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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

2014年8月16日 ヤクルトvs横浜DeNA (横須賀) の感想

【観戦記】 対スワローズ

 今日の夕方頃は僕が住んでいる保土ヶ谷区の北部に結構な量の雨が降っておりましたので、これは野球は中止かなぁと半分諦める気でいたのですが、ネットで雨雲レーダーを見てみると横浜市の南部や三浦半島方面には雨雲が殆ど見当たりませんでして、ダメ元のつもりで出掛けてみました。すると、横浜市南区あたりから雨が無くなって、横須賀スタジアムに至っては大変素晴らしい好天に恵まれておりました。やっぱりものは試してみるべきだと改めて実感した次第です。

 そして、今日はお盆休みシーズンのせいもあってか球場が大変賑わっていました。試合終了後に発表された来場者数は1700人超えでしたので、もうちょっとで外野開放が必要になるレベルでした。駐車場からしてギリギリでしたし、いざ球場に入ってみると大混雑でいつものバックネット裏では席を確保することが出来ませんでした。なので実に久しぶりに1塁側の奥のほうまで出向き、そこから観戦する事にしました。

 座席が違うだけでこうも客層が違うものかという位、まるで違う国に来たかのような景色でした。子供が大勢いました。僕は子供は嫌いではないので良いですが、ホームベースから遠いのは僕向きではありません。なので、今日はちょっと集中力を欠きながらの観戦になりました。

 それでは今日のスターティングオーダーです。

 ベイスターズが1軍の開幕投手を務めた三嶋投手、ヤクルトが「バカボン」こと七條投手です。

 まずは三嶋投手ですが、6回を投げて被安打6の1失点でした。数字を見る限りではまんざら悪いものではありませんが、終始ボール先行のピッチングで無駄に球数を浪費している印象でした。

 今シーズン不調に陥った原因はカーブを習得しようとしてフォームを崩したからと言われていますが、それによって失われた球速はかなり回復されているような気はしました。いかんせんスピードガンがないので詳しい数字はわかりませんが、数カ月前にジャイアンツ球場で見た時よりも速くなった印象です。

 それほど手強いバッターがいないヤクルト打線ではありましたが、そんなにまともに捉えられた打球が多くはありませんでしたので、もう少しコントロールを向上させて球数を制限できるようになれば、その分イニング数も伸ばせて1軍復帰にも近づけるのではないでしょうか。順調なら年内復帰もあるのではないでしょうか。

 一方のヤクルト七條投手は、一時期1軍で活躍していた頃の輝きが完全に失われて見るも無残な姿になってしまいました。5回途中6失点KOでホームランも2本打たれましたし、長打もたくさん打たれました。何が悪いかといえば全部悪いとしか言いようがありません。故障でも抱えているなら仕方ないですが、それもなしにこの状態だとすれば、かなり厳しいんじゃないでしょうか。

 ベイスターズ打線は嶺井選手を除く他の選手はおおむね良好です。特に好調だったのが乙坂選手で、猛打賞3安打1本塁打三塁打二塁打であわやサイクルヒットの大活躍です。打った当たりはいずれも弾道の低いライナー性で、惚れ惚れするような当たりの連続でした。一刻も早く1軍に上げていただきたいと思います。その他は皆さんまんべんなく、たぶんヒットが無かった飛雄馬選手も外野にあわや柵超えの犠牲フライを1本出して結果を残しました。途中出場組ではDHのつる岡選手が本塁打を放ち、赤堀選手はランナー満塁の場面でセンター前にキレイなライナーヒットで2打点を稼ぎました。

 個別の打者では期待のルーキー関根選手のフォームに注目して見てみました。いつもと違う角度から見ていて気付いたこととして、足の使い方が変わっているのに気付きました。確か入団した頃は右足を少し上げていたと思いますが、今は上げずにノーステップに近い形で打つようにしているようです。とても幅広のがに股ステップで、在りし日のスレッジ選手のようなバッティングフォームだなと感じました。どことなくタイミングを取るのに苦労しているようにも見えました。あの変更が良いことなのか悪いことなのかプロのみぞわかる領域なのでしょうが、僕はどうにも好きになれません。

 守りで一つ取り上げておきたい事として、9回表の1イニングのみですが金城選手がファーストの守備につきました。試合前の練習でファーストに就いているのを見たことは以前に一度だけありましたが、実戦を見たのは今日が初めてです。イニング間のキャッチボールでいつも以上に張り切っていたのが見て取れましたが、キャッチングの際に足をベースから離すのが少し早いのでヒヤヒヤしました。誰のものかはわかりませんが、きちんとファーストミットを使って守備につき、インプレー中は送球をひとつ無難に捕球しました。

 1軍でファーストの守備につく事があるのかどうかわかりませんが、一応ご報告しておきます。

 ヤクルト打線の印象はおしなべて激薄なのですが、しいてあげれば岩村選手が不甲斐ないと感じた所でしょうか。一応ベテラン扱いの選手ですが、僕よりも年下なのにあの衰えっぷりは、ある意味僕の心をも傷めつけるものです。まるで自分まで衰えてしまった気がしてしまうからです。若くして成績が下降線をたどる名打者といえば鈴木尚典選手が思い起こされますが、岩村選手にはもう一度体づくりからやり直して頂きたいと思います。

 ベイスターズのリリーフ陣は7回小林太投手、8回大原投手が登板してそれぞれ三者凡退で抑えました。特に小林太志投手は下位打線ではありましたが三者三振の圧巻のピッチングを見せつけました。戦力構想云々のしがらみが無いならそろそろ1軍に上げて欲しいと思います。大原投手も問題ないのではないでしょうか。

 9回はソーサ投手。ものの見事に試合を長引かせてくれました。途中サードに就いた渡邊雄貴選手の送球エラーもありましたが、1イニングを5失点してしまいました。途中のエラーが有ったので自責点は多くても3くらいだとは思いますが、いずれにせよコントロールが悪く、そしてよく打たれました。球の速さは相変わらず素晴らしいのですが、色々咬み合わないようです。

 ヤクルトのリリーフ陣は、5回途中から出てきた山本斉投手もピリッとせずに7回まで投げて6失点してしまいました。特に7回は打者一巡の猛攻を受け、つる岡選手から1イニング2三振を奪う妙な展開になりました。8回に登板した大場投手は僕のご当地選手なので敵チームながら期待したい1人ですが、まずまずのピッチングを見せてくれました。

 変に間延びしてしまった感のある今日の試合でしたが、勝ったことを素直に喜び、乙坂選手の活躍に大きく喜び、今日の感想とさせていただきます。

                    ■

 追伸的に一言どうしても書きたかったことがあるので書きますが、今日の試合中に2歳から3歳くらいの男の子に話しかけられたのが物凄く嬉しかったのです。イニング間に手持ちのタブレット端末で1軍の試合経過を見ていて、ふと気付いたらその子が僕の背後で興味深げに見入っているのに気付き、せっかくだから触らせてあげました。

 小さな子の割にとても慎重におっかなびっくりなので、どうせなら子供にわかりやすいように妖怪ウォッチの公式サイトを見せてあげたのですが、どうやらその子的には妖怪ウォッチより野球の方が良いらしく、そこでの反応はイマイチで一旦元の場に戻っていったのです。

 その後しばらくして、今度は僕が手持ちの野球名鑑のヤクルト投手陣の陣容を見ていたら、再びその子が近付いてきて、今度は小声ながら「みーせて!」と声をかけてくれましたので、嬉しくなって一緒に見ることにしました。ほとんど喋らずに黙々と見入っていました。

 そんな感じのやりとりを何度か繰り返して、今日の試合観戦を終えました。

 僕は以前から子供に気安く声をかけられる人なのですけど、あんな小さな子供に興味深げに野球の情報を求められたら、本当に嬉しい限りでした。お父さんお母さんは恐縮しきりといった表情をされていましたが、たぶん僕もノリノリなのはお感じいただけたと思います。妙にカープの事に詳しかったので、お父さんがベイファンでお母さんがカープファンなのだろうなと推察しましたが、将来どちらを応援するようになるか、今から楽しみなお子さんとの出会いの一幕でした。

 というわけで今日は僕的にはほのぼのな一日でした。

ヤクルト6-12横浜

勝:三嶋

負:七條

本:乙坂、つる岡

以上