回くらいだったと思いますが、4番中村ノリ選手にレフト前5番井手選手に右中間ツーベースを打たれてランナー23塁のピンチを背負いましたが、全く動揺すること無く淡々と後続を断ち切りました。まだ高校を出て1年目のピッチャーですので多少バタついても仕方ない場面ではありましたが、あそこで尾を引かないのはとても重要な事です。

 次にベイスターズ打線についてですが、初回の攻撃を見ていないので2回表以降になりますが、クリーンナップは各自ヒットを1本づつ打って面目を保ちました。

 公式戦復帰の筒香選手は3週間の休み明けとあってまだ本調子には遠いようで、甘い球のミスショットがかなり目立ちました。センター前ヒットを1本打ちましたが、その前にど真ん中のホームランボールをミスショットしてキャッチャーフライを打ち上げてしまったのを楽天小関選手がエラーしてくれ、打ち直しての1本でした。予定では5日から1軍昇格だそうですので、1軍の試合に出ながら調子を取り戻していく事になるのではないでしょうか。戻ってすぐに結果を出せなくても、こういう状況ですのであまり厳しいことを言わないであげたいものです。

 もう一方の復帰組の荒波選手は筒香選手以上にブランクが長かったと思いますが、やはりまだまだバットの芯で捉えきれていない印象です。荒波選手の場合は復帰即スタメン起用なのかどうかわかりませんが、まだスタメンで起用しないのであればもう少しファームに残してバッティングの勘を取り戻させたほうがいいのでは?という気がします。

 その他の野手では西森選手が2安打を放った以外、めぼしい活躍をした選手は見当たりません。楽天の継投が1軍ばりに細かったのも難しさを生んだ一因かもしれませんが、ちょっと不甲斐ないなと思いました。

 楽天打線は、顔触れが豪華なのはもちろん、試合途中の選手交代も頻繁に行われました。途中から出てきて記憶にあるのが森山選手小斉選手中川選手ボウカー選手といった、こちらも1軍でよく見る選手や僕の選手名鑑に名前の無い新外国人選手が非常に多く、このあたりに今年の楽天の苦況ぶりが見て取れるなと思いました。途中出場の小斉選手は三嶋投手の甘い球を見逃さずライトスタンドにホームランを放ち、さすが1軍の選手といった所を見せてくれました。

 続いてベイスターズのリリーフ陣についてですが、6回から田中健二朗投手がマウンドに上がりました。ランナー無しでもセットポジションからのピッチングでしたが、今日の田中選手はなんだかものすごい気迫に満ちたピッチングで三者凡退に切って取りました。3人目のバッターの内角膝元にストレートをズバッと決めての奪三振は、何かこう初めて見るようなすさまじい勢いを感じました。何かあったのかもしれません。

 7回から須田投手が2イニングを投げました。あくまで印象に過ぎませんが、今日はいつもと比べて少し球が遅いように感じました。始めから2イニング投げるつもりで力をセーブして投げていたのかどうかわかりませんが、失点こそしていないものの、少し物足らなさみたいなものを感じるピッチングでした。

 楽天は6回からワンポイントで大塚投手が登板したのを皮切りに上園投手金刀投手ファンミル投手小山投手と総勢5人がリリーフしました。ファンミル投手は初めて見ましたが、一目見て「でかっ!」と声を上げてしまうほどの大きな背丈の選手です。選手名鑑に載っていないので帰ってからネットで調べましたが、なんと216センチもあるそうです。177センチの金刀投手と並んで立つと金刀投手が子供のように見えてしまうほどでしたし、バッターを相対すると、あの中村ノリ選手でさえバットに当てるのが精一杯という塩梅でした。よく高身長のピッチャーが投げる球を「2階から投げ下ろす」と言いますが、本当に2階から投げ下ろすかのようでした。このピッチャーは見ていて本当に面白いので来季も契約して欲しいです。

 最終回は小山投手がマウンドに上がりました。昨年まで楽天の1軍リリーフ陣で大黒柱の存在としてチームに物凄く大きな貢献してきた選手ですが、今年は1軍で思うような活躍ができず、ファームでも「今年で終わりだろうか」と感じてしまうような精彩を欠いたピッチングを続けていましたが、今日は本当に良かったと思います。スピードガンが無いので何が良かったのか伝えづらいですが、球が速くて落ちるボールのキレも見事でした。ベイスターズ打線は手も足も出ないといった具合でした。ぜひ1軍でもう一花咲かせてほしいと、他球団ファンではありますが、心から願わずにはいられません。

 今日は試合には負けてしまいました。負け試合を見るのは実に久しぶりな気がしますが、ただ、出てきた顔触れにビックネームが多かったのもありますし、楽天のファンミル投手やボウカー選手のような見ていて楽しめる選手も出てきましたので、満足度の高い試合だったと思います。

 今シーズンも残り僅かとなりましたが、悔いの残らぬよう、見られる試合はドンドン見に行こうと思います。

横浜1-3楽天

勝:古川

負:三嶋

S:小山

本:エバンス、小斉

以上