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ベイスターズを二軍中心に見守るブログ 本店

毎年20~30試合ほどベイスターズ二軍の試合に足を運ぶ我慢強い男のブログ。野球関連の問題提起や将来へ向けた改革提案等も

若くして引退していく選手を見ていると、ああでもないこうでもないと考えてしまう

 

 オリックスを戦力外になった大田阿斗里選手が引退して警視庁の試験を受けていたというニュースを見まして、色々と思う所があります。

 

www.nikkansports.com

 

 若くして引退していく選手の多くは、本当はプロ野球選手を続けたいが、戦力外になってしまって働く場所が得られないから、不本意ながらユニフォームを脱ぐ決断をするというパターンではないでしょうか。

 阿斗里選手もオリックスを戦力外になった後にトライアウトに参加していますので、本音としては野球を続けたかったのではないでしょうか。

 

 しかしながら、奥様もお子さんもいる中で、不安定な立場でいる事は許されないという責任感もあって、警視庁の門を叩いたという流れではないかと想像できます。

 

 

 プロ野球は実力社会だから、雇ってもらえないのならば仕方がありません。そんな事は百も承知ですが、それでもなお、なんとかならなかっただろうかと、悔しい気持ちが、僕にはあります。

 

 阿斗里選手は通算9年のプロ生活で69試合に登板していますから、実力が足らずに箸にも棒にもかからなかったという選手ではありませんでした。

 高卒1年目から1軍デビューしていますし、2013年には1年で38試合も登板していますから、それなりに実力のある選手であった事に違いはありません。だからこそ、27歳という若さでユニフォームを脱がざるを得なくなった事が、悔しくてならないのです。

 

 ベイスターズファンの立場でこのような事を申し上げるのはいささか心苦しいですが、入ったチームがもう少ししっかりしていたならば、戦力外の当落線上をウロウロするようなプロ生活にはならなかったのではと、まるで自分や親族の事のように、あれこれと考えてしまうのです。

 

 きっとね、入ったチームいかんで山口俊選手と肩を並べられる位の存在になっていたのではないかと、今更ながら僕は思っています。

 

 それも含めての自己責任ですから、なんでもかんでもチームに当たり散らすわけにもいきませんけれども、チームだってしっかり育てて戦力になってもらった方が良いに決まっているのですから、「毎年のことだから」と気安く流さずに、1人1人の行く末をしっかりと見届けて、今後のチーム運営の糧にしてくれなければ困ると、僕は思いますよ。

 

 

 阿斗里選手がプロ野球界から離れてしまうのは悔しくて仕方がありません。湘南シーレックスの時から、本当に将来が楽しみな、ファンに夢を見せてくれる素晴らしい選手でした。

 9年間のプロ生活を誇りに持ち、必ずや第二の人生を良きものにして欲しいと思います。

 

                ■

 

 

 昨年限りでベイスターズを戦力外になった渡邊雄貴選手が昨秋のうちに引退を表明していたと、最近ようやく知りました。フェイスブックで表明していたようで、僕はフェイスブックをほとんど活用していなかったので、それで知るのが遅れました。

 ツイッターのアカウントを削除していましたからなんとなく想像はしていましたが、ハッキリと真相がわかった今、非常に悔しい思いがこみ上げています。

 

 皆様もよく覚えておられると思いますが、ちょうど一年前の渡邊雄貴選手はフェニックスリーグの活躍が評判を呼び、一躍若手のホープと目される存在になっていました。

 それがたった1年で戦力外になって引退を表明することになるとは、本当に呆気ないものです。

 

 2016年春の練習試合やオープン戦ではかなり長い期間1軍に帯同させてもらって出場機会もまずまず与えられていた方でしたが、その様子を見ながら、僕はとても嫌な予感がしたのを覚えています。

 守備や走塁については特に可もなく不可もなくでしたが、バッティングは目先の結果を求めて当てに行くようになり、完全に自分を見失っているように思われました。

 

 それは2軍に降格してからも尾を引きずり続け、やがてファームの公式戦でも青柳選手やロマック選手に出場機会を奪われてアピールする機会をなかなか持てないまま、ズルズルと夏まで進んでしまいました。

 

 あくまで離れた外から見ていた印象に過ぎませんが、相当焦っていたんだと思います。

 1年目から3年目くらいまでは出場機会をふんだんに貰っていたので一度失敗しても取り返しがつくという心の余裕があったのが、2016年は控えで、試合途中からせいぜい1打席貰えるかどうかという立場に追いやられて、取り返す機会が無いから目先の結果を焦る、悪循環に陥ったのではないかと思います。

 

 

 同期入団の桑原将志選手は今でこそ1軍のレギュラー選手としてかけがえのない立場に成長しましたが、入団1年目の頃は渡邊雄貴選手のほうが打率が良く、ショートという難しいポジションで悪戦苦闘しながらも将来性を感じさせてくれたのです。 

 それが今、こうしてハッキリと明暗を分けてしまった理由はなんだかったと言えば、自分に対する厳しさ、精神力、そんな所だったと思います。

 

 渡邊雄貴選手のほうが身体能力がずば抜けていましたけれども、ウサギとカメになってしまいました。

 もちろん渡邊雄貴選手が努力していなかったわけではありません。1年目はまだ高校を出たばかりらしいほっそりとした身体つきだったのが、一冬越して身体が一回り大きくなってガッシリとしたプロ野球選手らしい身体つきに生まれ変わったのを見た時は、彼の本気を感じ、嬉しく思ったものです。

 フェニックスリーグの時の喫煙問題で中畑監督をはじめ首脳陣にきつく叱られて、それでようやく気持ちを入れ替えたのだと、改めて将来を楽しみに感じたのを、昨日のことのように覚えています。

 

 

 2016年は悔しいことばかりだったと思いますが、ただ、夏場くらいから何かを掴んだように僕には見えました。

 7月の横須賀スタジアムの試合で放ったホームランも無駄な力の抜けた見事なものでしたし、イースタン最終戦の西武第二の試合でもホームランを打ったと聞いています。長い長いスランプを脱し、ようやく何かを掴みかけたように、僕には見えました。

 

 

 渡邊雄貴選手は引退を表明しました。

 

 が、彼の人生はまだまだ長いわけですし、長い人生の中で考えが変わることも少なからずあるだろうと思います。

 

 折しも、同期入団の古村選手が一度引退して打撃投手をやっていたのが、現役復帰して四国アイランドリーグでプレーするようになりました。

 渡邊雄貴選手の年代は育成選手と飛雄馬選手以外は全員高卒入団ですから同い年が多いわけですが、そのうちドラ一の北方悠誠選手も古村選手と同じく四国アイランドリーグで、伊藤拓郎選手はBCリーグの群馬でプレーを続けています。トラヴィス選手も自主トレを続けているようなので、今年もどこかでプレーを続けるのでしょう。

 

 だからというわけではありませんが、一度表明してしまった引退の二文字を、今から引っ込めてどこかしらでプレーを続けても、僕は全く問題なく、素晴らしい決断だと、そう思います。

 

 単なる一ファンとして離れた場所から見ていたに過ぎませんが、僕には、まだまだ悔いややり残した気持ちがあるように思えてならないのです。

 

 一度環境を変えて、改めて自分を見つめ直せば、秘めたる実力を今度こそ発揮できるのではと、僕はそう思っています。

 

 

 渡邊雄貴選手は右の梶谷隆幸であります。しかも梶谷選手と違って故障が少なく、そしてまだ若いのです。

 だからこそ、気持ちを入れ替えて本気で野球に取り組みさえすれば、どんな球団からも欲しがられる5ツールプレイヤーになれると、僕は今でも思っています。

 

 若いというのは素晴らしいものでね、まだまだ何度でも失敗が出来るのです。成功は失敗のもっとずっと先にしか無いものだから、若さを活かして、もっと貪欲に、北方選手や伊藤選手や古村選手の後を追いかけてもらえないだろうかと、僕は思っています。

 

 

 とにかくこのままユニフォームを脱がせるのは惜しい、惜し過ぎる、それが渡邊雄貴選手だと、僕は強調しておきたいと思います。

 

 

                 ■

 

  

 プロ野球の世界には毎年のように百人を越す新しい選手が入ってきて、そして百人を越す選手がこの世界を後にしていきます。

 

 だから毎年僕は、後にする選手1人1人を思いながら、まだやれたのではないだろうか、とか、チームの育成方針が間違えていたのではないだろうかと、あれこれ考えてしまいます。

 百人を越す選手の中にも少なくない人が、僕と似た考えを持って、黒い雲のようなものを脳裏に浮かべているのではないかと思います。

 

 仕方がないと言ってしまえばそれまでですが、果たしてそれで良いのか。

 

 僕はこれからもこの気持ちを忘れないようにしたいと、そのように考えています。

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

2年目のジンクス(新型)

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 野球界で昔から言われている格言の1つに「2年目のジンクス」というものがあります。

 

 通常これは、1年目に大活躍したルーキーが2年目に思ったような活躍ができなかった時に言われる言葉ですが、僕は最近、ちょっと違った意味で2年目のジンクスを感じるようになりました。

 

 何が違うのかと言いますと、1軍2軍レベルは別にして、高卒1年目にそこそこ見どころのあった選手が2年目に大して成長していなかったり、むしろ悪くなってしまうような、ある意味クラスダウンしたような、そういう意味で感じ始めているという事です。

 

               ■

 

 僕はベイスターズファンですからベイスターズの選手で事例を示しますが、まず最初にご紹介するのは桑原将志選手です。

 

www.plus-blog.sportsnavi.com

 これは数年前に書いた僕のブログエントリーで、この中でも桑原選手の2年目について触れています。1年目が非常に良かったのに、2年目にあまり成長が見られなかった、あのガッカリした時の感想も僕なりに書きました。

 

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 上の表は桑原選手のイースタンの公式記録ですが、1年目から2年目にかけて打率こそ順調に伸びているものの、持ち前の俊足をアピールするための盗塁は前年比ダウン、その他の数字も伸び悩んでいます。

 3年目は1軍昇格を果たしたぶんファームの出場試合数が減りましたが、それでも前年比で大幅に数字を伸ばしている事からも、2年目の伸び悩みがどれほどのものだったか、ハッキリ見て取れるのではないでしょうか。

 

 

 

 桑原選手以上に、もっとハッキリと数字に現れているのが筒香選手です。

 

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 筒香選手は1年目のイースタンの全日程が終了した後、3試合だけ1軍の試合に出場しました。2年目は故障で休んだ時期もありつつ、1軍の試合にもそこそこ出つつ、という具合でしたのでイースタンの出場試合数はだいぶ少なくなりましたが、それにしても打率の下がり方が尋常ではありませんでした。

 

 この筒香選手の2年目のジンクスについては、周囲の環境の変化による影響も少なからずあったと見られます。

 

 1年目は当時の加地球団社長号令のもと「700日計画」なるものが発動し、ほぼ筒香選手のためといっていいタイミングで鈴木尚典さんがファームの打撃コーチに就任したり、田代富雄さんがファームの監督として見守ったりして英才教育が施された1年でした。

 

 それが2年目に入る前のシーズンオフで鈴木尚典さんはコーチを外され、田代さんも監督をクビになってしまいました。

 それに加えて春のキャンプのシート打撃中にデッドボールを受けて骨折してしまった影響も、かなり大きかったのではと思われます。

 

 そんなこんなで、僕が提唱する新型2年目のジンクスにどっぷりとはまり込んでしまった、当時の筒香選手でありました。

 

 

               ■

 

 筒香選手にしても桑原選手にしても紆余曲折を経て今は1軍でレギュラー級の立場になりましたから、この2人については良い経験になったと言えると思いますが、残念ながらこれが終わりの始まりになってしまった選手もおりました。

 

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 筒香選手と同期入団で筒香選手よりも先に1軍デビューを飾った眞下選手です。最近ファンになられたばかりの方にはピンと来ない人もいらっしゃるかもしれませんが、言うならば現在の砂田選手か、それ以上に期待の高かった左腕ピッチャーでした。

 ですが、2年目に監督直々にフォーム修正を指示されてから調子を狂わせて、結局は数年後に戦力外通告を受けるまでになってしまいました。

 

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 ものすごく悔やまれる事例としては、桑原選手と同期入団の伊藤拓郎選手に触れない訳にはいきません。元々故障持ちを承知の上で支配下ドラフトで獲得し、状態が良くなったと見てイースタンで4試合投げただけですぐに1軍昇格という、大変なスピード出世を遂げた伊藤選手でしたが、今になって振り返れば、この時に急ぎ過ぎた事がかえって仇になったと思えてなりません。

 伊藤選手は戦力外になった後もBCリーグで元気にプレーを続けていますので、フロントや首脳陣が投げる時も戦力外にする時もあんなに拙速にならなければと、僕は今でも考えています。

 

               ■

 

 2016年のベイスターズには飯塚選手、百瀬選手、亀井選手と3名の高卒2年目の選手が在籍していたわけですが、僕の感想としては、3人とも伸び悩んだ、ガッカリした1年だったという風に見ています。

 

 で、問題なのは、この3人が2016年をどのように振り返り、どのように考えてこのオフを過ごしているのだろうか?という事と、あとは2016年に高卒ルーキーとしてプレーした綾部選手、青柳選手、網谷選手、山本選手の4人が、3人のしくじり先生達の振る舞いを見て、反面教師にして欲しい、という事でしょうか。

 

 高卒2年目3年目の選手に1軍の戦力になって欲しいだなどと欲張りな要求をするつもりは毛頭なく、まずはしっかりと食事を取って、ハードなウエイトトレーニングに取り組んで、身体を一回りも二回りも大きくする位の事は、必ずやっておいて欲しいと思います。

 

 プロ野球選手は身体が資本なのですから、少なくともそれくらいの努力は高卒1年目のオフくらいにはしっかり習慣づけておいてもらわなければ困るのであります。

 

 また、きちんと体作りをしておけばキャンプでハードな練習に取り組めるし、ハードな練習に取り組みながらも、なおかつ頭を使う余裕も生まれることでしょう。それが数年後の自分に跳ね返ってくるのだと、全員で理解しておいてもらいたいです。

 

 とにかく最近のベイスターズは高卒選手が特に育っていないという危機感があります。これ以上しくじり先生を量産しないでおいてもらいたいものであります。

 

 

以上

 

 

 

俺の時代!      のためにはリリーフを整備しなくてはいけないよね。

 

 皆様あけましておめでとうございます。僕にお年玉をあげたい方におかれましては現在も引き続き募集を行っておりますので、一口1万円から奮ってお振込下さいますようお願い申し上げます。

 

 それはさておき、ついに待ちに待った人的補償選手の発表が行われました。

 

www.baystars.co.jp

 ワタクシが先日書いたブログの中でも平良選手を推奨する1人としておりましたので、日頃からピッチャーを見る目がない事に関して自信がある僕としましては、いささか不安が拭えない、そんな矛盾を内包しつつ今日を迎えました。

 

 チームとしては平良選手を先発ピッチャーとして考えているようですが、平良選手自身はつい最近まで行っていたプエルトリコウインターリーグでリリーフをやっていたのだそうですから、その時々の状況でどうにかなる、そんな感じではないかとも思われます。

 

 これで山口選手の抜けた穴が埋まるとは微塵も思いませんが、人的補償の選択に関して言えば、僕にとっては満足度が高いです。

 

 

                ■

 

 上の方でも少しにじませましたが、僕は出来れば平良選手にリリーフをやってもらえると助かるなぁ、と思っています。

 

 というのも、現状のベイスターズのリリーフ陣が不充分だと思っているからです。

 

 2016年のチーム別リリーフ防御率は1位が中日で3.04、2位が広島で3.06、3位が阪神で3.29、4位が巨人で3.63、5位がDeNAの3.76,6位ヤクルト4.34となっていて、ここがベイスターズのウィークポイントであるのは明らかです。

 1点差を争うようなシビアな試合でこの差が効いてくるでしょうし、拮抗した試合を落とせば後々に尾を引くような精神的なイメージも大きいでしょうから、ここは是が非でも強化しておきたいと、僕は思っています。

 

 というわけで平良選手には、出来ればリリーフをやってもらいたいと思っています。

 

                ■

 

 リリーフを強化したい!という文脈で続きを書きますが、2016年は先発ピッチャーとして頑張っていた国吉選手に、2017年は心機一転リリーフで再挑戦してもらいたい、と思っています。

 

 国吉選手がどういう選手だったか、もはや記憶に残っていない人もいるかもしれませんが、2015年に28試合投げて防御率2.43、2014年は49試合投げて防御率3.47でしたから、リリーフとしては充分戦力になっていたと思います。

 2016年は1軍で1試合に先発しただけですから多くのファンにとってあまり良い印象が残っていないと思いますし、2軍中心に見ている僕からしてみても、非常に不安定だったという印象で、このまま先発としてやっていくのは厳しいのでは、と思っています。

 国吉選手は筒香選手と同い年で若いですから、まだしばらくはリリーフとして実績を積んで、もう少し年を取って落ち着いて野球に挑めるようになった頃合いを見計らって再度、先発に挑戦することは可能だと思います。

 

 2016年もファームでは若干リリーフで登板する機会がありまして、その時は本当にイキイキと結果を出していましたので、リリーフなら充分活躍できると思います。2017年はリリーフとして国吉選手の時代を作ってもらいたいと思います。

 

                ■

 

 先月テレビの深夜番組で阿部慎之助選手や涌井秀章選手や角中勝也選手といった球界を代表する選手が模擬的なドラフト会議をやる、という企画をやっているのをたまたま見ていました。

 そこで阿部慎之助選手が砂田選手をリリーフとして指名しておられまして、砂田選手はプロが見て嫌なリリーフピッチャーに名前が挙げられるような、そういう存在になったのだなぁと嬉しく思いました。

 

 砂田選手は先発ピッチャーとしてはややスタミナが足りていない所もありますが、メンタルの強さ、ボールの強さ、そのあたりはチームでも屈指の存在です。

 ただし、まだ骨格の成長が落ち着かないお年頃ですからリリーフのような過酷な環境に置くのは故障の心配が頭をもたげるわけでして、難しいところだなと思います。

 

 ですから、普通のリリーフピッチャーのように連投も厭わないような、どんなイニングどんな場面も厭わないような、そういうハードな起用法は避けつつ、しかしなんとか壊さないように大事にリリーフとして起用してもらいたいと、思っています。

 

 なんなら、抑えピッチャーを務めることだって出来るのではと思います。

 

 そういう方向性で、砂田選手にはリリーフで頑張ってもらいたいと思います。

 

              ■

 

 日本ハムハンカチ王子さんが背番号1番になったそうですが、我が軍の背番号1番といえば熊原選手です。

 

 熊原選手はシーズン途中までリリーフとして登板してなかなか素晴らしい成績を収めていたものの、首脳陣の考えもあって途中から先発に転向しました。しかしシーズン中は思うような結果を残せず、果たして先発ピッチャーとしての適性がいかほどなのか、いまいちハッキリしない状況にあります。

 

 で、僕は思うに、まずはリリーフでもう少し頑張ってもらってはどうでしょうか。

 

 少なくともリリーフでやっている間は通用していましたし、2年か3年リリーフで結果を積み上げてプロとはなんたるかを学び、技術と自信をつけてからでも遅くはないのではないでしょうか。

 

 特異なピッチングフォームですので故障しやすそうな心配がありますから、そこは注意を欠かせませんけれども、わざわざ先発で悪戦苦闘する時期を増やす必要は無いのでは?と思います。

 

 熊原選手の神主投法でベイスターズに神ってる時代をもたらしてもらいたいと思います。

 

 

               ■

 

 アメリカからパットン選手という将軍みたいな名前の新外国人選手を連れて来られまして、来シーズンの抑えは山崎康晃選手固定ではなく、あくまで競争で勝ち取ってもらうのが球団の方針である、という事だそうです。

 

 昨年は「抑えは山崎康晃!」とはなから固定されたチーム構想でしたので、そこに山崎康晃選手の立ち位置みたいなものが見え隠れしております。

 

 やはり、入団初年度から無理をさせ過ぎてしまったのではないかと僕は思います。ここから先、チームが本気で優勝を狙いに行くような状況下で、山崎康晃選手にかかる負担もますますハードになっていくのは間違いありませんから、こうやって「競争」と称して1人あたりの負荷を和らげる方向性に持っていけるのであれば、僕はそれで良いと思います。

 

 せっかくの優秀な選手なのですから、1年でも長く続けてもらうために、今やるべきことを考えていってもらいたいと思います。

 

 

               ■

 

 

 とにもかくにも、今シーズンは本気で優勝を狙えるぞ!と嬉しく思っております。

 

 昨年の春頃にはネガティブ三昧をしていた皆様方に、タイムマシーンに乗って現況をお伝えしたい、そんな気持ちでおります。

 

 

 皆様、今年は昨年よりも美味しいお酒を呑みましょうね!

 

 

 

以上

 

 

 

 

 

2016年は、どういう年だっただろうか

 

 いまだに山口ロスを引きずっております。

 

 ようやく暗黒時代に終わりを告げて、まさにこれからという時期になったと僕は思っていました。そこへきて暗黒ベイスターズを支え続けた三浦選手が引退、山口選手が移籍するとあっては、ベイスターズはもはや全く別物になってしまったという虚無感に苛まれています。

 

 苦しんできた選手たちには報われる日が来て欲しいと願っていましたから、その分無念なのです。

 

 ですが、三浦選手にしても山口選手にしても、自分の意志で来年以降の進路を決められたのですから、それが救いでもあります。

 トレードに出されたり戦力外通告を受けたりして、自分の意志とは無関係にチームを離れなければならなくなった多くの選手たちの事を思えば、自分の意志で進路を決められた分だけ、まだ救いがあります。

 

 そろそろ頭を切り替えなければなりません。

 

 

                ■

 

 

 今シーズンのベイスターズはついに念願のクライマックスシリーズ出場を果たした反面、僕が普段見ているファームチームは、7球団からなるイースタンリーグの5位に終わりました。要するにBクラスに沈んだのであります。

 

 ファームは選手の育成をする場所だから順位は関係ないというのが常套句ですけれども、さはさりながら、過去にファーム日本選手権に出てきたチームの顔ぶれを見れば、それが1軍の強い弱いと大きく関係するのが明らかなのでありまして、ですから僕は、Bクラスに沈んだベイスターズのファームについては不満たらたらなのであります。

 

 

 

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※ 出典 NPBホームページ

 

 チーム防御率は下から数えたほうが早く

 

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※ 出典 NPBホームページ

 

 チーム打率に至っては最下位であります。

 

 

 投手野手ともに際立って「育てた!」と感心できるような選手は出て来ず、来シーズンの1軍のレギュラー陣の地位を脅かすような選手も、ほとんど見えてきていません。

 

 投手では飯塚選手と柿田選手、野手では山下幸輝選手と飛雄馬選手が、思ったよりも活躍できなかった選手として名前を挙げておきたい所です。

 

 特に飯塚選手は春には6月に行われる地元新潟の公式戦で1軍デビューをしようなどと持ち上げるムードもあったくらいでしたが、結局1軍デビューすら叶いませんでした。まだ高卒2年目ですから過度な期待はできませんが、基礎体力など、基本的な所であまり成長が見られなかったように思います。

 

 山下選手も飛雄馬選手も春先は1軍でたっぷりとチャンスをもらいましたが、モノに出来ませんでした。2人とも内野手ですが、来シーズンは田中浩康選手やシリアコ選手が加入し、山崎憲晴選手も帰ってきますし、守備に定評がある柴田選手もチャンスを貰うでしょうから、かなり厳しい立場に置かれるのは間違いありません。今年のようなチャンスは、もうほとんど巡ってこないでしょう。

 

 桑原選手や宮崎選手のように今年ようやく1軍のレギュラーに収まった選手はおりますけれども、今シーズンのファームの選手の中で来シーズンは1軍のレギュラーを脅かせるような所に立っているといえるのは、せいぜい嶺井選手と白根選手くらいのもので、例年と比べると、全体的に伸び悩んでいる感じが目立ちました。

 

 

 ベイスターズファン界隈では、台湾のウインターリーグで活躍した育成ルーキーの網谷選手に関心が高まっているようです。

 彼は春のキャンプで大怪我をしてしまったせいで実戦に入れたのは秋になってからです。同じ高卒ルーキーの青柳選手がイースタンで370打席立たせてもらったのに対し網谷選手はたった46打席という圧倒的な実戦不足でありながら、台湾であれだけの数字を残せたのですから、ファンが夢を見るのも当然であります。

 

 ですが、少々厳しい事を言えば、やはりまだまだ覚えなければならない事がたくさんありますので、すぐに支配下登録されて1軍で華々しい活躍をしてくれる、という所まで進むのには時間がかかると思います。

 1軍のピッチャーはコントロールが良いですし、変化球のキレも大違いです。ですから、期待は期待で引き続き持っておいて頂きたいですが、まるで来シーズンから1軍でレギュラーを奪ってバリバリ働くのを夢見るような、過剰な期待をするのは止めましょう。

 

 

                ■

 

 とにかくベイスターズクライマックスシリーズに進出したという事実は揺るぎないものですから、ここが来シーズンの足場として、まかり間違ってこれより下など無いという危機感を持って、その危機感の源泉たるファームの熾烈な競争環境を整えていって欲しいと、そのように考えております。

 

 

 今シーズンも僕のブログをご愛顧頂きありがとうございました。

来年もまたお会い出来ますよう、お待ち申し上げます。

 

 

以上

 

 

なぜ巨人入りを目指すのか  &  人的補償を僕なりに考える

 

 「巨人はFAで獲った選手をポイ捨てにする」

 

 山口俊選手の巨人入りに関して、このような理由から山口選手の選択を疑問視するファンの声が結構多く見られましたが、果たしてそれは本当なのでしょうか。

 

 かつては、そういう状況が多かったのは否めません。広沢さん、清原さん、石井浩郎さん、野口さん、他にも大勢の人がそういう状況になりましたから、その印象が強いのは当たり前かもしれません。

 

※ スポナビの読者さまからのご指摘で石井浩郎さんはFA入団ではないとの誤りに気付きました。貴重なご指摘ありがとうございました(2016/12/08 23:43)

 

 ですが、最近は必ずしもそうではないのでは?というのが僕の考えです。

 

【投手】大竹(広島)杉内(ソフトバンク) 

【捕手】相川(ヤクルト)

【野手】脇谷(西武)片岡(西武)村田(横浜)   (敬称略)

 

 今シーズン巨人でプレーしたFA入団の選手は上記の通りです。脇谷選手は出戻りなので他の選手と同じ扱いにするのは難しいですが、不振を極めた選手も含めて、なんだかんだフラットに競争させてもらっているのではないでしょうか。

 また、故障に苦しんだ杉内選手は今シーズン一度も一軍で登板できませんでしたが、それでも来シーズンの契約を結んでもらえました。相川選手に至っては本業のキャッチャーで苦しいと見るや、右の代打で起用されるようになりました。

 

 このように、FA選手のポイ捨ては過去のものになりつつあると言えるのではないでしょうか。

 

 それと、巨人は外様選手のセカンドキャリアについても随分サポートが手厚くなってきたという印象を受けます。

 

 かなり前に日本ハムから巨人にトレードで入団した古城茂幸さんは、すっかり生え抜きOBのような雰囲気で日テレG+の巨人の応援番組に出演していますし、昨年FAで獲得したばかりの金城選手も、引退後はコーチとして受け入れています。やはりFAで獲得した藤井秀悟さんは現役時代に一度ベイスターズに移ったものの、引退してからは球団職員として呼び戻しています。

 コーチ転身といえば忘れてならないのが井端弘和さんです。もはや彼が元中日の主力選手だった事さえ記憶の彼方に追いやられようとしているのではないでしょうか。

 

 

 こういう所を見ると、外様も生え抜きもとことん塩対応のベイスターズのほうがよっぽど辛いように思えてなりません。

 森本稀哲さんや渡辺直人選手や中村紀洋さんなどの外様選手も最終年はほとんどノーチャンスで2軍に幽閉されていましたし、多村選手や鶴岡選手といった元々生え抜きで呼び戻した筈の選手も短期でポイ捨てに近い形で他球団に移る事となりました。

 

 コーチ陣の顔ぶれも然りです。コーチはコーチで出身云々より能力で引き立てるべきではあるものの、それにしても出身選手の登用が少ないように思えます。

 

 

 変わりゆく巨人の状況を見ていくと、現役後半から晩年に差し掛かったプロ野球選手が巨人に移りたがるのも、充分理解できるのではないでしょうか。

 引退した後の事まで考えれば、きちんとセカンドキャリアを考えてくれるチームに行きたいと思うのは、特に所帯を持つ選手なら当然のことです。

 

 ですから僕は、近年の巨人の取組は素直に見習うべきだと、そのように考えています。

 

 

               ■

 

 さて、ドライに人的補償について考えたいと思います。

 

 普段イースタンリーグを中心に見ている僕としましては、巨人は宝の山だと感じています。ベイスターズの高田GMはリストを見てからの判断だとコメントされていますが、28人のプロテクト枠から外れる選手の中にも必ずや宝が混じっているだろうと思います。

 

 そこで今回僕は、プロテクトから外れそうだと勝手に想像している選手の中で何人か、僕の推奨リストとして抜粋してみたいと思います。

 

(敬称略)

 

 ざっと思いつく所では、こういう感じになるでしょうか。

 

 人的補償の選び方は2種類あって、1つ目は自チームの戦力アップに必要な選手を選ぶ事です。2つ目は相手のウィークポイントを奪って弱体化させる事です。

 

 この中で實松選手を選んだのは2つ目の、弱体化を主な目的としています。今オフの巨人は加藤健選手を戦力外でリリースしておりますので、若い小林誠司選手のバックアップになるキャッチャーで1軍経験が豊富なのは相川選手と阿部選手という非常に故障の多い大ベテランと、あとは實松選手の計3人が中心になります。あとの選手は1軍経験が殆どありません。

 そうなってくると實松選手の存在が非常に大きくなってきますから、ここを引っこ抜いておきたいというのが僕の狙いです。

 ベイスターズのキャッチャー陣はキャリアの浅い若手ばかりですので實松選手のような経験のある選手が1人加わることの意味も大きいと思います。

 

 今村選手與那原選手平良選手の3人はいずれも先発ローテ候補です。

 

 與那原選手は1軍経験はありませんが、恐らく来年の早い時期に1軍デビューしてくるであろう大器です。

 平良選手はスリークォーター気味のフォームから非常に速いボールを投げますので、リリーフでもかなり活躍できるのではないかと見ています。

 今村選手は伸び悩み傾向ですが、ファームでは非常にのびのびと力強いピッチングを続けています。かといって2軍の帝王タイプでもなく、環境の変化で一気に開花するだけの素養があります。

 

 1人だけ選んだ野手の辻東倫選手は、ベイスターズで言えば倉本選手に近いタイプです。倉本選手ほど守備の巧みさはありませんが、倉本選手よりも長打力があります。普段はショートを守っており、坂本選手が特に絶好調だったので出番が限られましたが、このまま置いておくのが非常にもったいない逸材です。

 まだ1軍実績が少ないため、すぐに1軍でバリバリ数字を残せるとまでは言えませんが、1軍ピッチャーのスピードやキレに対応するのにそこまで長い時間はいらないでしょう。

 

 與那原選手や平良選手は本来なら絶対プロテクトされる高卒入団1~3年目の若手有望株ですが、やはりそういう位置付けにいた奥村展征選手を人的補償でヤクルトに持って行かれた過去があるだけに、このへんが狙い目になるのではないだろうかと考えています。

 

 

 

以上 

筒香選手と山口俊選手の年俸がアンバランス過ぎた問題

 

 山口選手の退団が決まるやいなや、今度はこのニュースが飛び込んできました。

 

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 ベイスターズではかつて、屋鋪要さんや高木豊さんや山崎賢一さん他多数の主力選手を一斉に解雇して、そのオフに巨人から駒田選手を獲得した事がありました。

 この件は世間やファンに対して「駒田獲得資金のための大量解雇」という印象を強く残したものですが、なんとなく、山口選手退団→筒香選手大盤振る舞いの図式と被って見えて仕方がない、そんな風に僕は考えております。

 

 功罪はともかく、タイミングは実にいやらしいと思います。

 

 

 それにしても、ベイスターズは随分と派手な大盤振る舞いをしたものです。

 

 日ハムの中田選手がレギュラーになって6年以上かかって、その間に2度もリーグ優勝しても2億8千万だというのに、かたや筒香選手はレギュラーに戻って3年、今年初めてクライマックスシリーズに出たばかりで、もう3億です。

 DeNAはお金持ちだなぁと感服することしきりであります。そして、いくらなんでも大盤振る舞いのし過ぎだと思います。

 

 そこで、筒香選手と同じく侍ジャパンの4番を争う西武の中村剛也選手、日ハムの中田翔選手の成績と年俸の推移と、筒香選手の推移とを見比べてみたいと思い、簡単な表を作ってみました。

 

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 確かに筒香選手の今シーズンの成績は非の打ち所がありませんでした。欲を言えばクライマックスシリーズのファイナルステージでうんぬんかんぬんと言いたい所ですが、それでもパーフェクトと言っていい仕事ぶりでした。キャプテンの重責を担った点も評価されてしかるべきです。

 

 ただし、では3億円が妥当な査定かと言えば、まだ時期尚早ではないかというのが僕の考えです。

 あえて厳しいことを言えば、NPBの中で圧倒的に狭い横浜スタジアムを本拠地としている優位性を見なければなりません。

 さらに言えば、毎年のように何かしらの故障でチームを離脱したり欠場を余儀なくされている面も見なければなりません。今年も10試合も欠場しているのです。

 

 筒香選手は順調に言ってもFAを取るまでにあと丸4年1軍でプレーする必要があります。それまでの間、この3億円がひとつのベースとなるわけで、今後の年俸がどうなっていくのかという心配があります。

 成績自体は今季の数字が多少前後する程度でも充分ですが、それに加えてチームの順位が上がったり、日本一になったりすれば、さらなる年俸の上積みも必要になるでしょう。その時に他の選手とどうバランスを取っていくのかという問題があります。

 

 

 そこで僕が考える筒香選手の来季の適正年俸は、中村剛也選手の2010年、中田翔選手の2014年あたりを参考にして1億5000万くらいが妥当なのではないでしょうか。そこにキャプテン手当も含めるとしてもトータルで1億8000万くらい、という所ではないかと考えますが、いかがでしょうか。

 

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 退団が決まった山口俊選手の査定は適正だったでしょうか。僕は不充分だったと考えます。FA宣言をした後で出せる数字には規定があるので大きな金額は出せませんが、宣言をする前であれば、上げる分には自由ですし、それより前の査定も再検証する必要があります。

 

 もう退団が決まってしまったので今更後の祭りであるとは重々承知の上で、ここでも他球団の選手と比較してみたいと思います。先発と抑えでそれなりに実績を作った選手という観点で比較します。

 

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 ソフトバンクの摂津選手を含めるべきか悩みましたが、通算1セーブしかないので省略いたしました。セットアッパーとして働かれていたので見える数字が残りにくいんですね。

 

 というわけで上記の比較を踏まえて山口選手の査定の妥当性を再検証するわけですが、2012年に防御率1.74をマークしても年俸が据え置きになった所で相場との乖離が始まり、先発転向で即月間MVPを2度も獲得した2014年の査定でもたった800万円の昇給に留まった点で、山口選手の球団に対する不信感が溜まっていったのではないかと推測されます。

 

 オリックスの平野選手やロッテ涌井選手の成績を見ていただいてもわかるように、ある程度の長いキャリアを積んだピッチャーというのは、そのキャリアの過程で不振や大きな故障で結果が伴わない時期が必ず出てくるものです。

 ですからここで球団が度量を見せなければならないわけですが、ことベイスターズについて言えば、球団も、そしてファンも、このちょっとした不振期間を針小棒大に論ってきた、そういう状況にあります。

 そしてその結果が、他球団の同じクラスの選手と比べて数千万から億くらい安い年俸に繋がっていくわけです。

 

 果たしてこれが妥当な査定といえるのでしょうか。

 

 

 僕は思うに、山口選手の2015年の年俸は1億2000万から1億5000万くらいが妥当だったのではないでしょうか。2014年シーズン途中に先発転向して一挙に2度も月間MVPを取る大車輪の活躍ぶりで、ここでもし山口選手がさらに発奮するような査定をしていれば、2015年の成績も随分違ったものになったのではないかと、悔やまれてなりません。

 また、仮に年俸の多寡が2015年の成績に反映されなかったとしても、多少の減額があっても、まだ球界の相場の範囲内で収まったのではないでしょうか。

 

 そういった積み重ねがあったからこそ、山口選手が退団する道を選んでしまったのではないでしょうか。

 

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 DeNAベイスターズがフロント業務に携わるようになったのは2011年のオフからですが、それから今まででFA宣言をしたのは、村田修一選手、篠原貴行選手(現コーチ)、金城龍彦選手(現巨人コーチ)、そして今回の山口選手の計4人です。

 トータルで4人が宣言をして、宣言残留が篠原さん1人、あとの3人は退団です。

 

 個別の事案ごとに見ていくと、金城さんについては、やむを得ない所もあったかもしれません。

 

 ですが、あとの村田選手と山口選手の両名については、果たして球団は本当の意味で最善を尽くせたのか、僕は疑問に感じています。

 

 TBSベイスターズだった頃から、ずーっと主力が流出し続けては、その穴を埋められないまま、いつもいつも戦力不足だと言われ続けてきたのがベイスターズでした。

 谷繁選手も相川選手も内川選手も、その穴を埋める選手はついぞ現れずじまいでした。

 

 ベイスターズはいつだって穴の空いたバケツであり続けました。

 

 だから僕は反省しなければならないと思うのです。

 

 

 ベイスターズファンの人達はいつもいつも選手のせいにばかりして、その度に悪口を言ったりブーイングをしたりして溜飲を下げていますけれども、そんな事で戦力は埋まらないのだと、いい加減学習をするべきだと思うのです。

 

 今年はたまたまクライマックスシリーズに行けたからいいものの、退団した山口選手が作った貯金6が無ければ、今年のベイスターズも5位か6位止まり、クライマックスシリーズなど遠く及ばなかったのだと、冷静に考えるべきです。

 

 

 他のチームのファンはどうなのか知りませんが、ベイスターズのファンはどうしていつも球団側、背広を着た人達を擁護して、ユニフォームを着ている人達ばかり非難するのでしょうか。

 チームが暗黒時代と言われている間、背広を着た人達の顔ぶれはほとんど変わらず、ほとんど誰も責任を取らないままでした。ユニフォームを着ている人達は短期間でコロコロ入れ替わりを余儀なくされました。

 にも関わらず、ファンの批判の矛先はいつもユニフォームを着ている人達に向かい続けました。

 

 問題意識が間違えているのではないでしょうか。

 

 監督の責任問題の時も、グリエル選手の去就の時も、そして今回の山口選手のFAも、ベイスターズファンの中でかなり多くの人達が、いつも通り選手に批判の矛先を向け続けました。

 

 それではダメなんだと、僕は言いたいのです。

 

 

               ■

 

 過ぎたことは過ぎたことで仕方がありませんが、しかし検証する必要があります。

 

 選手が自分のプレーを検証して次の試合に備えるように、我々ファンもベイスターズが強くなるために、過去は過去とリセットするのではなく、せめて胸にとどめておくくらいの事はしてもらいたいのです。

 

 今年初めてクライマックスシリーズに進出できたことは素直に喜ばしいけれども、しかしベイスターズには引き続き問題が山積みである。

 

 そのように考えています。

 

 

以上

  

評価ってなんだろう

 

 今永選手が新人王争いで大差をつけられて敗れたことに、僕は不満を持っています。

 

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 大差で新人王に選ばれた阪神の高山選手が規定打席に到達して球団の歴代新人記録を打ち立てた事は評価されてしかるべきですが、全部で269票のうち220票を獲得をするほどの圧倒的な数字を残しただろうかという疑問が残ります。

 

 他方で、我らがベイスターズの今永選手は規定投球回にはわずか8イニング届かなかったものの、22試合に先発して防御率2.93、8勝9敗でチームのクライマックスシリーズ進出に大きく貢献いたしました。

 負け数が勝ち数を上回った理由は、この防御率を見れば言わずもがなであります。この防御率規定投球回に達した選手の順位で換算すればリーグ6位に相当する、大変立派な数字であります。

 

 ちなみに、高山選手の打率はリーグ全体で16位、本塁打は27位であり、チームをクライマックスシリーズに導くことも出来ておりません。

 

 ですから、規定投球回にわずかに届かなかった点がマイナス評価となるのを踏まえても、得票数が188も離れた2位という評価は不当に低いと、大いに不満を持つものであります。

 

 なお、新人王の投票を行ったのは新聞記者の皆様方でありますが、彼らはシーズン中に何度となく「今永語録」に助けられたはずではなかったかと記憶しています。

 それでもなお、常識的なコメントしか言わない高山選手を選んだからには、恩知らずの勲章を授与されても仕方がないのではないか、とも考えている所です。

 

               ■

 

 FAで退団することが決まってしまった山口俊選手に対し、ベイスターズ残留交渉の際に提示した条件は3年契約の総額5億円だったと言われております。つまり年俸1.6億円(プラス出来高)の3年契約という事ですが、これがまた実に渋いと言わざるを得ません。

 

 今シーズンの山口選手は開幕前に調整目的で出場したファームの試合で先輩野手のやらかしに巻き込まれる形で怪我をしたのを皮切りに、3回に分けてトータル2ヶ月近く戦線離脱する事となりました。

 しかしこれだけの間チームを離れておきながらも、なんだかんだチームトップ、なおかつチームで唯一の二桁勝利をマークするあたりは、勝ち星を稼げるピッチャーという所をいかんなく見せつけてくれたわけでして、こういう実力あるピッチャーにこれだけの提示しか出来ない古巣チームが愛想を尽かされるのも、わからなくもないと僕は考えております。

 

 だいたい彼はFA権の持ち主なのです。FA権とは一軍登録日数の積み重ねでしか得ることが出来ない権利であり、それだけ長きに渡ってチームの戦力であり続けた何よりの証拠でもあるわけで、かえすがえすも渋いチームだぜと言わざるを得ません。

 

 今シーズンのベイスターズ球団は横浜スタジアムを買収した成果でガンガン儲かっちゃってるぜと、来季は丸一年使えるからもっともっと儲かっちゃうぜと、コレでもかというくらい親会社のIRで吹きまくっている懐事情なのであります。

 

 にも関わらず、山口選手に対してだけは著しく渋いのであります。

 

 これだから、評価っていうのはなんだろうね、と思うのです。

 

 

               ■

 

 今では永遠番長と崇められる三浦大輔さんですが、今から十数年前は給料泥棒呼ばわりされて、結構ディスられていたのが思い出されます。

 ただ不幸中の幸いだったのは、同じように給料泥棒とディスられている選手が他にも鈴木尚典さんや斎藤隆さんや、と他に何人もおりましたから、1人あたりのディスられ圧力はいくらか分散して楽だったかもしれない、という事です。

 

 そんな酸いも甘いも知る三浦さんもチームを去り、山口さんもチームを去ることになりました。

 

 じゃあ、次は誰がターゲットになるのか?という所が重要であります。

 

 目下のところの最有力候補は石川雄洋選手でしょうか。彼の場合は熱心なファンも少なくありませんので一方的にディスられまくるだけの状況にはならないのでは?という見方もありますが、それでもなかなか危険な位置にいるのは間違いありません。

 また、今季はヒジを手術した影響でシーズン中も痛み止めを欠かせなかったと言いますが、この影響が和らいだり完全になくなって、まるで別人のように来シーズン大活躍でもしようものならば、また来年の今頃はFAでどこかへ行ってしまうのではという心配も合わせて出て来るであろうと思います。

 

 石川選手に次いで危ない位置にいるのは、梶谷選手あたりでしょうか。まぁまぁ高い給料をもらっている割に成績が打率.270の15本塁打あたりを前後するシーズンが続いておりますので、とにかく誰かをディスりたくてウズウズしているような人達の矛先となりかねません。

 せめて来シーズンは3割20本くらいマークしてハマのディスられ王の座を回避していただければと存じます。

 

 ダークホースは山崎康晃選手あたりでしょうか。「良い子キャラ」が一度やらかすと、今度はものすごい勢いで叩かれまくるというのが近年の傾向であります。

 小保方さん、ベッキーさん、乙武さんがその後どうなったかを考えますと、山崎康晃選手が来シーズンもしも復活できなかった場合、悲惨な目に遭うのではという心配が無いわけではありません。

 

 

 本当はこんな事にはならない方が良いに決まっているのですが、だいたい12球団を見渡してみると必ず1人くらいはいるものなので、これは小中学校におけるイジメ問題みたいなものなのだろうと、少し諦めの感情を併せ持っております。

 

 

              ■

 

 すくすくとイジメたい盛りに育っておられるファンの皆々様におかれましては、どうか冷静に選手の実力や評価をして、これ以上実力者の流出を起こさないようご協力を願いたいものだと、そのようにお訴えをしたいと思います。

 

 

以上