ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

僕は若返りという言葉が嫌いだ

 

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 村田修一選手がどうやら引退するらしい、というこのニュース。

 

 まだ事実だと認めたくないのが正直な所ですが、事実だとすれば本当に残念で無念で仕方ありません。

 

 今年の春先に足を軽く痛めた以外はおおむね健康状態に問題がなく、技術面も衰えが見られないのは皆様も先刻ご承知おきの事と思います。

 実績もあるそういった選手がユニフォームを脱がざるを得なくなっている事が、ただただ腹立たしいと感じています。

 

 

 僕は思うに、村田修一選手が最後のプレーをするのに最もふさわしい球団は、我らがベイスターズ以外に無かったのではないでしょうか。

 

 ラミレス監督は12球団でも代打の起用数がとりわけ多い監督であるから、実績があって顔で勝負できるバッターが居るに越したことはありません。

 ラミレス監督がたまにしか代打を出さない監督なら中川大志選手を1人ベンチに置いておくだけでも良かったのかもしれませんが、1イニングに2人も3人も代打を使うことだってあるのがラミレス監督なのですから、代打の切り札として、かつてベイスターズの4番を張った村田修一選手が居てくれれば、どんなにか心強かったでしょうか。

 

 また、ベイスターズのクリーンナップ3人はいずれも故障に強いとは言い難く、今季も既にロペス選手と筒香選手が数試合から十数試合欠場したのは記憶に新しい所ですし、今季チームで唯一全試合でスタメンを張っている宮崎選手とて、プロ入り以来シーズン最多出場数は去年の128試合であります。

 ですから、クリーンナップに穴が空いた時に起用する候補としても村田修一選手を獲得する必要が大いにあったと言えるでしょう。

 

 

 

 参考事例として取り上げたいのがカープ新井貴浩選手です。

 

 

 新井貴浩選手がFA宣言をして阪神に移籍した時の一連の騒動により新井貴浩選手に恨みにも近い思いを抱いたカープファンも少なくなかったと聞きますが、それでもカープ球団とカープファンは彼の出戻りを許容し、そして彼もその恩に報いる大活躍を果たしました。

 

 その新井貴浩選手の阪神最終年の成績は94試合に出場して打率.244に3本塁打31打点。カープへの出戻りを決意した時の年齢は37歳でありました。

 

 それに対して村田修一選手の昨年の成績は118試合に出場して打率.262に14本塁打58打点で、現在37歳であります。

 

 

 であるから、新井選手の事例と比較すると、年齢とファンの心情はほぼ同じであると見なせるでしょうし、そして何より成績面は村田選手のほうが大きく上回っているのがわかると思います。

 

 

 ベイスターズのチーム事情を踏まえても、他球団が出戻りを受け入れた直近例と比較しても、なぜベイスターズが、高田GMが彼を獲らなかったのか、全く理解不能であると、そのように意見表明する次第であります。

 

 

 

                ■

 

 優勝から遠ざかっているチームほど「若返り」を叫びたがるものだと、僕は考えています。

 

 

 そして、「若返り」の為だとして脂の乗った選手を他球団に放出して、自らは実績も実力もおぼつかない選手でアップアップになりながらリーグの下位の方をさまよい続けるというのがお決まりのパターンであります。

 

 もちろん、「若返り」の成功例が無いわけではありません。ベイスターズが1993年オフに行った大粛清でチームの顔ぶれが大幅に刷新された事が5年後の優勝に繋がったという意見は非常に多くあります。

 

 ですが、成功例が1つか2つくらいあるからといって、その他大多数の失敗例を無視して良いとは言えないのではないでしょうか。

 

 ベイスターズでも1993年の事例に続けとばかりに21世紀に入ってから何度となく「若返り」をやりましたけれども、それによってチームが強くなったとは誰も評価していないのであります。

 最近ようやくクライマックスシリーズに出場出来るようになりましたが、その要因が若返りだとはどの解説者も口にしておりません。

 

 

 ベイスターズは昨年オフに久保康友選手を放出しました。

 

 昨シーズンの久保選手は7試合に先発して4勝2敗で防御率5.35であります。1シーズンフルに先発ローテを守り続けてもらおうと考えるには厳しい実績でしょうが、先発の頭数に事欠いた時に助けてくれる存在としてであれば、特に今シーズンの台所事情が厳しいだけに、必要だったと言えるのではないでしょうか。

 

 他球団を見渡してみても、1年や2年振るわなくても戦力外にせずにユニフォームを着続けているベテランピッチャーはチームに何人かいるもので、そういった選手がチームの危機を救う場面も起きています。

 セリーグだけで見てもカープの永川選手、阪神の能見選手、巨人の内海選手、中日の山井選手や岩瀬選手、そして松坂選手、ヤクルトは近藤選手といったあたりが、不振の年でもクビにならずにユニフォームに袖を通し続けた結果、今季チームに無くてはならない存在として活躍しています。

 

 チームの日本人投手最年長が33歳なんていうのは本当にベイスターズくらいのもので、そうやって若い選手ばかり集めた結果が今季のような不安定極まる有様なのですから、ベテランを大事にしなかったツケがここに集中しているのではと、指摘しないわけにはまいりません。

 

 

                ■

 

 

 要するにバランスが重要なのであります。

 

 

 「若返りだ!」といってまだ働けるベテランを排除して若い選手ばかり集めてもダメですし、かといってベテランばかり残してもダメなのです。

 

 そして、そのバランスが悪い時には、トレードであったり、または村田修一選手のような浪人中の選手を獲得して人為的にバランスを改善させる事が必要なのではないでしょうか。

 

 その点においては昨シーズン最下位から見事にV字回復を果たしたヤクルトがオリックスから坂口選手や近藤選手を獲得して活躍させたりしている事例が非常に良い事例だと思いますから、ぜひ見習って頂きたいと思います。

 

 

 今シーズンの補強期限は昨日で終了となりましたから、あとは来季以降における課題という事にはなりますが、一言感想を述べておきたいと思います。

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレードの感想は、慎重に言葉を選んで述べましょう

 

 

 高城選手と白崎選手がオリックスへトレードされる件については、他のベイスターズファンの皆様と同じように、僕もとても驚きました。

 昨日久しぶりに見に行ったファームの試合で頑張ってプレーしていた白崎選手なのに、そのたった24時間後にこのニュースですから、驚かないわけがありません。

 

 

 ただ、色々と考えて、この度のトレードに対する論評は暫くの間は避けようと思います。

 

 

 なぜなら、高城選手にも白崎選手にも非常に多くのファンがいる筈で、その両選手を心から応援していたファンの皆様は今頃とても心をすり減らしておられるだろうし、そこへ来て安易な論評をするのは、それこそ傷口に塩を塗り込むことになりはしないかと、僕なりの制御装置が働いたという感じでしょうか。

 

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 僕には今の所「この選手を特に贔屓してる!」という人は居ないのですが、かつては皆さんと同じように特に贔屓にしている選手が何人もいましたし、そして、そういった選手がトレードに出されたり戦力外通告をされたりしてベイスターズから去っていってしまう経験も数多くしてきましたので、高城選手や白崎選手のファンの皆さんの現在の心境がいかほどのものであるか、十分想像できる所です。

 

 フラストレーションが頂点に達している人もいるだろうし、逆に深く深く落ち込んでいる人もいるだろうと思います。

 

 だからこそ、この両名を特別贔屓しているわけではない人達は普通、贔屓してる人達の視界に入るような場所では言葉を選ぶものだと思います。

 傷口に塩を塗る事が無いように、気を遣うからです。

 

                ■

 

 ですが、ネットの世界は割とそういう、視界に入ってしまうような場所で配慮に欠けた言動をしてしまうような事が往々にしてあって、これは現在の自分自身についても当てはまる事ですけれども、だからこそ、自分に言い聞かせる意味も含め、どうかみんなで気をつけようではありませせんかと、申し上げる次第です。

 

 自分自身では客観的とかクールな切り口で感想を述べているつもりでも、数時間前に一報を聞いて動揺している両選手のファンからすれば、それがとても冷淡で心無い言葉に見えてしまうものです。

 

 だからこそ、こういう時期にはなるべく慎重に言葉を選んで感想を述べるべきだと僕は考えます。

 

 

 とにかく驚かされましたけれども、オリックスへ旅立つ両選手が素晴らしいプロ野球選手生活を送れるよう、心からお祈りしたいと思います。

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

2018年7月08日 埼玉西武vs横浜DeNA (平塚) の感想

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 皆様ご無沙汰をしております。いつの間にか山梨県民になっていた僕です。

 

 ちょっと身の上話みたいな事をしますが、僕の身の回りで次々と人が死んだり、飼っていたペットのうさぎさんも死んだり、不運としか言いようがない理由で警察に捕まったり(任意同行)と、いくら鍛え抜かれたメンタルの持ち主たる僕でも気が滅入る出来事が4月5月6月と続いておりまして、これは、世が世ならば大仏の一つも建立しなくてはいけない位にまで精神的に追い詰められまして、さすがに大仏建立は無理なので、田舎暮らしする事に決めた、という次第です。

 

 山梨というと皆さんとても遠い場所というイメージを持たれるようですが、実はそれほどでもなく、今日の平塚球場で13時プレイボールの試合を見る為に10時半に家を出て、12時には平塚球場で駐車場探しをしていた位の、そんなに所要時間のかからない比較的近い、程々に田舎の場所であります。

 

 毎朝の通勤通学で片道一時間半費やしている方も少なくないと思いますが、そういう感覚で今日の試合を見に行っていますので、これからもこんな調子でボチボチと観戦記を続けていきたいと考えております。

 

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 さて、本日の先発ピッチャーはベイスターズが浜口選手、西武は川越選手です。

 浜口選手は先日の一軍の試合で怒涛の勢いで押し出しフォアボールを連発したのが記憶に新しい所ですが、対する西武の川越選手も同じ方向性においてかなりのツワモノで、確かルーキーの年に横須賀スタジアムで凄まじい勢いでフォアボールを連発してえらいことになったのを記憶しております。

 

 ですから今日は悪い意味で長い試合になるかもなぁと、ある種の覚悟を決めて観戦に臨みました。

 

 

 まずはベイスターズ浜口選手ですが、初回からストライクゾーンの外側に向けてMAX148キロのストレートをビシビシと投げ込む、実に彼らしいワイルドなピッチングです。

 ただ、あれだけボール先行ボール先行で行きながら、不思議とバッターが手を出してくれ、なんだかんだで6回を被安打1の無失点で切り抜けました。この数字だけを見れば、さすが去年一軍で二桁勝利したピッチャーなだけに格が違うなと喜べる筈なのですが、果たして如何なものでしょうか。

 僕は思うに、ファームのバッターは一軍と比べて少々のボール球でも手を出してくる傾向が強いように思います。それは技術の未熟さもさることながら、首脳陣にアピールするためには何より打たなければならないというファーム特有の事情も大いに関係してくるのではないでしょうか。

 ですから、首脳陣にアピールするためにボール球でも積極的に手を出してきた西武打線に救われて運良くこの数字を出せた、と見るのが、僕のジャッジという事です。

 

 ただやはりあの浜口選手のストレートは各バッターともまともに前に強い打球を飛ばせていませんでしたので、ここはさすが二桁ピッチャーだと、素直に感服した事も付け加えておきます。

 

 

 一方の西武先発の川越選手は3回を投げて無失点で勝ち負けは付きませんでした。記録としての四死球は4つで、多いといえば多いですが、これで済んで良かったと見るべきでしょうか。

 川越選手は浜口選手と同じ左投げで今日の球速は143キロくらいしか出ておりませんで、恐らく制球を気にしなければもっと速いボールを投げられるのでしょうが、現状は球速も制球もどっちつかずになっている気がします。

 この制球難でベイスターズ打線が的を絞りきれずに結果オーライで無失点という感じでしょうか。

 

 

 次に打線について。

 

 今日のゲームスコアを先に書いてしまうとベイスターズが2-0で勝利したわけですが、そのうち先制点は相手のエラーでランナーが生還したというもので、チーム全体で4安打でマルチヒットを記録した選手は皆無であります。

 

 ですので誰が良かったという話はし辛いのですが、あえて言えばレフト線に2ベースを打って先制のホームを踏んだ青柳選手でしょうか。

 僕がまだそこそこ球場に足を運んでいた今年の春先の青柳選手は完全に細川選手に出番を奪われて控え要員のたまにしか見られないレアキャラ的な状態に留まっていたのですが、ここ最近はスタメンで起用される試合も増えてきて、持ち味のバッティングもきちんとピッチャーと勝負できていると感じました。

 レフトへの2ベースもありましたし、ライトポール際に風で押し込まれてファウルになってしまったホームラン性の打球もありましたし、調子の良い時の飛距離が出てくるようになったなと、好意的に感じました。

 もうちょっと確実性を上げて一軍に呼ばれるようになってもらいたいものです。

 

 

 現在ベイスターズには入団3年以上になる育成選手が4名おります。網谷選手、山本武白志選手、田村選手、そしてキャッチャーの亀井選手です。

 このうち前3名はいずれも今季3年目でルーキーのときから着実な進化が伺えるのですが、亀井選手はどうも、ルーキーの頃から体付きがほとんど成長しておらずに、プロのキャッチャーとしてはいささか心もとない細身の体格のまま4年目を迎えてしまっております。

 打つ方でもその非力さがモロに出ていて、今日途中出場で1打席立ったのを見て、ちょっとこれでは当てるだけだなと、残念に感じた次第です。

 

 高卒入団の選手は体格が未成熟なのが当たり前で、そこからしっかりとした食事とたゆまぬトレーニングの積み重ねによって身体を大きくしていかなければなりません。それが必要だから大卒や社会人卒の選手と比べて多少長い年数を契約してもらえているのだと思うのですが、そのせっかくのトレーニング期間を、あんまり活かせていなかったのではないでしょうか。

 

 それが僕は、ただただ残念でならないと、今日の亀井選手を見て思いました。

 

 

 西武打線もベイスターズ打線と似たり寄ったりの散発3安打でマルチヒットを記録した選手は無く、山賊らしさがありませんでした。メンバー的にもいつもと比べると若干中距離型に偏ったメンバー編成になっていて、いつものような迫力はありませんでした。

 呉選手や永江選手のような、数年前まで1軍のショートのレギュラーを虎視眈々と伺っていたような選手が源田選手の出現によって方向転換を迫られだいぶ苦労している、そんな悲哀を見た気がしました。

 

 

 

 次にリリーフについて。

 

 

 ベイスターズは7回進藤選手、8回武藤選手、9回田村選手の右投げ3人衆が揃って1イニングづつです。アメリカ帰りの中後選手が登場するのではと期待していたのですが、残念ながら登板はありませんでした。

 

 その中で田村選手について触れますが、今年の田村選手は本当に申し分がありません。球速はスピードガン表示が無かったので正確な所はわかりませんが、恐らく140キロ代後半のストレートがコーナーの隅を付き、そして120キロ代のスライダーとおぼしき横の変化球でもしっかりカウントを稼ぎ、淡々と三者凡退に切って取りました。

 現在のベイスターズ1軍の勝ちパターン以外の右のリリーフ陣は三嶋選手が7回のセットアッパー役に昇格したのもあってか、やや疲れの見える三上選手、それに国吉選手や加賀選手といった所で、田村選手の割って入る隙は十分あるように思います。

 彼はまだ育成選手ですので支配下登録を経なければ1軍昇格もあり得ない訳ですが、枠の都合さえつくのであれば、僕は今すぐにでも支配下登録をするべきなのではと、そのように考えています。

 

 

 西武のリリーフは4回と5回豊田選手、6回と7回に相内選手、8回に高橋光成選手という継投です。なかなか豪華な顔ぶれが揃いました。

 

 その中では本日の敗戦投手になってしまった相内選手について。ベイスターズに許した先制点は相内選手の3塁への悪送球で2塁ランナーが生還してしまったというもので、この引き締まった試合を一人で壊してしまったと言えましょうか。

 チーム方針なのかリリーフで投げるためのコンパクトな投球フォームをしていて、球速は少し物足らない感じのある140キロ代前半で、彼の長所が色々と削り取られてしまったような、とても数字以外も含め、残念な面が目立ちました。

 入団以来いくつものトラブルを起こして悪い意味で注目を集めることも多く、本来の才能も発揮できているとは言えず、本人自身が大きく変わらなければいけないなと思いました。

 

 

                ■

 

 およそ1ヶ月半ぶりの野球観戦になりました。ここ2ヶ月くらいテレビ観戦もままならない状況でしたので、ようやく僕の日々に平穏とか、楽しみとか、そういうものが取り戻せつつあるのを実感しました。

 

 テレビで見る野球も良いですが、やはり球場で見るのが一番だと改めて感じましたので、保土ヶ谷に住んでいた時のようなペースは無理としても、これからもちょこちょこ球場に足を運び続けたいと思います。

 

 

埼玉西武0-2横浜DeNA

勝:浜口

敗:相内

観客数:僕の推定で3000人くらい

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年5月25日 日本ハムvs横浜DeNA (横須賀) の感想

 

 

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 ご無沙汰をしております。近頃の僕は、たびたび警察の職務質問を受けたり毒虫に背中を数十箇所刺されたりしながら、元気いっぱいに生きております。誰も心配していないとは思いますが、どうか心配して下さい。

 

 さて、今日は久しぶりに聖地横須賀スタジアムに行ってまいりました。

 

 ちょうど1ヶ月前に珍しく横浜スタジアムの1軍の試合を見に行きました所、絶賛4連勝中の京山選手が僕のせいでプロ入り初敗北を喫してしまったという事で、その責任を深く痛感し、自らに1ヶ月の謹慎処分を下したのであります。

 この潔さをぜひ日大アメフト部の前監督にも教えて差し上げたい(受講料10万円/日)次第であります。

 

 ご連絡お待ちしております。

 

 

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 本日の先発ピッチャーはベイスターズバリオス選手、日本ハムは大卒3年目の吉田選手の両先発です。

 そろそろゴールデンルーキー清宮選手が鎌ヶ谷方面に合流するんじゃないかと密かに期待しておったのですが、今日は埼玉県で山賊を相手に戦っておられたそうで、お目にかかれずに残念でした。

 

 

 さて、まずはベイスターズ先発バリオス選手ですが、6回途中まで投げて3失点で勝ち投手となりました。

 初回から148キロの速球を低めにビシビシ投げ込んで体調が良さそうな感じを受けましたが、微妙にストライクゾーンから外れるボールが少なくなかったようで、多少ボール先行気味で球数を費やしてしまいました。

 被安打3ですし、そのうち芯を食った強い打球も1つか2つくらいで内容は決して悪いものでは無かったと思うのですが、当り損ないのボテボテのゴロが内野安打じゃないの?と思う記録エラーとなって出塁を許したり、バッテリーエラーがあったりで不運も重なりました。

 

 昨年プレーしていたBCリーグの富山サンダーバーズでも長いイニングは投げていなかったようですからそのあたりの課題が依然として残されているのもありますし、ソフトバンク時代はリリーフで結果を残していたのもありますので、僕の印象としてはリリーフの方が良いのでは?と思ったりもしています。

 

 

 日本ハムの吉田選手は5回を投げて7失点で負け投手となりました。

 コントロールに相当苦しんでいましたし、球速も140キロを若干超える程度でそれほど速くもなく、決め球という決め球も目につかずで、かなり苦労しているようでした。

 個人的に気の毒だと思ったのは内野のポジショニングで、左バッターを相手にしているのに一二塁間がガラ空きで、そこに本来ならイージーセカンドゴロで済むような打球を転がされてライト前ヒットになったり、それに似たような状況は他にも数回見られ、そこはもう少しベンチや内野手で考えてあげないと気の毒では?とも思いました。

 

 去年は一軍で投げていたようですので、なにかきっかけを掴めば大きく変わる人なのかもしれないなとは思いましたね。

 

 

 

 次に野手について。

 

 ベイスターズの個別の選手評にふれる前に一つ感じたことがあって、1ヶ月前に見た時と比べるとどの選手も走塁に積極的になっていると感じました。

 具体的には、ノーアウトで1塁ランナーに佐野選手という場面。ピッチャーが投げた球をキャッチャーが取り損ねて手前にこぼしたと見るやいなや、佐野選手が果敢に二塁を陥れるという、これまでには無かったスキの無い走塁があり、とても印象に残りました。

 佐野選手は足が武器というタイプで無いのは皆さんもよくご存知だと思いますが、そういう選手でも常に一つ前の塁を狙う意識があるというのは非常に良い進歩だと感じました。

 もちろんこれ以外にもチームとしての意識を感じさせる場面が複数回ありましたので、これはぜひお伝えしておかねばと思った次第です。

 

 今日出場した野手の中で調子が良さそうだと感じたのは関根選手と楠本選手です。

 

 楠本選手は5打席立ってそのうち4打席で打球を外野に飛ばし、2安打1犠飛とチームに大きく貢献しました。

 春の頃から見ていて鈴木尚典さんを彷彿とさせるような天才バッターだと感銘を受けていましたが、春先の打棒が決してフロックではなかったと、改めて感じました。

 一軍の試合で走塁ミスというか緩慢プレーで懲罰降格の憂き目にあったわけですが、そろそろ懲罰を解いてあげてもよいのではないでしょうか。

 

 関根選手は5打席立って2安打と1四球でこちらもチームに大きく貢献しました。最後の打席の空振り三振は多少大きいのを打とうとして荒っぽいスイングになっていたような感じも受けましたが、それ以外は本当にケチのつけようがありませんでした。

 関根選手が走攻守三拍子揃った好選手なのはいまさら言うまでもないのですが、走塁でややアグレッシヴ過ぎる所が入団時からあって、今日も第一打席の2ベースで、本来ならシングルヒットの打球で暴走気味に二塁を狙って、日本ハムの送球が乱れて運良くセーフとなりました。

 初回の先頭バッターという状況を考えると、ああいう結果オーライの走塁をいつまでも続けるのは、果たしていかがなものだろうかと、そこが関根選手に求めたい所であります。

 

 

 一時期は1軍のムードメーカーとして居場所を獲得したかに見えた飛雄馬選手ですが、もうここ2年位ほとんど2軍暮らしを続けています。

 その飛雄馬選手は本日3安打猛打賞でヒーローインタビューにも呼ばれてお話しをされていたのですが、入団1年目2年目の頃と比べると、どうも暗いなと、心配に感じました。

 飛雄馬選手が崖っぷちに追い込まれた立場なのはなんとなく想像できるのですが、しかしだからといって試合中まで声が小さくなったりヒーローインタビューで暗くなったりというのは、本人の持ち味を失っているだけで、空元気でもいいから、それこそソフトバンクの松田選手のようになれと言いたいと思います。

 

 それともう一つ、今日はサードを守った飛雄馬選手ですが、1塁への送球が非常に不安定でした。

 初回先頭バッターが打ったイージーなサードゴロで投げるまでに多少もたついたかと思ったら投げた瞬間にフェンス直撃の大暴投とわかる悪送球でエラー。エラーがついていないものでも1塁にショートバウンドの危ない送球をしたり、本塁方向に逸れた送球をしたり、とても危なっかしかったです。

 途中から気になって投げるフォームから注目していたのですが、リリースポイントがバラバラでしたし、腕の回し方もオーバースローだったりスリークォーターだったりサイドスローだったり、本人に迷いがありそうな、そんな印象を受けました。

 

 試合後の暗い受け答え然り、精神面で彼を持ち上げてくれる何かが必要ではと感じました。

 

 

 日本ハムはDHで出場のベテラン実松選手が4打席立って2安打2四球で全出塁を果たしました。

 ただ、記録だけ見ると大変立派なのですが、2安打とも内野手が標準レベルの守備をしたら普通に内野ゴロで済んだ打球だったなぁと、まぁ、年の功でいいじゃないですか、という結論に達しました。

 去年暮れのテレビ番組の戦力外通告特番で見た時と比べて少し痩せて見えたのは、やはり選手としてプレーしているからなのでしょうか。

 

 

 次にリリーフについて。

 

 ベイスターズは6回途中から加賀選手、7回井納選手、8回パットン選手、9回は育成の田村選手という継投です。

 

 ラミレス監督が先発復帰を示唆したとかいう話もある井納選手は内野ゴロに2連続三振で見事三者凡退です。

 井納選手は以前からファームでたまに投げることがあるので見る機会もそこそこあったのですが、やはりファームでは役者が違うんですね。いつもバッターは手も足も出ないといった感じです。だから春の教育リーグで井納選手のピッチングを見て「今年は20勝も夢じゃない」などと思ってしまうのです。今日もそういう無敵モードでした。

 

 という事は1軍でいまいちだったのは技術的なものよりも精神的な部分が圧倒的に大きな原因と言えるんじゃないかと思いますので、先発かリリーフかで悩むと言うよりかは、いずれにせよ、彼が精神的に満ち満ちた状況を周りでお膳立てする事に重きを置いて欲しいと思うのでして、それにはやはり、リリーフで短いイニングを後先考えずにバッシバシ投げられる方が良いのではと、僕は考えます。

 

 最終回に投げた田村選手は今年二度目くらいに見たのですが、前回も今回も非常に良いと感じました。

 今日記憶している限りの最速は148キロで今春支配下登録された笠井選手と比べて多少落ちるのですが、その分コントロールが安定してきて、130キロ台の落ちるボールがビシッと決まって実に素晴らしいと感銘を受けました。

 ラミレス監督は先発ピッチャーを早めに降板させてリリーフを多用するスタイルですから、当然リリーフの頭数は多いほうが良いに越したことはありません。そういったチーム事情などを鑑みれば、念願の支配下登録もすぐそこまで来ているのでは?と、今日改めて思いました。

 

 

 日本ハムは6回からマウンドに上った左腕の高山選手がそのまま最後まで投げ抜きました。

 そんなに強い印象は残っていないのですが、球速はそれほど速くなく、多少高めに浮き始めた7回に3連打を浴びて1失点となりました。その3連打はいずれのバッターも大振りせずにコンパクトにセンター返しを心がける的な打ち方をしていて、バッターから見てボールがよく見えていたように感じました。

 特にこれといったクセというか個性を感じなかったのですが、ただ、フォアボールを連発して自滅するタイプでは無さそうですので、これからどうやってプロで生き抜いていくのか、その個性を作っていって欲しいと思います。

 

 

              ■

 

 

 野手も投手もすぐに1軍に送り込める状態の選手が何人もいて、非常に頼もしく感じました。

 パットン選手のように外国人枠の都合で渋々下に置かざるを得ない選手もいますし、関根選手や楠本選手や山下幸輝選手のように打撃好調で今すぐ1軍で使いたい選手もいます。

 長年に渡って「選手層が薄い」が合言葉となっていた我らがベイスターズにとって、まさに宿願が叶いつつある、そういう状況です。

 

 ファームチームとしても今日で4連勝となり、ホエールズからベイスターズに改称してからでは初となるイースタンリーグの優勝も現実のものとして視野に捉え始めています。

 

 まさに充実一途でありますので、皆様も是非、ファームチームの試合を見に横須賀スタジアムに足をお運び下さい。

 

 

横浜DeNA8-3日本ハム

勝:バリオス

敗:吉田

観客数:699名

 

 

 

以上

 

 

 

 

 

残念な来場者対策について

 

 ヤフートップに選ばれるほど話題のこのトピックについて、全く他人事でありませんので、言及したいと思います。

 

number.bunshun.jp

 この記事の中では鎌ヶ谷で選手に迷惑行為に及ぶ人物の話と転売目的でサインを何枚も貰おうとする人物の話が取り上げられていますが、僕は今回、前者の迷惑行為について言及したいと思います。

 

 我らがベイスターズではかつて、特に横浜スタジアムのベンチ付近の観客席から選手に向かって執拗に誹謗中傷を繰り返す輩がおりまして、そういった問題に対し内川選手や村田選手が球団に善処を求めたものの充分な対応が取られず、それが数年後に両選手がFA流出する遠因になったとも言われております。

 

 当時の横浜スタジアムは閑古鳥が鳴く有様で、とりわけベンチ付近である内野指定席ともなれば人間が手で数え切れるような観客数でしたので、その分誹謗中傷の声が選手の耳まで届きやすかったのです。だから選手が堪り兼ねるのも無理はありませんでした。

 

 ベイスターズでかつてそういった事があったからこそ、今回の件を全く見過ごせない出来事だと、強い憤りとともに感じ取ったのであります。

 

 

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 この鎌ヶ谷における迷惑行為に及ぶ来場者の問題については清宮選手が選手寮に入寮して以降から始まっていて、それを比較的早い時期から主に東スポさんが繰り返し取り上げておりましたが、残念ながら現時点まで解決に至っていない模様です。

 

 

 こういった迷惑行為を働く人への対処をする場合、20~30年前であれば暴力団街宣右翼などの反社会的勢力の手を借りよう等となっても不思議ではなかったわけですが、コンプライアンス遵守や反社会的勢力撲滅が強く叫ばれる昨今、そのような手段を講じる事は到底許されません。

 

 

 しかしながら、では警察がどうにかしてやっつけてくれるのかと思いきや、こういった迷惑行為を働く人たちというのは往々にして、警察が手出しの出来ないグレーゾーンを熟知した上で迷惑行為に及んでいるような側面もあって、だから何ヶ月にも渡って問題を長引かせざるを得なくなっているのだろうと推察致します。

 

 普通の人間はこういう迷惑行為に及ぶような人種と交わることが少ないか、皆無だと思います。だからなかなか想像しにくいのですが、僕はかつて「川崎国」などと揶揄された川崎市の南部で生まれ育った関係上、そういう性質の人種がいるのを体感的に理解しております。

 

 飲食店で出された食べ物にわざと髪の毛を入れて「髪の毛が入ってたぞ!」と騒ぎ立てて飲食代を無償にさせたり慰謝料を取ろうとしたりするような人が、実際にこの日本にもおりますし、恐らくそういう土壌にいる人達が、この鎌ヶ谷で暴れているんじゃないだろうかと想像できるのです。

 

 

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 球団としてはあまり事を荒立てたくないと考えるのは無理もありません。事を荒立ててマスコミ総出で報じるような事態になると、よく事情を知らない人達に好き勝手に言われて世論をコントローラブルにする恐れもありますし、「球団側にも責任の一端がある」みたいな論調にならないとも限りません。

 ですから現時点における日ハム球団の対応は、特に可もなく不可もなくといった所ではないでしょうか。

 

 

 そしてその上で必要だと思うのは、主としてファイターズファンから成る自警団のようなものではないかと、僕は考えたのです。

 

 

              ■

 

 東スポがかつて報じた所によれば、この迷惑行為に及ぶ人物の多くは未成年であって、さらに親権者にも事態に真摯に向き合おうという態度が見られないという事であって、現状において「キレイゴト」で問題を解決するのは無理なのではと、僕は見ています。

 

 ですから、球団とは資本的にも人的にも交流のない第三者のファイターズファンから成る自警団を立ち上げて、あくまで警察のご厄介にならない範囲において「目には目を」で抗していくのが良いのではないかと、ご提案を申し上げます。

 

 

 ここで僕が「警察のご厄介にならない」と書いたのにも理由があって、大雑把に言えば刑事罰に問われない範囲でやって下さいね、という事であります。

 

 もっと具体的に言えば、この迷惑行為に及ぶ輩の一部始終を動画に撮って、YouTubeで正義の告発をして頂いたり、また、動画や写真を手がかりに様々な情報を収集したり、さらにそこで得た情報を手がかりに、その迷惑行為に及ぶ人達の周辺の人達に取材を申し込んだりしてはいかがでしょうか。

 

 僕が言っているのはあくまで正義の告発であるとか、情報収集であるとか、取材活動をしてはどうかと言っているのであって、何も直接的に鎌ヶ谷で当事者たちと対峙しろとか、殴ったり蹴ったりしろとかといった警察のご厄介になりそうな事は絶対にダメなのであります。

 

 そうやって迷惑行為に及ぶ人物たちの周辺を固めてはどうかと、そう言いたいのです。

 

 

             ■

 

 ファンがチームを応援する方法は様々あって、試合を見に行って声援を送ったりグッズを購入したりするのがオーソドックスな手法ですけれども、それ以外にも練習を見に行ったり高価なカメラを携えて写真を撮ったりSNSでコメントを拡散したり、そういった中に「自警団を作って選手を守る」という手法があっても、決しておかしくないと思います。

 

 ただし、これは繰り返し何度も言うようですが、鎌ヶ谷で職員さんや選手たちが目の前にいる所でバチバチやるのはありがた迷惑になる可能性が高いですし、警察のご厄介になるのは論外となりますので、あくまで現代的な手法で、うまくやってはどうだろうかと、そのようにご提言申し上げた次第であります。

 

 そうやってチームとファンが共に手を携えて大団円を迎えられれば良いのではないでしょうか。

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PS 最後に付け加えると、民事上の係争になるかもしれませんけど、それは個々人の責任の範囲でやって下さいね(笑)

 

 

 

 

2018年4月21日 ヤクルトvs横浜DeNA (横須賀) の感想

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 およそ半月ぶりに球場に行ってきました。今年は仕事の都合もあって球場に行ける回数が減りますので、ファームプラス(ベイスターズ2軍のシーズンパスの意味)には加入せずに逐一チケットを購入するという方針で挑んでおります。

 それでも最終的にはビジターと非公式戦を含めればトータル20試合くらいにはなると思いますので、引き続きお付き合いを頂けますと幸いに存じます。

 

 

 さて、本日はチケットの券面にも印刷されておりますように、横須賀ガールズデイであります。ハマのギャルが見つめていることでおなじみの万永貴司監督率いる横須賀ベイスターズならではのイベントです。

 ガールズ(注:もちろん18歳以上)が大好きな中年おじさんことワタクシも、はるばる追浜まで馳せ参じたわけですが、このイベントが好評を博したのか、本日の横須賀スタジアムの入場券売り場が、まるでハマスタの前売りでもやっているのかと見紛うほどの大行列になって、チケットを買うのに1時間もかかる有様となりました。

 

 行列に並びながらこの盛況ぶりを写真にとって皆様にもブログでお見せしようかとも思ったのですが、あまりの人数ですから写真に他人様の顔がたくさん写り込んでご迷惑となる可能性が大であると、考え直しました。

 

 で、いざチケットを手に入れて場内に向かってみますと、これが全くの拍子抜けでして、いつもの土日のデーゲームとほとんど代わり映えのしない、外野開放しなくても済む程度の客入りでありました。

 あまりの行列ぶりに一時はツイッターのトレンドワードにもなっていたとの事でベイスターズファン界隈でも話題沸騰だったそうですが、この球場に十数年来通ってきた僕からしますと、毎年数回行われる横須賀カレーゲームの方がもっとお客さんが集まりますから!これくらいで驚いてる場合じゃないです!と申し上げたいと思います。

 

 要するに、ただチケットを売るスピードが遅過ぎたが為に大行列が発生してしまったという顛末でありまして、これは本日のイベントを挙行した球団関係者はオペレーションの不手際を大いに反省して頂かなければならないのでは?と、そのように結論づけたい僕であります。

 

 

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 本日のスタメンはご覧の通り。ベイスターズは一軍の開幕投手だった石田選手、ヤクルトは村田修一世代の館山選手という豪華な顔ぶれです。野手のスタメンも両チーム揃って一軍級を多数投入してきていますので、この横須賀ガールズデイに掛ける意気込みみたいなものを感じずにはいられません。

 

 

 まずはベイスターズ石田選手。今日は横須賀スタジアムのスピードガンがガールズデイのインスタばえを意識したのか妙に高い数字が連発し、石田選手は149キロや148キロのストレートをバンバン放り込みました。結局、この試合の最後まで、たぶん5~8キロは割り引いて見たほうが良いんじゃないかという感じであります。

 肝心のピッチングの方は、いわゆる「ボール先行」を連発しておりまして、とにかく変化球はストライクが入らず、ストレートは高めに浮き、挙げ句に1塁へ牽制球を放る時にボークを喫する悪循環でした。投球間隔のテンポもイマイチ締まらない感じで見ていてリズム感がなく、5回を投げて被安打6に与四球2で2失点の勝ち負けはつかずに終わりました。1軍定着を果たした入団2年目以降から考えると今日がワーストピッチだったのではと思います。

 今季は投げる度に状態が悪くなっていく一方のような気がします。昨年二桁勝利したピッチャー3人が故障で欠けてその分の穴埋めをしようと焦ってしまったのかもしれませんが、そこはもう少し落ち着きが欲しい所です。 

 

 ここで注釈。ここでひとつ考慮に入れなければならないのは、今日の女房役がルーキーの山本選手だったという事です。

 1軍で3戦3勝と素晴らしいデビューを飾った京山選手でさえも、その直前に登板したファームの開幕戦で山本選手とバッテリーを組んで5回4失点の負け投手になっていますので、山本選手の力量不足も考えてあげなければいけないと、そこは注釈を入れたいと思います。

 

 あと、ここが重要な点ですけれども、山本選手をディスるつもりは毛頭無くて、彼はまだ19歳のルーキーですから、経験力量がモノを言うキャッチャーの大役を何とか果たそうともがき苦しんでいる段階であります。

 ファームの投手成績というのはこういう状態のキャッチャーとバッテリーを組むことで出る数字も織り込まれておりますので、ただ防御率や被安打数といった字面だけをなぞるだけではない、深い部分を見て頂ければと思います。

 

 

 ヤクルトの館山選手は7回裏のマウンドにのぼって投球練習を終える所までいったものの、そこで急遽投手コーチとトレーナーをマウンドに呼んで一緒にベンチに帰ってしまい、そのまま降板となりました。何か怪我でもしていないと良いのですが、心配になる降板シーンでした。

 それまでの投球は6回で被安打4に四死球4の2失点で勝ち投手となっています。スピードガンが盛り過ぎだったのはヤクルトが守備の時も同じで館山選手の球速も常時150キロ近くが連発していて、しかし見た感じそこまで速いとも感じませんでして、おそらく140キロ前後が最速だったのではと見ています。

 こちらも石田選手と同様でコントロールに苦しむ所があったものの、それでベイスターズ打線に的を絞らせないという副産物を産んだのかもしれません。

 あの130キロくらいと見られる落ちるボールは相変わらず健在でベイスターズのバッターもだいぶ惑わされている感じはありましたが、それ以外のコントロールの方が今日はパッとせずに、そのウイニングショットにまで持ち込むのに苦労したピッチングだったと思います。

 

 

 次に打線について。

 

 ベイスターズは1軍復帰が待ち望まれる梶谷選手が3番ライトで出場してチーム唯一の打点となるライト前への2点タイムリーを打ちました。故障箇所を気にすること無くフルスイング出来ているようです。

 守備の方で故障箇所の回復具合を見定められるようなシーンはありませんでしたが、打球の追い方などで特にブランクを感じさせるような事はありませんでした。

 今のベイスターズ1軍のライトはルーキーの神里選手が定着してしまって焦りが募るかもしれませんが、ファームでしっかり結果を残して誰もが納得する形での1軍スタメン復帰を望みたい所です。

 

 ひとつ余談ですが、今日は梶谷選手の事を「タカユキー!」と呼んで応援するファンの姿が非常に多く目に付きました。

 もう数年前から薄々感づいてはいましたが、1軍に定着してからの梶谷選手は「タカユキ」と呼ばれているんですね。梶谷選手というのは中畑監督が就任するまでほとんどファームにいて、その頃は誰も彼のことを「タカユキ」などとは呼んでいなかったような気がしますので、非常に新鮮に感じました。ナウでヤングなベイファンジェネレーションという感じでしょうか。都会に出ていった同級生が垢抜けて帰ってきた的な寂しさがありましたね。

 ちなみに今日の梶谷選手の打席で「しまねー!」と声援を送るファンは誰一人としていなかった事を付け加えておきます。

 

 

 山下幸輝選手が6番サードでスタメン出場し3打数1安打でした。その1安打はタイミングを外されながらも、なんとか右手一本でバットでレフト前に押し込んでいくような、技アリの一打でした。往年の篠塚和典さんを彷彿とさせる匠の技だと、以前にも彼のバッティング技術を評した記憶があります。

 目下の所、ベイスターズの1軍に彼の居場所はありません。昨年は出場機会を得るために外野を守る場面もありましたが、それでも1軍でコンスタントに打席をもらうまでには至りません。

 ですが、彼のバッティング技術は、それこそ1軍でコンスタントに出場機会を得られさえすればおいおい首位打者を取れるんじゃないかと、そういうものを感じています。それこそ、今から4年くらい前にこのブログで宮崎選手を猛プッシュしていた時と似たような感情を持っています。

 チームが強くなって選手層が厚くなってきたからこそのジレンマだと言えるでしょうが、なんとか彼のバッティング技術が日の目を見る時が来ないものかと、非常に惜しい気持ちを今日は特に強く感じました。

 

 

 ヤクルトではゴールデンルーキーの村上選手が5打席立って3つのフォアボールとなかなか勝負してもらえず、2打数の1安打に終わりました。

 特に石田選手との対戦ではどちらが高卒ルーキーなのかわからないという位の圧倒的な存在感で石田選手を威圧し、いずれもカウントノースリーという状況を作りました。打たせてもらえた2打席はいずれもレフト方向への打球で、本当に軽く振ったようなスイングでレフトフェンス直撃の2ベースとなりました。

 今年のイースタンは日ハムの清宮選手やロッテの安田選手など高卒ルーキーの強打者が居並んでいるわけですが、ここまで見てきた中で言えば村上選手が圧倒的にリードしているように見えます。近年の近いケースだと西武の森友哉選手が高卒ルーキーで1年目から1軍で結果を残していますが、その森選手よりも格上なのではと思います。

 僕は去年のドラフト会議でくじ引きになるまで彼の名前を知らなかったのですが、さすが3球団から指名されるだけの逸材であると唸らされました。ヤクルトはとんでもない大物を獲得したぞと、声を大にして申し上げたいと思います。

 

 とにかく今申し上げたいのは、ヤクルトファンの誰でもいいから、村上宗隆選手のウィキペディアのページを作ってあげて下さいという事に尽きます。ドライチなのにウィキペディアのページがないなんて寂しすぎますから。

 

 

 次にリリーフについて。

 

 ベイスターズは、6回から武藤選手、7回から田中健二朗選手がそれぞれ1イニングづつ、8回と9回の2イニングを平田選手という継投です。

 

 その中で平田選手について触れますが、先日の1軍の巨人戦でまさかの先発5回無失点をやってのけたあの平田選手が、1イニングは完璧に抑えるも、2イニング目になると数年前の平田選手に逆戻りしたかのようなフォアボール連発、そして味方の守乱による2失点となりました。

 井納選手にも言えることですが、先発で結果を残す人はロングリリーフでも大丈夫だろうと思いきや、回跨ぎした2イニング目で調子を狂わせてしまって、先発とは似て非なるものなのだなと感じました。

 1イニング目は先日の先発した時と同様のゆったりとしたフォームからビュッと投げて、相手打者が思わず初球から手を出してしまうという好循環を作りました。先発した時に球数が少なく済んだのもそのあたりが要因だと思いますが、今日の回跨ぎの2イニング目は若干力んでいるように見えなくもなく、それがコントロールに狂いを生じさせたという感じではないでしょうか。そのあたりは気持ちの問題ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 今日の1軍の試合でロングリリーフで結果を残した三嶋選手もリリーフに転向した当初はそんな感じでしたので、安易に先発ピッチャーだったからロングリリーフでも大丈夫だとは決めつけずに、慎重にステップを踏んで欲しいと思いました。

 

 

 ヤクルトは7回裏の投球前に急遽降板した館山選手に変わって左腕の中澤選手が8回2アウトまで投げ、2アウトで白崎選手が代打で出てきた所から右腕の山本選手にスイッチし、そのまま山本選手が最後まで投げました。

 

 中澤選手は急な登板だったにも関わらず慌てる様子もなく、ランナーを1人も出さないピッチングで決めました。元々1軍でもそれなりに投げている選手ではありますが、対戦したベイスターズの打者も荒波選手や石川選手などの1軍レギュラー経験者だったのに、ずいぶんあっけなく終わってしまいました。

 球速は覚えていないのですが、コントロールがストレート変化球ともに非常に良く、横の変化球の出し入れがうまいなぁと思いました。この調子なら一軍も近いのではないでしょうか。

 

 

                ■

 

 というわけで大行列を作って応援したベイスターズファンの奮闘もむなしく、ベイスターズは敗れました。今日は両チームともベテラン勢の出番が非常に多かったわけですが、ベテランの悲哀を見せつけられる、シュールな一日だったと言えるでしょうか。

 

 明日も今日と同じくヤクルト戦が横須賀スタジアムのデーゲームで行われます。1軍はナイターですので、それまで横須賀スタジアムに駆けつけて応援してみるのも良いのではないでしょうか。

 

 

ヤクルト6-2横浜DeNA

勝:館山

敗:武藤

S:山本

観客数:試合後の発表がなかったので僕の推定で1700~1800人ほど

 

 

 

以上

 

 

 

 

 

2018年4月7日 千葉ロッテvs横浜DeNA (横須賀) の感想

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 本日は寒風吹きすさぶ神奈川県横須賀市まで、イースタンリーグの本拠地初試合を見に行ってまいりました。

 厳密に言えばベイスターズ球場(練習場)と平塚球場の試合が既に数試合行われておりますからホームの初試合ではないのですが、予定されていた横須賀スタジアム開催が雨で流れ、開幕から半月以上が経ってようやくこぎつけることが出来た、という経緯です。

 それで今日はDeNA球団肝いりのイベントなども行われたわけですが、さすがにここまで間が空いてしまっただけに、いつもの本拠地開幕戦と比べるといまいち盛り上がりに欠ける、そんな試合だったと思います。

 

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 本日のスタメンはご覧の通り。ベイスターズはルーキーで基本的にはリリーフ型の寺田選手、ロッテの先発もルーキーの渡邉選手という顔ぶれです。

 ベイスターズは先発陣の故障が相次いでいる影響でファームの先発ローテが不足しており、そのため今日の寺田選手は先発で登板したものの2イニングで降板し、その後もリリーフピッチャーが1~2イニングづつ繋いでいくという形になりました。

 

 それと、今日の横須賀スタジアムはスピードガンさんの調子が非常に悪かったようで、試合開始から2回裏くらいまで冷温停止状態が続き、その後は表示が出たり出なかったりで、出ても80キロのような首を傾げざるを得ない異常値が結構多かったものですから、途中から視線を追うのを諦めました。ご承知おき願います。

 

 それではベイスターズ先発の寺田選手についてですが、初回先頭の加藤選手にいきなりデッドボールを当ててしまってヒヤリとさせられたものの、その後は至って順調に2イニング無失点で切り抜けました。

 球速表示がないので感覚的なものに過ぎませんが、今日はとにかく風が強くてしょっちゅう砂嵐が吹き荒れている状況だったのを考慮したのか、控え目な球速で投げていたように見えました。速い球でも恐らくは140キロ前後でしょうか。

 球速が抑えめで奪三振も1つのみでしたので見栄えはしませんでしたが、この強風にもめげず、右バッターにも左バッターにもコントロールをそこそこ整えて投げられましたので評価できるのではないでしょうか。

 今日のピッチングをそのまま1軍でやるとすぐに捕まりそうな気もしますのでなんとも言えませんが、グラウンドコンディションの良い状態で球速を上げてどこまでコントロールを維持できるか、今後も見ていきたいと思います。

 

 

 ロッテ先発の渡邉選手は立ち上がりに多少コントロールに苦しむ様子が見られ、初回こそ三者凡退で終わったものの、2回にフォアボールでランナーを出して置きに行ったボールを痛打され2失点しました。

 ただ、甘いボールを打たれたと感じたのは山下幸輝選手と網谷選手に対する1本づつで、白崎選手に打たれたタイムリーはタイミングを外せたもののうまく拾われてセンター前へゴロで抜けたという感じで、そこまで内容が悪かったわけでは無いと思います。

 3回以降は完全に立ち直りコントロールも安定して3者凡退を3イニング続けた所で降板となりましたので、トータルで5回2失点。多少球数を要しましたが、試合中に悪い部分を修正する器用さを見せられたと好評価できるのではないでしょうか。

 

 

 次に打線について。

 

 2回に3連打で2点を奪いましたが、それ以降は試合終了まで荒波選手の内野安打1本しか出ず、1軍と同様に多少寂しい感じがしました。

 

 

 高卒2年目で今年から登録名を「大河」と変更した松尾大河選手ですが、ひと冬越して守備が非常に良くなってきたと感心しました。

 今日は三遊間にも二遊間にも厳しい打球が何本も飛んできましたが、打球判断が非常に良く、遠い所までグラブが届くようになりました。そしてただグラブが届くだけでなくキャッチングが正確無比で取りこぼしが無く、取ってから投げるまでの動作も去年とは見違えるほど速くなりました。

 更に、去年はあまり肩が強いとは思わなかったのですが、今日は苦しい体勢から強い送球で足の速い大木選手の普通なら内野安打になるような打球をアウトに仕留めるナイスプレーも見られました。

 守備にも持って生まれた才能というのがあるらしいですが、野球のあらゆる要素の中で言えば守備ほど努力で補える、上積みの出来るものは無いと僕は考えています。

 ですから、たった1年で守備力をここまで上げてきた松尾選手の、外からは見えないたゆまぬ努力のようなものを、今日はたっぷり実感させてもらいました。

 この調子で人一倍努力して、1軍初出場を掴んで貰いたいと思います。

 

 

 もうひとり、7回に代打で出場した山本武白志選手についても触れておかなければなりません。

 今日の打席はタイミングを取るのにかなり苦しんでいたものの、なんとか粘って、そしてレフトの和田選手がフェンスに背中を付けてようやく捕球できるような、大きなレフトフライを打ちました。

 多少バットの先だったかな?と思ったのと、あとは少し打球の角度が低かったのもあって外野フライに終わりましたが、本当にごく僅かな出場機会しか与えられない中で、よくここまで打席で自分の持ち味を発揮できていると感心しました。

 

 武白志選手は入団当初から非常に立派な体格をしていましたが、去年と比べてまたさらに一回り身体が大きくなったと感じました。身長というよりかは身体の厚みと言いましょうか、間違ってもデブではない、それこそゲゲゲの鬼太郎に出てくるヌリカベのような威風堂々とした体格になりました。相当ウエイトトレーニングを積んだのではないでしょうか。

 今季に入って唯一スタメン出場した試合で4打数2安打をマークしていますし、育成3年目で後がないというのもありますが、もうちょっと公式戦の出場機会を与えてあげられないものでしょうか。

 あの無駄のないバッティングフォームに、代打で出てきてもそれなりに勝負をできる適応力などを見ても、フューチャーズ戦やアマとの交流戦だけでなく記録の残る公式戦に起用するだけの価値は絶対にあると思うだけに、こうしてたまにしか出場させてもらえないのが、見ていて悔しくて仕方ありません。

 

 

 ロッテは新外国人選手のドミンゲス選手がスタメンで出場して4打席3三振に1四球と全く奮いませんでした。緩めの変化球と外に逃げる変化球が苦手そうだと感じました。

 

 ロッテといえば去年伊東勤監督が長距離バッターを熱望しているのに、どう見ても中距離バッターのサントス選手をシーズン途中に獲得して物議を醸した事が記憶に新しいですが、どうも、今年もチグハグというか、そもそもちゃんと外国人選手のスカウティングをやっているのか、甚だ疑問だと、今日のドミンゲス選手を見て改めて感じました。

 

 ロッテはもう1人、昨年BCリーグの富山サンダーバーズでプレーしたペゲロ選手を獲得していて、去年BCリーグで見た時に素質みたいなものを感じていたので獲得したのはそれはそれで良いと思うのですが、その後の様子を見ていると、どうも選手のサポートが行き渡っていないような感じも受けています。

 

 毎年のように1年限りの外国人バッターを取ってはリリースして取ってはリリースしての繰り返しをしていますので、もうちょっと根本的な対策を考えなければならないのではと、そのように感じました。

 

 

 次にリリーフについて。

 

 先述した通りベイスターズは先発からリリーフピッチャータイプの寺田選手が2イニング投げて降板し、そこから藤岡選手、田中健二朗選手、加賀選手、野川選手、田村選手が1イニングづつ投げ、最後に須田選手が8回9回の2イニングを投げました。

 

 その中で育成3年目の田村選手について触れますが、昨年まではファームの先発ローテの一角として投げていたのが、今日はリリーフでの登板となりました。ベイスターズの先発陣は見ての通りの充実ぶりでこのままでは支配下登録の芽がないという事でリリーフに転向したのでしょうか。そんな気がします。

 それで今日はスピードガンが動いた時で最速が141キロと、去年先発で投げていた時とだいたい同じくらいか少し抑えめの球速で、フォアボールを1つ出したものの、無難に無失点で切り抜けました。

 投球フォームの腕の振りが去年と比べていくらか力感が増したというか、短いイニングを投げればいいという安心感から思いっきり投げているような感じがして、球速はともかく、フォームはリリーフ向きになったという印象を受けました。

 元々コントロールはそれなりのものがある選手ですから、リリーフで連投しても球速を高水準で維持出来るようにして、支配下登録を目指して欲しいと思います。

 

 

 ロッテのリリーフは6回関谷選手、7回阿部選手、8回高野選手がそれぞれ1イニングづつ投げました。

 

 6回に登板した関谷選手は昨年まで1軍で先発をやっていたピッチャーですが、今年はどうしてこの場所にいるのでしょうか。スピードガンがはっきりしないので球速はわかりませんが、特にどこか故障明けという雰囲気でもありませんでしたし、3アウトを3つともフライで仕留めているのは、バッターが感じている以上にボールに勢いがあるからバットの上っ面で叩いてしまうのでは?という意味で、ボールにも力があったのではないでしょうか。

 リリーフ転向なのか、それとも何か別の事情でもあるのかわかりませんが、調子は悪くなさそうだと思いました。

 

 

                ■

 

 

 野球以外の事で一つ気になる事がありました。

 

 今年の横須賀スタジアムは販売する酒類のバリエーションが豊富になったのは良いのですが、どう見ても小学校低学年~中学年の子供が大人のお使いでビールを購入しているのを何度か目にしまして、コンプライアンス上も非常に不味い事ですから、一刻も早く未成年への販売禁止を徹底するべきだと、申し上げたいと思います。

 

 僕が子供の頃は大人からお使いを頼まれて酒屋さんにビールを買いに行くのが当たり前でしたけれども、今ではしっかり法律を厳守しましょうという事で、仮にお使いであったとしても認められないというのがスタンダードです。

 

 ですが、いささか球場ではそのあたりの管理が甘くなっているようです。それは全く問題の有る事ですから、DeNA球団におかれましては、早速明日から関係業者も含めて申し渡しを行って頂きたいと思います。

 

 

 それにしても今日は寒い一日でした。横須賀スタジアムは海に近いので天気予報で言われる気温より多少寒くなる傾向はあるのですが、それに加えて今日は激しい強風のおかげで、あまりの寒さに耐えきれずに途中で球場を後にしてしまうお客さんも少なくありませんでした。

 

 明日8日は天気予報の最高気温が今日よりさらに低くなっておりますので、横須賀スタジアムに行かれる皆様は、ぜひ真冬の服装でお出かけなさいますよう、僭越ながらアドバイスさせて頂きたいと思います。

 

 

千葉ロッテ1-2横浜DeNA

勝:須田

敗:渡邉

観客数:1302名

 

 

以上