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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

志半ばで去っていった選手について

思い出系

 今日はベイスターズのファーム好きとして2つ、良い出来事がありました。

 まずは長崎で行われたフレッシュオールスターです。

 打っては関根選手が猛打賞をマークし、投げては柿田投手が2回をパーフェクトに抑えました。今日はやや打者優勢の試合でしたが、その中で完璧なピッチングを見せた柿田投手については、衛星放送スカイAの番組中で解説の掛布さんが大絶賛をしていました。

 柿田投手はオールスター明けにも1軍昇格のチャンスが有るだろうという話も中継の中でされていましたが、課題はスタミナ面でしょうか。ファームの試合で完投するくらい長いイニングを放れるようでないと、より精神的肉体的にハードな1軍のマウンドで責任投球回数をこなすのは厳しいと思います。ですが、それも時間の問題でしょうから、1軍のマウンドで躍動する柿田投手を一刻も早く見てみたいという気持ちが強いです。

 そしてもう一つの嬉しい出来事がこの記事です。

戦力外から球宴へ。楽天・福山博之の奇想天外すぎる野球人生

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140717-00010003-sportiva-base#!bgQrXX

 この記事には2つの意味があります。

 ひとつは純粋に福山投手の活躍を嬉しく思う所です。今はもう楽天の選手ですが、元はベイスターズがドラフトで獲得した選手です。中畑ベイスターズの一期生でもあります。それが、この記事中にもあるように思うようなチャンスを貰えないまま、戦力外通告を受けて志半ばで去っていっていく事になった選手です。

 楽天の優秀な指導者の方々のお力添えが今日の活躍に至る大きな原動力であることは間違いありませんが、これだけの好素材をわずか2年で見切ってしまった事は、ベイスターズにとって大きな損失でもあります。

 僕はベイスターズのファームに注目するようになってから10年くらいが経ちますが、この福山投手のように「もっとやれるのでは?」という投手が満足なチャンスを貰えないまま志半ばで去っていくのを、何度となく見てきました。そこの部分は今回深堀りするつもりはありませんが、福山投手にはこれからもっと活躍してベイスターズの首脳陣を悔しがらせてもらいたいです。

 そしてもう一つの意味とは、この記事の著者が元ベイスターズの高森選手だからです。

 高森選手の現役中は期待の長距離砲として他球団ファンの間からも注目されていた時期があったほどです。筒香選手のルーキーの頃などは、湘南シーレックスのスターティングオーダーが1番梶谷2番北川3番北4番筒香5番高森という、強くて萌える、今まで見てきた中で最も自分好みのオーダーでした。

 結局1軍の野手陣の層が比較的厚かったことや守備力に不安を抱えていた事、そして統一球にアジャストできずに数字を落としたことなどもあってついに2012年限りで戦力外通告となってしまいましたが、最後の最後まで横須賀スタジアムのファンに盛大に愛された選手でした。

 その高森選手は引退後、あろうことかタレントに転身すると発表しました。

DeNA退団の高森 タレント転身!「ぐっさんが目標」

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/01/06/kiji/K20130106004919460.html

 なんと言いましょうか、ファンイベントなどではモノマネを披露したりしてタレント力を見せつけていましたが、さすがにこの知名度で芸能界は苦しいのでは?という嫌なイメージしか湧いてきませんでした。格闘家に転身して人生を彷徨った古木選手のようになってしまうのでは?とか、色々な、だいたいにおいて悪い未来しか思い浮かびませんでした。

 それが一体どういう風の吹き回しなのか、1年ほど前にいきなりスポーツナビだったかスポルティーバで記事を発表したかと思えば、このように元選手ならではの視点で非常に素晴らしい記事を書いてヤフーのトップニュースを飾るようにまでなったのですから、これはもう本当に喜ばしい事です。

 タレントになって食うや食わずの落ちぶれた暮らしになっているのを想像していただけに、本当にホッとしたのです。

 高森選手は現役の頃から頭の良さみたいなものを随所に感じさせてはいましたが、僕ごときが偉そうに論評するのがおこがましいと感じさせるほど、じっくり読ませる文章を書いています。人知れず努力を重ねてきたのでしょうが、よくぞここまで書けるように進歩したと、大変嬉しく感じています。

 今は出版不況で物書きという職業も大変だろうとは思いますが、高森選手も福山選手に負けないように、第二の人生で大ブレイクして欲しいと願っております。

                      ■

 何年か前の横須賀スタジアムの試合で、当時まだベイスターズのスタジアムDJとして活躍していたケチャップさんがスタンドにいる土居龍太郎元選手を見つけて、試合の合間に紹介してくれた事がありました。

 土居龍太郎選手はベイスターズからロッテに移籍したものの、その後はプライベートでゴタゴタなどもあって成績も振るわず、やがて戦力外通告を受け、その頃は不動産関係の仕事に就いていると言っていました。

 プロ野球選手というのは僕にとってはいつまでも雲の上の人なのですが、そうは言っても引退した後は雲の下に降りてこられるのだなぁと、土居龍太郎選手や高森選手の事をふと考えたのです。

 みんながみんなプロ野球で大活躍できるわけではありませんが、せっかく愛するベイスターズのユニフォームに袖を通した人達なのだから、素晴らしい人生を送って欲しいものだなと願わずにはいられません。

以上